※この作品はR-18です。

唾王フェルター陵辱記   作:じょりほー

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下忍カスミ

 

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 雨を孕んだ雲が月を隠す曇天。

 

 そんな夜こそ、忍びが闇夜に乗じる好機である。

 

 腰まである髪を後頭部にまとめ、黒一色の忍び装束に身を包んだ少女が音もなく地を駆けていた。

 

 下忍カスミ。

 

 忍者の里の出身だ。里で学んだ知識を使い、秘密裏に里へ送られてくる依頼をこなすのが彼女の主な役割だ。

 

 里の教えは絶対である。時に非効率を感じることもあるが、生まれ持った才覚を過信し、命を浪費した先達のことを思えば、その程度は飲み下せる。

 

 静かに地を蹴り、彼女は手近な樹木の枝に無音で乗った。

 

 此度の依頼は魔導森林から転居した剣姫庭園の資産家を調査しろ――というものだった。依頼者を実行役のカスミが知る必要はない。ただ、剣姫庭園からの依頼だと類推できる。

 

 それ以上を考える必要はなかった。依頼内容は里長を始めとした上層部が査読し、必要な情報だけを実行役に流す。中立組織である忍者の里に対し、情報を伏せるなど愚策だ。盗賊型――諜報に長けた者は当然潜み隠れるのに長けている。逃げに徹した盗賊や忍者を見つける手段などなく、どこの国も諜報や暗殺は忍者の里に依頼する。里が持つ機密を利用すれば領土のひとつやふたつ、消えてなくなるだろう。拮抗する領土がある剣姫庭園なら尚更だ。

 

 夜目と遠目の利くカスミは、遠距離に見える邸宅を眺めた。

 

 入り口には警備と思われるごろつきのような男がふたり。暇そうに夜明けを待っていて、気付かれずに侵入するのは容易そうだった。

 

 馬の嘶きが聞こえてくる。カスミが邸宅に向かう前、尾行していた馬車である。中には屋敷の主人が、奴隷商から買ったばかりの奴隷といるはずだ。

 

 馬車が邸宅の前に止まり、フード付きローブを羽織った男と、地味な貫頭衣で肌を隠した奴隷が降りる。警備の連中に手を挙げて、邸宅の中へと入っていく。

 

 予断が許されるのであれば、現時点でこの調査対象はシロだ。奴隷商から買ったのもギフトホルダーではなく、奴隷型だった。奴隷型は性欲の発散にしか役立たない。とはいえ――転居した直後で警戒心が強いという可能性も残る。残るが、それは極めて薄い。大半の資産家は転居直後に密偵による調査が入っているとは知らないためだ。

 

 ただ、予断で調査を切り上げるわけにもいかない。邸宅へは侵入する。その段取りを、カスミはわずかに思案した。短時間で逡巡を切り上げた理由はひとつだ。慣れたやり方が一番手っ取り早い。

 

 忍者の里の下忍は、調査方針に癖がある。だからこそ下忍で昇格を留められているが、カスミはその事実をまだ知らされてはいなかった。中忍に比して劣るのは、癖の種類を的確に使い分けられないことと、その練度だ。里長は癖があることを咎めはしない。それは中忍以上になってから学ぶことだ。

 

 邸宅の調査である場合、癖として出やすいのは、完全に痕跡を残さないように留意して、しかしまだ、中忍以上が調べれば痕跡を残すパターンがひとつめだ。。

 

 続いて、物取りに見せかけた犯行。その場合、邸宅内で見つけた貴重品を警備兵に持たせ気絶して放置する。

 

 最後がカスミのやり口だ。ふたつめと同じく物取りに見せかけるのは同じだが、容疑者を残さない。逃げ切ったという実績を残したい。――功名心に駆られやすいカスミらしい手段だった。

 

 三様のやり口に、忍者の里は善し悪しを判じない。手段が固定化されれば、それが忍者の里の手口だと割れるためだ。その過程で失敗する下忍が出るのも折り込み済みで、下忍の醜態は上忍が禊ぎ祓う。

 

 里の実態を下忍たるカスミが把握しているはずもなく――ただ、同時に里そのものも、この弱肉強食の大陸の掟を把握しているとは言い難かった。

 

 カスミはまず、気配を殺して警備のごろつきの背後に立つと、懐から取り出した苦無で刺し殺した。どちらも初手で肺を破りつつ、幾度となく刺して不慣れな素人に見せかける。

 

 忍であるカスミからしても無音の惨殺だ。しかし、後に調査が入れば不意をうたれた警備が、素人に殺されたと見抜くだろう。

 

 殺しをして、興奮するのをカスミは自覚する。同じ忍者として生まれても、やはり性質の違いは出る。それが、先ほどのやり口にもつながっている。

 

 痕跡を残さないのは、徹底した隠匿に悦びを感じる者。

 

 偽りの犯人を残すのは、欺き陥れることを楽しむ者。

 

 カスミは最後の種であり、遊びで殺しをする者だった。

 

 他に警備の気配はない。邸宅は外から眺めた限りでは、ただ豪勢なだけの家である。罠の類いは仕掛けられていないし、侵入経路も数多ある。

 

 邸宅の主人は気配感知により一階に残っていると割れている。他に数名の気配はある。広さを踏まえれば自然な人数だ。買ったばかりの奴隷で楽しんではいない。買った奴隷をその日に抱くか否かは人次第だ。

 

 依頼を受けた忍に証拠は必要ではない。言質だけだ。転居した富豪は忍者が調査に入るなど知る由もない。同時にこれまでの信頼から、忍者が仮初めの言質を伝えて調査対象を陥れる理由もない。

 

 つまりカスミが聞く必要があるのは、誰かに忍び入られていることを知らぬ、邸宅の主人が何を語るかのみである。

 

 ――楽な仕事ね。里長様も、もう少し難しい任務を与えてくれればいいのに――。

 

 などと思いながら、二階の窓から侵入をしたときだった。

 

 彼女の全身に激しい痺れが遅い、直後、何を思う時間もなく、彼女の意識は暗転した。

 

 ぴちゃ。

 

 ぴちゃ。

 

 という音で、カスミは意識を取り戻した。

 

 体の感覚は戻らない。音の出所を視線で探ろうとする。それは下の方からのようだった。視界を無意識に落とそうとしたとき、カスミは自分の状態と体勢を自覚する。

 

 両腕が天井から伸びた縄に拘束されていて、両足は恥ずかしげもなく開帳し、縄で動きを封じられている。それどころか、身に纏っていた忍び装束は脱がされたのか全裸だった。

 

 朦朧とする意識の中、落とした視線が現実を伝える。見知らぬ男が、彼女の秘部を舌を伸ばして美味そうに舐めとっていた。

 

 その視覚情報に怖気を抱き、カスミは強制的に覚醒した。

 

「なにをっ」

 

 叫び、手で制そうとして思い出す。体は拘束されている。腕も足も一切動く気配がなかった。

 

「よう、お目覚めか。ったく変な修行やってやがんな? いくら舐めても蜜が溢れてきやしねえ」

 

 性器から舌を離し、男が言った。

 

 状況を確認する。カスミは屋敷に侵入したところで気絶した。罠だ。余裕綽々だったとはいえ、油断はしていない。窓には罠の形跡はなかった。あくまでも物理的な罠に限られるが。

 

 魔導森林。数多の魔術師型が棲息する魔境である。魔術で動作する罠。この屋敷の住人は彼の地から騎士の国を訪れた。だが、侵入者を感知してカスミを気絶させられるほどものがあるとはカスミは――否、忍者の里さえ知らない。

 

 領主クラスなら可能なのかもしれない。この転居が魔導森林領主肝入りの策であったなら、カスミはとんだ外れくじを引かされたことになる。が、それもおかしいのだ。下忍は所詮使い捨ての身である。送り込んだ下忍が帰ってこなかった時点で、その場所の危険性は語るに落ちる。

 

 また、下忍如きが持ち得る情報は僅かで、拷問したとしてろくな情報は引き出せない。領主クラスなら承知のはずだ。

 

 思索に没頭するカスミを、男は楽しげに眺めている。少なくとも彼女が尾行していた屋敷の主人とは違う男だった。

 

「フェルターだ。状況に納得できないってツラだな。まあおいおい説明してやるよ」

 

 言って男はカスミの両足を掴んだ。尋常ならざる大きさの陰茎が、これ見よがしに彼女の下腹に被せられた。

 

「訓練はしているようだが――ちんぽ突っ込まれても平気でいられるかな?」

 

 訓練。忍者の里出身の者は、下積み時代に拷問紛いの訓練をさせられる。そのひとつが性感への耐性だ。何も本物のマラを突っ込むばかりが訓練ではない。里秘伝の媚薬を摂取させられ、不随意な性感への反応に耐える。中忍以上になれば房中術を用いて娼婦に擬態し情報を抜く任務も

 

あるが、下忍にはまず任されない。

 

 その事実は今、カスミの脳は完全に忘れていた。今から己の処女膜を貫かんとする陰茎に、怯えを晒してしまう。

 

 だが、活路はある。下忍である彼女にも、独自の忍法があった。

 

 今にも溢れそうな涙腺に力を込めて、彼女はフェルターを睨み付けた。

 

「外道が……精々つかの間の悦びに浸るのだな」

 

 それをカスミの強がりと判じたか、フェルターは口端を楽しげに上げた。

 

 亀頭が彼女の膣口をなぞる。微かな水気は男の先端から漏れた先走り汁だ。唾液と先走りを潤滑として、この未踏の膣を呆れた太さの剛直で蹂躙するつもりのようだった。

 

 幾度となく男は体を前後に軽く揺する。そのたびに彼女は、覚悟を決めて体を硬直させる。その反応を楽しむように、男はそれを繰り返す。

 

「やるなら……早くしろ」

 

 睨めつけて、カスミは言った。だが、フェルターがそれに従う道理はない。彼は顔を乳房に近寄せると、舌先で彼女の乳首を愛撫し始めた。加え、両手が乳房を嬲り始める。亀頭は膣口を撫で回し続けたままだった。

 

 性感はない。ただ他人に秘部を触れられているという事実が羞恥と怒りを掻き立てる。

 

 忍ぶには不適格な彼女の豊満な乳房に、男の指が沈んで、形の良い双丘が形を変える。その淫靡な光景から、カスミは下唇を食み、視線を逃した。その瞬間。

 

「! ぎいぃぃぃっっ!」

 

 鈍い痛みが下腹を襲い、圧迫された息が悲鳴となって溢れ出た。焼けた鉄杭に貫かれたかのようだった。破瓜の血を愛液の代わりにして、男は奥へ奥へと蜜肉を掘り進んでいく。

 

 子宮口を一押しすると、鉄杭は徐々に下がり始めた。空いた隙間を埋めるように蜜肉は窄まっていき。

 

「あがっ!」

 

 途中で剛直が向きを変え、再び子宮が穿たれた。無秩序なリズムによる抽送により、痛みの訪れを予期できない。

 

「はっ、なんだぁ? 快楽の訓練だけで痛みにゃてんで弱いのか?」

 

 痛みも訓練はしている。だが、破瓜と膣だけは別だ。何より性感に対する訓練で不感症に近い体になった彼女は、膣壁は押し広げられる痛みだけで、快楽によって痛みが薄れなかった。

 

 ――まだだ。まだ。確実に仕留めるにはまだ早い。

 

 痛みに喘ぎながら、彼女は忍法を放つ好機を待った。

 

 腰が引かれ、深々と亀頭が奥にまで突き刺さる。がっしりと腰を固定させられ、鈍痛が残る膣襞が、男根の脈動を感じとった。

 

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 突き込んでの射精。知識だけは十分に教え込まれている。だから、男が女を犯すなら、そうしてくるとカスミは予期していた。

 

 じわり、と彼女の膣は愛液以外の分泌物を染み出させた。

 

 忍法・嫁水(かすい)

 

 あらゆる金属をも溶かす超酸の毒液を膣から分泌する、カスミの特質忍法である。

 

 嫁水は術者であるカスミ以外の人間をも当然溶かす。肌に塗りつけておくだけで、接触者を融解させられるほどの威力を秘めている。

 

 会心のタイミングでの忍法発現に、痛みも忘れカスミは勝利の笑みを浮かべ、同じくフェルターが笑っているのを見て、笑みのままで凝固した。

 

 膣の中で、陰茎が太さを増したかのように彼女は錯覚した。

 

「なるほどな、これが忍法って奴か。流石にちんぽを溶かされたのは初めてだよ。痛みに慣れてなきゃ叫ぶところだったぜ」

 

 嫁水の効力に絶対の自信を持っていたカスミは、驚愕で声も出せない。フェルターはそのまま抽送を再開させ、彼女の子宮に精液を解き放った。

 

 注がれた精液に、彼女の背筋は怖気を感じる。奥の奥まで突き込まれれば、いかに強酸性を帯びる嫁水であっても、精液を殺せるかは定かではなかった。

 

 フェルターが更に腰を激しく振り始め、肌と肌が触れ合う音が部屋に響く。耳を澄ませばかすかに肉が焼ける音が聞こえてくる。嫁水は今も剛直を溶かし続けているのだ。だが、それなのに、彼女の膣内を剛直は埋めたままだった。

 

 力を込めて嫁水の分泌量を増加した。肉が焼ける音が大きさを増す。だが、それでも陰茎は消えてなくならない。

 

 ――なんで、溶けきらないのっ?

 

 幾度に渡る抽送で痛みは薄れてきた。その一方で、性感は些かもない。ただ、内臓を掻き回されるような嫌な感触だけが彼女の下腹を襲い、肌同士が打つ音が犯されていることを彼女に実感させる。

 

 性器を強酸に突っ込めば、想像を絶する痛みがある。まともな人間なら動けるはずがない。

 

「あっ、嘘っ?」

 

 間の抜けた声が出た。脳裏に過去の記憶が浮かぶ。ひょっとするとそれは、死にも勝る恐怖に震えるカスミの肉体が見せた走馬灯だったのかもしれない。

 

 下忍となる前の訓練時代のことだ。教官の上忍に連れられ、里で子作りのために監禁している亜人を捕らえた牢へと向かった。

 

 たどり着いたのはオークの部屋だった。

 

 厳重に拘束されたオークは、床に仰向けにさせられ、ただ剛直を天に向けて屹立させている。

 

 その逸物にカスミは嫁水をぶちまけた。万物を融解しうる彼女の忍法は、しかし、オークの逸物を溶かしきれなかった。嫁水は彼女の膣から分泌される。力を込めればある程度の量は増やせる。だが秒間で分泌できる量に限界はあり、オークの再生速度を上回れはしなかった。

 

 教官の上忍は言った。

 

「もし何かの間違いでオークに捕まったら、その忍法は使うな」

 

 嫁水によって一度溶かされたオークの肉棒は、再生を経て猛々しさを増し夥しい量のカウパーを垂れ流している。

 

「報復性が増して、地獄の刑期が延びるだけだ」

 

 フェルターがにやりと口元を緩めた。走馬灯を経て、カスミの表情に絶望が乗ったのを看取したに違いない。

 

「そうだ。俺はオークと同じ再生能力を持っていてな。この程度じゃあ、俺のちんぽは萎えやしない。いいや、愛液よりも逸物を硬くさせるだけだな」

 

 二度目の膣内射精を終えると、フェルターはカスミの膣からペニスを引き抜いた。無意識にカスミは糸を引き離れていく陰茎を見つめてしまう。

 

「次はケツ穴だ。落ちる前に穴は全部楽しませてもらうぜ」

 

 フェルターがカスミの背後に回る。視界から自分を犯す相手が消えて、カスミの体は恐怖を脳髄に訴えかける。

 

「どうだ? ケツ穴からもあの酸は出せるのか?」

 

 体は完全に拘束されていて身じろぎひとつできやしない。その上で背後から肛門を陵辱すると明言され、カスミの尻穴はきゅっと締まった。その肛門に指が差しこまれ、その知らない感触に彼女の背中は反ろうとする。

 

「力抜けよ。括約で抵抗しようが、軽く破れるだけだ。ギフトホルダーならすぐに治る。ただ痛みが増すだけってもんだ」

 

 逃げる手段はもうない。あとはただひたすらに犯されるだけだ。快楽への耐性があるために、彼女は雌に落ちることも許されない。どのような加虐を与えられても、里の秘密を暴露はしないだろう。――そもそもとして、下忍のカスミはろくな情報を持ってはいないのだが。

 

 肛門に亀頭が触れる。ギフトホルダーにとって何の役にも立たない肛門という部位は、生まれ落ちてから何一つ通したことのない未通の道だ。

 

 ――精々、楽しむのだな。

 

 犯し終えた後で、死体を犯していたと気付いたときの顔が見てやりたいくらいだ。ひょっとしたら相手は死体であっても穴であるなら興奮するのかもしれないが、カスミは自分の遺体などになんの価値も感じていない。犯されるその際に、己の意識がないのであれば屈辱も悲しみもありはしないだろう。

 

 奥歯に隠し入れた自殺用の毒液を所定の手順で解放する。体を拘束されたとしても、最終的には口内にはいつか自由が与えられる。拷問の目的は情報であり、情報は口を自由にしなくては聞き出せない。里出身の忍者は全員が奥歯に自決用の毒を仕込んでいる。この毒は自決以外の用途を用いないため、解毒薬を里の者さえ持たない。

 

 体が痙攣する。作用機序をカスミは知らない。ただ、少なくとも苦しみは肛門を貫かれる痛みよりは遥かに薄い。尻穴を陵辱された痛みを感じながら、安寧の死後に至らんとして。

 

 フェルターの指が、膣に触れたときだった。

 

 揺らいでいた視界が、明瞭さを取り戻した。痙攣は止まり、尻穴を陰茎が前後する痛みが再び彼女を襲う。

 

「解毒……っ? そんな。どうして……ぐっ」

 

 疑問が口から漏れ、深々と直腸に突き刺さった剛直による苦悶が打ち消した。肛門へのストロークが徐々に加速していき、破裂音に似た音をフェルターの腰とカスミの尻肉が奏で始める。

 

「忍者は奴隷商にも滅多に出回らねえ。理由は推測すりゃわかる。並の治療術士じゃあ解毒できねえ特殊な毒で自決するんだとな。……先のこともある。試しておくか」

 

 暗い部屋の中、背後で何かが灯った。カスミには見えなかったが、それはフェルターの左手の甲から放たれた光だった。

 

「来い、リドベダ・カムハンド」

 

 カスミの正面の床に輝く魔法陣が発生する。それは色彩を変えながら緩やかに回転していた。やがて光が強くなったかと思うと、眩しい光の中に影絵のような輪郭が生まれる。

 

 光が収まると、そこにはひとりの女が現れていた。銀髪赤目で、革製の衣装を身につけた線の細い娘である。

 

「けけ。呼ばれて飛び出てご登場だぜ。ご主人様の可愛い肉便器のリドベダちゃんだ」

 

 乱杭歯を見せつけるようにして、現れた娘は自分の卑賤な立場を恥じるでもなく開帳した。

 

「距離があっても大して変わんねえな。事前に呼ぶ奴決めておくのも気が利いてる。日課のオナニー我慢して待機できんだ。給仕長の調教候補からも外れるし」

 

 肉便器を自称しつつ、しっかりと自我が残っている。それがカスミには奇妙だった。奴隷商に売買される奴隷たちは、目から光を失っている。しかしリドベダはむしろ溌剌としていて、それなのに自分が肉便器だと心底から理解している。

 

 そのときだった。腸壁が肉竿の蠕動をカスミに伝える。腰を掴まれ深々と直腸に突き込まれた亀頭が爆ぜる。拘束され身動きひとつとれないカスミは、腸内に精液を注がれるのを受け入れざるを得なかった。

 

 間抜けな音を立てて肛門から肉竿が引き抜かれた。

 

 フェルターはふたたびカスミの正面に回る。慣れたようにリドベダは跪いていて、舌を出して待ち構えている。今し方カスミの肛門に突き立ち、直腸に精を注いだ陰茎は黒光りしたまま萎える様子もなく屹立していた。フェルターはリドベダの頭を掴み、喉奥を犯すように深々と突き立てる。じゅぽじゅぽという淫猥な音が響きわたる部屋で、フェルターはカスミの疑念について答え始めた。

 

「このリドベダは特異体質でな。体液で今の自分の状態を相手に感染させる。麻痺毒摂取すりゃあ、その際の体液は麻痺毒になるし、健康状態なら健康状態になる。傷は癒やせないが毒には有効だ。毒の種類なんざ考える必要もない。何せ、強制的にこいつと同じ状態にさせてるだけだからな」

 

 それが忍者の里秘伝の自決毒を打ち消せた理由らしい。説明する最中にもフェルターはリドベダの口を犯し続けている。当のリドベダは蕩けた表情で喉を犯されるのを楽しんでいた。

 

 フェルターがリドベダの頭を力強く引き寄せた。それから口から糸を引いてペニスが引き抜かれる。リドベダは大口を開けて、口内に詰まった特濃の子種を主人に見せつけている。フェルターがうなずくとリドベダは嚥下した。

 

 リドベダが服を脱ぎ始める。白い肌が暗い部屋に晒される。フェルターに背を向けて四足の獣のような姿勢をとった。淫靡に桃色の蜜肉から愛液が滴っている。

 

 今、何を見せつけられているのか。カスミは唐突に理解した。リドベダという娘こそ、カスミの未来の姿だ。男の子種を飲み干し、自分から股を開く肉便器。自決の手段さえ奪われたカスミには、その未来から逃れる手段はなかった。

 

 フェルターがリドベダを背後から犯す。哀れなカスミの未来図は、雌そのものの嬌声を屋敷に谺させ、淫らに腰を振る。喘ぐ声には知性も理性も欠片さえ残っていない。唾液を垂れ流し目は明らかに焦点が合っていなかった。

 

「嫌だっ! 絶対に嫌! 誰か! 誰かぁ! 助けてぇ!」

 

 忍ぶ者とは思えない、ただの小娘じみた絶叫をカスミはあげた。拘束された体はリドベダの痴態から目を離すことも許されない。あんな姿になるくらいなら死んだ方が遥かにマシだ。

 

 だがここは密偵として入り込んだ敵地の中である。救いの手は現れる可能性さえなかった。

 

 リドベダの膣内に射精を終えたのか、フェルターは陰茎を引き抜く。嫁水と違い、リドベダの愛液は当然フェルターの剛直に傷を与えることはなく、ただ淫らに塗らしただけだった。

 

 リドベダはまだ物足りないのか、自分の指を三本空いた膣に突っ込んで、性感を求めている。

 

「足んねえか? なら――」

 

 フェルターは指笛を吹いた。すると、部屋の扉が空いて、男が現れる。その顔には見覚えがあった。屋敷の主人だ。自慰に耽るリドベダに主人は向かうと、一言も喋らずにマラをリドベダの膣に突っ込んだ。

 

「あひぃっ!」

 

 そんな声をあげて、リドベダは再び犯され始めた。調査対象の屋敷の主人が、フェルターの意のままであるということは、屋敷どころかこの依頼そのものがフェルターの罠だったということだ。里を騙しきったという点からすれば、剣姫庭園と魔導森林の共謀しかあり得ない。どのような手練を用いれば、そんなことが起こりえるのか、下忍のカスミには想像さえつかなかった。

 

 リドベダの愛液で濡れた肉竿をおっ立てて、フェルターはカスミに近寄ってきた。頼みの忍法も自決の手段も奪われ、体は完全に拘束されている。

 

「よ、寄るなぁっ!」

 

 絶望の淵に立った彼女はそう喚くくらいしか抵抗の手段がなかった。

 

 フェルターはそんな彼女を拘束している縄をいじり始めた。拘束したまま体位を変えられるよう、長さや釣る位置を変えられるようにできているらしい。

 

 カスミの体は床の近くにまで降ろされ、うつ伏せの姿勢をとらされた。その鼻先にフェルターが亀頭を向けてくる。口だけは自由だ。噛みちぎることはできる。だが、この男はオークと同等以上の再生能力を帯びている。報復性もあるだろう。抵抗すればするほどに加虐は酸鼻極めるものになると窺い知れた。

 

 唇に亀頭が触れる。体が火照り始めた。無意識に彼女の口はフェルターの剛直を迎え入れ、舌先で歓待する。

 

「むほっぅ!」

 

 突如として、不感症染みたカスミの体を電流のような絶頂が襲った。膣にも肛門にもなんの刺激も加わっていない。屋敷の主人に犯されるリドベダの嬌声が、まるで自分の声のように思われた。

 

 フェルターがカスミの頭を抱え込んで口を犯し始める。喉奥が新たな性感帯にでもなったかのように、犯される度に嫁水ではなく、ただの雌汁が膣口からあふれ出す。

 

 ――なんで、こんなっ、気持ちいいのっ?

 

 口を犯されながら彼女は思案する。咥え込んだ陰茎に塗りたくられていたのはリドベダの愛液だ。リドベダの体液は彼女の状態を感染させるとフェルターが説明した。

 

 つまり、今カスミの全身を覆う快楽はリドベダが先ほどフェルターに犯され感じた快楽そのものだ。

 

 憎々しいだけのフェルターの肉竿を、彼女の舌は丁寧に舐めとる。甘ささえ感じるほどだ。顎が外れそうになる太さも嬉しい。何せ、今のカスミは絶頂を迎えながら、前後の穴が空漠だ。一刻も早く、このデカマラに滴る蜜壺を栓してほしかった。

 

 ――はやく……このおちんぽを私のおまんこにぶち込んで……!

 

 口には出せない真意を思いながら、フェルターの肉竿にカスミは全力で奉仕した。口に射精させれば、次は蜜壺に突っ込んでくれると信じたためだった。口内で、陰茎が震え出す。フェルターが頭を掴んで、根元まで咥え込ませてくる。陰毛が鼻先にかかり、男の体臭が鼻腔に広がる。その全てが彼女の蜜壺から溢れる愛液を増加させる要素だった。

 

 喉に直接特濃の子種が注がれる。堅ささえ感じる粘液をごくごくと彼女は飲み干す。その表情は先のリドベダの醜態と似て、焦点さえぼやけてただひたすらに精液の味を楽しんでいる。

 

 尿道に残った精液を吸い取ると、口から陰茎が引き抜かれた。ねだるように欲しがるように、彼女の蜜壺からは滝のような愛液がこぼれつづけている。

 

「挿入れて……っ。はやくぅっ!」

 

 拘束されている以上、逃げられないだけではなく、求めることも口でおねだりするしかない。雌の顔でカスミは、媚態を作って子作りをせがむ。だが、フェルターは背後に回って膣を犯し始めることはなく、無情にも再び彼女の姿勢を変えた。

 

 先ほどまでとは反対に、今度は仰向けで降ろされた。地面の高さは似たようなもので、このまま膣を犯すことも可能な高さだった。

 

「おまんこ……っ。埋めてっ……」

 

 火照って赤らんだ顔でカスミはねだる。

 

「いいや、その前にこっちを楽しませてもらうぜ」

 

 フェルターは宙づりになった彼女の腹部を跨ぎ、豊満なカスミの乳房の谷間に陰茎を差しこんだ。双丘から亀頭が飛び出る。

 

 乳房を揉みしだかれながら、内向きにこねられる。その合間を肉槍が出入りする。目の前に現れては消える亀頭は、お預けを食らっているカスミには毒だった。現れる度に蜜壺から淫水が垂れ、二匹の雌の喘ぎに紛れて部屋に響く。

 

 乳房が脈動を感じると即、彼女の顔に温かいものが飛び散った。まったく量を減じない射精で、カスミの顔が白く染まった。

 

 フェルターが指を鳴らすと、またも扉が開く、続々と男たちが入ってくる。全員が禿頭で、主人と似たような雰囲気を纏っている。

 

 うちふたりがリドベダの肛門と口にペニスを差しこみ、三人がかりで痩躯を汚し始めた。肉便器の自称に見合う有様だ。丹念に口で奉仕しながら、腰をグラインドさせて前後の穴で肉竿を扱いている。

 

「こいつらはインキュバスだ。知ってるだろ? 精液が媚薬の亜人だ。それにリドベダの体質が加わると、果てしなく絶頂は昂ぶっていく」

 

 言うとフェルターはカスミから離れ、リドベダの背中に触れた。滴る汗を手に着けたのだ。フェルターはカスミの正面に戻ってくると、リドベダの汗を膣に塗りたくった。

 

「はぅっ!」

 

 視界が真っ白に染まり、全身を電流が駆け巡る。体がロープで固定されていなければ跳ねるくらいの衝撃だった。これに比べれば里の媚薬は気休めにも等しい。膣と肌が逆転したようだった。フェルターに腹を撫で回されるだけで意識が飛びそうになる。

 

 否、逆転などではあり得なかった。膣は膣で麻痺したように熱を帯び、挿入を今か今かと待ちかねている。そんなカスミの体にインキュバスが群がってくる。

 

「さあて。精々楽しめよ。奴隷になるかはその後にでも聞いてやる」

 

「あっ、やめっ、奴隷になっ……いやぁぁぁ! あああああっ!」

 

 最後の叫びは敏感になった蜜壺を媚薬で濡れた陰茎で貫かれたイキ声だった。インキュバスたちはロープを利用してカスミの体勢を変えながら、カスミの全身を弄び始める。

 

 前後の穴を埋められるのは手始めで、両手に肉竿を、そして口と谷間まで犯されながら、余ったインキュバスが全身に触れ、舐め回してくる。

 

 イキよがりを繰り返す――ではなかった。ずっと、イキ続け、断片的に意識が戻るような状態だった。自分の身体感覚さえもはやわからず、口で射精されたのか喉に出されたのかの区別も曖昧になっていく。

 

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 ぼんやりとカスミが自我を取り戻したとき、彼女は自分から求めて陰茎をしゃぶっていた。無意識に覚えた舌遣いで、極太を奉仕している。インキュバスのものではなく、フェルターの陰茎だ。

 

 体の火照りは随分と収まった。収まったからこそ、正気を取り戻せたのだろう。その正気のままで彼女はひたすらに肉竿を頬張り、射精を促している。

 

 射精の前兆を感じて、カスミの顔が恍惚としていく。口内に温かい雄汁が注がれる。ただそれだけで彼女は軽くイキ、それからリドベダがしていたように大口を開けて、口内に溜めた精液を見せつける。うなずきに従って、彼女はそれを嚥下した。飲み干すと精臭が鼻から抜け、自分の立場がより明白に浮かび上がってくる。

 

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「下忍カスミは今日からフェルター様の肉奴隷ですっ」

 

 そう、奴隷宣言をして、彼女は再びフェルターの陰茎を口に含んだ。

 

 カスミはフェルターから地底唾王城の現状を教えられ、忍者の里について知る限りの情報を差し出した。湯船で体を洗った後、脱がされていた忍び装束を与えられ、着用する。

 

「屋敷を出たら中でのことは全て忘れろ。それで、屋敷については問題なかったと里に報告し、その後は里に戻れ。俺が里を落とす時に全てを思い出してこっちに着け」

 

 奴隷契約によって、彼女は忍者の里の獅子身中の虫となる。

 

 屋敷の外に出た彼女は、簡単な任務だったと嘆息をひとつして、里への帰路を駆け始めた。

 

 




縛って吊るとやっぱり画像が出しづらいです
忍者侍要素を入れると何故か顔がバタ臭くなる現象を避けるために手間取ります
最初は服を破ってたのですが里に戻せなくなるので最初から脱がせました
その画像を出すのに二時間かかりました。私は愚か
リドベダはSR環境キャラ
セラニアとリドベダは変えが利かない

パラメータで分かる! 現在の状況

【遠征中】
アウレリア→ガロッゾ城塞
カサンドラ→廃霊城(魔導森林領主)
フリーダ→鍛冶場(冒険者組合所属)
ヴァレンティーナ→剣姫城(剣姫庭園領主)
レオナ→北防城
カスミ→忍者の里

【地底唾王城総戦力】
フェルター  戦術153→157(カスミ) 
E唾王槌
E唾王鎧

※フェルターの戦術レベルは奴隷の半分が加算される
※ただし、地底唾王城以外では相手の戦術レベルに合わせてレベル制限される

特殊オプション:
毒合成レベル6
魔術工房レベル120
※魔術工房レベルは戦術レベルと同等まで上げられる

調教道具:
オーク5匹
奴隷傭兵50人
娼館(セラニアが娼館主。領地誓約発動可能)
自動張型(フリーダが供給)
インキュバスの館(各地に点在。拘束宙吊りが可能)

保護中:
村娘9人→給仕隊
村娘ティナ→給仕隊
未亡人ヨダ→給仕隊
治療中(カスミ編でインキュバスが買った分)

調教中:
修道女ルクレティア

設備:
地下牢
作戦会議室
→図書室(多分最初からあった)
→調理場(多分最初からあった)
魔術工房×4(セラニア、ロザリンド、ヴェレディア、アルガナ分)
機動教会(ルクレティア)

鉱山→カーラ。鉱婦20。必要な金属・宝石類の獲得
農地
領海→マリーナ。漁師20。新鮮な魚をお届け。売れる。ご飯レベルアップ。
山林
現在指揮者(農夫、木樵不在で資源活用不可)

【保有奴隷】
傭兵リヴィス    戦術10 
騎士アウレリア   戦術20 
剣士レビア     戦術10 諜報2
魔術師ロザリンド  戦術9  諜報5  工房20
暗殺者リドベダ   戦術8  諜報8  特技:特殊毒
槍騎士ヴァスカ   戦術11
誓約士セラニア   戦術11 工房20 特技:領地誓約
街盗賊ジリ     戦術7  諜報15 特技:ピッキング
魔導妃カサンドラ  戦術20 工房20
魔導姫ヴェレディア 戦術18 工房20
淫魔アルガナ    戦術40 工房20 特技:亜人魅了
漁師マリーナ    戦術6  漁師20
修道女ルクレティア(調教中) 戦術15 特技:機動教会、暴力結界
山賊カリスタ    戦術10
鉱婦カーラ     戦術5 鉱婦20
鍛冶師フリーダ   戦術18 鍛冶40 特技:武具鋳造、武具修理、張型開発
軽騎士ステラ    戦術16
新米騎士シルビア  戦術6
重騎士レオナ    戦術20 芦竜号 鋼壁鎧
剣姫ヴァレンティーナ戦術50 魔剣グラムフェムト
下忍カスミ     戦術8 諜報20 忍法嫁水
※戦術レベルは単純な戦闘力ではなく、完全な指揮でベストの戦果を発揮したらそうなるという塩梅

【領土】
魔導森林グラヴィカ
剣姫庭園ゴロッザ

【目的】
雅典戦国アテナイ→アテナ討伐
降魔呪国ナウプリア→ヘラ討伐
他国→橋頭堡確保目標
忍者の里→下忍カスミを奴隷化
英霊楽土ヴァリアーザ→討伐条件クリア
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