春休みに綾小路との契約を結んだ事で一之瀬は復活したがクラスの中にはその一之瀬に疑念を抱く者が・・・
一之瀬帆波は今日も機嫌よく登校していた
「みんな~おはよ~!」
「帆波ちゃんおはよう。今日も機嫌が良いのね?」
(まだ先の状況は何も見えてないのに・・何でこんなにお気軽でいられるんだろ?)
私網倉麻子は最近帆波ちゃんのことがよくわからない・・
「帆波ちゃん、今日の夜みんなでお勉強会しようって話してるんだけど参加してくれるよね?」
「う~ん・・ごめんね、今日はちょっと用事あるんだ!」
「昨日も用事あるって来なかったよね?最近用事が多いけどクラスの事より大事な用事って何なの?」
「えっと・・・私はちゃんとクラスの為に頑張ってるから!だから私の事はしばらくお勉強会には誘わないでくれるかな?」
「ねぇ帆波ちゃん、もしかして綾小路くんと毎日会ってたりする?」
「え?・・・何で?・・もしそうだとして何か問題あるっけ?綾小路くんは私を助けてくれた人だよ?」
「ねぇ帆波ちゃん、綾小路くんってちょっと前まで軽井沢さんと付き合ってたよね?」
「軽井沢さんとは別れたそうだよ」
「うん、それは噂で聞いたけど綾小路くんがフラれたって話でしょ?」
「そこは知らないけど何が言いたいのかな?」
「ねぇ、帆波ちゃん、冷静に考えて。フラれたってことは綾小路くんは軽井沢さんのことがまだ好きって事じゃないの?」
「だとして何か問題ある?軽井沢さんとは別れてるんだし何の問題もないよね?」
「問題というか・・・実は噂では軽井沢さんと綾小路くんが別れたのって3月30日なんだって。私その日の夜、実は帆波ちゃんの部屋に行ったんだよね。ずっと部屋に引きこもってたから心配だったの。チャイムを押そうとしたら部屋の中から話し声が聞こえたの。雨が降ってたから内容までは聞き取れなかったけどしばらくドアの前にいたのよ。でも30分くら待ってたけど人が出てくる気配はなかったから自分の部屋に戻ったんだけど・・やっぱり気になって寝れなかったから早朝にまた部屋に行こうとしたら帆波ちゃんの部屋から綾小路くんが出てくるの見ちゃったんだよね・・これってどういうこと?」
「麻子ちゃん、このこと誰かに話した?」
「ううん?誰にも言ってないよ、ってか言えるはずないよ。学校にバレたら二人とも退学だよ?!」
「ありがとう、そうね、退学になったら皆をAクラスに引き上げる作戦も終わっちゃうからね。あの日の事は忘れてね」
「帆波ちゃん、私は友人として帆波ちゃんには幸せになって欲しいと思ってるの。綾小路くんはやめたほうが良いよ、だって全然誠実じゃないよ?!恋人にフラれた日の夜に他の女子の部屋に訪ねて・・しかも二人きりになったり。。。普通では考えられないよ?帆波ちゃんの事が好きになったから軽井沢さんとお別れしたって訳じゃないんだよね?・・」
「麻子ちゃん!いくら麻子ちゃんでもそんなこと言うなんて許せなくなるよ?!
みんなに言ったと思うけど私は綾小路くんの事が好きなの。この気持ちは誰にも邪魔されたくないの。・・・もうこの話しはおしまい!皆はお勉強会をきっちりしておいてね。私は私にしか出来ない事をやってるんだから」
「帆波ちゃん・・・・」
二人ってお付き合いしてるのかなぁ?綾小路くんって帆波ちゃんの事好きなのかしら?
帆波ちゃんは綾小路くんの事をずっと大好きだったものね。それは知ってるけど最近の帆波ちゃんはちょっと怖いと言うか・・クラスの事より綾小路くんの事しか見てない気がするのよね。2年生の後半はちょっと帆波ちゃん怖かったし。。
試験の時に軽井沢さんを集中攻撃したり、クリスマスの頃はちょっと私の目から見ても嫉妬の塊のような振る舞いだったし。。
誰かに相談したいけど・・どうしよう。。。このままで良いのかな?・・