※この作品はR-18です。

【ダイジェスト版】「助けてノノえもん!」シーズン1〜3   作:春画屋@二次創作R18

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[終]- 5:それはこの物語の『本質』あるいは『存在意義(レーゾンデートル)』【♥100】

 

「流石にちょっと疲れたかな……」

 

 シャワーを浴びながら呟(つぶや)く。疲れたってほどでもないのだが、今日のノノミとのデートで散々歩いたのと、荷物を持ってやったのとで、身体が痛い。一度持った手前、荷物を渡すわけにもいかず、ずっと持っていたせいで痛い。カッコつけずに、途中から持って貰えば良かっただろうか。

 

 ついでに、しなくていいのに昨日徹夜して、シャーレに泊まり込んで適当に寝たせいでいろんなところが痛い。起きたのは昼だし、今日の分まで仕事が片付いてたおかげでデートに行けたんだから、まあいいが。ブラックで働いてた時の癖が抜けなくて、結局キヴォトスでも似たような生活をしている気がする。

 

 いや、そんなことはどうでもいい! 本当にどうでもいい! ノノミがベッドで俺を待っている!

 

 

 そんなわけで……

 

「じゃ〜ん☆ 先生の大好きな、エッチな下着ですよ〜♪」

「おおお……」

 

 先にベッドにいた下着姿のノノミは美しかった。神々(こうごう)しかった。尊(とうと)かった。そのエッチな下着は、ノノミがいつも取り出すよくわからんご都合主義アイテムの百万倍ありがたかった。

 

「で、ですがその……。実際に着てみるとこの下着、恥ずかしいですね……」

「そこがいいんだ」

 

 ノノミが着ている、白の——純白(じゅんぱく)のベビードールは、お揃(そろ)いの白のショーツを覆(おお)うようにして、ふんわりと広がっている。その布は透けてしまって、ショーツはもちろん、ノノミの美しい曲線を描く身体を隠すことはない。それでいて、素肌そのものをさらけ出すわけではないのがいやらしい。比較的、健康的な色気の、ノノミのイメージすらも変えてしまう。

 

「あ、あの、先生……? やっぱり、見えちゃってます? どのぐらい透けて見えてしまっているか、自分ではわからないのですが……」

「ほとんど透けて見えちゃってて、すごいエッチ。いやー、やっぱりこの下着買ってきて正解だった……」

「はい☆ 先生に選んでもらって良かったです♪」

「いや、本当エッチっていうか……。胸のとこなんかどうなってんだ?」

 

 ノノミのふくよかな身体を覆うベビードールの胸の部分は、ブラジャーのような形状になっている。そのカップ部分はノノミの、「たわわな」なんて言葉だけでは表現できない程に立派な大きさの胸を包んでいる。乳首までは透けていなかったが、そこまで行ったらエッチすぎるか……?

 

「胸のところは、パッドが入ってるんですよ」

「なるほど、こう……ぺろっと」

「きゃっ♪ 先生、ダメですよ、めくっちゃ☆」

 

 ブラジャーをめくる要領で上からめくると、可愛い乳首が覗(のぞ)いて見えた。ノノミももう興奮してるのだろうか、それはぽっちりと勃(た)っているようだった。……おっと、ノノミが戻して隠してしまった。

 

「す、すみません。やっぱり見られるのって恥ずかしくて……」

「いやいや、いいんだそれで。ノノミはずっと恥ずかしがり屋でいてくれ」

 

 大事だよな、羞恥心。それがあるから、エッチな下着も着せ甲斐がある。申し訳ないけど、ちょっと困ったようなこんないい表情をされると、次もまたエッチな下着を着せたくなる。

 

「あ、あの、先生。代わりにお口で……いかがですか?」

 

 ノノミがフェラチオを申し出て……申し出るっていうか、「させてくれ」ってねだられてるよな、これ。目をキラキラさせて、期待に満ちた眼差しでこっちを見ている。もちろん、断る理由など何もない。上手いし。

 

「えっと、じゃあお願い」

「はい☆ お任せください♪」

 

 嬉しそうにそう言うと、ノノミは俺のモノを咥(くわ)えられるよう、ベッドを降りる。入れ替わりに俺はベッドに座り、腰に巻いたタオルを外して全裸になる。ノノミは俺の股間に顔を近付け、色っぽく髪をかき上げると……

 

「それでは、失礼します……♪ ん、む……」

 

 大きく膨らんでいた男性器を、もにゅっと口に含んだ。

 

「ん、く、ノノミ……」

 

 俺のモノを優しく包む柔らかいノノミの唇は、吸い付くようにして離れない。ふんわりと口の中にあるペニスの先端部分を、ちろっとノノミの舌が舐(な)めた。一瞬、達してしまいそうになる。必死に耐える俺を、ノノミは舐めたり舌を絡み付けたりと、容赦なく責める。

 

 ノノミの奴、さらにフェラが上手くなってないか……? そう考えたその瞬間に、またちろっと先端を舐められる。——ふぅっ……! 軽く、触れたか触れなかったかわからない程度の、絶妙な刺激に、一瞬快感で声を漏らしてしまった。

 

「ん、むっ……。ちゅ、ん……れろっ……。ん、ふ……。んん……、先生? 可愛いお声が、聞こえましたよ……♪」

「あ、あんまり意地悪しないでくれ……。ノノミ、上手いから、声、出ちゃう……」

「ふふ……♪ いいこいいこ……♪」

「ぅっ……!」

 

 またも変な声が出る。優しい赤ちゃん言葉と共に、ノノミが先端を撫でたからだ。一瞬でも気を抜くと、ノノミにイかされてしまう。そんな俺を挑発するように、俺のムスコを握って細かく刺激しながら、ノノミは顔を寄せてきて、耳元で囁(ささや)く。

 

「いいんですよ……? 赤ちゃんみたいに甘えても。気持ちいいですか……?」

「あ、ああ」

「ん、ふぅ……先生……♪ んっ……」

 

 喘ぎ声ではないかと疑うほどに色っぽい吐息を漏らす。囁(ささや)き声とあたたかい息が、耳に触れて刺激を与えてくる……。その息がまた……、

 

「〜〜〜〜〜っっっ!」

 

 一瞬、身体がビクンビクン震える。射精こそしていないが、こんなの女だったら多分イッてるやつだ。

 

「ふふっ、ちょっといじめすぎちゃいました☆ 先生、お耳が弱いんですもんね?」

「いや、俺の耳が、って言うより、ノノミが上手すぎ……〜〜〜っっっ!」

 

 ノノミが息を吹きかけるたびにイッてしまいそうになる。股間の刺激と別だからいいようなものの……。

 

「それでは、一度出してしまいましょうね♪」

「お、お願い……」

 

 もはや、完全にノノミの手のひらの上で遊ばれている。にも関わらず、それがめちゃくちゃ気持ちいい……。はぁーっ、とため息を漏らしてしまいそうだ。股間の肉棒から伝わる絶え間ない快感に溺れて、このまま永遠にノノミに弄ばれていたい。

 

「……本当にノノミはフェラするの好きだよな」

「んっ、んちゅ……。はい☆ 先生の好きなようにして頂いて、というのも好きなのですが、私が先生を気持ち良くしてあげるのが好きなんです……♪」

 

 こんなことを言われてしまうと、どれだけ重い愛でも受け止められる気がする。

 

 そんなことを考えている間も、敏感になっているペニスにはあらゆる刺激を加えられて……。咥えたノノミの唾液がそれに絡まり、ぬるぬるしたところでちゅぱっと口から出され、しなやかな指がその表面をなぞり……。その度に俺は、何度も身体をビクビク震わせる。指の力加減が絶妙すぎる……。

 

「ノノミ、もう……頼む……」

「んっ……んちゅ……。はい☆ それでは……ん、ちゅ、れろ……」

「ん、んぁ……」

「ちゅ、ちゅぱ、ん、む、ん、ちゅっ……んっ……」

「は、くっ……」

「んっ、んんっ、ん、んっ、んんっ、んんっ……」

「く、〜〜〜っ」

 

 まるっきり男女の立場を逆にして、俺はノノミにイかされてしまった——

 

 と、ノノミが口を押さえ、

 

「ん、んんっ」

「あ、下着が……」

「ん、んにゅ……。ん、む……」

 

 精液をこぼしてしまいそうなのを、慌ててティッシュを用意する。ノノミはそれを受け取ると、そこに白濁液を口から出した。

 

「は、ふぅ……。す、すみません。飲み込もうと思ったのですが……」

「いや、別にいいって」

「ですが、その……」

「そんな泣きそうな顔するなって。別に毎回飲まなきゃいけないわけじゃないし、無理しなくても」

「いえ、その……。先生のものは全部飲んで差し上げたくて……」

 

 何も悪くないのに、シュンとしてしまう。この、絶妙な感じの押したり引いたりは、テクニックなのか? そんな風に思うほどに、さっきまで妖艶ですらあったノノミは雰囲気を変える。そのギャップが男心を刺激してくる。ヤバい。

 

「まあ、そう言われるとやっぱり嬉しいけど」

「そう……ですか? でしたら……」

「ん?」

 

 ノノミは耳に口を寄せてきて、

 

「次は全部飲んで差し上げま・す・ね……♪」

「お、おう……」

 

 ノノミの甘い囁き声に頭がクラクラして、もしかしてこういうのは、本当にテクニックでやってるんだろうか、などと思ってしまった。

 

 

「ではでは〜☆ 一度気持ち良くなって頂いたところで、どうぞ……♪ 触りたいですよね、先生?」

 

 ベッドに座り直した下着姿のノノミが、俺を迎え入れるようにふわっと両手を広げた。それにしても、改めて見てもこのノノミのベビードール姿、いやらしすぎる……。それでも上品な白を選んだ分だけ抑えられて、過度ないやらしさはないのだが……いや、黒とか、いっそ赤なんかでもアリかもしれない。今度検討しよう。

 

 それでは……

 

「えっと、生で触ってもいいか?」

「はい☆ それじゃ、肩紐を外して……」

「うん。こうして……うわ、上から見ると、胸の谷間すごいな……」

「やん♪ あんまり見ちゃダメですよ、先生☆」

 

 ベビードールの胸元は大きく切れ込み、ただでさえ大きいノノミの乳房をさらに強調して見せている。

 

 両方の肩紐をそっと外すと、押さえを失ったノノミの乳房が解放され、ぷるんとこぼれ出た。ボリュームがあって重そうなだけに、迫力がある。

 

「んっ……」

 

 正面から思いっきり見られるのが恥ずかしいらしく、ノノミが小さな声を上げる。しかし、こんな見事な乳房がむき出しになったら、見ないわけがない。見るなと言われても見る。ふるふると震えるメロンのような大きな塊と、その先っちょにツン、と尖(とが)った淡い色の突起が誘っているかのようだ。早くこれを、思いっきり揉みしだきたい……!

 

「触ってもいい?」

「はい☆ あ、その前に全部脱いでしまいましょうか」

「あ、そうだな」

 

 ノノミがベビードールをゆっくりと足から引き抜き……その動きはかなりゆっくりで、何だか焦(じ)らされているようだ。早く、早くしてくれ……。と、完全にベビードールを脱いでしまったノノミは、あとはショーツ一枚のみを残した姿になる。もうほぼ全裸だ。

 

「最後にこれも……♪」

 

 純白のショーツは、豪華でかつ上品に刺繍がされている。ノノミはそれも下ろして足から引き抜き……

 

「あ、ノノミ」

「はい☆」

 

 わかってますよ、と言わんばかりに、ノノミは片足からショーツを引き抜き、脱ぎかけのそれをもう片方に引っ掛けたままにした。他は全部脱いでしまったので、パンツを残して全裸だ。

 

「どう……ですか? エッチですか?」

 

 全部は脱いでいないのはもちろんエッチなのだが、俺の性癖をしっかり把握して、応えてくれるノノミの表情がとてもいい。もじもじと両足を擦(こす)り合わせるように閉じてしまい、恥ずかしそうに顔を赤くしている。

 

「ノノミ……」

「はい……ひゃんっ♪」

 

 耳元で囁くと、身体を震わせて小さく声を上げる。さらに太ももをゆっくりと、表面に触れるか触れないかで上に撫であげていくと、気持ちよさそうな声を上げる。それをさらに上へ……お腹を通過すると、ずっしりと重い乳房をすくい上げるようにして持ち上げる。

 

「んんっ……♡ くすぐったいです……♡」

「何かノノミを、ものすごいエッチな子に育ててしまったみたいで、少し罪悪感を感じるな……」

「んっ♡ そうなんですか……? じゃあ、私はこれ以上エッチな子にならない方がいいですか?」

「ごめん、嘘。罪悪感とか感じてないし、これからもどんどんエッチになって」

「ふふっ、もう先生ったら♪ 先生の気持ちは、ぜ〜んぶ知ってるんですからね……♪ ん、はぁ……♡」

 

 持ち上げた乳房を軽く揉みしだくと、ノノミは今日一番の気持ち良さそうな声を上げた。それをもっと気持ち良くしてやりたくて、少し力を入れてやわやわと揉み上げる。

 

「んっ……♡ ふぅっ……♡ ん、はぁっ……はぁ、ぁ、んんっ……♡」

 

 揉みしだく手に入れた力を、強くしたり弱くしたり……それに合わせて、ノノミは甘い声を上げる。

 

「はぁ……柔らかくてすべすべしてて、すごく気持ちいい……」

「先生、本当に私のおっぱいがお好きなんですね♪ 嬉しいです……♪ ん、んん……♡ ん、は、ぁ……♡ ぅん……♡」

 

 引き続き胸は揉みしだいたまま、もう片方のふくよかな乳房に顔を擦り付けるようにして、ぴったりとくっつける。その柔らかさとあたたかさが安心感を与えてくれて、俺は軽く目を閉じてしまった。そして、また軽く顔を擦り付ける。

 

「ん、はぁっ……♡ ん、甘えていいんですよ? もっと……赤ちゃんみたいに、おっぱいを吸っても……♪ ん、んん……♡」

「ん。ちゅっ」

「ん、は、んんんっっっ♡ あ、ふぅ……♡ は、ぁぅ……♡」

「れろ、ちゅ、んちゅ……」

「ふぁ……あ、ふ……♡」

 

 さっき散々遊ばれたお返しとばかりに、喘ぎ声を上げるノノミの乳首を舐めまわし、軽く噛んだり吸い付いたりする。ノノミはその一つ一つに反応し、切なそうな表情で身をよじる。

 

「ふぁ……。 はぁ……。んっ……♡ ど、どうぞ、満足するまで吸ってくださいね♡ んんっ……、ふぅ……♡ いいこ、いいこ……。先生は、いい子ですね……♡」

 

 顔を自分の胸に押し付けるようにして、ノノミがギュッと俺の頭を抱き寄せる。顔いっぱいにあたたかく柔らかいノノミの乳房を感じ、俺はそこに顔を埋(うず)めてしまった。そしてノノミは優しくそんな俺の頭を撫でている。気持ち良すぎる……。

 

「はぁ……あったかい……」

「いいこ、いいこ……。先生はいい子ですね……。私のために、自分から荷物を持ってくれて……。ん、んんっ……」

「え?」

「本当にいい子……。本当は疲れているのに、休日を私と過ごしてくれて……。先生、ありがとうございます。嬉しかった……。んっ……」

「…………」

 

 ノノミは、本当に愛おしむように頭を撫でてくれていた。荷物を持った、休日に会った、そんな本当にささいなことを、本気で嬉しいと思ってくれているのが分かった。言葉だけではなく、俺をつつむ肌のぬくもりから伝わってきた。

 

 ——この子、本当に俺のことが好きなんだなあ。大したことしてないのに、ここまで……

 

 ここがキヴォトスだとか、目の前にいるのがブルアカのノノミだとか、そういうことは一切頭から消えていた。

 

「んっ……。甘えたいだけ甘えて、癒されてくださいね……きゃうっ☆ せ、先生?」

「もう、無理。挿入(い)れたくって我慢できない」

「もうっ、先生ったら♪ ……ん、私ももうしたいです♡」

「ノノミっ!」

「はいっ! ん、んんんっ♡」

 

 ガバッと力強くノノミをベッドに押し倒すと、俺はその身体に獣のようにむしゃぶりついた。身体中の血液が集まり、股間のモノはこれ以上ないほど硬く反りかえっている。

 

「んっっっ♡ は、んんっ♡ せ、せんせえ……は、んんっ♡」

「ノノミっ、ノノミ……!」

「せんせ……はんっっっ♡♡♡ は、ぁふ、せ、せんせ……先生……は、ぁう……♡ ん……ちゅ……♡ ちゅ、んちゅっ♡」

 

 夢中でノノミの唇に吸い付くと、キスに応じるように、いや、俺以上の勢いで、ノノミもこちらにむしゃぶりついてくる。そして、その両腕を俺の首に回し、熱烈に、きつく抱きしめてくる。白い饅頭(まんじゅう)のような巨乳が、俺とノノミの身体に挟まれて潰(つぶ)れる……。

 

「先生……私、欲しいです、先生の……もう……んんっっっ♡♡♡」

「ノノミっ……!」

 

 夢中でノノミの名前を何度も呼んで、それだけで頭が白くなってしまう。完全に雄(オス)の本能に身体を支配され、無我夢中で俺は、これ以上ないほど硬くなった肉棒を握りしめた。そしてそれを、ノノミの肉孔に一気に突っ込む。

 

「ふっっっ♡♡♡ せん、せえの、先生の、入ってきてます……! ん、ゃぁぁ……♡ はぁっ……♡」

「う、動くぞ……!」

「はぃ……♡ は……♡ んぁ……♡ ふぁ……♡ んん……♡」

「はぁ……はぁ……」

 

 感覚はもうあやふやで、どこからなのか具体的な場所などわからず、下半身全部から熱を感じる。股間を中心に、痺れるような快感が全身に広がっていく。わけもわからず、夢中で腰を振っている内に、ノノミの足が腰に巻き付いてきたのを感じた。

 

「せん、せ……。先生と、もっと一つに……んんっ♡♡♡ もっと……せんせぇ……♡」

 

 足に入れる力はどんどん強くなり、ノノミは俺を引き寄せ、身体をロックして、逃すまいとする。それに逆らわず腰を振り続けると、いつしか俺の腰の動きとノノミが足に力を込める二つのリズムは溶け合い、一つになっていく。

 

「せんせ……」

「ノノミっ……」

「ん、はぁっ♡ は、んんっ♡ は、ぁぁっ♡ ぁ、んんっ♡」

「はぁっ、はぁっ……」

「せんせ、来て、来てくださ……はんんっ♡ は、んんんっ♡ はぁっ♡」

「ノノミっ、出す……!」

「はぃっ、は、ぁ、く、ぁぁ、はっ、〜〜〜〜〜っっっ♡♡♡♡♡」

 

 はぁっ、はあっ……。息は荒く、放出感と……熱い感情から解放された、心地良さと……全てをノノミの中に出してしまい、それを受け入れてもらった、征服感にも似た何かが……。

 

「……先生?」

「…………」

「先生?」

「あ、ノノミ……」

 

 一瞬、完全に意識が飛んでいたが、ノノミの声で我に返った。見ると、ノノミも息は荒く、まだ恍惚(こうこつ)とした表情をしていた。とろんとした目で、うっとりとしている。

 

「ふふっ……♪ 今日もいっぱい、出しちゃいましたね☆」

「え? あー……もういい加減、子供出来るかな……」

「どうでしょう☆」

 

 ノノミは本当に嬉しそうな顔をしていて、その顔を見ていると、今の一回で子供が出来ちゃっててもいいかな、なんて思ってしまう。

 

 そうして横になっている内に、気怠(けだる)く、頭がぼーっとしてきて……

 

 ……こうして、俺とノノミの間に本当に赤ちゃんでも出来て、相思相愛でずっと仲良く暮らして、めでたしめでたし……。そんなのもいいかもな。この世界に来られて良かった。ノノミと出会えたから……。

 

 ……ぼんやり考えていたことを言葉にすれば、そんなところだろうか。いつしか俺の身体は熱を帯び、ふわふわとした浮遊感を感じる。目を開ければ、元いた世界に戻ってきているような、そんな……

 

 ——大好き……ずっと、あなたと一緒に……

 

「……ん? …………ノノミ?」

 

 誰かに呼ばれたような気がして、起きてしまった。ノノミ……じゃないよな? 「先生」とは呼ばれなかったし……呼ばれたかな? どうだっけ。

 

 何か、まだ身体がふわふわしているような気がする。夢心地のまま、ぐっすり寝ちゃえば良かったんだろうが、こうやって目が覚めるといろいろ現実的なことを考え始めるのが良くないところだとよく言われる。というか、悪いところだと言われる。ムードを考えろとか。

 

 しかしな、そんなに簡単に子供を作っちゃまずいだろ。

 

 夢から覚めれば、また避妊しないでヤッちゃったよとか、反省しなければいけない現実が待っている。だから現実的でいいんだ。三十分もすれば賢者タイムすらとっくに終わり、(少なくとも男には)理性が戻って来る。ていうかそもそも、最近中出しに慣れすぎた気がする。

 

 気がついたら現実世界に戻っていて、あのボロいマンションで寝てるんじゃないか? ブルアカの世界に行ってノノミとエッチしまくってたとか、そんなのやっぱり夢かー、なんてオチじゃないかと思ったが、そんなことはなかった。ここはキヴォトス、住み慣れた部屋だ。そうだよな。こっちが現実、逃げてはいけない。ノノミは疲れたのか、隣でくーくー寝ている。いや、それは可愛くていいんだけど。

 

 まあ、仮に子供が出来たとしよう。認知はするわ。籍(せき)……キヴォトスでの籍の入れ方がよくわからんが、まあ永住するとして、シャーレの給料は? わりと安いぞ? 福利厚生は? 育児休暇は? ノノミのヒモになるにしたって限界があるだろうし……。

 

 そもそも、こうやって寝顔を見ていても思うが、ノノミ自身がまだ子供だしな。現実的なことは大人の俺が考えないと。責任は取らないとな。というわけで、いろいろと将来のことをシミュレーションしてみることにする。

 

 ……三年くらい先じゃダメかな。子供を作るとして。今すぐ作れるほどの甲斐性なんかないわ。

 

「……んむ、先生、どうかしました?」

「あ、ノノミ起きたのか。いや、ちょっと夢のないことを考えてた。……何か嬉しそうだな」

「そうですか? ふふっ、せんせ☆ ぎゅってして、いいですか?」

「いいよ? ……うん、そうだな」

 

 俺はこの世界に来た時の原点に返ることにした。うん、そうだよな。

 

「よし、もう一回エッチするか!」

「きゃん☆ 先生ったらっ♪」

 

 あんまり難しいことを考えてもしょうがない。そういうことは、もう一回エッチしてから考えよう。そう思いながらノノミと何度もエッチしていたら、気付いたら朝になっていたのだった。

 

 そんなわけで、俺のブルアカ世界での生活はまだまだ続く……。

 

 

------------------------

 

 

 ——あの頃、まだ私は子供で、本気で先生(あなた)に相手をしてもらえるなんて思っていなくて、絶(・)対(・)に(・)無(・)理(・)な(・)こ(・)と(・)で引きとめていただけで……。だからいつかは、お帰りになってしまうと思っていたんです。

 

 でもあの日からは、本当の意味で、私のためにこ(・)の(・)世界にいてくれたんですね。だとしたら、あの日が私たち二人の本当の「はじまり」だったのかも知れませんね☆

 

 だから私も欲張りになっちゃって、ずっと一緒に居て欲しい、なんて思うようになっちゃったのかもしれません。私がそう思っている内は、絶対に何とかして一緒に居てくれる先生(あなた)に、今度は私の方が甘えて……。

 

 今ですか? 今も同じように思っていますよ。大好きなあなた(先生)と、ずーっと一緒に居たいって!

 

 

 

——シーズン1完——

 

 【ダイジェスト版】シーズン2ー1:「カヨコの「特別な相手」は???」へ続く。

 

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