蜜羅は激流の川に飛び込んだことを少し後悔していた。
予想以上の過酷な現状、さらに、由良を攫った犯人が川の流れの先にいるというのはあまりに安直な判断ではないかと考えたからだ。
しかし、今更どうする事もできず流れに身を任せることにした。
激しい流れは巨大な岩や木も飲み込んでおり、それらがぶつかり蜜羅の体を傷つける。
あまりの激しい水の流れ故に泳ぐことも川を出る事も出来ない。
水の冷たさ、そして水中の怨霊に精気を奪われ蜜羅は気を失う。
◆◇◆◇
そして、目覚めると石河原で寝ころんでいた。
周囲の空気は冷たいが近くで燃える焚火の熱に蜜羅の体は汗ばんでいる。
「おっ、気が付いたみたいだな」
男の声がした。
声のほうを見るとボロ雑巾のような衣服をまとった不気味な男が卑猥な笑みを浮かべている。
男はガリガリに痩せていて、薄汚れた髭もじゃの顔で目だけが異様なほど輝き、禿頭には小さな2本の角が生えていた。
角から察するに鬼族のようだが、腕力も霊力も微々たるものだと蜜羅は察した。
「そなたがワラワを助けてくれたのか?」
蜜羅が男に訊ねる。
「へへへっ、川を見てたら別嬪さんが流れて来たんでよ。慌てて助けたのよ」
男が得意げに言う。
「そうか、かたじけない。何か褒美をさずけよう」
蜜羅が男に微笑みかける。
「褒美ならこれを頼もうか」
男は服をまくしあげ陰茎を寝そべる蜜羅の顔の前に突き出した。
「何の真似じゃ?」
「へへへっ、お嬢さん、オラのチンポしゃぶってくれねか?命の恩人のチンポコだ、丁寧にしゃぶっておくんね」
「ふざけおって・・・」
蜜羅は立ち上がろうと身を起こしたが、力が入らず再び石の上に寝込んでしまう。
「命の恩人に向かって、何だあ、その口のきき方はよ」
男は蜜羅の頬に平手打ちをした。
霊力を奪われたからであろうか、非力な男の平手が凄まじい衝撃と痛みに感じる。
「もう怒ったべ!!尺八じゃなくて、おまんまんの方をいただくっぺよ!!」
男は抵抗する蜜羅の革のパンティをずり下ろし、露になった黒々とした茂みの中に見える無防備なピンクの肉門に自らの肉棒を荒々しくねじ込む。
いつもなら、このような非力な者に屈する事などはないのだが濁流の中にいた怨霊に霊力を根こそぎ奪われた蜜羅は枝垂れススキのごとくねじ伏せられた。
「くっ…こんな下郎の一物など…」
蜜羅の顔が屈辱に歪む。
男の肉棒が蜜羅の肉門をグイグイとこじ開け、中へと侵入していく。
男は膣の奥を突き上げると、腰を前後に動かして蜜羅の中を掻き回した。
「ぐっ…おのれ…」
蜜羅が男を睨む。
「へへへっ…気持ちよくしてやっから」
男が蜜羅の肉厚な尻を鷲掴みにして揉みしだきながら、腰を前後に激しく動かした。
太い肉棒が大鯰のように蜜羅の肉と愛液の海を我が物顔に泳ぎ回る。
「んっ…やめよ!やめぬか…はぁ…はぁ…ああっ」
蜜羅が抵抗しつつも卑猥な声を上げた。
淫鬼としての淫らな性さがが下賤の者の獣欲さえも貪欲に味わおうとしてしまうのだった。