魔羅児はグイグイと蜜羅の膣の中に潜り込んでいった。
それはまるで、赤子が再び母親の胎内に戻っていく様子にも見えた。
無邪気な一個の生物となった肉棒が膣内を動き回る感覚は欲望のままに突き上げる男のソレとは異なっていた。
「ああっ……私の可愛い魔羅児よ。ワシの中を自由にまさぐるがよい」
蜜羅が身もだえながら魔羅児に語り掛ける。
魔羅児は淫液で満たされた肉の海を自由に泳ぎ回った。
好奇心に任せて首を振り、好奇心旺盛な赤子のように奥へ奥へと潜り込んでいく。
やがて、魔羅児の頭は子宮に頭突きをする。
「んっ…はぁはぁ…どうじゃ?ワラワは体が喜びに震えておるが、そなたも感じておるのか?どうなのじゃ?そなたにも性の快楽けらくというものを感じるのか?」
蜜羅が問いかけても答えは返ってこなかった。
魔羅児はただ蜜羅の陰部の中を自由自在に動き回るだけだった。
子宮に頭を擦り付けては、後ずさりし、再び子宮を求めて奥へ潜る。
ゆっくりと、だが力強く、魔羅児は蜜羅の全身を熱いモノで満たしていく。
「ああっ!!!はぁんっ!!ああーーーーーーーーーーーッ!!!」
蜜羅が悲鳴にも似た声を上げた。
全身が激しく痙攣し、いつの間にか体が空中に浮かぶような感覚に襲われる。
ブシュッ!!ジュプ!ブシュワーーーーーーーーーーーーーッ!!
膣内が熱くマグマのように煮えたぎり、やがてそのマグマは潮として噴出した。
噴水のように噴出した淫液が蜜羅の体を濡らす。
腹に胸に熱い淫液が降り注いだ。
やがて、魔羅児が役目を終えたかのようにズルズルと蜜羅の陰部から抜け出てきた。
チチーッ!!
ヌルヌルと粘液に塗れた魔羅児がネズミのような鳴き声を上げた。
蜜羅は快楽の余韻に浸りながら魔羅児を優しく手に取った。
そして、愛おしそうに頬ずりをする。
魔羅児も甘えるように蜜羅の頬に亀頭を擦り付けた。
蜜羅が魔羅児を掌に乗せ、愛おしそうに見つめる。
沸き起こる気持ちが肉欲なのか、愛玩動物への愛なのか蜜羅自身も分からなかった。
「蜜羅様、いらっしゃいますか?」
侍女が部屋のドアをノックする。
「うむ、入るがよい」
蜜羅がそう言うと1人の侍女が部屋に入ってきた。
皮のレオタードを着たグラマラスな体型の女だ。
艶やかな褐色の肌に美しい顔立ち、長い黒髪、頭には鬼族の象徴である角が二本生えている。
「なんの用じゃ?」
蜜羅が怪訝そうに尋ねた。
「実は蜜羅様にお見せしたいものがございまして」
そう言う侍女は自信ありげな表情だった。
私は姫様を満足させられる物を用意しましたと言いたげな様子だった。
「見せたいものとは?」
「とても面白い物を、ご用意いたしました。きっと蜜羅様もお気に召すかと……」
「自信ありげじゃな。だが、もしつまらぬものだったら、そなたの首をはねるぞ」
蜜羅が冷酷な笑みを浮かべた。
侍女は思わず身震いした。
蜜羅は魔羅児を指で掴んだ。
「これよりも面白い物じゃろうな?」
蜜羅が侍女に尋ねた。
侍女は思わず声を失った。
「まあ、よい。して、それはどこにあるのじゃ?」
「人間牢までおこしくださいませ」
侍女が答えた。
人間牢とは城の中にある、人間界からさらってきた人間たちを入れておく牢獄である。