今回はその謎に迫りたいと思います
綾小路はDクラスで消えた女子の事を調べていた
網倉からは妊娠したと思われる子が急にいなくなったけど退学はしてないようだとしか情報がもらえなかった。
一之瀬が詳しく知っている可能性が高いが流石にオレから切った相手に聞くわけにもいかない
オレはこの二年半で友人が増えたと思っていたが実際には3年になり逆に本音で話せるような友人と言える生徒がほぼいなくなってしまった
堀北クラスにいた時はオレの真意は別として堀北、平田、須藤、三宅、幸村・・・そして一番信頼していた恵がいた。このクラスを裏切ってからは勿論ほぼ付き合いはなくなっている。
普通の高校生活をしたくてこの学校に来て、うまくいっていたはずなのになぜこうなったのか。。。
こんなことを考えてもしかたないので頭を切り替える
うちのクラスの山村ならもしかしたら情報を持っているかもしれないので山村がいそうな自販機に行くと、想像していた通り山村がいた。
「相変わらずここにいるんだな?!」
山 「あ~綾小路くん・・・なんかここが落ち着くから気が付くとここにいます」
「そうか・・・ところでDクラスの女子が数人消えてるってお前知ってるか?」
山 「はい、なんとなくですが・・・」
「そいつらの名前とかわかるか?」
山 「石丸さん、小橋さん、二宮さんだったかな・・・?」
「へぇ~流石によく知っているな。ところでそいつらが今どこにいるかわかるか?」
山 「そこまではわかりません。ただあのクラスは今乱れているとしか・・・」
「どうにか調べる事はできないだろうか?」
山 「うちのクラスに有益になりますか?綾小路くんはリーダーから降りたので貴方がなぜそのような事を聞くのか私にはわからないのですが」
オレは体育祭のあとにクラスリーダーから降りる宣言をしている。
もちろんクラスの為に試験は全力で取り組むし体育祭でも個人競技は全て1位を
取ってクラスポイントに貢献している。ただオレにはクラスをAに導くのとは別に
やるべき事が出来た為だ
山 「私は坂柳さんの事を尊敬していたし好きでした。坂柳さんが学校を去る日、綾小路くんをリーダーに望んでいたし、貴方に託したのを私はあの場で見ていたので協力したいと思っていました。でも私は一之瀬さんとの事は好きになれません。坂柳さんも嫌っていたはずですし。。。あのクラスはもう私達の敵ではないです。落ちるところまで落ちました。なのでこのまま知らなくて良いと思います」
「そうか・・・山村は坂柳の為にいろいろ調べたりしてたんだよな」
山 「はい、そうです。それと私は軽井沢さんの事も・・というかお二人が一緒にいる姿を見るのが好きだったんです。この自販機の陰からお二人が仲良く登下校されるのをいつも見てました。それが気が付けば一之瀬さんと親密になられてて・・あの軽井沢さんが綾小路くんを振ったとは私はどうしても信じられないのです。なので私は綾小路くんには不信感しかもてなくなりました・・・」そう言って山村が顔を伏せる・・・
「そうか・・・そんなふうに見てたんだな・・・わかった。悪かったな」
オレと割と話すクラスメイトは他には森下と橋本くらいか。。。
橋本は坂柳が退学になった直後はおとなしくしていたがすぐに元に戻っている。相変わらずフラフラとどっちつかずでポイントを貯め込み最終的にAクラスに行けば良いと準備をしているようだ。
森下もなんだかんだ恵とオレを恋人として扱ってたし・・更には森下が裏切者と嫌っている橋本を退学させないことで山村と同じくオレに不信感を抱いているかもしれない
他クラスからいきなりやってきたある意味裏切者を半年やそこらで信頼を得るのは難しいと言うことだな。。。いくらポイントを稼いでやってもそこまでの信頼は得られてないんだろう。Aクラスになる事が絶対条件でそのために自分たちのポイントを使ってまでオレを受け入れたのに1学期は一之瀬とSEXばかりしてたからな・・・もちろんそれは旧坂柳クラスをAに引き上げる為だがクラスの皆から見ればオレがただ一之瀬と夜な夜な遊びまくってるとしか見えないよな。。
クラスとの間に信頼関係を作るより一之瀬、更には網倉を優先していたのは間違いないので自業自得か・・・
堀北クラスではオレが好き放題しても堀北のサポート、恵の根回し、平田からの信頼・・須藤も2年になりオレを理解してくれるようになっていた。
人間関係なんてオレには不必要だと思っていたがここにきてその考えが間違いだったのかと考えさせられる。
Dクラスの事は無視しても良いのだが一度気になるとどうしてもスルー出来ない性格なのでここは何としても情報を入れたい思ってしまう
オレは現状情報を入手する手段が思いつかず・・・ここは星乃宮に聞くしかないか?!
オレがDクラスを切った事で星乃宮が怒っているのは予想できる。でも星乃宮はオレに逆らう事は出来ないはずだからな。。。
星乃宮に連絡を取ろうと思っていた矢先・・・天沢から連絡が入った
綾小路先輩にお伝えしたい情報があります。都合良い時間に連絡ください
オレは早速連絡をしてすぐに部屋に来てもらうことにした
天 「せんぱ~~い!おひさ~~~元気でしたか?」
「おう!ところでオレに伝えたい事って何だ?」
天 「ねぇ、先輩の学年で行方不明の学生がいますよね?知ってます?」
「ああ、Dクラスの女子が3人学校に来てないみたいだ」
天 「先輩、その理由知ってますか?」
「確実な情報ではないが妊娠してる女子が学校に来てないとか?だが退学ならわかるが退学になった学生はいないみたいなんだ」
天 「はい、退学になんてなってないですよ。でも先輩、彼女達が妊娠してるって事まで知ってるんだ?」
「網倉からの情報だ。ただ網倉も詳しくは知らないみたいだし、オレは網倉との関係を終わらせたのでその後の情報がないんだ」
天 「えっ?先輩、網倉先輩も捨てちゃったの?せんぱ~い淋しくなっちゃったんじゃないですか?」
「オレの事はどうでも良いから行方不明の学生の事で知ってる事を教えてくれ」
天 「妊娠した生徒は学園が安全なところで生活させているようです。保護者さんの了承も取っていて・・・もしも中絶を選んだ場合は中絶の費用は学園が持ち、その後退学になるようです」
「・・・???なんでそんなことを学園がしてるんだ?」
天 「先輩は高育がどのような学校か知っていますか?・・私はホワイトルームからここに送り込まれた時に先輩を退学させると言う目的の他にもいろいろな情報を聞いた上でここに来ています」
「どういうことだ?」
天 「ここは政府が・・と言うか、現総理大臣の鬼島総理が運営に大きく携わっているのは知ってますよね?鬼島総理はホワイトルームと同じような育成機関を持っているようなのです。そこでホワイトルーム生のように小さいころから育成する為の子供が欲しい訳ですよ。ホワイトルームは政財界の愛人の子供が多く連れられてきていますが高育直営の機関はどこから集めているのか謎だったようです。そこでこうやって隔離された場所で外界との接触を避け・・・男女関係が出来る環境にして子供を作らせると言うわけです。その生まれて来た子供を機関が引き取り育成していると言うわけです。保護者はそれを理解して入学させているようなんですよね・・・ここを卒業すれば華々しい未来が待っていると思い親たちは協力するんです。学費も無料ですし、赤ちゃんを産めばそれに対する対価も用意されてるみたいです。勿論全員が知らされてるわけではないようですが・・・ここって優秀な生徒を育成するって言う割に勉学にしても進学校と比べかなり低いレベルの授業ですし。私達が5歳や6歳で学んだ内容もしくはそれ以下の内容じゃないですか?おかしいと思いませんでしたか?勿論優秀な生徒もいるとは思いますが最高学府に入るような指導ではないですよね?そんな学生達を集めて何しようとしているのか?不思議に感じた事はありませんか?
そういう問題のある学生の多くは保護者と学園が密約しているようなんです。
先輩や私のようなホワイトルーム生は多分例外中の例外です。政財界の子息令嬢の保護者も同じく例外で何も知らないで入学させているようです」
天沢の話しは驚きの内容だった。でも合点がいく内容だと思った
「天沢はそれをホワイトルームで聞いていたのか?」
天 「いえ、同じような機関があるらしい・・ただどのような子供がそこにいるのか?どこから連れられてきてるのかはわからない。と言う程度の話しです」
「探るように言われたのか?」
天 「う~ん・・・どうなんだろう?はっきりと探れ!とは言われてないけどホワイトルームに帰ったら聞かれるかもしれませんね」
「それをオマエはどうして知ったんだ?オマエ達の学年でも消えた学生がいるのか?」
天 「そーなんですよぉ。2年生も数人退学していないのに不在の学生が数人いるんです。どうも無人島試験もそのために作られた試験みたいですよ。学園内は監視カメラがあってなかなか不純異性交遊出来ないじゃないですか?だから監視カメラがない無人島に長期間いればそんな雰囲気にもなるだろうって事みたいです。一旦そのような状態になれば寮内で好き放題ですからね」
おいおい・・・マジかよ?!無人島試験が2週間もある理由がまさかそんな事だとは
「でもおかしな話だな・・・だったら監視カメラなんてここに着けなければ良いだけなのに」
天 「そんな簡単な話ではないみたいです。実際ここには政財界の子息令嬢もたくさんいて・・・その人達に間違いがあると大変なのでそこは監視してるようなのです」
「政府のお偉いさんがやる事はよくわからんって事だな。流石にオレが想像しているより闇が深いな」
「天沢は自分たちの学年に行方不明がいたから独自で調べ上げたのか?」
天 「う~~ん・・・・それはですねぇ・・・」
「なんだ?」
天 「う~~~~ん・・・・有栖先輩がですね・・・」
「坂柳?!!坂柳がどうした?!!」
天 「実は坂柳先輩から教えてもらったんです」
「はぁ?オマエ坂柳と連絡取ってるのか?」
天 「バレちゃった・・・てへっ」
「ちゃんと説明しろ!」
天 「さっき言った通りですよぉ、それを私は時々連絡を取っていた有栖先輩にからくりを教えてもらったってだけです。有栖先輩も在学中は知らなかったようですが退学してこの学校をかなり調べたようなんです。お父さんが理事長なので変な動きは出来ないけどこの学園の事は知っておきたいと思ったようです」
「おまえどうやって坂柳と連絡取ってるんだ?外部との連絡は禁止だろ?」
天 「先輩ともあろう方がそんなこと言うんですか?手段はいくらでもありますよぉ。
私はパソコンに詳しいので学校に知られずにコンタクト取るなんて簡単な事ですから」
「そうか・・・それは盲点だったな。天沢教えてくれて助かった。感謝する」
天 「いえいえ~私は先輩のお役に立てるのが一番嬉しいのでwww」
それにしても天沢の話しは最初から最後まで驚きの内容だった
坂柳かぁ~あいつも元気にしてるんだな。気になってたからな・・・
天 「ねぇ先輩~~~ご褒美って期待して良いのかな?」
「ああ、勿論。何が欲しいんだ?好きなもの言って良いぞ!」
天 「う~~ん。。。こないだの先輩のキス良かったんだよね~エッチもしてみたいけどしちゃうと捨てられちゃうのが嫌だからなぁ~~~」
「オマエを捨てるとか多分ないぞ?!」
天 「またまたぁ~~先輩は不要になると捨てちゃうの知ってるもん。だからまたこないだと一緒でディープなキスをお願いしちゃおうかなww」
「キスだけで良いのか?遠慮しなくてもオレは抱いてやるけど?」
天 「こらっ!せんぱ~い、そうやって可愛い後輩を誘惑しないの!私と結婚してくれるならSEXもお願いしちゃうけど?!」そう言って小悪魔のように笑う
「結婚かぁ~オマエなら悪くないなぁ。オマエとならオレが望むような政略結婚になるしな」
天 「せんぱ~い、声に出てますよ!そんな利用価値だけで結婚とか女の子の夢を台無しにするような人とはエッチ出来ませ~ん!」
そういうと天沢は前と同じく唇を重ねてきた。オレもそれに応えるように舌を入れ口の中をかき回しお互いの唾を飲みこむ。
何度も方向を変えては貪り唇が腫れるんじゃないかと言うくらい長い時間キスをする。
オレが天沢の胸元に手を入れようとすると身体を翻し、「はい先輩おしまい!」
そう言ってこれまた速攻部屋から出て行った
本当にコイツは嵐のような女だ。しかし天沢のおかげでいろいろな事がわかった
今後このことがオレの計画に影響あるのか考える必要がありそうだな。。。
思うがまま書いているので話がちょっと変な方向に行き始めてしまい我ながら困惑しています(;^ω^)
これって着地点はどうなるのか?当初考えていたのとは全く別物になりそうです(^^;)
今回はエッチ少なくて申し訳ないです(><)
次回はそっちも頑張りつつ話を進めていければと思います
それでは~