※この作品はR-18です。

【ダイジェスト版】「助けてノノえもん!」シーズン1〜3   作:春画屋@二次創作R18

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約12000字。

最後の方に、最終回と繋がる部分を新規に書き足しました。

参考:
ノノミ絆ストーリー
公式ノノミASMR


2ー5:今日も明日もノノミとエッチ

【前回のあらすじ】

一日目の夜:セックス

二日目の朝:セックスできず

二日目の夜:セックス

三日目の朝:セックスしたい←今ここ

 

 

------------------------

 

 

 ——朝、目が覚めると、すぐ横には……

 

「〜〜〜〜〜しゃっっっ!」

 

 思わず軽くガッツポーズ。裸の俺の横には、すーすー寝息を立てるノノミ(全裸)が。ノノミ(全(・)裸(・))が。これだよ、これ。こういうのを求めてたんだよ。早起きして良かった。昨日の朝は、目が覚めたらとっくにノノミは起きて服を着てたからな。

 

 というわけで……。邪魔な腕はどかしてしまおう。こう……持ち上げて……おお……たわわに実った立派なお胸が……。

 

 触っても起きないよな? 起きたところで、別に怒られないよな? よし、触ろう。起きないように、そーっと、そーっと……。むにっ。軽く鷲掴(わしづか)みにする。やわらけえ……。理想的な張りと触り心地、滑らかな肌、ボリューム、何よりもこの大きさ。これを揉み続けているだけでも、もう死んでもいい……。

 

 調子に乗って、二の腕から肩にかけてを撫で回す。上半身どこを触っても、乳房同様の極上の触り心地だ。背中を経由して、今度は丸みのあるお尻に手を伸ばす。むにむに、と軽く掴むようにして触る……ん?

 

「先生、おいたはダメですよ☆」

「あ」

 

 見ると、ノノミは既に目を覚ましてしまっていた。

 

「……ダメ?」

「ふふ、嘘です♪ 触りたいだけ触っていいですよ☆」

 

 ノノミが俺の手を握って、ふくよかな乳房まで導いてくれる。促(うなが)されるままにムチッとした乳肉を手のひらで包み込む。親指と人差し指で、可愛らしい乳首をキュッと摘(つま)むと、

 

「んッッッ♡」

 

 と声を上げる。

 

「ちなみに、まだ朝の5:00なんだけど……起きるには早いよな?」

「うんうん、じゃあ、今から先生がエッチなことをしたくても問題ありませんね☆」

「わかる?」

「昨日の朝は、すごく残念そうな顔をしてましたから……♡」

 

 昨日の朝、そんなバレるほど残念そうな顔してたか。でもしょうがないよな。「朝からセックス」、こんな魅力的な言葉があるだろうか、いやない。見ると、布団をかけたままのノノミは、軽く目をつぶって、俺の手が乳房をゆったりと撫でるように揉むのに合わせて、んんっ……、と小さく吐息を漏らしている。

 

「昨日の夜は先生、一度した後はすぐ寝てしまいましたし……。やっぱり疲れてたんですね」

「寝ちゃったかぁ……。よく覚えてないけど。一回でノノミは満足できたか?」

「ふふっ。その分、寝ている先生のことを、存分にふにふにしたり、ぷにぷにしたりしちゃいました☆ 可愛かったですよ〜♡ ……んっ……はぁ……。んんっ……♡ ん……そこ……そこ、です……」

 

 いつもの天真爛漫な、無邪気とすら思えるノノミの声が、喘ぎ声を上げるたびにしっとりと艶のあるものに変わっていく。この年齢にして、すっかり「女」になってしまっているその声に誘われて、ノノミの尻を撫でている俺の手の動きもいやらしいものになる。

 

「はぁ……んんっ……♡ 昨日の分、今から満足させてもらえますか?」

「そりゃ、もちろん……。ん、んむ……ちゅ……」

「ん……ん、ちゅ……♡ んっ……んん……♡」

「ちゅ、れろ……んむ……」

「はんっ……ん、んん……ちゅっ♡ ん、んん……」

 

 添い寝の体勢だったのを抱き寄せ、濃厚なキスをする。お互いに舌を入れ、唾液を交換し合うと、くちゅくちゅと音がする。

 

「んんっ……先生……」

 

 ノノミが体を寄せてきて密着すると、頭がかーっと、のぼせたような気になる。裸と裸、肌と肌が直接触れている事実が、雄(オス)の本能に完全にスイッチを入れてしまう。

 

「ノノミ……」

 

 俺は布団をどかしてしまうと、ノノミの裸身に覆い被さるように馬乗りになった。

 

「んん……っ」

 

 直接裸を見られてしまってノノミは、少し困ったような、恥じらった表情になる。しかし、その魅力的な裸身を俺の目から隠そうとはしない。上から見下ろすと、ノノミの乳房の巨大さが改めてわかる。よく熟(う)れたメロンのようだ。たまらず、ぷっくりと勃起した乳首にしゃぶりつく。そして乳輪に、その周りの白い乳肌に舌を這わせて舐め回す。そんな俺をノノミは微笑んで慈母のように見守りつつも、やはり「女」として快感を感じているのだろう、頬を染めている。目も心なしか、とろんとしているようだ。

 

 顔を近付け、軽くキスをする。そしてそのまま首筋へと……。ひゃっ♡ ノノミが、くすぐったそうな声を上げる。それに構わず、ちゅっ、ちゅっ、と強く吸い付くと、それに合わせてノノミが、ぁ、ん♡ ぁんっ……♡ と可愛い声を上げる。

 

「せ、先生、ダメですよ。髪が……」

「ダメなの?」

「もうっ、そんなお顔……。そうじゃなくて、髪……ぁあん♡ だ、ダメですってば、待って……ひゃん♡ あ、あっ♡」

「ちゅっ……ああ、髪って」

「そうですよぅ。はい、どうぞ♪」

 

 夢中だったので気付かなかったが、首筋の、吸い付いていた部分にノノミの髪が貼り付いていた。ふわっとした、いい匂いのするノノミの髪は、そこだけ俺の唾液に濡れてべたっとしている。それを剥がすと、ノノミは首の部分にかかっていた髪をまとめて上げて、「これでいいですよ♪」とばかりに、俺の唇が吸いやすいようにしてくれた。

 

「ちゅっ……れろ……」

「んっ……♡ ふ、んん……♡ はぁっ……♡」

 

 唇を離して、上から見つめる。目と目が合って、ノノミは恥ずかしそうにした。その前髪を、少し上にかき上げてやる。そんな俺に、ノノミはくくっ、と楽しそうにのどを鳴らした。

 

「何だか……私たち、イチャイチャしてますね♪」

「そうだな。何ていうか……そんな感じだな」

 

 イチャイチャというか、戯(じゃ)れてるというか。ノノミは、昨日寝る前にシャワーを浴びたので髪を下ろしている。お団子のように髪を片側でまとめている時とは少し雰囲気が違う。ある意味、何も飾っていない、完全に生まれたままの姿のノノミだ。

 

 ふと目をやると、頭上にライトグリーンの鈍い光を放つヘイローが見える。あまり意識したことはないが、生徒たちにはみなヘイローがある。やはり、キヴォトス人ではない俺とは違う存在なのだろう。セックスの最中にそれが気になることはない。むしろ、自分よりよっぽど美しくて尊い存在だと思うぐらいで——って、

 

「えい☆」

「うお、ちょ……そこ、いきなり握らないで……」

 

 油断していたら、いきなりノノミに股間のアレを握られた。優しく包み込む程度でも、突然だとびっくりする。

 

「もう。エッチの最中に、考え事ですか?」

「いや、ノノミは綺麗だなー、と見惚(みと)れてたんで」

「え……あ、はい、何か、そう言われちゃうと照れちゃいますね……。あはは……」

 

 別に嘘じゃないからな。照れてくれていい。

 

「先生がそういうことを言う時って、嘘じゃないですし……。ちょっと恥ずかしいです。でも、嬉しいです☆」

「うんうん」

「でも、それより……ふふっ、元気になっちゃってますね☆」

「ちょ、あんま握るな」

 

 ノノミが俺のモノをにぎにぎする。もちろんその肉棒はしっかり硬くなっている。ノノミの手つきはあくまで自然なのだが、力の込め方、握り方は絶妙で、俺のモノをじんわりと刺激してくる。当然、ソレは大きさと硬度を増していく。

 

「私、もう……先生の、欲しいです」

 

 潤(うる)んだ目で、ノノミが俺に催促する。そして、早く挿入してくれないと悪戯(イタズラ)しちゃうぞ、とばかりに俺のモノを指で弾く。つい、小さく声を上げてしまう。少し恥ずかしかったので、反撃とばかりに、

 

「じゃあ……」

「ひゃっ」

 

 ノノミの両足を持ち上げて、肩に担いでしまう。そして、股間のモノをノノミのアソコに狙いをつけて、一気に——

 

「んんんっ♡♡♡」

 

 ノノミの股間に硬い肉棒を打ち込んだ。ぁ……♡ とノノミが、俺の一部を咥え込んだことで満足そうな表情になった。それを見て逆に、俺は自分がノノミに捕らえられてしまったような気分になる。ねっとりと熱いノノミの内部は俺のモノを包み込み、絡みつき、逃がそうとしない。腰を前後に動かすと、動きに合わせて、キュッキュッと締め付けてくる。何度も俺と男女の結合をしたノノミの秘めやかな場所は、慣れ親しんだ反応を返してくる。もう俺はノノミの身体——特にそ(・)の(・)部分——を覚えてしまったし、ノノミもまたそうだろう。

 

「ひぅっ♡ あ、ふっ♡ はっ♡ はっ♡ んっ……あっ、はぅっ……♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡」

「ノノミ、気持ちいいか?」

「はいっ、先生が、中にっ、んっ♡ 先生を、感じて……んっ♡ はぁっ♡ も、もうダメっ♡ せ、先生はまだ……?」

「お、俺はもうちょっと……んっ」

 

 ノノミがひときわ強く締め付けてきたので、一瞬軽くイッてしまいそうになった。こっちももう、絶頂は近い。ならば一気に……

 

「あっ♡ 先生っ、すごぃ♡ あっ♡ あっ♡ あんっ♡ あんっ♡ はぁっ♡」

「ノノミ、ノノミっ……!」

「せんせっ、わたしっ、あぁっ、わた、し、んぁっ♡ はぁっ♡ わたし、もう、ダメ……♡」

「俺もっ……!」

「せんせっ、先生っ! あっ♡ わたしっ♡ わたしーっ♡ も、もう、ダメっ……♡ んんっ、〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡」

 

 ビクビクっ、と一瞬身体を震わせた後、ノノミは深く息を吐いた。その身体に精を注ぎ込んでいた俺は、最後まで全部放出したのを感じていた。

 

 

------------------------

 

 

「平和ですねえ……」

「平和だなあ」

「このままずっと平和で、みんな幸せで、ずっと私たち二人、一緒でいられたらいいですねえ……」

「そうだなあ」

 

 布団の中で、のんびりと二人でそんな会話をする。俺は少し眠くなっていた。悪いけど、俺だけ二度寝させてもらおうか……? いや、ノノミも一緒でいいんだけど、あっちは起きて家事とかやりそうだから。

 

「今日、どうする? どこか行くか?」

「んーん、先生と二人っきりがいいです。おうちでいいです」

「そっか。じゃあ、何するかな」

「ゲームしましょうか? 私、強くなったんですよ〜☆」

「おっ、やる気か?」

「あと、動画とか見ません? 対策委員会のみんなと、可愛い動物の動画を集めたんです☆」

「へえ、それもいいな」

 

 ノノミは、やりたいことが山ほどあるようだ。今日一日じゃ無理だろう。普段は俺の方が、頼りっぱなしの甘えっぱなしの側なので、こういう時は何でも叶えてやりたいと思う。喜ばせてやりたいと思う。……ちなみにこの思考、完全にヒモである。やっぱ俺、ヒモの素質あるな。

 

 

------------------------

 

 

 ノノミに作ってもらった昼食を食べて、その後はお昼寝タイム……? の前に、ひざ枕で耳かきである。いや、耳かきはいつもしてもらってるし、というか、しょっちゅうしてもらってるし、俺としては別に、どうしてもして欲しいってわけじゃないんだが。

 

「ふふっ、先生、大人しくしてくださいね〜。耳かきの時間ですよ〜☆」

 

 相変わらず、ものすごく嬉しそうだ。俺がして欲しいというより、ノノミがやりたがるのである。むしろ、「しませんか?」「してもいいですか?」「しちゃダメですか?」ぐらいまである。何が違うのかわからないが、しょっちゅう新しい耳かきを買ってくるし。

 

「後で、お耳の産毛(うぶげ)も剃らせてくださいね〜♪ きっと、また一段と可愛らしくなりますよ☆」

 

 最近は耳の産毛でも何でも、ノノミのために生え揃(そろ)える義務があるような気すらしてきた。流石に、下半身剃毛(ていもう)とか言われたら拒否しようと思っている今日この頃。最近わかってきたけど、多分こういうの、可愛がってる年下の男の子にリボンつけたり女装させたりして、「きゃー! かわいい〜☆」とか言う類のやつだ。いや、楽しそうだから俺はいいけど。

 

「それでは、入れますね……」

 

 耳かきを入れるだけなのだが、つい脳内で「挿入(い)れますね……」に変換される。ていうか実際、アレにアレを挿入れられる時の気分になる。最近、する側ではなく、される側の気持ちがわかってしまうことが多……はうっ

 

「こしょこしょ……。優しく……こうして……こう……」

 

 小さくつぶやきながら、ノノミが慎重に耳かきをする。カリカリという小さな音と、硬質な感触……あっ……やば……気持ちいい……気持ち良さが、性的なものになってしまう……あっ、あっ……

 

 ……………………。

 

「はい、終わりです☆」

「ふぅ…………」

 

 いかん、気持ち良すぎて、危うくイッてしまいそうだった。いや、流石にイきはしないが。そして、耳かきが気持ち良すぎておかしくなりそうになりながら、いいことを思いついた。

 

「今日は俺が耳かきをしてやろう」

「ふぇ⁉︎ せ、先生が、ですか? 私に?」

「そう。ひざ枕もしてやろう。いつもしてもらってるし」

「そ、それは嬉しいのですが、何だか恥ずかしいと言いますか……。というか先生、何だか怪しい表情を……」

「え? やなの? 俺にひざ枕されて耳かきされるの、やなの?」

「そ、そんなことは……。ああ、もう、そういうお顔は卑怯ですよぅ! しょうがないですね……」

 

 よし、勝った。やはりあざとい表情は、ヒモに必須のスキルだな。さて……

 

 俺のひざの上に頭をこてん、と乗せて、ノノミがごろん、と床に横になる。うっ、女の子って、ひざ枕されてる姿だけでもめちゃくちゃ可愛く見えるぞ。ひざ枕って、する側も普通にいいな……。また新たな発見をしてしまった。いや、そんな話はともかく。

 

「ど、どうぞ……。痛く、しないでくださいね?」

「しない、しない。任せろ」

 

 もう、セリフからして脳内変換されていやらしく聞こえる。よしよし、それではノノミの耳かき初体験(推定)をいただくとしよう。痛くしないからな。少し指で広げて、ノノミの耳の……手前の方……こうして……こう……ここ……

 

「はっ……んっ……あ、んっ……。はぁっ……」

 

 既に声がもういやらしい。緊張して固くなっていたのが、耳かきが内部に触れるたびに、ノノミの身体が震えそうになる。ダメだよ、動いちゃ。危ないよ。危ないので、動かないよう体を抑える……抑える振りをして、こんなところ……スカートの……。ここ、この辺……うお、柔らかい……おお……この絶妙な感触……

 

「ん……はっ……せ、先生……ダメ、変なところ……」

「ほら、動いたら危ないから」

「はぃ……んっ……♡ ぁ、んん……はぁ……」

 

 いや、本当に危ないんだけどな? 良い子は真似をしてはいけない。ちなみに俺は悪い子だから問題ない。そもそも俺がどんなに性感帯を刺激しようが、ノノミが必死に耐えてくれるから問題ない。ほれほれ。

 

「ぁ……ぁ……。んっ……♡」

 

 下半身……もうちょい下……ああ……ムチムチしてて、撫でごこちも最高……。あとは耳かきで耳のこの辺を……ん、これ以上は本当に危険か……。

 

「ゃ……んっ……。ぁっ……♡」

 

 耳の内部のデリケートな部分や、身体の弱いところを刺激するたびに、軽く体を震わせながら、ノノミが押し殺した甘い声を漏らす。うん、これ、そんなに仲良くない女の子にやったら、多分セクハラで訴えられるわ。

 

「んん……はぁ……んっ♡ はぁっ……はぁ……」

 

 うんうん、いいね。この切なそうな表情。どう見ても、顔だけ見たら性的なことをされている状態。そして、そもそもまともに耳そうじする気などゼロなので、耳かきの代わりに指をむにっと耳の中に入れる。傷つけないように優しく、むにむにと……

 

「は、んんっ……ぁ……んむ……はぁっ……♡ ん、んっ……ま、まだ、ですか……?」

「もう少し……」

「は、はい……。んっ……っっっ」

 

 ……何だか俺も、直接的に性行為に至らなくても十分興奮する奴の気持ちがわかってきた気がしてきた。指をくにくにと……。うーん、今にも悶(もだ)えそうなノノミが可愛い。そして最後に、強さをうまく調節して息を……

 

「んんんっっっ♡♡♡」

 

 耳に息を吹きかけた瞬間、はっきりノノミの身体がビクンビクンと震えた。

 

「……もしかして、イッちゃった?」

「ぅぅ……恥ずかしいです……。ちょっ、あっ、先生、耳元で囁(ささや)かないで……あっ♡」

 

 癖になりそう。ノノミがやりたがる気持ちが少しわかった。

 

 そして反対側もやって、たっぷりノノミの痴態(俺視点)を楽しんでから解放。女の子の身体を耳かきとセクハラだけでイかせるの楽しい……。

 

「何だか先生、すごく意地悪な感じがしたのですが……」

「気のせい、気のせい」

 

 などと言いながら、ものすごくいやらしい顔をしているあたり、自分でも白々しいことこの上ないと思う。しかしまだ本気で怒られたりはしていないので、さらに調子に乗ることにした。

 

「よしっ! ついでにマッサージもするか!」

「マッ、マッサージ、ですか? えっと、先生、したい、ですか?」

「え? ダメなの?」

「う、うーん……そうですねえ……」

 

 自分でも、甘やかしてくれる相手に甘えさせたら一流だと思う。俺のあざとい表情に負け、しょうがないですね……と言いながらノノミはマッサージを承諾した。しかし、流石は向こうも甘やかしのプロ。これだけ無茶な甘え方をしてもまんざらでもなさそうだ。

 

 とりあえず、体育座りになってもらう。そして、二の腕から揉んでいく。ちなみに、正しいマッサージの仕方とか全く知らない。なので、ほぼ愛撫のつもりでやっている。

 

「んっ……あっ、これ、気持ちいいです。んっ……」

「よし、じゃあ……」

 

 二の腕から徐々に移動して、肩へ……。薄いブラウス越しに、ノノミの身体のラインを感じられる。やはり綺麗な身体だ。んっ……♡ 肩を軽く揉むと、ノノミが本格的に気持ち良さそうな声を出し始めた。これは問題ないな。よし、続行だ。俺は胸を揉むようないやらしい動きでノノミの肩を揉みしだき、その手を下の方に、ノノミの身体の前面へと下ろしていく。

 

「せ、先生? そこはマッサージするところでは……はんっ♡ だ、ダメですよぉ」

 

 流石に、一応マッサージという名目でやっているので、直接胸を揉みしだいたりはしないことにする。代わりに、乳房の下部分のラインをなぞるようにしながら、ずっしりと重量感のある塊をすくい上げる。ブラウスとその下で乳房をガードしているブラジャーが邪魔だが、指を乳房に沈み込ませつつ微妙に動かして刺激する。

 

「せんせぇ……? やっぱりマッサージなんてする気…ぁんんっ♡」

「マッサージ中だから、動いちゃダメだぞー」

「はっ、はい、ぁ、ぅん……♡」

 

 やはり普通のマッサージとは違うらしく(当たり前だ)、ノノミの声がどこか甘いものになっている。息もだんだん荒くなり、はぁはぁと小さく喘いでいる。何か興奮してきた……!

 

「じゃあ、次は太もも……」

「は、はい、ひゃぁん! そっ、そんな触り方……ダメですよぉ! あっ♡ あっ♡ ダメ♡ あ、ぁぁん……♡」

 

 マッサージとかいう名目を完全に無視して、スカートから伸びる太ももをいやらしく愛撫すると、今までも十分感じていたらしく、ノノミは身体をくねらせて激しく乱れる。……そろそろ調子に乗りすぎで怒られるだろうか。「めっ、ですよ!」とか言われて。でも続行する。

 

「んっ♡ もう、先生ったら♡ ぁあん……♡」

 

 ノノミの顔は赤くなっていて、快感に支配されているのは明らかだ。しかし、くすぐったくて笑っているようにも見える。ついでに、男の都合のいい思い込みでなければ、それを楽しんでいるようにも見える。いや、意外と思い込みって程でもないか?

 

「やぁん……♡ はぁ……♡ や、スカート……ぁん、下着、見えちゃうます♡」

 

 ひざを立てた状態の太ももを触っているので、ノノミが身体を動かすとどんどんスカートがずり上がってしまう。肉付きのよい太ももが付け根まで露(あら)わになり、その隙間から……薄いピンク色の布が見えた。それが見えた瞬間、もうマッサージとかどうでも良くなった。背後から抱きつき、ノノミの耳元に口を寄せて囁(ささや)く。

 

「しよっか?」

「もうっ! 先生ってば、やっぱり最初からエッチなことする気満々だったんじゃないですか!」

 

 言葉では怒っているが、嬉しそうな顔が、「全く、しょうがありませんねえ……」と許してくれているのがわかる。

 

「本当にエッチなんですから……これ、見たいんですよね♡」

 

 今度は自分の番とばかりに、ノノミが小悪魔っぽい表情で笑う。そして、チェックのスカートの裾をつまみ、少しだけ持ち上げる。チラッとだけ見えていた淡(あわ)いピンクのショーツが、施されている刺繍やワンポイントのリボンがわかるほどに、ハッキリ見えてしまう。

 

「ふふっ、エッチな目になってますよ☆ はい、どうぞ♡」

 

 俺は、両手を広げて誘ってくるノノミの胸に、飛び込むようにして抱きついた。そのまま、もつれ合うようにして……

 

 

 

「ノノミ……」

「ん……先生……」

「ノノミっ……」

 

 少し絡み合っただけで、二人とも服はほとんど脱げてしまい、上着ははだけてしまった。

 

「ぁ……ん……。ん、ブラ、取っちゃいますね……」

 

 プツッ、と音がして、ノノミのブラのホックが外れたのがわかる。ブラが緩(ゆる)み、乳房が締め付けから解放される。もはやただの布切れと化したブラを、上へたくし上げてしまう……やっぱりブラジャーも半端な大きさじゃないな……。

 

「ノノミ、ちょっと向こう向いて」

「はい? あっ……♡」

 

 俺の前でノノミに背を向けさせ、背後から思いっきりノノミの胸を揉みしだく。……うーん、極上の揉み心地だ。ぐにぐにと、俺の手の動きに従って、自由自在に形を変える。もどかしく、半分脱げかけだったブラウスも脱がせてしまう。長い綺麗な髪をどけると、白い滑らかな背中が見えた。何となく頬擦(ほおず)りしてしまう。すべすべだ。

 

「んっ……♡」

「ノノミ……こう……」

「はい……♡」

 

 ノノミを四つん這いの格好にさせると、乱れていたスカートを脱がせてしまう。そして、丸いお尻を包むピンクのショーツも引き下げてしまう。

 

「ん……後ろから、ですか?」

「うん」

「でしたら、こう……」

 

 ノノミが腰を少し上げて、やりやすくしてくれる。俺はズボンもパンツも脱いで、ギンギンにいきり勃ったものを軽く握って……

 

「挿入れるぞ」

「はい。……んんっっっ♡」

 

 肉棒が完全にノノミの中に飲み込まれたのを確認すると、お尻を掴む。そしてゆっくりと動かし……

 

「んん……♡ あぁん……♡ んん……♡」

 

 ノノミが甘い声を上げる。この二人っきりのゆったりした時間を楽しむように、俺はゆっくりと腰を動かす。そして、ぷるんぷるんと大きく揺れる、重力に従って下に下がっているノノミの乳房に手を伸ばす。

 

「ん……ぁ……♡」

 

 ノノミが声を上げる。しばし、そのノノミの極上の乳肉を味わい、それからノノミの両手を掴む。

 

「ん……先生……?」

「うん。そろそろ」

 

 痛くないよう気をつけながら、両手を後ろに引っ張ってノノミの身体を引きつける。抽送(ちゅうそう)の勢いにそれが加わり、俺の剛直は一段と奥まで届くようになる。

 

「あっ♡ あっ♡ んっ♡ ぁ……♡」

 

 ノノミの息が荒くなり……

 

「ノノミっ!」

「はい、先生……。あ、んっ♡」

「ノノミ、もう出すっ……」

「はいっ。お願いしま……んっ♡ わ、私も……♡」

「ノノミっ! ノノミっ!」

「せんせ……〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡」

 

 ノノミは達してしまい、俺もまたその中に精を解き放ってしまっていた。

 

 

------------------------

 

 

 ゴロゴロ、だらだら。結局俺たちは特に何をすることもなく、その後の時間を怠惰(たいだ)に過ごした。しかし、それを無駄と思うことはなく、むしろ大事な時間なのだと感じることが出来た。いや、それは俺の話なのだが、ノノミもきっと同じだったと思う。

 

「……ん?」

「ふふっ……ただ、見てただけですよ」

「そうなの?」

 

 それだけにしては、ノノミは妙(みょう)に嬉しそうで、そして、会った頃には見せなかったような、憂(うれ)いを帯びた表情をしていた。こんな、大人っぽい表情をするようになったんだなぁ……ぼんやりと、そう思った。

 

 ——夕飯、どうすっかな。まだ腹は減ってないけど……。

 

「あのさ、ノノミ……あれ? どうした?」

「…………」

「考えごと? そんな、目を瞑(つぶ)って黙り込んじゃって。何か……言いた……こと、でも……——」

「…………」

 

 眠気、だろうか? 急激に意識が遠のいていく。闇の中に落ちていくような……。

 

「——たいですか? 先生」

 

 ノノミに何か聞かれたようだが、曖昧(あいまい)な返事をしてしまった気がする。気がする、というのも、その後のことを……いや、眠かったわけでは……。…………。ノノミ……ノノミ……?

 

 

------------------------

 

 

 ……………………。

 

 ……夢を見ている気がした。

 

 ——誰だっけ、お前……アロ……違う? だって、おま……——

 

 ——ノノミ、泣いてる……か? お前が泣いて……と……俺は……——

 

 ——熱い……頭が、痛い……。まだ……ダメだ、まだ……ここにいる理由が……身体が……これ、は……この、感覚は——

 

 ——少なく……も、事情が変わ……ノノミ……一緒にいる。……よな?——

 

 ——悪い。苦労……かけ……。でも、きっと平気……よな。『お前』も『俺』だか……、引き継ぎ……してやろう……も時間……、すま……——

 

 誰かの声が聞こえる。いや、声というより、全身が何かの意思で満たされるような……。同時に、いくつもの……不思議な……

 

 ——……の『あなた』を信じ……いる……——

 

 そして、意識は完全な闇へ——

 

 ……………………。

 

 

------------------------

 

 

 ——目が覚めたら、もう夕方だった。

 

 っていうか、頭痛え。ノノミとイチャイチャ、ごろごろしている内に、うとうとして……で、今まで何してたんだっけ。ノノミも一緒だったんだから、酒とかは飲んでないはず……記憶はないけど。夕飯は? 確かまだ食べてない。ベッドに寝ているということは、何かしている内に寝落ちしたわけじゃなさそうだ。しかし、あれから何時間たってるんだ?

 

 ノノミはいない。とりあえず、元気よく帰るノノミを見送ったのは覚えているから、まだ明るいし、心配はない。……いつもより元気で嬉しそうだった気がするが、何かあったっけか?

 

 頭が痛いと言えば、夢の中——夢の中だよな?——で、ものすごく頭の痛い問題を抱えていた気がする。何か深刻な……。まあ、夢の中の話だし、起きたら覚えてないってことは、大した問題じゃないんだろう。

 

「……きっと平気? 信じて……? あぁ?」

 

 ……何か夢の中で、ものすごく勝手なことを言われたような気がする……。何の話だったか……。いや、言ったのは俺だったか? 俺……かなあ。あと、何かものすごく嬉しいこともあったような……。夢の話なんか、気にしてもしょうがないか。内容なんかも(・)う(・)忘(・)れ(・)た(・)し。

 

 それにしても、なまじ昨日からずっとノノミと一緒だったせいで、一人の部屋がものすごく寂(さび)しく感じられる。前世というか、前にいた(はず?)の世界では一人暮らしをしていても何も感じなかったんだけど。ノノミ、もういっそここに一緒に住んでくんないかな。

 

 そんなことを考えていたせいだろうか、頭の次は、何だか胸が痛くなってきた。漠然(ばくぜん)とした不安、恐怖、悲しみ、そんなようなものが軽く襲ってくる。何だろうこれ。過労がとうとうメンタルにきたか? 良くないなあ。

 

 そんなわけで、スマホをポチポチ。

 

『明日、仕事サボってアビドス行っていい? ノノミのおっぱいが揉(も)みたい』

『大歓迎です! でも、シャーレにはちゃんと連絡を入れなきゃダメですよ? 一人で出来ます? 私が代わりに連絡入れておきましょうか? それと、学校ではあんまりエッチなのはダメですよ☆』

 

 ノノミにモモトークを送ったら、やたらとテンション高めの返事が返ってきた。

 

『なんか嬉しそうだけど、いいことでもあった?』

『ふふっ、内緒です☆』

 

 また、はぐらかされてしまった。まあ、無理に聞き出すような話じゃないだろう。よっぽど嬉しかったことがあったんなら、その内向こうから聞いてくれって言い出すだろうし、ノノミにはよくあることだ。それを待てばいい。何しろ、聞いて欲しいとなったら、止まらないんだから。元気というか、無邪気というか……。

 

 それにしても、今日も何(・)事(・)も(・)な(・)く、穏やかな一日だった……。これからもこんな幸せな日々が続くんだ、鬱(うつ)気味になるのももったいない。しばらくシャーレの仕事はだらだら適当にやるとするかあ……。ふわぁ、あくびをした俺は、もうちょっとだけ眠ることにした……。

 

 

------------------------

 

 

 ぴょこん。

 

 寝ている『彼』——主人公の、置きっ放しのスマホの画面が、少し揺(・)ら(・)め(・)い(・)た(・)ように見え、青いヘイロー、白い大きなリボンに、薄い水色の髪の少女の頭が飛び出す。その少女は、疲れ切った様子で寝てしまった『彼』を優しく見守る。

 

「お疲れ様でした、先生。少し休んでくださいね。ふふっ、も(・)う(・)忘(・)れ(・)て(・)しまったと思いますが、カッコよかったですよ!」

 

 

 

→最終回:「あなた(主人公)の知らないハッピーエンド」(前編)に続く

 

 

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