こないだ綾小路くんの部屋で天沢さんと会ったんだけどあの二人ってどんな関係なんだろう?綾小路くんって下級生にも狙われてるの?確か七瀬さんって女子も綾小路くんのこと追っかけてたわね。綾小路くんって本当に不思議な人・・影が薄いはずなのに気が付けば彼の周りには誰かしら女子がいる。そんな中でまさか軽井沢さんと付き合うとか驚いたけどそれは彼の計画のうちだったらしいしもうお終わった事。軽井沢さんのこともまだ警戒はしてるけど他にも警戒すべき子達はたくさんいる。
私自身彼の事は1年生の時からどこか気になってたけどまさかこんなに好きになるなんて想像もしてなかった。好きで好きでたまらない。綾小路くんが私以外の人を見るのが許せない。この気持ちは止められない・・
天沢さんと綾小路くんの関係も気になるけど彼が望むのであれば天沢さんを無視できないのも事実。
それともう一つ問題が起きてしまった。
まさかあの日麻子ちゃんに見られていたとは・・・部屋に綾小路くんがいたのはバレちゃったけど何してたかまではわからないよね?私を励ましてくれてただけって言いとおすしかないけどかなり無理あるかな?あ~面倒くさい!!!私と綾小路くんの邪魔をするなんて麻子ちゃんは友達だと思ってたけど敵なの??
・・・・
私網倉麻子は綾小路くんを呼び出していた。ここは校舎裏の人があまり通らない場所。周囲に人がいないことを確認して話を切り出した
「オレに用事って何だ?網倉とはそんなに話した事ないと思うけど?」
「う~ん、私の事じゃないんだけどね、単刀直入に聞くけど綾小路くんって帆波ちゃんと付き合ってるの?最近よく一緒にいるみたいだけど」
「いや?付き合ってないけど?オレと一緒にいる?特にそんな事実はないけどな?」
「あら?帆波ちゃんから毎晩のように会ってるって聞いたけど帆波ちゃんが嘘言ってるのかな?」
「・・・一之瀬が?」
「私たち今毎晩クラスのみんなでお勉強会してるの。帆波ちゃんが全然参加してくれないから問いただしたと言うか私がカマかけた感じなんだけど、そしたら認めたというか否定しなかったからね」
「・・・・」
「私前にも綾小路くんに伝えたと思うけど帆波ちゃんには誠実な人と付き合って欲しいと思ってるの。彼女の友人として彼女には幸せになって欲しいと思ってるの」
「仮にオレと一緒にいたとしてそれはアイツが不幸になるって意味か?」
「そうだよ、だって綾小路くんって軽井沢さんの事がまだ好きなんでしょ?」
「どうしてそんな話しになる?オレは軽井沢とはもう別れたんだが?」
「だって綾小路くんがフラれたんでしょ?フラれたってことは貴方は彼女の事が好きなのに別れたって事でしょ?間違ってる?」
「そうか・・・(フラれると言うことは他人にはこういうふうに理解されるのか?)
網倉が勘違いするのはわかった。軽井沢とはお互い納得の上で別れたんだ。だからオレもその時きっちり軽井沢への想いは絶ち切れたんだ」
「ふ~ん・・・そうなんだ?」
「ああ、そういうことになる」
「だから?」
「だからとは?」
「だから帆波ちゃんとはどうなってるの?」
「いや、どうにもなってない。一之瀬からはAクラスに上がる為の相談を受けているのは事実だがそれ以上でも以下でもない」
「ふ~ん・・でもそれはおかしいよ。だって綾小路くんはCクラスなんだよ?ある意味最下位を争う敵でもあるのに毎日他のクラスのリーダーと会うなんて。自分のクラスを裏切ってるって事じゃないの?」
「網倉にはまだ今の状況が見えてないだけだ。今は準備段階なんだ。その為にはオレと一之瀬が会うことは一之瀬にとって重要な事なんだ。理解するのは難しいだろうがな」
「で・・・結局綾小路くんと帆波ちゃんって付き合ってるの?付き合ってないの?」
「網倉・・・オマエって彼氏いるのか?」
「はぁ?何それ?綾小路くんに関係ないでしょ?」
「そうか・・じゃあ質問を変える。経験はあるのか?」
「経験?何のよ?」
「そりゃあ男との経験さ」
「・・・・なんでそんなことあんたに言わなきゃいけないのよ?ふざけないで!」
「ふざけてないぞ。これは大事なことなんだ」
「意味わからない!!」
「ちなみに一之瀬は凄いぞ」
「・・・何言ってるの?」
「いや、だから一之瀬のあっちは凄いって話しだ。あいつは元々凄いヤツだが更に進化してる途中だ。だから今はそれを止めたらダメだ。理解しろ」
「綾小路くん何言ってるかわかんないんだけど」
「だから一之瀬の男に対する性欲は凄いって話しだ。アイツはそれが大きな力になる。そして進化したらオマエ達をAクラスに導く本当のリーダーになれるんだ。今はオレがその相手をしてるってだけ。勿論恋人でもなければ付き合ってもない。身体だけの関係だ。これはお互いが納得してるので何の問題もない」
「網倉ももしかしたらソッチを覚えらた一之瀬の良い理解者になれるんじゃないか?なんならオレが相手してやっても良いけど、どうだ?一之瀬のお気に入りのオレのをオマエにぶち込んでやっても良いけどな?アイツは喜ぶぞ?何度も何度も欲しがって離さないし。まぁオレも一之瀬の身体やSEXの貪欲さには満足してるしな。ウインウインな関係だ」
「サイテイ・・・あんたってサイテイなヤツなのね?!!!」
「まぁどう思われたっていい。ただアイツの進化を止めるのは賛成しない。見守ってやれよ」
・・・私はその場から駆け出していた
後ろから「その気になったら来いよ!相手にしてやるからな。今まで経験したことのない景色を見せれると思うぜ」と・・・綾小路くんが小さくでもはっきりと聞こえる声で呟いていたのを聞き逃さなかった。。
書いているといろんな想いが出てきて登場人物が増えて来ました。
まとまるか不安(^^;)