※この作品はR-18です。

真剣で肉欲に溺れなさい!S 覇王ルート【完結】   作:寝坊助

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武神のリベンジ

 

 

 

 

「さぁて清楚ちゃん……いや、項羽ちゃんって言えばいいのか?リベンジだ。私が勝てば、ザーメンも滴る良い男を渡してもらおうかッ」

 

「ハッ!ほざくなよ、名ばかりの武神が。貴様如き、何度挑もうともこの覇王を下すことはできん!」

 

 項羽はオーバーなアクションで、どこから一枚のワッペンを取り出す。……いや、本当にどこから出したのだろうか。全裸なのに。

 人差し指と中指で挟んだワッペンを、私の方に向けて無造作に放った。

 まるで手裏剣のように投じられた一枚のワッペンは、サッと擬音が相応しいような勢いで足元の砂浜に突き刺さった。

 この動作が示す意味を、ユウと私の二人はよく知っている。川神学園の決闘における、同意を示すものだ。

 投じられた相手のワッペンに、自身のワッペンを打ち付けることによって決闘は同意となる。

 つまりだ、

 

「正式に決闘といこうではないか。お前が勝てば、潔く諦めてこの男はお前のものだ」

 

「ほほう、じゃあ私が負ければどうなるんだ?」

 

「我が配下となれ!」

 

 覇王の要求が島中に轟く。

 条件として提示したものの、この未来は絶対であると、不遜な態度から見て取れる。

 

「挙兵にはまずその名の通り兵士が必要だ。それも、大軍勢にして最強の軍が!百代、お前は記念すべき覇王軍最初の兵だ。ありがたく思え」

 

 高笑いをする項羽。

 私を相手にしても揺らぐことのない、どこまでも上から目線な姿勢。圧倒的強さと自信を持つが故の確信から来ている。

 まさに覇王という他ない。武神を下に付かせるという、あまりにも傲慢な所望だった。

 それがなんと心地いい……。ユウと同じだ。己の勝利が絶対と信じて挑んでくる者が目の前にいる、否応なしに沸るに決まっている。

 その高慢な振る舞いも、自信に溢れた表情も、決して張りぼてなどではない痺れるような闘気も。

 全てが四肢に巡る血を熱くさせる。

 ……しっかし、配下かぁ。

 私を部下にできる奴なんて、それこそ風間翔一ぐらいのようなもの。実力は天と地の差だが、その気骨を気に入ってメンバーの一員という形に収まったあの日の思い出が想起する。

 しかし、これは違う。自らの力を持ってして屈服させ、手中に収めんとしているのだから。

 

「いいだろう。どんな挑戦も受けて立つのが私のセオリーだ……。勝てば、の話だがな」

 

 拒否する理由を見つけ方が難しい。

 吊り上がる口角が、白い牙を見せつける。足元に突き刺さったワッペンに向かって、自分のワッペンを投げつけた。

 両者の同意がここに成されたのだ。

 これで、武神と覇王の決闘が成立した。

 

「ハッ、言質は取ったぞ‼︎」

 

 天を割るかのような轟音と、地を揺らす衝撃が世界を襲ったのは、その時だった。

 それはまるで巨大な隕石でも落ちたかのようで。あるいは、そう、国を揺るがす大地震が発生したようでもあった。

 大地は砕け、海は割れて水柱が上がる。

 空に浮かぶ雲は吹き飛び、風は乱れて渦を巻く。

 世界が悲鳴を上げた。

 拡がる衝撃の中心は、無人の孤島。

 たった一人の観戦者を前に、二つの影がある。

 いや……それは果たして影なのだろうか? 双方とも人の形をしてはいるが、どちらも尋常ならざる存在感を持って天を衝くが如く屹立している。

 あまりに強大、最強の称号を冠する武神と覇王は天に向かって吠えた。

 その叫びが世界を震わせる。まるで御伽話のワンシーン……。いや、あるいは神話の世界だったかもしれない。

 巨大な二つの影は、互いに咆哮を上げてぶつかり合う。

 まさしく神話の再演だ。神と王の戦いだ。

 激突の震盪は島を崩し、海面が凹む。

 闘いの余波に荒れる大海の真上で、絶え間ない雷の悲鳴が鳴り止まぬ。大地には亀裂が走り、竜巻が発生する。雲は千切れ、嵐が巻き起こった。

 たった二人が織りなす一戦の余波は、地球という青い惑星を正しく震撼させたのだった。

 世界の裏側にいたとしても感じられるだろうこの波紋の中心で、勝利者が決まるのはそう遅くはかからなかった。

 

 

 ………………。

 

 

 何事もなかったかのように、世界は平穏を取り戻す。戦いが終わった頃には、再び静かな波の音が島を包んでいた。

 決着は、一瞬だったのかもしれない。もしくは、数時間にも渡る激闘だったのかもしれない。

 時間の流れさえも忘れさせるほどに、この状況を忘れてしまうほどに、水城ユウの心を魅了したのだった。

 だが、それは本の束の間の出来事。

 歴史に刻まれる戦いを演じた二人は彼の前に降り立って……

 

「ごめん、負けちった♪」

 

「絶対わざと負けたろお前ッッッ!!!?」

 

 敗者となった私は両手を合わせて、ごめーん☆と上目遣いでユウに頭を下げた。

 直後、喉の限界を度外視した怒号が轟く。

 全裸で砂浜に倒れているユウが、勝敗の結果に異議を唱える。身体が動けるのであれば、今すぐにで殴りかかって来そうな勢いだ。

 まぁ、こいつの怒りも最もだ。

 しかし、その言葉には聞き捨てならなかった。

 心外だと不服を露わにして、胸を張る。

 

「バカ言うな!私が勝負事においては真剣なの知ってるだろ⁉︎それに、動けないユウを独り占めできるチャンスだぞ?確実に勝ちに行ったに決まってるだろぉガァ!!!」

 

「逆ギレ⁉︎っつーか、そんな邪念しかねぇから応援しずらかったんだよ!」

 

「いやいやいやいやホントホント、マジ強かったんだよ項羽ちゃん。地球一周して、エンジン温まった状態で負けちゃったんだ」

 

 正直言ってしまうとだな、私もこの結末には驚きを隠せずにいた。今度は悪癖であるスロースタートのない状態で戦ったにも関わらず、なんと覇王の力量は本来の力量さえも上回ってきたのだから。

 彼女の強さは本物だと熱弁したところで、納得のいかないという眼光が突き刺さる。

 ……これは本気でマズったな。

 武神の無敗伝説が破られた、初の敗北。

 それを打ち立てた勝者は、そんな敗者となった私の肩に気安く手を乗せ、不敵な笑みで見下ろしている。

 

「ふん、俺は覇王だぞ。お前の戦い方は清楚の中で見ていたわ。それに、ユウとの戦いで気のコントロールも覚えたからな」

 

「要するに、ユウのせいってことか。うん」

 

「うん、じゃねぇ!俺とお前の人生がかかってたんだぞ⁉︎分かってんのか!!!」

 

「分かってるさ。けどその上で負けちまったんだから、こればっかりは仕方ないだろ」

 

「それでは歓迎するぞ、家臣一号」

 

 高笑いをしつつ、バシバシと私の肩を叩いてくる項羽。その強さに思わずよろけるが、なんとか踏みとどまった。……いや、ホントに力強いな。

 自分らの人生がこの女に支配されてしまうという、約束された未来の勝鬨だった。

 

「うそだ……嘘だろお前……」

 

 虚弱な声がこだまする。

 絶望……もはや、絶望しかない。

 もうこの際、百代でもいいからッ……。と、期待半分妥協半分で受け入れていたのだろう。そんな子羊の希望は完全に打ち砕かれたのだから。

 川神百代は、覇王の軍門に下った。それはユウだけじゃなく、世界が知れば驚愕に震え上がる出来事だ。

 間違いなく、世界の軍事力のパワーバランスがバグを起こすことだろう。

 だが、仕方ない。

 

「悔しいが仕方ない……。私が掲げる文字は“誠”だからな。分かったよ、負けたんだ。お前に従う」

 

 お前のどこに誠があるんだよ……。横からそんな声が聞こえた気がした。

 

「はっはっはっはっ!うむ、いい心がけだ。では、そこで見ているがいい……。お前が支える主人の蜜月をな!」

 

「待て、待ってくれ……!」

 

 全裸の項羽が近づき、ユウが堪らず制止の声を叫んだ。

 この二人の行為が成す意味はただ一つ。分かっていながらも、できることは何もない。配下である私はそれを、ただ見ていることしか許されなかった。

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーー

 

 

ーーー

 

 

 

 これから行われるのは、ただ犯されるのとはわけが違う。直ぐそこには、長年ライバルとして憧憬を向けてきた女がいるからだ。

 挑み続けて幾星霜。彼女にこんな様を見られるなど、それは敗北以上の……男として最大の屈辱だ。

 それを受けるなんて、冗談じゃない……!だが、項羽の万力で掴まれた腕では自由を掴めない。まるで地面に杭で打ち付けられたかのように、抵抗を許してはくれない。

 唯一自由の効く目は、そんな此方を羨ましそうに見ている川神百代の姿を視界に収めている。

 

 ———ッ!ぃゃだ……百代!見ないでくれ……!

 

 声にならない声を上げるが、決死の想いが誰かに届くことはない。

 万夫不当の武者に組み伏せられた凡夫が如き姿を晒す水城ユウを、羨望と嫉妬が入り交じった目が見つめていた。

 そして……。

 

「ん゛ッ!…………お゛ぉぅう❤️」

 

 再び陵辱が再会される。

 獣の唸り声のような音が、絶望を助長した。

 再び雄棒の挿入を許した女性器は、此方の意志など無視して性懲りも無く腰を打ち付け始める。

 ちんぽを強襲する圧力の痛み。同時に流れ込むような快感と、濡れそぼった唇によるキス。

 まるで恋人にするような優しい口付けをされながら、バキバキに勃起した肉棒を扱き上げる。

 それはあまりにも倒錯的と言う他あるまい。

 百代に自慢するかのように、項羽は我が誇りである美麗な女体を上下させて見せつける。

 これぞ勝利者の特権と言わんばかりに。

 愛い者を犯す光景は、異性同性問わずその者にとって自慢の対象になりうるが……ここまでの恥辱はそうあるまい。

 水城ユウは、その辱めを享受せざるを得ない。

 まるで自分の物だとでも言いたげに、彼女の所有物である証が刻まれていく。その度に百代は顔を赤らめ、不満に目を細めて此方を見つめていた。

 

 ———見るな……。見ないでくれ百代……‼︎

 

 こんな無様な姿を、彼女だけには見られたくなどなかった……。

 その想いも虚しく百代は顔を背けようともしない。むしろ食い入るように二人の情事を伺っている。

 そんな絶望を余所に、項羽の腰振りが加速していく。より見せ付けるよう激しい蹂躙ピストンに、肉を打つ音と共に愛液が飛び散る淫猥な音が耳と精神を汚す。

 そして……再びの膣内射精。

 否応なく肉棒から吐き出されていく熱を感じなら、絶望は色濃く魂を塗り潰す。

 

 ———ああ、終わった……。

 

 叛逆の意思が弛緩していく。

 まるで底なし沼に沈んでいくかのように、意識の埋没は奥へ奥へと闇に落ちていく。

 

「さぁ、もっと見せつけようではないか!」

 

「も……やめ…………んん!?」

 

 もはや口だけの抵抗。拒否権を与えられず、それを塞ぐように柔らかい二つの物体が顔面に押しつけられた。

 もちもちとした弾力に、人肌の温もり、それでいてほんのりとミルクの香りのする……。

 この感触……覚えがある。

 そう、数日前2-Sの教室で味わった、あの極上の柔らかさ……。間違いなく、顔面に乗っているのは彼女の胸だ。

 それも感触からして衣類越しでなく生乳。忘れるはずもない甘美極まりない人肌の温もりに、沈みかけていた意識が強制的に浮上させられる。

 慌てて引き離そうと顔を背けるが、項羽の腕がそれを許さないとばかりに身動きを固定させられた。

 

「……おい。これはなんの冗談だ、百代」

 

 肌色に閉ざされた世界で、怒気の孕んだ声が聞こえた。

 百代のこの行為は、命令によるものでない。

 配下の勝手な独断に、返答次第では……。と明確な敵意を込めた問いかけが空間を揺らす。

 だが、家臣一号はそんな殺気を受けて怯むどころか、むしろ挑発的な笑みで返した。

 そう、いつもの悪戯をする悪ガキの顔だ。

 

「こんなの見せられて、我慢できるわけないだろ?それにユウが苦しそうだったからな、私のおっぱいで癒してやろうかな〜って」

 

 そう、いつもの調子で百代は答える。

 主人に向ける眼差しは挑戦的で、嗜虐的な感情が入り交じっている。それもユウに悪戯をしかけた時のような、淫らな情欲と酷似していた。

 至福の時を割って入られて、歯を食い縛る項羽。

 何やってんだよ⁉︎と、谷間の隙間から凝視してくるユウ。

 突き刺さる二方向からの異なる視線を楽しむかのように口角を釣り上げ、自らの胸をユウの顔に擦り付ける……ぱふぱふを開始するのだっだ。

 もにゅもにゅと形を歪める双丘の感触は、心地よくもあると同時に、窒息の危機を煽り立てる。

 

「ほらほらぁ、九十センチ越えの爆乳だぞぉ?気持ちいいだろぉ、ユウ!」

 

「ンッ!……ゥッヴ、ン゛ン゛ン゛ン゛!!?」

 

 それは正しく、おっぱいの暴力。身動きの取れない状態も相まって、顔を押し潰す乳圧に呼吸もままならない。

 点滅を繰り返し、くぐもった悲鳴を上げるライバルを他所に、百代のぱふぱふは加速していく。

 

「お前の方が苦しめているだろうが!無駄にでかいモンをぶら下げおって!」

 

「文句があるなら項羽ちゃんも使えばいいじゃないか。それにほら、腰が止まってるぞ?いいのか〜、ユウは私のおっぱいに夢中だぞぉ〜?」

 

「貴様ッ……おぉ⁉︎」

 

 こんな状況でも男というものは反応する。

 挑発的な態度に怒りを露わにする項羽だったが、膣内で蠕動しだした肉棒に阻害される。

 饒舌に尽くし難い乳圧が、ちんぽをさらなる興奮へ押し上げたのだ。

 下は名器まんこにシゴかれ、上は巨乳に挟まれる。二つの異なる至福の寄せ合い押し潰され、拷問とも言える同時奉仕に雄棒はより強く膨張していった。

 

「なんだ、これは……!」

 

「うは❤️凄いなユウ!もっとデカくなるのか⁉︎」

 

 ミチミチと音を立てて、肉棒がサイズを増していく。突然の変化に挿入している項羽は勿論、乳を押し付けている百代も思わず驚嘆せずにはいられない。

 規格外の太さを持った剛直が、更に肥大化する光景は圧巻と言う他ない。それが膣内を押し広げて、下腹部を外側から見ても分かるほど押し上げているのだから。

 尋常ならざるサイズの陰茎に、膣内で異物感を覚え、ここへ来て覇王の目に初めての動揺が宿る。

 一瞬の気の乱れ。狙ったかのように、ズンッ!僅かに緩んだ膣内の隙を突き、力強い一撃が叩き込まれる。重い衝撃は玉門を激しく揺らし、亀頭が子宮口にめり込んだ。

 

「こッッッッほ…………!!!?」

 

 同時に吹き上げる潮飛沫と絶頂。

 敏感な箇所への集中的な殴打は、さしもの覇王であっても耐えられない。淫らな悲鳴を上げて堪らず仰け反った。

 ……これは、水城ユウの意思ではない。

 前後からの激しい責めによって、彼の精神と理性は完全に溶かされつつあった。 

 上下からの極上の美女による極楽的奉仕に、男の本能はただ快楽を求めることしか考えられなくなってしまう。

 やがて限界を迎えた時……。無意識のうちに腰を動かしてしまっていた。それに気づいた百代は加虐に笑うと、より一層強く胸を押し付けた。

 

「ユ〜ウ〜❤️私のおっぱい、気持ちいいかぁ?」

 

「ゥヴ!ンッヴヴゥゥウ゛!!」

 

 特大の雌肉に顔面を押し潰され、呼吸すらままならない。快楽と苦痛の狭間で埋め尽くされ、必死に酸素を求めて上下運動を繰り返す。

 その動きが、今まさに挿入している項羽のまんこへの伝播する。まるでシーソーのように、上下からの性的快楽による反射運動が連動する。

 

「よ、よせ……!そんなに動くな……お゛ぉッ❤️」

 

「うはぁ❤️凄いなユウ!項羽ちゃんの覇王まんこがビクビクしてる!」

 

「よ、よせと言っておるだろうがぁッ……この、馬鹿者共がぁあ〜〜〜〜❤️❤️❤️」

 

 肉槍は膣内を蹂躙していく。

 ズチュッ!グチュ‼︎ヌププッ❤️肉がぶつかり合い、膣穴が円柱の形へと抉られていく音が響き渡る。

 一突きごとに結合部から愛液が飛び散り、泡立って二人の下半身を淫らに汚す。

 そして、意識がない故に……抑えはなく。これまでに勝るとも劣らない、大量の精液が膣内に吐き出された。

 

「お゛ぉぉ、ぉッッッ〜〜〜〜……❤️❤️❤️あ゛あ゛あ゛ぁぁッ!!?」

 

 洪水のように押し寄せる遺伝子の荒波に、堪らず身を反らして絶頂を披露する。

 ぶちまけられるザーメンの熱は女の理性を呼び覚まし、目は白く剥いて舌を突き出し喘ぐ。だがその様は何処か嬉しそうで、彼女の頰には一筋の雫が伝っていた。

 

「うぁ……すごぉい……❤️」

 

「おぉぉ、おおぉ……❤️」

 

 百代と項羽が同時に声を漏らす。絡み合う声音は快楽に蕩け、恍惚とした表情を形成した。

 

「かッ⁉︎……はっ……」

 

 ドプッ、ビュルル……❤️最後の一滴まで搾り出す射精の後、腰に跨っていた女体が崩れ落ちた……。その拍子に肉棒が抜け、栓を失った秘所からは白濁とした液体が流れ出る。

 砂浜に大の字で倒れた覇王。半開きの目は虚ろで、アクメに見舞われた全身は痙攣を止まない。

 まるでレイプ後のような有様だ。最早動くことすらままならない、醜態そのものの姿は“敗北”の二文字が相応しい。

 英雄はちんぽに屈したのだ……と。ノイズの埋め尽くす視界が滲む中、場違いな笑い声を上げる武神が立ち上がる。

 人生に初めての敗北を教えてくれた相手の、なんたる凄惨な姿なことか。我が物顔で胸を張り上げ、挑発的に此方を見下ろしてくる。

 

「あーあ、主人が昇天してしまったな。……こうなってしまったら、仕方ない」

 

 赤い瞳が、絶頂に囚われた項羽から、長年恋焦がれてきた愛しの男へと向けられる。

 にんまりと、その口元は淫猥な笑みで歪んでいた。

 

「ッ!」

 

 言いようのない恐怖がユウの胸を浸水させる。

 ……嫌な予感がした。この流れはまずい、そう本能が警鐘を鳴らした時にはもう遅かった。

 追い詰められた小動物が最後の抵抗をするかの如く、身を縮こませる様に野獣は食欲をそそられる。

 

「私がご奉仕するっきゃないなぁ〜」

 

 ……こうなることは予想していた。

 予想の範疇ではあったのだ。

 だが、現実であって欲しくなかった。

 直視したくなかった。

 このシチュエーションは、水城ユウが考えうる限りでは最も最悪な状況であり、最も恐れていた事態でもあるのだから。

 それが実現してしまう。

 

「言っておくが、長年溜め込んできたんだ。スイッチ入ったら止まる気ないからな、私は」

 

 ジュルリと、その艶やかな唇を舌で舐る。

 ディナータイム❤️を示す仕草が、これから行われる淫行の激しさを暗に示していた。

 それもその筈。目前には、最高級料理すら霞むほどの完成された至高の肉体美がそこにある。

 無駄を極限まで削ぎ落とし、必要のみを追求した男の肢体。それが今この瞬間、自分だけのモノとなる。

 愛おしい雄を堕とすという女の本能が疼き出す。それはまるで媚薬のように彼女の思考を溶かし、情欲に狂わせていた。

 

「しかし、改めて見れば……すっごいな、お前のちんぽ❤️」

 

 なによりその中心に聳え立つ、雄の象徴……。視線を奪うのは未だに真っ赤に膨れ上がり、天を突かんばかりに勃起している肉棒だ。

 先端からは残留したザーメンが溢れ出し、まるで涎のように糸を引いている。

 美しく細い指で、怒張の止まない魔羅を優しく撫でる。ほんの僅か指を流すだけで、摩擦し合い淫らな音を奏でる。

 ゴクリ……と生唾を飲み込む。頰に朱が差し込み、瞳は淫猥な期待に濡れる。間違っても、恋する乙女が浮かべていいい顔では決してない。

 

「項羽とのセックスで何十発射精したんだ?萎える気配が全然ないじゃないか……。クククっ、壊れちゃうかもなぁ」

 

 劣情に身が火照る……この雄に種付けされたい。孕みたいという雌としての本能が疼いて仕方がないのだ……とでも言わんばかりに、邪魔な衣類を脱ぎ去っていく。

 

「嘘だろお前……」

 

 異常すぎる流れにユウの顔が蒼白していく。

 舌舐めずりをしながら服を脱ぎ捨て、最強の武神が肌を露わにしながら近づいてくる。

 長年、求め続けてきたのだ。もはや川神百代とい名のケダモノには、常識や理性などというものはまるで働かない。

 

「項羽の食い残しってのは、ちょと尺だが……。あんなの見せられちゃあ、なぁ?」

 

「ッ……おい百代‼︎ユウは俺の伴侶だぞ!その身を退けろ!これは命令……ひぅん⁉︎❤️」

 

「ははは!今凄い声出たぞ?それだけユウのちんぽは凄かったと見えるな……。覇王を腰砕けにさせるちんぽ……わくわくが止まらないぞ!」

 

 

 

 

 

 






よ・う・や・く、本来のマジ肉欲の作風に戻ってこられました
やっぱりユウが酷い目に遭うのは健康にいいぜ




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