鎧の重みに耐えかねて床に倒れ込んだオリヴィアは、にやつきながら彼女の鎧に手をかけるフェルターを睨むことしかできなかった。つい先ほど、彼女が直々に熱した溶鋼で溶かしたはずのフェルター両手が再生をしていた。
「腕の再生が不思議か? 俺はオークの再生能力を持っていてな。四肢の欠損くらいはすぐに治る」
魔力を膂力として転換することができない。それが今のオリヴィアの状況である。常日頃着用している鎧の重量に押し潰されそうなくらいだ。
「魔女の首輪って奴でな。その首輪を嵌められたギフトホルダーは力を出せなくなる。今のゼヌゼみたいな枯渇状態と似たようなもんだ」
そう言ってオリヴィアに絶望を与えると、フェルターが鎧を力任せに剥ぐ。鈍い音が響いて留め具が壊れた。体にかかる重さが減って苦しさは薄れた。
目の前にいるのはゼヌゼと獣のような情交をした男だ。屹立した肉棒からは不快な臭気が漂っている。その手がさらに肌着を引き裂き、形の良いオリヴィアの乳房が露出する。
悲鳴を噛み殺してオリヴィアはフェルターを睨む。力を失ったオリヴィアの眼差しにはなんの効力もない。フェルターは左手で彼女の乳房を揉みしだき、右手で彼女の衣服をさらに破り捨てていく。
残ったのは肩部と脚部くらいだ。それはもはや身を守る鎧ではなく、四肢を拘束する縛鎖であった。上半身だけでなく下半身も肌を、そして性器を露出させられる。ぴったりと閉じた膣口が蝋燭の火に照らされた。
「ほお。綺麗なもんだ。天使様とやったりはしてねえんだな?」
意外そうにフェルターは言うと、股間に顔を近づけてくる。
「私のような――ギフトホルダーに子種を恵んでくださるのは、高位の天使様だけですっ」
男の顔を股間の間に両手を挟み、オリヴィアはフェルターの暴挙から身を守ろうとする。その手がフェルターに掴まれ、力ずくで開かされた。太ともで彼の顔を挟み込むが、力で圧倒的に負けている。徐々に男の顔が彼女の膣口に迫っていく。
「ひあっ」
湿った風が閉じた膣口と乾いた陰核を襲い、オリヴィアの口から驚きの声が漏れる。続けて、陰毛ごと吸い寄せられるような吸気を受け、オリヴィアは表情を引き攣らせた。秘部の匂いを嗅ごうとするなど、正気の沙汰ではない。
「乳酪臭え、生娘のまんこだな。ほぐしてぶち込んでやるのが楽しみだ」
言われオリヴィアの肌は粟立ち、意味を解さないながらも膣も怯えて硬く閉じた。オリヴィアはこの状況からの脱出は不可能だと悟り、未来を儚んで禁忌を犯すと決めた。
歯で一息に舌を噛みきる。ろくに四肢も動かせない状況は、舌を噛むくらいしか手段がなかった。――が。その咬筋は口にねじ込まれた男の手に容易く防がれた。
「舌を切っても窒息するくらいで、お前らは死ねやしねえよ。無駄に苦しませるつもりはねえ。むしろ、気持ち良くしてやろうってんだ」
自死の希望さえ奪われ愕然と震えるオリヴィアの耳に男は囁き、耳たぶに舌を這わせてくる。背筋に怖気が走った。
仰向けに倒され、暗い天井が見えた。その視界を塞ぐようにフェルターが覆い被さってくる。硬くぬめぬめしたモノが下腹部触れ、視線を下げた。
「ひっ」
声が漏れた。オリヴィアの白い肌の上に、黒く膨張した逸物が載せられている。こんなものが自分の下腹部に収まるとは到底思えなかった。先走り汁で後を残しながら、陰茎が徐々に下腹部を降っていく。やがて、それが彼女の股間を越え、膣口にあてがわれたら、彼女は純潔を失う。
高位天使は処女にしか子種を与えない。彼女が純潔を保ってきたのは戒律を守るためであり、同時にその栄誉を高位天使から賜るためだ。
「純潔は――純潔だけは……どうかっ」
眦から涙を流して、オリヴィアはフェルターに懇願した。ちょうどカリと陰核が擦れ合ったところで、フェルターは腰を引くのを止めた。
オリヴィアの体が引っ張られ、座り姿勢にさせられる。その眼前に陰茎が突き出される。それは堕落へと導く蛇にも似ていた。透明な汁を吐き出しながら、オリヴィアを凝視しているように思われた。鼻腔に届いた青臭さから逃げようとオリヴィアは呼吸を止める。
それに気付いたか、フェルターが彼女の鼻下に先走り汁を塗りつけるようにした。
「おら。純潔守りてえんだろ? 俺の男臭さを精々堪能しな」
断ればそのまま膣口に突き立てるという宣言だった。
仕方なくオリヴィアは呼吸を再開する。不快な悪臭が鼻を通って肺に流れ込む。地下室の重い空気に精液の残滓が混ざっていて、肺の中で着床するのではないかという奇妙な不安がオリヴィアを苛む。
「お次は味も確かめてみてもらおうか」
亀頭が少し下がった。尿道に口づけさせられている。嫌悪感をあらわにして、オリヴィアは上目遣いにフェルターを見上げる。フェルターはにやつき、オリヴィアの視線によって促されたのか、先走り汁が唇を湿らせた。
震えながらオリヴィアは唇から舌を出した。暖かい部位に触れる。尿道から裏側へとつながる小帯だった。塩辛さと苦味が舌先を痺れさせる。分泌した先走り汁が舌を伝って口内を浸食する。
「どうだ? 美味いか?」
「さっ……むぐぅっ」
最低の味です。そう毅然と答えようとした隙を突かれ、喉を亀頭が穿ち抜いた。突然の暴挙に目を剥いて抗議するが、フェルターを制止することはできなかった。
頭を掴まれる。そして、フェルターは激しく腰を打ち付けた。フェルターの陰毛がオリヴィアの鼻に絡みつき、躍動する陰嚢が彼女の顎に時折触れる。ただ前後に抽送されているわけではなく、時に内頬を、時に舌上を、時に喉奥を――彼女の口内全ての感触を楽しもうとしているようだった。
一際強く、フェルターが彼女の顔を自らの下腹に叩きつける。喉の奥で、何かが震え出す。鼻が潰れてろくに呼吸もできない。川が溢れたときのような轟音が耳朶を打つ。それは彼女の体内で発された音で、白い濁流が彼女の喉へと雪崩れ込んでいく。
今すぐ吐き出したい。だが、顔を押さえられたオリヴィアにはそんな自由はなかった。呼吸ができず、喉から逆流した精液が舌を見たし、子種の味を舌が詳細に感じとる。どうしようもなかった。そう言い訳をして、オリヴィアは嚥下を始めた。ごくごく、と動く喉の感触を楽しむように、フェルターが亀頭を小さく動かす。口から鼻に精液の臭いが逆流してきた。
ペニスが唇から引き抜かれると、オリヴィアは咳き込んだ。口端から残ったわずかな精液が零れ落ちる。娼婦のように淫らに見えると彼女自身は知る由もなかった。
背後から脇の下に手を差しこまれ、体が持ち上げられた。拷問器具を載せていたテーブルの上に彼女は腹ばいで押し付けられる。
「な、なにを……」
「ゼヌゼと俺がやってんの見てたんだろ? 次はこっちだよ。純潔の方が良ければ順番変えてやるけどな」
そう言うと尻――肛門に濡れた柔らかいものが触れる。舌だ。そう理解すると同時に、女神も畏れぬ所業にオリヴィアは言葉を失った。いくらギフトホルダーが排泄をしないとはいえ、排泄器に飲食のための舌を触れさせ――舌が、彼女の閉じた肛門をすり抜け括約の抵抗を潜り抜けた――あまつさえ、その舌で肛門を浸食するなど、正気の沙汰ではない。
同時に、彼女の体には刺々しい感覚が断続的に走った。肛門を舌が前後することによる性感だとはオリヴィアには認識できるはずもなかった。
長い時間、そうされているように感じた。苦悶の時間は長く感じられる。歯噛みしてオリヴィアはただ耐えた。他に何もできなかった。
「っと。ずいぶんと緩んだな。これで食い千切られる心配も、裂ける心配もねえ。じゃ、いくぞ」
耐え忍んでも状況は好転しない。しかし、我慢する以外の選択肢はオリヴィアにはない。亀頭が肛門に触れる。フェルターの指先がオリヴィアの尻肉を揉みしだいてから、肛門を広げるように左右に力を込めた。
「かはっ」
内臓器を殴打されたような痛みに、オリヴィアは声を上げた。
「使ったことがねえのは間違いねえな。戒律じゃあケツ穴はどうなってんだ? 肛門におちんぽ突っ込まれんのも姦淫か?」
信仰も彼女自身をも冒涜するフェルターの揶揄に、オリヴィアは睨み付けようとして首を捻る。だが、テーブルに押し付けられた体勢では自分を背後から犯す男の姿を視認できなった。
「いいぜ。よく締め付けやがる。ほおら、聞こえるか? お前のケツからやらしい音が鳴り響いてるぜ」
フェルターの腰がオリヴィアの尻肉を打ち付ける音。引き抜く際には腸壁と亀頭が擦れ合う濡れた音がして、カリ首が先走り汁を集め肛門の外へと吐き出し、水が溢れる音がする。すぐにまた潤滑の音が鳴り始めて再び尻肉を叩く音がする。
「おしっ、腸に恵んでやるぜ」
オリヴィアの目に怯えが混じった。腸内に精液を吐き出すなど、戒律を定めた者でさえ想像もしない冒涜的な行為だ。先ほど口内で起きた蠕動が、体幹を通って脳に聞こえる。直後、熱い迸りが彼女の中に解き放たれた。
「あ……ああ」
自らの身に起きた惨劇を受け入れられず茫洋とした眼差しで彼女は声を上げるだけだった。しかし陵辱は終わらない。フェルターは再び力強く彼女の尻肉に指を埋めると、再び抽送を再開する。
「そん――なっ」
一度で耐えかねるほどの狂気的振る舞いがさらに続く。その事実にオリヴィアは恐怖を感じた。
「なんだ? 俺はまだまだ満足しちゃいないぜ? それともまんこでお相手してくれるってのか?」
そう言われると抵抗する気力も奪われてしまう。もとより抗う術などなにひとつないのだが。
「まあケツ穴楽しませてもらってるお礼にな。色々と説明しておこうか。俺は七女神全てを打倒するために奴隷を集めている唾王フェルターだ。独裁領域を持つ奴が欲しかったんだがね。独裁領域の詳細は他国じゃあ知られちゃいない。折良く俺の奴隷、カスミがお前から受けたゼヌゼ調査の任務を受けた」
下忍カスミ。オリヴィアの依頼で忍の里からやってきたギフトホルダーだ。忍は戒律こそオリヴィアとは異なれど、里の信条として外部には決して情報を漏らさない。だから信頼していたのだが――そのカスミがオリヴィアを、そして里そのものを裏切っていたようだった。
「独裁領域の効果は魔術や異能を打ち消す――とされる。盗賊型のゼヌゼがお前に捕まった以上、実際には出力同士の鬩ぎ合いで相手のギフトそのものを喪失できるってわけだ。騎士型が真っ正面から単独で盗賊型を捕らえるのは難しいからな」
フェルターが彼女の尻を腰で打ちながら自らの推測を開陳する。
「七つの国は相性差がある。だからこそ、この大陸は千年間統一できていない。独裁領域を持ちながら天命聖国が基本的に受け身なのは、左右にある国に不利だからだ。魔獣や強力な眷族を持つ原始楽国。技術の粋を極め銃などの武器を練造可能な機構技国。つまり、体質と武器を独裁領域は無効化できない」
フェルターの推測は正しい。魔獣はオリヴィアにも厄介な相手だ。独裁領域は魔獣に影響しない。また、機構技国の武器――銃や砲も苦手な手合いだ。相手のギフトを封じたとしても銃や砲はオリヴィアのようなギフトホルダーを撃ち抜ける。
「優勢な国が他国を侵略しきると、その隣の国によって衰退させられる。七つの国はそうてこの形状に落ち着いている。七女神どもは大陸を統一するつもりなんざ最初からない」
その憶測には反論をしたかった。しかし、再び抽送の速度が上がり、揺れる体で言葉を発せずに歯噛みして押し黙る。
「何故なら女神は眷族が何体いようと倒せないからだ。覇権を競いたいなら、最初から女神同士でやり合えばいいだけさ。奴らは当然、自分こそが最強だと自負はしているだろう。では、何故女神同士で決着をつけないのか。それは単純に相性差があるからで、その相性差が各国の相性にもつながっている」
女神同士が戦えばいい。女神に拝謁したこともないオリヴィアには反論すべき言葉を持たなかった。確かにそうだ。だが、それに疑義を浮かべればそもそも戒律を守ってきた自らの半生が台無しになる。そんな予感があった。
「お……あ」
再び、彼女の直腸内でフェルターの陰茎が震えだした。またも精液を自分の内側に放たれるのか。そう考えて心胆を震えさせたが、フェルターは彼女の肛門から陰茎を引き抜いた。空圧による間抜けな音が鳴ると、彼女の尻肉に熱く硬い陰茎が挟み込まれる。
そのままフェルターは腰を振り始める。やがて、彼女の背中に熱い液体が放たれた。
「へっ。いいざまだ。俺の子種で白い肌をより白く塗り潰してやるよ」
彼はそう言うと、再び彼女の肛門に亀頭をあてがうと、奥深くまで刺し貫く。腸壁が絡みつくその肉竿は、幾度の射精を経ても萎える気配はなかった。
「肛門だけでイく奴もざらにいるんだがな。流石にオリヴィア様は貞淑でいらっしゃる。俺の逸物が満足するまで、精々意識を保ってくれよなぁっ!」
そう告げて、フェルターがこれまでより激しく腰を振り始める。湿った音は凝縮され聞こえづらく、乾いた音が連続で地下室に谺した。
二度、三度と精液が背中にぶちまけられた。それなのに、全くフェルターの陰茎は堅さを失いはしなかった。フェルターもこれ以上オリヴィアに告げる言葉はないのか、ひたすらに陰茎を直腸に打ち込み、その摩擦を楽しむだけだ。
視界が狭まっていく。意識を失った彼女を、フェルターがどうするのか? 考えなかったわけではないが、微睡みには勝てずオリヴィアの意識は暗転した。
「がっ!」
全身を奔った痛みに、オリヴィアは悲鳴を上げた。意識が落ちるまでの記憶を辿る。悪い夢などではなく、今でもフェルターは彼女の肛門を穿ち、腰を振っている。
「ったく。ケツ穴貫かれたままで寝入るとはなあ。貞淑ってよりは不感に近いのか?」
「い……今のは」
フェルターのからかいに答えもせず、全身を襲った痛みについて口にした。フェルターが彼女の顎を抱え、目の前に一本の剣を置いた。剣には過度な装飾はなく、無骨だった。
「王クラスを相手には使える武器がなかったんでな。電撃をまとわせた剣を奴隷の鍛冶師に造らせた。出力は落としておいたが、ちゃんと動くな」
電流によって相手を痺れさせる魔剣を気付けとして使ったらしい。カスミだけでなく、鍛冶師までも奴隷にしている。フェルターの手勢はオリヴィアの想像より多いようだった。
どれほど尻穴を犯されたのか。認識するのが怖かったがすぐに判明する。背中に夥しく射精された精液の量は、十回以上だと思われた。射精の勢いも激しさを維持しており、彼女の銀色の髪さえも精液に汚されている。
「あっ……」
またも体から陰茎の蠕動が伝わってくる。これ以上汚されるのを恐れて身を縮めたが、此度は肉竿は引き抜かれず、腸内に熱い迸りが放たれる。
テーブルの上で彼女の体が反転させられる。今もまだぴっちりと閉じた膣口に、フェルターが舌を這わした。
「や……約束が……違う」
いやいやとオリヴィアは無力な村娘のように首を振った。否、今の彼女は村娘と大差ない。抵抗は拒否を示すくらいがせいぜいで、それには物理的な障害はなかった。
「はっ。途中で意識飛ばしておいて何様だ? まあ落ちてる間も肛門は十分キツキツで楽しませてもらえたがな。俺に処女奪われるのが嫌なら――あっちがいいか?」
フェルターが顔を向けた先から、喘ぎ声が聞こえてきた。力の抜けた彼女は身を起こすこともできない。枷にしかなっていなかった肩部と脚部の鎧が剥がれ、フェルターが彼女を引きずり起こす。
テーブルの上に座ったオリヴィアの視界に、ゼヌゼと天使たちの乱痴気が見えた。本来、ゼヌゼに子を産ませるため、オリヴィアはここでゼヌゼの四肢と五感を奪うつもりだった。フェルターに犯されている間に天使巡礼の時間になったらしい。ゼヌゼは三十人の天使人形に囲まれ、口と膣に延々と子種を注がれている。
「あ……ひぃ……もうやぁ……」
ゼヌゼの呻きが聞こえてきた。オリヴィアが捕らえ、拷問をしようとした相手ではあるが、今ではどちらもフェルターの慰みものでしかなかった。ゼヌゼは言葉とは裏腹に激しく腰を振り、自分から天使の肉竿をしゃぶっている。フェルターに犯されていた際と同じく、絶頂とやらを求めながら、達せない今の状況が苦しいらしかった。
「いいんだぜ? 今のお前は天使様たちのお眼鏡にかなってる。俺がこうしてなけりゃあ気絶してる間に子種を注がれたっつうわけだ」
ほとんど自由意志を持たない天使人形たちが、フェルターの背後に無言で列を成していた。もちろん、その陰茎は屹立している。
「あ……嘘っ。私は、もっと高位天使様の……」
「こいつらは単純に魔力出力見ているだけだ。今のお前は常人程度の出力しかない。よって、俺が退けば天使様たちが子種を恵んでくださるぜ」
フェルターに純潔を奪われるか。天使人形に奪われるか。
想像だにしていなかった二択を迫られる。天使人形が孕ませるのは信仰の薄い人間に限る。だから、天使人形の子種を注がれるわけにはいかなかった。では、フェルターならいいのか。それも当然違っていた。女神を倒すつもりの男を許容するのは、背信に他ならない。
どちらを選んでも生涯を否定することになる状況で、オリヴィアは都合良く認識をすり替えることしかできなかった。フェルターが舌で膣口をこじ開けようとする。オリヴィアは自分から腰を浮かせ、フェルターの舌を迎え入れる。閉じていた膣口が開き、淫靡に濡れた蜜肉が蝋燭の火に照らされる。
「孕ませてぇ……私の、天使様」
高位天使の姿形や性質に統一性はない。だからオリヴィアは、フェルターこそを自分のための天使だと認識して矛盾を呑み込んだ。それしかできなかった。
満足そうにフェルターが笑い、愛液で濡れた唇で彼女の唇を奪おうとする。もはやオリヴィアに抵抗の気持ちはなかった。はしたなく舌を伸ばし、自らの愛液を味わうと、激しい口吻を求めた。
二枚の舌が熱烈に絡み合う。雄の臭いも天使のものだとすれば至福に感じられた。力の弱まった両手でフェルターの頭を掴み、唾液を送り込むと同時に相手からの唾液も受け入れる。
フェルターの手は太ももに触れるだけ。足はオリヴィア自身の意思で開かれている。肛門を散々に犯し抜きながらも、些かも活力を減じない亀頭が濡れぼそった膣口に触れる。体の芯から粘液のように快楽が広がっていく。艶やかな喘ぎをフェルターの口内に吐き出して。
「んぷっ、ちゅ、……ぬ……はぁっ!」
溢れる愛液が潤滑を促し、抵抗は処女膜だけに限られた。肌が裂ける音が体内を通って聞こえる。その音は今日オリヴィアが聞いた如何なる音律よりも浄く、淫靡に感じられた。
互いの汁を混ぜ合わせながら、陰茎が蜜肉を押し広げていく。深く沈み込み、彼女の腰にフェルターの腰が触れる。亀頭が彼女の子宮口を押し込んだ。
フェルターの腰が前後する。無意識ながらに彼女の蜜肉は強く激しく、亀頭を絞り上げた。求めていた天使とのまぐわいに、オリヴィアは気兼ねなく声を上げた。
「んっ……はあっ……いいっ。天使様、私の天使様っ! 未使用の私の膣内に、たっぷりと子種を恵んでくださいませっ」
突かれるたびにオリヴィアの乳房が揺れる。誘うような動きに、フェルターの手は敏感に反応した。乳房の揺れ方が変わる。フェルターの指先が荒々しく揉みしだいては、時に根元だけを捕まえて揺らす。乱暴で激しく、繊細で執拗な愛撫は、すぐにオリヴィアを絶頂へと連れ立った。
「は……っらむっ! 天使様の御子を孕みますうぅ……!」
焦点の合わない瞳でオリヴィアは媚びるような言葉を心底から告げる。
膣内で待ちかねていた蠕動が始まる。オリヴィアは覆い被さるフェルターに残った力を全霊に込めて抱きつく。惜しみながら口吻を中断すると、フェルターの耳元に囁く。
「私からもぉ……ご奉仕させてくださいませ」
子宮を突き上げられ、内臓が潰れて出た吐息を耳にかける。フェルターが床に腰を降ろし、仰向けに倒れた。その上に彼女は跨がり、雌の本能に従って前後左右に腰を動かした。自分だけの快楽を求めているような乱雑な動きであったが、それはしっかりとフェルターにも性感を与えていた。
精液が子宮にぶちまけられる。瞬間、オリヴィアは再び絶頂を迎える。ピンと弓なりに背を逸らして、だらしなく開けた口からは唾液が落ちて乳房に落ちる。唾液を肌に塗り込むようにフェルターが彼女の乳房を下から揉みしだく。敏感になった膣内をオリヴィアは自分の意思で動かし、肉竿で掻き回す。
「もっとぉ。精液注いでぇ」
蕩けた視線で下になったフェルターを見つめ、ねだるように腰を動かすとフェルターが応じた。
「はっ。一皮剥きゃあオリヴィア様もただの雌豚かっ。いいぜぇ。壊れるまで注いでやる」
彼女の腰の動きに合わせ、フェルターが下から激しく突き上げる。度重なる快感で、オリヴィアの意識は飛びそうになる。否、断続的に飛んでいる。続く絶頂が彼女に覚醒を促し、意識が継続しているように見えているに過ぎなかった。
再度、彼女の子宮に精液が放たれた。
清楚さの欠片もなく、限界まで舌を伸ばした絶頂顔で、彼女はその精液を受け止めた。
膣から陰茎が引き抜かれ、彼女の鼻先にフェルターが亀頭を差し向ける。オリヴィアはその精臭さえも逃すまいとするように鼻息荒く臭いを嗅ぎ、それからパクリと陰茎を咥え込んだ。蜜肉の動きを模して,彼女は肉竿をもてなす。頬を窄めて頬肉を蜜肉代わりにして圧搾する。尿道に残っていた精液が喉を潤す。膣にはない舌という可動域の広い部位と、硬い歯を用いて膣では成せない刺激を与える。口内で蠕動を感じたオリヴィアは、大口を開けて精液の迸りを受け止めた。
上目遣いにフェルターを見上げながら、オリヴィアは口内に貯まった精液を舌に塗り込んで味わう。塩味も苦味もない。ただ恍惚とさせる表現しようのない味わいが広がっていく。
「良い子だ。オリヴィア、俺の奴隷になるか?」
「はぁい……、私、天使様の肉奴隷……。たくさん、頑丈な子を産みますからぁ」
「はっ。全く困ったもんだ。いいぜ。そんなに天使様が好きならな。ゼヌゼ同様、こいつらの子種も注いでもらいなっ」
尻肉が叩かれ、激しい音が鳴る。そして彼女は順番待ちをしている天使人形の前へと投げ出され、彼らに組み付された。
「あ……やぁっ! 私の蜜壺は……天使様だけの……あんっ!」
口とは裏腹に、天使人形が正常位で陰茎を埋めると彼女は淫らな嬌声を上げる。仰向けになった彼女の顎を上げ、もう一体の天使が彼女に子種を呑ませるべく陰茎を咥えさせる。
文句を告げる口も失い、フェルターとの交尾で敏感になった体を、機械的な天使人形の抽送が責め立てる。
自分の天使様以外に犯されるのは屈辱ではあった。しかし、開発されきったオリヴィアの体は天使人形たちの冷淡で無慈悲な陵辱にも十分な絶頂に達することができた。
朦朧とした意識のままで、彼女は多数の天使人形に射精された。
気付くと、彼女は天使の一体に跨がり腰を振っていた。眼前に突き出された陰茎を本能でしゃぶり、腰と唇で二本の肉竿から子種を奪おうとひたすらに動いている。
自分の天使様以外にまで、このような淫らな振る舞いをする己に、オリヴィアは心底から戦いたが、もはや自分の意思では体を制御できなかった。
口に放たれた精液を飲み干し、呆然としたままで彼女は言った。
「違うのぉ……私の……おまんことお口は、私の天使様の……ものぉ」
虚ろな眼差しで言ってはみるが、顔の前に陰茎を突き出されるとどうしてもしゃぶってしまう。腰を振るのもやめられない。ひょっとして自分は生まれつきの淫乱で、堕落した存在だったのかもしれないとオリヴィアは恐怖を抱いた。
そのときだった。
肛門に、求めていた太い剛直が突き立った。天使人形は子種を恵み、母胎に栄養を与えるのみである。栄養は口からで十分なため、肛門を犯すことはない。
そんなことを考えるまでもなく、それが天使様の、ご主人様の逸物だとは長く犯された腸壁が感じとった。
膣だけでなく肛門にも力を込め、三穴で三本の肉棒から子種を搾り取る。
先に膣と口を犯していた天使が埒を空け、肛門を犯すフェルターの剛直だけが残った。未通だったときとは違い、今の彼女は既に肛門でも十分な快楽を得られるほどに成長していた。
フェルターが体位を変え、肛門から極太を引き抜いた。オリヴィアは自分から膣穴に陰茎を迎え入れる。
濡れた音と乾いた音を交互に響かせて、彼女の喉から理性の欠片もない雌の咆哮が放たれた。
ネクストターゲット
【挿絵表示】
パラメータで分かる! 現在の状況
【遠征中】
アウレリア→ガロッゾ城塞
カサンドラ→廃霊城(魔導森林領主)
フリーダ→鍛冶場(冒険者組合所属)
ヴァレンティーナ→剣姫城(剣姫庭園領主)
レオナ→北防城
カスミ→忍者の里
【地底唾王城総戦力】
フェルター 戦術221→231(ゼヌゼ&オリヴィア)
E唾王槌
E唾王鎧
E麻痺剣
※フェルターの戦術レベルは奴隷の半分が加算される
※ただし、地底唾王城以外では相手の戦術レベルに合わせてレベル制限される
特殊オプション:
毒合成レベル6
魔術工房レベル120
※魔術工房レベルは戦術レベルと同等まで上げられる
調教道具:
オーク5匹
奴隷傭兵50人
娼館(セラニアが娼館主。領地誓約発動可能)
自動張型(フリーダが供給)
インキュバスの館(各地に点在。拘束宙吊りが可能)
保護中:
村娘9人→給仕隊
村娘ティナ→給仕隊
未亡人ヨダ→給仕隊
治療中(カスミ編でインキュバスが買った分)
調教中:
修道女ルクレティア
設備:
地下牢
作戦会議室
→図書室(多分最初からあった)
→調理場(多分最初からあった)
魔術工房×4(セラニア、ロザリンド、ヴェレディア、アルガナ分)
機動教会(ルクレティア)
鉱山→カーラ。鉱婦20。必要な金属・宝石類の獲得
農地
領海→マリーナ。漁師20。新鮮な魚をお届け。売れる。ご飯レベルアップ。
山林
現在指揮者(農夫、木樵不在で資源活用不可)
【保有奴隷】
傭兵リヴィス 戦術10
騎士アウレリア 戦術20
剣士レビア 戦術10 諜報2
魔術師ロザリンド 戦術9 諜報5 工房20
暗殺者リドベダ 戦術8 諜報8 特技:特殊毒
槍騎士ヴァスカ 戦術11
誓約士セラニア 戦術11 工房20 特技:領地誓約
街盗賊ジリ 戦術7 諜報15 特技:ピッキング
魔導妃カサンドラ 戦術20 工房20
魔導姫ヴェレディア 戦術18 工房20
淫魔アルガナ 戦術40 工房20 特技:亜人魅了
漁師マリーナ 戦術6 漁師20
修道女ルクレティア(調教中) 戦術15 特技:機動教会、暴力結界
山賊カリスタ 戦術10
鉱婦カーラ 戦術5 鉱婦20
鍛冶師フリーダ 戦術18 鍛冶40 特技:武具鋳造、武具修理、張型開発
軽騎士ステラ 戦術16
新米騎士シルビア 戦術6
重騎士レオナ 戦術20 芦竜号 鋼壁鎧
剣姫ヴァレンティーナ戦術50 魔剣グラムフェムト
下忍カスミ 戦術8 諜報20 忍法嫁水
亡領将トモエ 戦術18
戦乙女ヘルミーナ 戦術60 魔槍 英雄変性
召獣師アレグラ 戦術16 王狼 ハゲワシ 魔獣調教
弓将ヨイチ 戦術18
刀武人トオシ 戦術8
槍武人タダヨ 戦術8
追剥ゼヌゼ 戦術6 諜報10
修道騎士オリヴィア 戦術14 独裁領域
※戦術レベルは単純な戦闘力ではなく、完全な指揮でベストの戦果を発揮したらそうなるという塩梅
【領土】
魔導森林グラヴィカ
剣姫庭園ゴロッザ
英霊楽土ヴァリアーザ
【目的】
雅典戦国アテナイ→三傑討伐(条件達成)→アテナ討伐
降魔呪国ナウプリア→ヘラ討伐
他国→橋頭堡確保目標
忍者の里→下忍カスミを奴隷化