一旦過去編はココで終わりです。続きはもう少し先です。
―これはクリスがチェリッシュと言う名前を貰う経緯の話―
「目を覚ませ!
「っは……!ここは……」
ある男の声を耳にしたと同時に、
「ほぉ~……一気に目覚めるんだな……」
言った本人のくせに、私の顔を見て呟く男。
「あなたたしか……イトユイの……」
「久しぶりだな。たしか……アレは弊社のセキュリティソフトのCM以来で」
男の名は機護盤。大手ITメーカーのトップ。
「……用はなにかしら?トップらしくない悪いジョークですよ」
警戒しながら周りを見る。と言っても真っ暗で何も分からない。
「あぁ……用がある。って言っても……あるのは俺の奥さんについてだ。
「な!なぜその名を!?」
私の別名を知っていた事に驚きを隠せない。
「最初に1つ。機護一を偽造死したのはお前だろ?
「私が……殺ったわ……!?」
勝手に口が動く。
「……証拠はあるか?」
「いえ……全て……消しました……」
まるで他人の口のように動くのをみて、おぞましさすら覚える。
「やっぱりか……」
「どういう事なの!?私に何をしたいの!!」
焦りを全く隠せず。問い詰める。
「仕掛けは
そう言って見せたのは、ライト。普通に出回っていそうなデザインをしていて、外見だけだとなにか特殊な物があるのか分からない。
「催眠ライト……って言えばわかるだろ?思い出してみろよ。昨日の深夜何が起こったか」
「たしか……!!」
振り返った時。思い出す。組織の部屋にて、部下の男から”見せたいものがある”といって彼が持っている物と同一の物を浴びせられた。
その後。催眠状態のまま、彼の質問に正直に答えてしまったのだ。その中には組織の重要な情報である。アポトキシンの存在も含まれてる。
「どうやら思い出せたようだな」
「……今度はこっちの質問に答えて」
「あぁ良いぜ。と言っても言うのは一言アンタには
「……はぁ?」
「じつはな~」
彼から経緯を聞いた。昔自身の性癖の為に長年費やして開発したのが催眠ライト。そして好きにしようと思った時。もう遅かった。
まず時が経ち。彼も普通に結婚し。子どももできた。なのでもう使わずにするつもりだった。
だが、私が機護一を暗殺した時。敵を討とうと改めて自身の開発品と資産と共に証拠を探していった。
「結果。努力が実ったのね」
「あぁ。それでアンタが犯人だって証言を得た後。どうやって暗殺しようと考えていた時。仕事が予定より早く終わって械の部屋を覗いた時。初めて息子の自慰行為を見たんだ」
「あら?もしかして私?」
「そうだ。他にも様々な年上の女性を母親に見立て、妄想していた後ろ姿をみてな。思いっきり予定を変更したんだよ」
「もしかして……母親って……アナタ自分の息子の性処理をさせろって事!?」
「あぁ。含まれるって事だ」
「(研究職って狂ってないとできないの……)」
ケロっとした表情で、断言した彼に。狂気を感じる。
『会長。目的地に着きます』
そんな事を思っていると、アナウンスの声が響いた。
「ねぇ!着くってってどこに!?」
「あぁ……」
私の声に忘れてたと表情を浮かべながら、持っていたリモコンを操作する。
すると。下から光がゆっくりと漏れ出る。
「日本の俺の自宅だよ。そしてココは俺専用のプレイベートジェットだ。別のところまで着いた時色々説明する」
それから、彼と共に飛行機を降り。空港近くのホテルまで歩く。
逃げたくとも、催眠のせいか、脚が自由に動けない。
「ホラここだ」
「礼は言わないわよ」
そして部屋に入る。
おそらく2人用の部屋で、何故か様々な会社のウィッグやメイク道具などある。
「最初。コレに変装できるか?話はその後だ」
A4サイズの紙を4枚渡される。
中は私にかなり似ている女性の顔のマグフォト。前後左右。
「えぇ。20分、時間を頂戴」
啖呵きって、早速変装を開始する。
「おぉ。そっくりだ……」
近くで見ていた盤は、私の姿に驚いている。
「もしかして。コレ私をベースにAIに作らせた?」
紙を見ながら、質問すると”大正解だ”と言って指で銃を作って私にゆびさす。
「つまりこういう事だ」
今度は置かれていたアタッシュケースを開け。中身を見せる。
「いいか。お前はこれから”チェリッシュ・リキュー”という名前で生きろ」
中を見ると、日本国内で通じる様々な
「まぁ……あくまで餞別って事でもらってあげる」
その後。水を飲みながら今後の話をする。
「最初に賭けをしよう。内容はお前が械の女になるか、耐えきるか。まぁ当然どっちに賭けるかはわかるだろう?」
「えぇ」
「ルールを決めよう。明日別荘に着いてから20時まで。殺り方に関しては……ココは日本だから、あまり派手にやるな。それだけかな?」
「そんなに自信があるのね……」
「もちっろんさ。そして械本人にはなんにも言ってない。だから好きに殺れるぞ♪」
「さっきから私に有利過ぎない?」
「逆さ。俺には分かってる。
「……分かったわ。息子を感動的な出会いにさせてあげる」
次の日。早速彼の車の後部座席に座って到着したのは普通の
「械を迎えに行ってくるから、待機してくれ」
「分かったわ」
その間。スモークガラス越しから盤が向かった方を見てみる。
「(確か有希子はこの近辺に住んでるって言ってたわね……ということは今2人の息子は同じ学校に通ってるのかしら?)」
そんな事を考えていると、車のオープン音と共に反対の扉が自動で開く。
『あ……!!は……はじ……はじめまして……機護械です……』
私を見て早々。緊張しながらもしっかりとした英語で自己紹介をする。
「あら。お上手ですね。はじめまして本日より貴方様の面倒を見るよういわれました。秘書のチェリッシュ・リキューです」
お返しと言わんばかりに、こちらもゆっくりとわかりやすく自己紹介をする。
「械。話は後で、早く乗りなさい」
「あ。はーい」
そのまま手続きをした後。発進した。
「本日はお早いのですか?」
道中。彼と話をする。
「え!?えぇ……今日は終業式で、明日から長期休みでして……。というか日本語喋れたんですね……」
「あ……申し訳ありません……ある程度の語学は学んでいるので、日常会話位ならほぼ問題ないです。それより英語。お上手ですね♪」
「個人的に海外ドラマとかで気になったので……」
褒められ。子どもらしく照れる。
「さて。ここが別荘だ」
車を走らせ着いたのは、あまり人気が無い海辺の大きめの別荘。
「械。父さん彼女と少し話たいことがあるから、鍵を開けて先休憩しててくれ。後部屋は2階のお前の名前が立てかけてる部屋だ」
「分かった!」
父親にいわれた通りに鍵を受け取った後。ランドセルを持って出ていった。
「……さて。俺の可愛い息子。生で見てどう思った?正直に言え
「すごく可愛かったわ♡見ただけで体がビクって反応して♡……!?」
械が扉に入ったのを見たと同時に、いわれた質問に対し。自分が発した言葉に、鳥肌が立つ。
「な、言ったろ?
「っく……」
本来なら、この場で殺していたいが。催眠のせいで全く体に力が湧かず。それにしっかりと記憶していたから、何も言えなかった。
「じゃあ。俺等も入ろうか。中を案内したい」
何もいわず。そのまま車を出て一緒に別荘へ入った。
「~という訳だ。一応多めの食材は冷蔵庫にぶち込んでるし。その他欲しいものがあったらさっきのスマホの電話帳にある緊急班って所に連絡してくれ。アンタの組織の女組員を近くの家で待機させてるから。後なにか聞きたい事とかあるか?」
「いえ……無いわ」
軽く別荘全体の案内を見た後。質問をカットした。
「そうか。後……俺その間は居ないから」
「あら?もしかして息子の死体を見たくないの?」
「違うよ。むしろエロいことをするのに親は最大の邪魔者だからな。じゃあ後はよろしく!本人にはもう言ってたから」
「……!?」
少し目を離した間。彼はもう消えていた。
「あ。父でました?」
ほぼ入れ違いに械がゆっくりと階段から降りる。
「え、えぇ。もしかして……よくあることなのですか?」
「はい。昔はボクの事を気にしてか。夜中とかが多かったんですよ。結構殺気立って出ていったからあまり聞けなくて……」
「そうなの……ですね申し訳ないです……」
「なんで秘書の貴女が謝るんですか」
「あ。そ……そうでしたね……」
つい無意識で言葉が出てしまった。
「まぁいいや。あの……コレ……合ってるか見てくれませんか?」
その時。見せたのは恐らく夏休みの宿題で全ての問題に回答をしている。
「えぇ。構いませんよ」
そうして一緒に彼の部屋に向かい。赤ペンで
一応盤から”厳しく見てほしい”と言われたが、全問正解だった。
「ふぃ~……終わった……」
「お疲れ様♪(……しまった!?目的を忘れてた!!)」
半分程終わらせ。テーブルに顎を乗せている彼の頭を、優しく撫でた時。今になって目的を思い出す。
「どうかしました?」
「いえ!大丈夫です……」
とにかく。今彼と一緒に居ると、今の状況すらどうでも良くなってしまいそうだから、慌てて離れた。
トイレにて息を整え。落ち着いた後。一応水洗レバーを押し手を洗った後。元の部屋に戻る。
ピピ!【
「……そうね。彼……何が好きかしら……」
ピピ!【
「まぁ……それが一番無難ね……」
「はぁはぁ」
「(ん?)」
そのまま部屋に戻ろうとすると、何か息が荒い声が近づくにつれ大きくなる。
ピピ!【
「械!?」
突然心拍数が上がり。本気心配し扉を思いっきり開ける。
「うわぁ!?」
ゴト!
そこにはズボンを完全に脱いだ彼が私の方を向いて驚き。急いで履き直していた。
「ん?タブレット落としましたよ……ん?(これは確か……あの時の)」
「あ!ちょ!?」
床に落ちたタブレット端末を取って返そうとした時。見覚えのある画像だった為。つい見入ってしまう。
画面には
当時。アメリカで販売されていた雑誌で撮られたものだ。
「って!(コレ回収された物じゃない!)なんで君が持ってるの!?」
「あの……その」
私の叱責に言い訳を考えている。
理由は、正にこの写真。販売当初。問題無く普通に流通していた。
が、まさに彼が持っていた画像。それが問題で、私の胸をズームすると乳首が見えているのだ。
それが審査に引っかかり。回収されたのだ。
「ねぇ。なんで持ってるの!?コレ君が持っていい物じゃないよね!?良い!!彼女からしたら……」
流石に自分で
ピピ!【
「
それにこんな立派に勃起してる♡心が踊りそう♡
「……へ?」
「あ、さっきは怒った言い方でごめんなさい。けどどうやって手に入れたの?私に教えてくれる?」
ピ!【
「あ……昔から巨乳でエロい女性を見てオナニーしてた……それで……もっと欲しいって思って……父さんから誕プレでもらったパソコンで調べて……どっかの会社のサーバーからコピーした……」
「そうなの♡素晴らしい行動力ね♡」
本当の母親のように、優しく抱きしめる。
ピピピ!ピピピ!
その時。アラームの音が響く。
「……!!あぁ!?」
直後。脳に衝撃が走ったように、思い出す。
「よぉ!どうやら思い出せたようだな」
「機護……盤……」
するとベッドの上で座っていた盤が煽るように私を見る。
手にはマイクを持っている。
「私に催眠を二重に掛けて……実の息子にもしたのね……」
怒りを抑えながら、ゆっくりと手を離す。けど彼が何も反応しないのを見て判断する。
「あぁ。そうだ催眠でお前の視界から俺が消えた後。械にも
「そして……さっきから鳴ってたような。音って……」
「その
「そうなの……ね……」
意気揚々とネタバレをする彼の目線が完全に外にいくのを待つ。
「(今だ!)もう交渉は終わりよ!」
タイミングを見て、無力化を狙おうと最初にマイクを持っている手首を抑えようと手を伸ばす。
「俺が何にも対策しないと思ったか?」
「え……」
その時。まるで分かっていたような言い方をした直後。私の手が彼に触れるどころか、肘が勝手に曲がり。
モミィ♡
「んぅ♡」
自分で自分の胸を揉んでしまった。自分の腕なのに、まるで他人に揉まれたような感じでイッてしまう。
「事前に俺に対して危害を加えたりしたら、自分の性感帯を揉みしだくようにした。そして屈服するまでイケないぜ」
「く……くぅ……♡(まさかここまで……♡)」
両手で胸を巧みに揉みしだく。
「あ……あぁ♡(……っく♡イケない……♡)」
「さぁ。後は高みの見物を続けさせてもらうぜ」
そのまま。どの位時間がたったのか分からない。ただ私の体液が床に落ち。面積が広がる。
「(もうダメ……♡)……けで良い」
「お?なんて言った?」
「……えぇ……私の負けです……組織の命令いえど……奥様を……暗殺して……大変……申し訳ありませんでした……」
体中体液塗れで、M字開脚のまま彼に屈服宣言をする。
女優になってから、組織に入ってから。一度も抱いたことすらない敗北。
普通の精神状態だったら、最大の屈辱だが。今では最大の快楽で満たされている。
「そうか。けどなぁ。アンタあくまでも役者だし。嘘って可能性もあるよな?どうすれば心の底から信用すればいい?」
「さ……♡最初に……組織について情報を全て話します!それで……今の私の姿をさ……撮影すれば……♡完全にわ……私をベルモットとしても、クリスとしても社会的に終わらせます!」
「なるほど。良いだろう」
ピ!【械。
またマイク越しに命令した後。事前に用意した袋の口を開けて彼の近くに置く。
「じゃあ……」
彼はそこから、電マを2つ出す。
「使い方。わかる?」
「うん……オナニーしてた時に使ってたのをみてたから……」
私の質問に正直に答え。スイッチを入れる。
「じゃあ後は好きにしてくれ。個人的なタイミングでまた来るから」
ヴィィ~
「あ……はい♡(凄い♡……もう音だけでイケそう……♡)」
盤様の言葉に遅れて返事し。二刀流の電マを見つめる。
「じゃ……あ……いくよ……」
「えぇ♡」
「えぇいい!!」
ブルゥ!!
「AH~~~♡HA♡!!」
ブシュ♡ショロ~~♡
某樽の玩具みたいに、私の両胸にバイブが当たったと同時に、胸全体が振動し。頭から快楽物質がこぼれ。愛液と尿がダムのように溢れ。ズボンにでかいシミが出来た。
「すっご……痛い……の?」
衝撃的な光景を生で見たせいか。興奮を通り越し。私の心配をしてくれる。
「ら……大丈……夫……よ♡君に
「ふぉ……ふぉ……あぁ……」
彼の耳打ちをすると、ズボンから匂いを発した後。気絶した。
「あら♡刺激に耐えられなかったのね♡」
立ち上がり。盤様に連絡する。
『分かった。じゃあそのまま風呂場で械を洗ってくれその後。一緒にリビングへ来い』
言われた通りの事をした後。彼を背負ってリビングへ行く。
「盤様。終わらせました」
「おいおい。かい。残念だなぁ~まぁ何時でも出来るさ」
身柄を渡した後。父親のように、寝ている息子をからかいながらソファへ寝かせる。
「さて、今から話すのは俺の今後と後色々だ」
椅子に座り話が始まる。
イトユイの今後。
私がこれからもずっと械様の元へ仕えれる為に組織に催眠ライトを仕掛ける事。
「さて最後だ。まずコレを一時的に授ける」
「コレは……!?」
テーブルにおいた物を見て驚く。なにせそれはあの時私を催眠にかけたライトだ。
「コレを使い。械をプロAV男優ですら、引退宣言する位のテクを身に着けさせろ。手段は何しても構わん。だが日常生活において支障が出ないようにしてくれ」
「つまり。催眠中なら何をしても構わない。と?」
「あぁ。後その間も俺は居ないから、会長として最後の仕事とかあるからな」
「では。さっき言った組織が裏運営している会社に連絡します」
そうして、組織。私の息が掛かっている会社にイトユイに着いて連絡をした。
「助かるよ。一応コレは最後の手段にしたいしね。後返すよ」
私にお礼を言ってくれた後。別の催眠ライトを私に見せ。組織の携帯をテーブルにおいてくれた後。本当に別荘を出ていった。
ブーブー
ちょうどその時。組織の携帯が鳴った。
「(ん?この番号は確か……この近くの組織が関わってるホテル……)私よ」
思い出した後出ると。支配人の慌てた声が聞こえる。
『あぁ。ベルモットさん実は今。予約表を見たら藤峰有希子が泊まってるんです!』
彼は組織の中でも下から数えたほうが早い人間で著名人が泊まった時。必ず連絡をしてくれる為。組織内だと若干評価が良い。
「へぇ……本当……ありがとう♡宿泊期間を教えてくれる?」
そうして、全ての情報を聞いた後。彼の為の計画を立てた。
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