日は遠く稜線に沈みかけていた。
蹄鉄の後が残る街道をひとりの少女が歩いている。
残照を誘い輝く短めの金髪に、瞳と軽鎧の真紅が映える。全体的に痩身で、浮かべる表情も少年のそれとは区別できないはずなのに、少女と断定できるのは天与の美貌のためだろう。
軽騎士ステラ・ルビエラ。
剣姫庭園の領主、ヴィオレンティーナ・ルビエラの末妹である。
姉たち以外で唯一信頼している相手からの食事の誘いに、ステラは顔を綻ばせていた。宿酒場の屋号を見て、待ち合わせの場所だと一安心する。見れば厩舎の類いもなく、安宿に属する店だ。
宿酒場の窓から、暖かい光が溢れている。楽しそうに酒を飲む声は、当然ながら男たちのものだ。おそらくは奴隷傭兵に違いない。
扉に手をかける。滅多に聞く機会のない錆びた蝶番が奏でる異音でさえ、久々の再会を祝するようにさえステラには聞こえていた。中の空気が飛び出し、麦芽と煙草の匂いが鼻腔に広がる。
ステラが姿を見せると、一瞬、奴隷傭兵たちの視線が彼女に集中した。それから、ステラと待ち合わせ相手、それぞれに視線が転じられる。好奇の眼差しに対し、ステラが半眼を返すと、視線を合わせる者はなくなった。
ステラは待ち合わせの相手に向かい、心持ち軽い足取りで彼女の前に腰を下ろした。
金髪碧眼に銀の鎧を身につけた女性が、穏やかな瞳でステラの到着を歓迎した。
「突然だね、アウレリア。――こっちにエール、もう一個!」
溌剌に手を挙げて、客であるごろつき紛いの奴隷傭兵とほとんど区別のつかない店主に声をかける。
「そうだな、すまない。近況報告をしておきたくてな」
その時には店主がステラの前にエールの入ったジョッキを運び終えていた。ギフトホルダーを後回しにするアホはいない。至極当然と、ステラはジョッキを持つと、アウレリアと乾杯した。
「ガロッゾはどうなの?」
「あまり変わらずだよ。散発的に魔導森林から侵攻はあるがその程度だ」
アウレリアはそう答えた。ステラの実姉である剣姫は領土拡大にさほど熱意がなく、長年の仇敵たる魔導森林に対しても、専守防衛に努めている。その最前線にあるのがガロッゾ要塞で、アウレリアは閃銀騎士団とともに要塞に詰めている。
「こっちは――そうそう、神馬騎士団がたまにちょっかい出してくるかな。まあお姉ちゃんと真っ向からやり合うつもりはないみたいなんだけど」
剣姫庭園の北には同国の英霊楽土ヴァリアーザがある。眷族たる戦乙女が指揮する領土で、神馬騎士団は筆頭戦力だ。彼女らが言うには、神馬騎士団が出張れば一月で魔導森林を落とせる――ということらしい。
しかし、魔導森林を攻め滅ぼすなら剣姫庭園の戦力でも問題なく可能だろう。騎士型と魔術師型では相対したときの相性で間違いなく騎士が優位に立つ。
問題は魔導森林が組織を分散している点にある。領土の大半を奪うことは可能だが、その場合、一部の魔術師――下手をすれば領主級が地下に潜る。剣姫庭園と魔導森林を合わせた領土に、魔術師の穴蔵が点在するようになり、そのどこかが領主級という状況は極めて厄介だ。工房内の領主は、剣姫以外には厳しく、よって見かけの領土が広くなっただけで、内部に獅子身中の虫を大量に飼う事態になりかねない。それが剣姫の考えだった。
「でもさ、領主っつったって所詮魔術師型でしょ? レオナ姉やアウレリア、それに――僕だったら問題なく勝てると思うし。獅子身中の虫なんて、虱潰しにしてやればいいじゃん?」
試すようにステラが言うと、アウレリアは額にわずか皺を寄せた。
「魔術師型の工房はとにかく厄介でな。それに騎士なら武器で何をするか事前にある程度の類推はできる。魔術師型はそうもいかない。照準と発動に時間差があるから気を抜いていなければどうとでもなるが――気を抜けばどのような憂き目に遭うか」
こうして同じ目線で警戒を促してくれるから、ステラはアウレリアを慕っていた。姉ふたりは違う。二言目には「未熟」という言葉が出てくる。末妹なのだから未熟なのも当然だったし、姉たちに届かないことが未熟の条件であれば、ステラは一生熟さない。
末尾の常套句も憶えている。
――それは、私も知らないが。
そう言って悪戯に笑うアウレリアの顔を見ると、ささくれ立った気持ちが収まるのだ。
「今の私は、知っている」
憂いを帯びた顔つきで、すまなそうにアウレリアは言った。
「……え」
と漏れた声が、意外なほどにクリアに耳に届く。違和感を覚え周囲を見ると、酒場の雰囲気が先ほどとは打って変わって静寂に満ちていた。取るに足らない奴隷傭兵の気配などいちいち追っていなかったが、ちょうど入り口の扉が閉まった。新たな客が訪れたタイミングだったようだが――それもただの奴隷傭兵だった。
奴隷傭兵たちの醸し出す雰囲気が変質していた。憧れと恐怖が入り交じり、それでいて平静を装おうとしていた喧噪から、ぬかるみに踏み入れたような汚さと重さの混じった感覚へと。後者の気配が、雌を見る雄の獣欲だと、ステラは知るよしもなかった。
アウレリアを見ると、彼女はステラではなく、現れた奴隷傭兵に視線を向けていた。アウレリアは項垂れるように首肯をすると、手甲を外し始めた。手甲だけではない。閃銀の二つ名の元となった銀鎧もだ。――そして。
「あ、アウレリアっ?」
頬を朱に染めて、鎧の下の衣服も脱ぎ去って行く。驚くばかりでステラはアウレリアの暴挙を止められなかった。最後には下着さえも脱ぎ捨てる。
アウレリアは一糸まとわぬ姿を酒場に集まった奴隷傭兵どもの下卑た視線に晒した。髪と同じ色の陰毛も、思いのほか色素の薄い乳首さえもが、安酒屋の煤けた明かりで扇情的に照らされている。
「よおし、アウレリア。よくできたな。ご褒美をくれてやる」
最後に訪れた奴隷傭兵が、下履きを降ろし男性器をいきり立たせてアウレリアの近くまでやってきた。特に言葉も交わさずに、アウレリアはひとりで膝立ちになると、顔と男性器の高さを合わせて、目線だけをステラに向けた。
「近況報告と言ったろう? ……私は今、このフェルター様の肉奴隷だ。浅ましい私の姿を見ててくれ」
そう告げた口を広げると、アウレリアは男性器を口に含み、頬張った。先走り汁と唾液が徐々に量を増し、静寂に満ちた酒場の中で、規則正しい湿った音が鳴り響く。
あのアウレリアが――肉奴隷なんて……。
あり得ない光景に、ステラはただその様を眺めるだけだった。長くも、短くも感じられた時間は唐突に終わりを迎えた。アウレリアの顔が小さく上下に震えた。その口元から白く濁った液に塗れた陰茎が引き抜かれる。アウレリアは口の中を見せつけるように男――フェルターを見上げ、喉を鳴らして嚥下した。
口淫で乱れた髪を指先で上げながら、アウレリアは再び亀頭を口に含む。少しして再びアウレリアの顔が男性器から離れると、男性器にまとわりついていた白濁は綺麗に失せていた。
「上出来だ。これ以上は命令はしない。後はお前の自由に任せてやる。知ってる顔もあるだろうが、ここに用意したのはお前の馴染みの月光団だ。数は百人くらいだな」
フェルターの台詞の意味がステラには理解しかねた。だが、アウレリアには存分に伝わったらしかった。
彼女は裸体のまま手近なテーブルに向かうと、手慣れた娼婦のように奴隷傭兵に跨がり、腰を振り始める。
「自分からちんぽ欲しがるような立派な雌豚に成り下がりやがって」
罵倒を投げつつも、その奴隷傭兵はつながったままでアウレリアを抱え上げると、床に寝そべった。騎乗に似た姿勢で男の上でアウレリアは揺れていたが、彼女の周囲を男たちが囲み、やがて姿が見えなくなった。
「あっ、あ……あ、あぁぁぁ」
「ほうれ、やっぱ閃銀様は二本差しが大好きみてえだなあ」
「んっぐっ」
「そら、どれほど舌技が上手くなったか試させてもらうぜぇ」
淫靡なアウレリアの声と男たちの言葉責めだけが聞こえてくる。
アウレリアの痴態が見えなくなったため、ようやくステラは落ち着いて状況を把握できた。
鞘から細剣を抜き放つ。
「……お前らっ、全員僕が殺してやるからなっ!」
殺気で塗り固めたステラの怒号に男たちがたじろぐ。酒場にはアウレリアの嬌声だけが響いた。
「お前の相手は俺がしてやる」
ステラの前にフェルターが立ち塞がる。股間の男性器は今も天に向かってそそり立ち、にわかに先走り汁を溢れさせている始末だ。汚らしい肉竿がこちらを向いている事実に、怒りで頬が染まりそうになった。その感情さえもを殺意で塗りつぶし、ステラは細剣を前に出して、腰を落とした。
アウレリアが何をされたのかは定かではない。腕力において、ステラは姉ふたりには及ばず、技量においてもアウレリアに劣る。唯一誇れるのは細い体と軽くそれでいて鋭い細剣による速度だ。
罠が張り巡らされていても、一息一足をもってそれを飛び越える。
そう決意して床を蹴る。
ほとんど同時、肉を貫く感触が腕を通って脳に伝わる。その時には既に最後の動作にまで入っている。
狙いは喉、大腿――そして心臓。
――殺った!
魔術師の詠唱を阻止し、盗賊の逃げ足を封じ、細剣の前に無防備な肋骨で守られた心臓を射貫く。敵対者が誰であっても仕留める必殺の三連突きだ。
「っ!?」
ステラが狼狽したのは、勝利を確信したその直後。三度目の突きで貫いたはずの心臓から、細剣が引き抜けなかったためである。
細剣を引き抜こうとする腕を、フェルターの手によって掴まれる。まるで普通の男女のような力の差だった。浮遊感があったかと思うと、背中に衝撃を感じる。巡る視界を冷静に噛み砕けば、力任せに体を持ち上げられて、テーブルに組み伏せられたらしい。
だが、そんなことはあり得ない。騎士型のギフトホルダーより力のある男など、存在しないのだ。
フェルターが自分の胸から細剣を引き抜き、遠くに投げ捨てる。抜いたときには出血も止まっているほどの、尋常ならざる再生速度だった。
全身を暴れさせ、必死に抵抗するが、フェルターは微動だにしなかった。ステラの首に、何かが嵌められた。その瞬間、力が失せるのがわかった。もはやフェルターは力を込めてさえいない。人間ひとりをはね除けられない、普通の女性程度の身体能力になったと、頭より先にステラの体が理解した。
「な……何をしたっ!」
「魔力による身体強化、魔術の発動――つまるところ、外に向けてギフトホルダーの力を奪われた状態にする魔道具さ。安心しろ、頑丈さだけは据え置きだ」
体で思い知った絶望を脳が遅れて知らされる。
続けて、フェルターはステラの両手を後ろ手に縛り付けた。ただでさえ力を奪われ無力になったステラを、完全に封じ込める冷酷で非道な拘束だった。
フェルターがステラの鎧に手をかけた。鎧の構造を知っていて、脱がそうとしているとはすぐにステラは察してしまった。
「止めろ……! ぶっ殺してやるからなっ!」
幼い脅迫ではフェルターの動きに躊躇を与えることさえできなかった。
鎧が外され、肌着が剥かれ、主張の乏しい胸部を包む下着が破かれた。そのたびに外野の奴隷傭兵どもが口笛を吹いたり、賞賛を投げかけてくる。
「み、見るなっ! あっ、待てっ! 下は……ひゃっ!」
性器が灯りと外気に晒されて、不意に声を出してしまった。
「ひゃっ! だってよぉ! 可愛い声あげるじゃん」
「脱がされただけでこれとかよお、こっからどうなっちまうんだろうなぁ」
身勝手な感想を言ってきた連中を目で探し、ステラは睨み付けた。「怖え怖え」などと笑いつつ、男たちは汚らしい性器を自分で握りながら、ステラを鑑賞していた。
その姿から目を背け、彼女は自分にのし掛かるフェルターに視線を戻したが、そこにあったのは煤けた天井だけだった。
「あひゃ……ひぃっ!」
突然、股間に軟体生物が這ったような感触を受け、ステラは身を震わせた。何をされたのか、彼女は上体を起こして視線を下腹部へと向けた。するとそこでは悍ましくも、フェルターが彼女の膣口を舌で舐め回していた。
「……頭っ! おかしいんじゃないのかっ! そんなところ……!」
「ステラちゃぁん。汚くないよぉ、綺麗なおまんこしてるぜぇ」
またも外野からヤジが飛び、またも視線で反論しようとしたステラだったが――。
「んっ、あっっ! くっ、おっ! はぁぁんっ!」
むず痒さが下腹部から脳髄に向かって断続的に駆け上がり、声や痙攣を抑えられない。もはや奴隷傭兵たちの声など理解する余裕さえ失っていた。
フェルターの舌は陰核を責め、膣口をほぐすに飽き足らず、舌を差し入れステラの敏感なところを犯し始めていた。
得体の知れない獣が、体の内側から自分を食い破ろうとしているような、そんな恐怖がステラを襲う。
「さあてと、準備は整っただろ。派手なイキっぷり見せつけやがって。今度は俺もイかせてくれよなぁ!」
広げられた両太ももの間、薄い陰毛の上に、馬鹿げた大きさの男性器が載せられる。
「い、いやだっ! 無理だっ! そんなの……入るわけないっ! やめてよぉっ! 壊れちゃうっ!」
ついに必死の哀訴が漏れた。そんな声を挙げても、犯す男の獣欲を増すしかないと、彼女は知らなかった。
「はっ、壊れちゃうってか。なら仕方ねえなぁ」
フェルターは意外にもそうして、彼女の言うことを聞いて、彼女の太ももを閉じさせた。周囲の奴隷傭兵から冗談交じりの不平が飛ぶ。
フェルターの真意は読めなくとも、とにかく、あの巨大な肉竿に貫かれる危機を脱したステラは、安堵の息を漏らした。腰に力が加えられ、彼女は抵抗もできずに全身を横方向に反転させられた。テーブルの上に上半身を載せ、尻が突き出た姿勢になる。
「なら、こっちから開発させてもらうとするか」
尻肉が広げられ、肛門が外気に触れる。その直後、太い指先がステラの窄んだ肛門にずぶりと沈められた。
「……っ! がっ! はっ!」
最初は息しか漏れず、指が前後する度にただ声が漏れた。衝撃で自然と上がった顔を、フェルターが固定する。
「盛り上がっているとこ悪いなあ。ステラにアウレリアの媚態を見せてやれ」
フェルターがアウレリアに群がっている男たちに声をかけた。アウレリアとステラの間にいた男たちは海が割れるようにいなくなり、目を疑うような光景を見せつけられた。
アウレリアは男の上に跨がり、腰を振っている。さらには背後から男が彼女の肛門に陰茎を突っ込み、激しく腰を前後していた。アウレリアはそれだけでは満足できないというように、口に肉竿を頬張り、両手それぞれが男のペニスを握っている。
「アウレリア……っ。貴様……アウレリアに、何を……っ!」
「さっきの話、聞いてただろ。俺はアウレリアに何も命令しちゃいねえよ。あれは、お前のためにアウレリアが自分の意思でやってんだ」
「僕の……ため?」
「ああ、これは俺が悪いな。お前の相手は俺がしてやる、なんて言ったからなあ。俺がお前の体を味わい尽くしたら、当然、次は連中にめちゃくちゃに犯されるってわけだ」
そこでまた、奴隷傭兵たちからヤジが飛んだが、思考を巡らせるステラにそれはただのノイズでしかなかった。
アウレリアはフェルターの奴隷になった。だからアウレリアはステラを呼び寄せ、フェルターがステラを襲う準備を整えた。よって、奴隷になるというのは立場上の関係ではなく、命令に逆らえない強固な呪いがかかっていると考えていい。
「ああ、奴隷になりたきゃ自分から頼み込めよ」
わざわざフェルターが捕捉した。つまり、フェルターに奴隷宣言することが、呪いの条件だ。屈服させるために、フェルターが思うがままにステラを犯し、その後、奴隷傭兵たちにも強姦される。
アウレリアはその責め苦を、できる限り肩代わりしようとしたのだ。アウレリアが犯された分だけ、ステラを犯す回数が減る。
「ならっ。ブタみたいに腰振ってろよっ。僕がそこまで聞いて奴隷になるなんて言うかっ!」
ステラは啖呵を切って、覚悟を決めた。痛かろうが苦しかろうが、どれほど汚辱に塗れようが、絶対に奴隷にだけはならない――と。
所詮それは、まだ男の肉竿の味も知らぬ、処女の戯れ言に過ぎなかった。
肛門に異物が押し当てられる。歯を食いしばって、襲いくるだろう衝撃に備え――。
「あああああああああああっ!」
肛門が亀頭の先端を呑み込んだところで、彼女の意思とは無関係に激しい悲鳴が酒場に響きわたった。
痛みとかそういった次元の話ではなかった。菊座に巨大な異物が突っ込まれれば、声を出す機能が人間には備わっているとしか思えないくらいに、連動して声が漏れた。
肛門を亀頭が呑み込み終えて、痛みがわずかに薄れる。熱を帯びた息がステラの口から漏れた。
フェルターはそのまま直腸まで至らせようとただ腰を突き入れてくる。ステラは自分の体が別の何かに変じているような錯覚を覚えた。
それは肛門が咥え込んだ陰茎の長さに連動しているものと思われた。だが、そうすると今、彼女に挿入された陰茎は、まだ半分ほどということになる。流石にそんなことはあり得ない。だとしたら根元まで突き込まれれば気が狂う。
遠く、誰かの悲鳴が聞こえる。アウレリアかと思ったが、喉が痛い。その絶叫は自分の喉が鳴らしていた。尻肉に、暖かいものが振れた。フェルターの腰だ。つまり、ようやく陰茎が奥まで突き入れられたらしかった。
無意識に視線を上げてしまったのか、瞼で視界が塞がっていた。奥まで差し込まれ、動きが止まったためにステラは荒い息を吐きながらも、なんとか焦点を戻せた。だが、彼女の目の前では敬愛していたアウレリアが男たちに全身を犯されている。
「安心しろ。すぐにああなれるからな」
「誰が……っ! ぐっあっ! おっ!」
今度はペニスが引き抜かれていく。腸壁と肉竿が擦れ、微妙な肉竿の太さの変化に、肛門が合わせて広さを変化させる。ステラの肛門はフェルターの陰茎の太さを憶え、適応しながらも刺激を与える広さを維持しようと努めているようだった。次第にフェルターの腰の速度が増していき、やがて彼女の尻肉にフェルターの腰が当たる乾いた音がリズミカルに鳴り響くようになった。
自分が変わっていくような感覚は、ただ一度の挿入だけでは終わってはいなかった。突き込まれる度に変化は濃度を増していく。それは彼女が受ける感覚の違いを予期していたらしかった。
痛みが、徐々に快楽へと変わっていく。内から彼女を食い破ろうとする獣の正体も判明した。それは、ステラという雌獣だ。
産まれてこの方、未踏の地だった肛門に、激しく剛直をぶち込まれたばかりだというのに、ステラは既に尻穴で感じ始めている。それはフェルターに犯されている彼女を眺める奴隷傭兵にも瞭然であるに違いない。
何故なら、彼女はだらしなく舌を出し、テーブルにこぼさなければ溺れかねない唾液を溢れさせ、未だ処女を守る膣口は、愛液を洪水のように漏らしていた。
尻肉を掴まれ、一際大きく乾いた音が鳴る。尻が押し潰されて、未踏の地を亀頭が抉る。肛門が脈動を感知して――。
「っあっぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
直腸に吐き出された多量の精液に、弓なりに体を反らせ、絶頂の声を上げた。派手な彼女のイキっぷりに奴隷傭兵たちが言葉責めや口笛を浴びせたが、そんなものより内側から溢れてる快楽の方が、ステラの精神を苦しめた。
またも彼女の体が反転させられる。太ももを押し広げられて、性器が灯りに照らされた。肛門でイッたばかりの彼女の膣は、まるで餓えた肉食獣にも似て、唾液のように愛液を溢れさせている。
「こんな……もんで……。僕が屈するわけ……ないっ」
息も絶え絶えに、覆い被さるフェルターを睨み付けてステラは言った。彼女自身無意識だったが、これは自分自身に向けた激励だった。
「そうかい。そりゃあ悪かったなあ」
そう言うとフェルターがステラの小ぶりな胸を揉みながら、時折指先で乳首を弾く。それだけで軽く達しかけたステラだったが、なんとか声を漏らさずに済んだ。
直後。
「イ……イぐぅっ!」
陰核を何かが刺激して、ステラは唐突に昇天させられ、またも弓なりにテーブルの上で弾んだ。
「ったく敏感になりやがって。おら、始めんぞ。言ってみちゃあ、こっからが本番だからなぁ。おまんこ使わねえんなら全部前戯みてえなもんだ」
フェルターが発した言葉を、ステラの脳は認識するのを拒否した。認めれば自分がただ淫乱だということになる。
躊躇いも、そしてステラの膣壁による抵抗もほとんどなく、ステラのボルチオをフェルターの陰茎が叩いた。先に貫かれた肛門から、フェルターの肉竿に合わせて膣が収縮していたようだ。愛液に混じって破瓜の血が溢れ、引き裂かれるような痛みがステラを襲う。そこまではまだ、なんとかステラは正気を保つことができていた。
――が。
腰が引かれたとき、切なげに膣襞が亀頭に絡みついた。締め付ける膣壁をカリが擦り、声も上げられないほどの絶頂で、ステラは腰を浮かせた。
ステラが淫乱かどうかの証明は即座に成された。
突き込まれれば求められ犯された悦びで絶頂し、引き抜かれれば切なげに絡みつき肉竿を求め愛液を分泌させる。
乾いた音と湿った音が奏でるメロディの中、甲高いステラの嬌声が響く。突かれる度に達する以上、ステラの腰は常に浮き上がり、体は弓なりに反っていく。
膣内に熱いものが吐き出された。ステラの腰が激しく浮き上がった。
上下逆さまの視界に、輪姦されているアウレリアの姿が映った。アウレリアが辛そうに顔を俯いたが、そんな彼女も男に跨がって揺れている。
「アウレリアぁ。いいのぉっ! これ、僕、壊れちゃうっ! イくっ。イッてっイッてっイッてっ……頭おかしくなるぅっ!」
慕っていた純潔なる女騎士に自らの雌豚っぷりを晒し、彼女のボルテージは留まることを知らなかった。絶頂以外の作用で、体が浮いた。フェルターの顔が近くなる。
ステラの唇を、フェルターが貪りこじ開け、そして口内を舌で嬲り尽くす。まるで口の中まで性器になったようだった。ステラの唾液だけが溢れ、下の結合部にさらに汁を加える。
もはや羞恥など微塵もない。ただイキよがるだけの獣に、理性は要らない。
自我が溶けるほどの絶頂がこみ上げるのをステラの雌の本能が捕らえる。
その直前に、陰茎がじゅぼりと音を立てて引き抜かれた。
「なぁん……でぇ……? おちんぽぉ、抜いちゃうのぉ」
雌顔で甘えるように言って、ステラは男の欲動を掻き立てるために、犬のように舌を伸ばす。
「ったく、立場を考えろよな。おねだりする前にやることあんだろ?」
「あはっ、そうかぁ……。僕、フェルターの肉奴隷になるぅ。だからおちんぽぉ」
ステラ、と彼女の名を呼ぶ声が聞こえ、彼女は振り向いた。
「アウレリアぁ、これで僕も……おそろいの肉便器ぃ……」
蕩けた声でステラは言った。そこで、彼女はフェルターによって床に降ろされた。顔の前にそそり立った陰茎を向けられる。したことはなかったが、見たことはある。つい先ほど、同じ便器としてアウレリアは範を示した。
「ぬぷっ……ん……が」
喉の奥で亀頭を擦り、舌全体で大まかに刺激を与えながら舌先でカリ裏を舐める。先走り汁は嚥下してしまい、自らの唾液のみで奉仕しようとでもいうようなザマだった。
唇が脈動を捉え、頭部を前後する速度をステラは増した。射精の瞬間を見極め、唇をカリに合わせた。舌全体で精液の味を感じる。苦味と甘味の混じったいやらしい密のような味に、彼女は顔を蕩けさせて、アウレリアがそうしていたように口内に溜まった白濁汁をご主人様に見せつけてから飲み干した。
「……さてと。アウレリア。城に戻るぞ。ステラは……一度、正気に戻れ」
「え?」
と首を傾いだときには、ステラは普段の彼女に戻っていた。
正気に戻ったとはいえ、奴隷宣言をして、自らちんぽを求めた記憶は残っている。
「いやあ、旦那はわかってるなぁ」
「もちろん旦那の残飯でも、俺らはおいしくいただきますがね」
言いながら奴隷傭兵たちが陰茎をいきり立たせたままで彼女を取り囲んだ。
「……フェルター。私も……ここに残りたいのだが」
「却下だ」
「待てよぉっ。奴隷になるって言ったじゃんっ! やだっ! また僕……それも……こんな大人数に……っ!」
「またすぐさっきみたいにイキよがれるさ。迎えは明日にでも来させる。それまでせいぜい、楽しんでおけよ」
フェルターとアウレリアはそれでいなくなってしまい、酒場には百の奴隷傭兵とステラだけが残された。
「離せっやだっ! あぁぁぁぁぁ!」
魔女の首輪を嵌められたままの彼女に抵抗する術はなかった。
奴隷傭兵たちは彼女を下から突き上げ、背後から尻穴を犯し、口と手で肉竿を扱かせた。それもアウレリアの痴態の再現だった。
たっぷりと白濁液を口内に吐き出され、次のペニスを口に含むまでのわずかな間に。
「もう……やぁ、許してぇぇ……」
嘆願したが、男たちの獣欲をむしろいきり立たせるだけに過ぎなかった。
フェルターの剛直を知ったステラの痩身は、生半な陰茎ではよがり狂うことはできず、泣きはらしながら夜明けまで徹底的に輪姦され続けた。
AIくんは鍛冶場を書かせると何故か部屋が炎上する
最初作業台じゃなくて金床にしようとしたが背中痛そうだったしAIくんが苦手そうなのでやめた
パラメータで分かる! 現在の状況
遠征中
アウレリア→ガロッゾ城塞
カサンドラ→廃霊城(魔導森林領主)
フリーダ→鍛冶場(冒険者組合所属)
地底唾王城総戦力
フェルター 戦術107→115(ステラ)
※フェルターの戦術レベルは奴隷の半分が加算される
※ただし、地底唾王城以外では相手の戦術レベルに合わせてレベル制限される
特殊オプション:
毒合成レベル6
魔術工房レベル74(65)
※魔術工房レベルは戦術レベルと同等まで上げられる
※現在戦術レベル不足で工房レベル上限中
調教道具:
オーク2匹
奴隷傭兵50人
娼館(セラニアが娼館主。領地誓約発動可能)
自動張型
保護中:
村娘9人→給仕隊
ティナ→給仕隊
イヌ1人→ゴブリン巣穴から救出・治療中
調教中:
修道女ルクレティア
設備:
地下牢
作戦会議室
魔術工房×4(セラニア、ロザリンド、ヴェレディア、アルガナ分)
機動教会(ルクレティア)
鉱山→カーラ。鉱婦20。必要な金属・宝石類の獲得
農地
領海→マリーナ。漁師20。新鮮な魚をお届け。売れる。ご飯レベルアップ。
山林
現在指揮者(農夫、木樵不在で資源活用不可)
保有奴隷
傭兵リヴィス 戦術10
騎士アウレリア 戦術20
剣士レビア 戦術10 諜報2
魔術師ロザリンド 戦術9 諜報5 工房20
暗殺者リドベダ 戦術8 諜報8 特技:特殊毒
槍騎士ヴァスカ 戦術11
誓約士セラニア 戦術11 工房20 特技:領地誓約
街盗賊ジリ 戦術7 諜報15 特技:ピッキング
魔導妃カサンドラ 戦術20 工房20
魔導姫ヴェレディア 戦術18 工房20
淫魔アルガナ 戦術40 工房20 特技:亜人魅了
漁師マリーナ 戦術6 漁師20
修道女ルクレティア(調教中) 戦術15 特技:機動教会、暴力結界
山賊カリスタ 戦術10
鉱婦カーラ 戦術5 鉱婦20
鍛冶師フリーダ 戦術18 鍛冶40 特技:武具鋳造、武具修理、張型開発
軽騎士ステラ 戦術16
※戦術レベルは単純な戦闘力ではなく、完全な指揮でベストの戦果を発揮したらそうなるという塩梅
大目標
剣姫庭園領主 戦術50 諜報40
武具制作 →鍛冶師ゲット
剣姫三姉妹編開始→末妹攻略完了