今回は少し挑戦します
見違えるはずがない、あの後ろ姿は確かに水城ユウだった……。そして、その両側にいた女子生徒も見知った顔であることに間違いない。
だが何故……?
「川神百代と葉桜清楚?どうしてあの二人が……」
三人揃って夜遊びか?という予想は直ぐに消す。百代ならまだしも、あの清楚がこんな夜中に出歩くなどまずあり得ない。
なにより、二人の女を侍らせて夜の街を歩く水城ユウなど想像すらしたくない。個人的なイメージからくる見解での推理でしかないが、やはり見間違いとは思えなかった。
もし本当にあの三人がそう言う関係で、夜遊びをしていると言うのであれば、自ずと何をヤルかは見えてくる。
「ッ、それはいけない!」
衝動のままにマルギッテは駆け出していた。
もしそうなのであれば、大人として不純異性交遊を取り締まらなければいけない。なにより、彼が他の女とそう言った関係を持つというのが、どうしても嫌だった。
生憎、軍人として尾行はお手の物。気配を消し、夜街の物音に身を溶け込ませて三つの影を追跡していく。
背景は賑やかな表通りから、妙に物騒な街並み———親不孝通りへと。
奇人変人跋扈する川神だが、それすらも受け入れて貰えなかったはぐれ者達が流れ着く、負の面とも言うべき場所だ。
そこには基本的に一般人は立ち寄らず、一度踏み入れれば、下手をしたら二度と帰っては来られない危険区域とされる。
以前、風間ファミリーがとっちめた売春組織がいい例だろう。あれは水面に浮上したごく一部のようなもの。奥深くには、更なる闇が根深く蠢いているという。
だが、そんな闇も壁を超えた二人の前では塵芥に等しい。現に、男なら放っておかない極上の美女が堂々と闊歩しているというのに、誰もモーションを起こそうとしない。逆に目をつけられまいと避けている始末。
最強の武神と、それに匹敵しうる剣士の名声は、裏の世界でも広く深く浸透しているようだった。
だが、それ故に眉を顰める。
あの二人が自ら親不孝通りに足を踏み入れるなど、余程のことがない限りあり得ない。
特に不可解なのが、水城ユウだ。
葉桜清楚の護衛だと言うのに、どうして彼女をこんな所に連れてきた?一番遠ざけるべき場所だと言うのに、明らかに普段の彼からは信じられない行動だ。
いや、これは本当にユウの意志か?本当にこんなところで夜遊びを?……最初に抱いていた疑問から、異なる疑いが生まれ始める。
何はともあれ、尾行を続ける。
これから向かう場所に迷いはなく、三人の足取りは軽い。まるで、何度か訪れているかのようだ。
やがて目的地へ到着する。ユウ達が入って行ったとある建物の看板を目にし、マルギッテは我が片目を疑った。
驚きのあまり、実力をセーブする眼帯を外して、その両の目玉を何度も開閉する。その度に、現実は非常であると叩きつけられた。
堕天使の水浴び場———要するにラブホである。
「バカな……そんな、バカなことが⁉︎」
繰り返し繰り返し、同じ単語が口から吐き出る。だが否定しようもない事実。
この現代社会で、水浴びがどのような意味を持つか。そこに三人の男女が入ったとなれば……。というか、三人の時点で異常でしょう⁉︎
「いや!この目で……この目で見ないうちには!」
百パーセント確実に確定で絶対に覆ることのない現実だが、ほぼゼロに等しい可能性を信じて入店する。
カウンターの店員に三人組の客はどの部屋に行ったのか、穏やかに丁寧に大人の対応で尋ねた。
「ヒィィィィ⁉︎さ、307号室の大部屋ですッ!こ、殺さないでぇぇぇぇえ!」
「ご協力感謝する!」
誠意が伝わったようだ。
威殺す勢いの眼光に、泡を吹きながらも部屋番を教えて倒れた店員を介抱し、急いでユウの元へ向かう。
こんなことはあってはならない。
あっていたとしても止めねばならない。
そう、大人として。大人としてだ。
三人がいると思われる部屋の前に着いた。マルギッテは改めて、女二人と男一人の影を視認する。
それなりに値の張る、いい部屋を取ったようだ。間取りは広く、三人でも余りあるキングサイズベッドが一つ。
その上に、一行の姿が。
やっぱりか……。と予想が当たってしまったことに落胆するマルギッテだったが、ここで引いては軍人の名折れだと自らを奮い立たせる。
こうなれば力づくで止める!ドアを開けようとした瞬間、中での会話が聞こえてきた。
「項羽お前、門限はどうした……」
「ふっ、心配ない。清楚が百代の家に泊まると許可を貰ったからな。だから今日は朝までコースだ!」
「ほらほら脱げぇ、ちんぽを出せぇ。ここまできて往生際が悪いぞぉ〜?」
……これは三人で楽しむと言うより、ユウが二人に襲われている形なのでは?マルギッテは訝しんだ。
明らかに彼の表情と声色は乗り気じゃない。女を侍らせているようには見えず、逆に百代と清楚が声を弾ませてジリジリと迫っている。
それだけではない。ユウの口から出たある人物の名前を、猟犬の耳は聞き逃さなかった。
(項羽?項羽だと……⁉︎)
それでも我が耳を疑ってしまうのは、至極当然のこと。
覇王・項羽———つい先日、川神を騒がせた葉桜清楚の正体が確かにそこにいた。
暴走した彼女はユウと百代の二人がかりで鎮め、今は大人しくしている……。というのが一般の認識だった。
マルギッテも独自に調べたが、いつも通り学園に通う清楚に異常や危険性は感じられなかった。
しかし……
(どういうことだ……これは⁉︎報じられていた内容と全く違う!)
身を乗り出し、双眸を清楚へ向ける。
どこからどう見ても、外見的特徴は男子に人気の文学少女そのものだというのに、一目で違うと言い切れる。
普段使わないであろう言葉遣いに、荒々しい声。頬は凶悪に吊り上がり、鋭い眼光は百代やマルギッテの比ではない。
そして、なんと言ってもその闘気だろう。極限まで抑え込んでいるようだが、隠しきれぬ強者の存在感は文学少女に備わっていいものではない。
間違いない。今の彼女は項羽に代わっている。
だが何故、百代が一緒に行動している?
ユウとこれからナニをするつもりなのか?
そもそも九鬼はこの事を認知しているのか?
これまで手に入れた情報の全てが根底から覆る。
苦慮している間にも、部屋の様子は進行していた。
項羽と百代の二人がユウの服に手をかけて、無理やり脱がせ始める。彼女らの動きは一つ一つ洗練されていて、男を陥落させる手際の良さを感じさせる。
そして最後に下着を脱がせると……そこから天を突くような立派な男性器が猛々しく屹立していた。
「ッッッ!!?」
目にし、思わず息を呑む。
声に出さなかった自分に勲章を与えたいほどだ。
その大きさたるや、マルギッテの鍛え抜かれた腕の一回りも二回りも上回る。見惚れてしまいそうな巨根に、ゴクリと音を鳴らして生唾が喉の奥へと流れていった。
まさに雄の最高峰と言えよう。あれ程のモノならば、きっと子宮の奥までも届いてしまうのだろう。それを想像するだけで、マルギッテの身体は淫らな熱を帯びた。
(バカな……なんだ、この感情は……)
そんな、女としての初めての変化。発情という、経験のない衝動に一人と女軍人は戸惑いを見せる。
そんな気持ちの揺らぎを余所に、状況は動いていく。
絶世の美女達の手練手管に翻弄され、挟まれる男は顔を上気させて呼吸を荒くしている。しかしその目には、屈する訳には行かないと反抗の光を帯びていた。
それは同時に、二匹の猛獣の着火剤となり……。唾液に塗れた牙が、彼の身体に深々と突き刺さった。
そこからの光景を一言で表すなら、肉欲地獄。
目の前で繰り広げられるのは、淫靡なる宴。
女として最上級と言える二人の女が、肉欲と愉悦のままに快楽を与え続け、ユウはそれを一身に受け止めるしか術はない。この世のものとは思えぬまぐわいを、マルギッテは覗き見する他なかった。
(なッ……なんという激しい……!!)
ゴクリ、再び息を呑む。
この世のものとは思えない……。戦場を生きてきた彼女には、理解しようもない光景であろう。
ギシッ、ギシッ……ベッドが軋む。
あん、あん❤️……だらしのない女の声が上がる。
醸し出す匂いは、部屋の外にいるマルギッテの鼻腔を貫くほどに強烈な刺激を齎した。
「項羽ちゃん、そろそろ代わってくれよ」
「お前はいい加減身の程を弁えろ。一緒に住んでるお前と違って、俺と清楚はユウとヤレる機会が少ないんだ」
「ちぇ〜、それじゃあ……わ・た・し・は、クンニといくか❤️」
ユウとの行為回数が多いことに物申すが、主人である項羽の言葉には逆らえない。
ならばと、百代はターゲットをちんぽにではなく、快感を必死に耐えようと顰めている顔へ狙いを定めた。
指で陰唇を左右に広げると、綺麗なピンク色のヴァギナが顔を出す。それをユウの顔目掛けて、腰を下ろしていく。
「ほぉ〜ら、ユウ。極上のアワビだぞぉ〜❤️」
「や、まてッ………ん゛ぅぅぅぅぅうう!!!」
「あぁ〜、いい!いいぞユウ!もっと、もっとだ!もっと私のおまんこを味わってくれぇ❤️」
百代の意図に気付き、制止の声が上がる。だがそれを無視して腰を沈めると、たちまち口と鼻は塞がってしまった。
柔らかくも弾力に富んだ肉厚なヴァギナに、口いっぱいに味わされて声にならない悲鳴が絶えない。
対し百代は恍惚とした表情で腰を振り始める。
百代と項羽の二人が、互いに競うように腰を動かし、水城ユウの男のプライドをへし折っていく。
マルギッテはそんな三人の痴態を隙間から眺め、その手は自然と疼きの生じた股間部へと……。
「「んあ゛ぁぁぁぁぁあいっぐぅぅう❤️」」
同時に訪れる絶頂。強者たる女達は、別人のように破顔させ、アヘ声を吐き出す。上下から雪崩れ込む快楽に耐えられず、女が求めた強き雄のペニスから白濁の大噴火が迸った。
子宮で味わう甘美な熱に、項羽は幸せそうに目尻を下げる。百代も、抜け出そうと必死に動かす顔の振動に、絶頂を味わう。
その表情からは、女の幸せというものを感じさせる。息も絶え絶えだが、瞼の隙間から見える眼光には陰りはない。より強く輝きを増していく二つの双眸は、ジッ……と。ある方へと向けられた。
「「混ざりたいか?」」
「ッ⁉︎」
息が止まる。
夢中になっていた思考が急速に冷えていく。
この光景を覗いているのがバレていた。まさか……そんなはずは⁉︎と、困惑しながらも額に冷たい汗が流れる。
「私のセンサーを甘く見たな。最初からお前の気配は気づいていたぞ」
獲物が餌にかかったと言わんばかりの、したり顔で武神が笑う。
マルギッテは見透かされたことに、そしてそれを看過できなかった己の未熟さに唇を強く噛んだ。
「そんなところで突っ立ってないで、ほらこっちへ来い。お前にも、我が夫の持つ至高の肉棒を味わせてやろうと言っているのだ」
「夫……何を言っているのですかあなたは⁉︎」
聞き捨てならない。項羽の口から放たれた夫という単語に、思わず声を大にして反論する。
だがその反応も織り込み済みだと言わんばかりに、二人のやれやれと不敵に笑った。
「好きなんだろう?水城ユウが」
「なッ⁉︎ば……バカなことを……!」
「おいおい、今更取り繕うなよ。側から見たらバレバレだぞ?それも……」
百代が指差す先。マルギッテの股間に、お漏らししたかのような湿り気が広がっていた。
指摘され、精悍な顔が羞恥に染まって俯く。だがそれも一瞬のこと。すぐさま切り替えて、百代と項羽を睨みつけた。
「ちがッ……これは違う!」
「語るに落ちるとはこのことだなぁ、軍人。まッ、百聞は一見にしかずだ。ほらこっちへ来い」
放たれた気がマルギッテが覗き見しているドアを全開にすると、ベッドの上から手招きする。
自分の元へと来い……。目がそう告げていた。
マルギッテは躊躇いを隠しきれない。自分らしくもない動揺だが、こればかりは仕方がなかった。
世界最強と言っても過言ではない女達が、揃いも揃ってあの逞しい肉棒に群がる光景が頭から離れてくれない。想像するだけで、子宮が降りてきてしまう。
ダメだ、誘いに乗ってはいけない……。軍規を守れ、厳守の魂が欲望を抑え込む。自分は軍人、このような誘いになど乗るはずが……!
……そう、心が強ければ。
歯を食いしばってなんとか耐えるも、足は誘われるように一歩を踏み出していた。
どうして……。意思に反して、疼く肉体に女軍人の顔は蒼白に染まっていく。
抗えぬ本能に対する困惑。初々しい反応の正体を、彼女らは知っている。やれやれと笑い、自慢げに極太ペニスを撫で回して見せつけた。
「すっごいだろ〜コレ❤️デカいだけじゃないぞ?射精の量も性欲も一晩ヤリっぱなしでも直ぐに復活するんだ❤️」
「覇王である俺も持て余していてな……。我が軍門に降るのであれば、“第三婦人”としてハーレムに加えてやろう。どうだ?」
「ふ、ふざけるのも大概にしなさい!軍門に降れだと?つまりそれは、私に祖国を裏切れとというのですか⁉︎」
「世界を支配するには強大な軍が必要だ。そのための挙兵でな。お前ほどの兵士なら歓迎しよう。そして、極上の快楽もな」
ぐ……っと唇を噛む。黙って瞳を細めるマルギッテだが、どうしてか心臓は痛いぐらいに鼓動を速めていく。
何故だ、どうして拒否の言葉が出てこない。このような醜態を晒しておきながら、まだ自分は恥を上塗りしようというのか……。
当然、断るに決まっている。誇り高きドイツ軍人として、敬愛する中将のため、そしてお嬢様のため。
どのような誘惑も耐えてみせる……はずなのに……。その瞳は、立ち塞がる覇王と武神ではなく、ベッドに倒れる青年を映し出していた。
「はぁ、はぁ………ぁ……ぁ゛ぁ……」
クンニによる呼吸困難と、アクメのダブルパンチによって、完全に昇天してしまっている。
四肢はだらりと伸び切り、過呼吸は胸を上下させる。ほんの少しの刺激で痙攣を起こし、その様は陸に打ち上げられた魚と言えよう。
それなのに、股間から生えた一本の肉柱は勃起を維持し、女を所望するように脈打っている。
なんて悲惨で醜悪な……。それなのに、目を離さずにはいられないのは、彼女も女であることの証拠だった。
「ほら、どうすんだマルさん?欲しけりゃあ自分でこっちに来い」
悪魔のような、甘い囁きだ。恐ろしくもあり、同時に従ってしまいたくなる……。胸が、股が、頭がいつの間にか嫌な麻痺に陥っていた。
(チャンスと思えば直ぐにモノにするべき……。これがチャンスだとでもいうのですか中将ッ)
足が勝手に動き出す。一歩踏み出すたびに、心の壁が壊れていくのが分かる。
一歩ずつベッドに近づき、あと数歩というところで……。それはまだギリギリのところで踏みとどまった。
最後の一押しを躊躇する女軍人に再び、百代と項羽という名のサキュバスが囁く。
「嫌なら断っても構わないぞ。ただし、コレが最初で最後のチャンスだがな」
「このことを報告したいなら、好きにすればいい。ドイツ軍にでも、九鬼家にでも、襲いくる火の粉は払うだけだ」
「「さぁ、どうする?」」
「チャンスはこれだけ……。いいや、侮るな!私は誇り高きドイツ軍じ……んん❤️」
邪念を振り払い決意を固めたところに、むせかえるような性臭が鼻腔を刺激した。
脳髄が焼けるようだ。思わず顔をしかめるも、臭いの発生源に視線は逸らさない。それどころか、より強く雄のニオイを吸い込んでしまう。
ゴクリ……。何度目かの喉が鳴る。
誇り、尊敬、尊厳……。固く結ばれた女の決意は、ちんぽから生じた臭いによって、容易く千切れ飛んだ。
ほんの僅かに嗅いだだけなのに、脳に走る静電気が足腰の筋肉を弛緩させる。ヘナヘナと崩れ落ちる軍人の足は内股で、小刻みに震える様は猟犬というよりも子鹿というべきか。
軍人としてのマルギッテを形作っていた体表はひび割れていき、本来の女としての性別を垣間見せる。
「おいおい、匂いだけで軽イキしたぞ?」
「余程耐性がなかったんだろ……。マルギッテお前、さてはドMだな?」
無様に膝をついた気娘を、百代と項羽が呆れた顔で見やる。今まで異性と関わらなかったが故の女の脆さというものを目の当たりにした。
だがこのチョロさ、利用しない手はない。
ニヤリと邪悪な笑みを浮かべ、左右から彼女の肩に手を置き、耳元で魔法の言葉を囁いた。
「「嫌なら、俺/私達が平らげてしまうぞ❤️」」
プツンッ——————糸の切れる音。
運命を分ける……。文字通り最後の一線は途切れ、猟犬の中にあった軍人という一文字は崩れ落ちる。
いくら女を捨てたと豪語しても、決意をしようと、所詮は“雌”という生物学分類からは逃れられない。
マルギッテ・エーベルバッハは、女なのだ。
それが解き放たれた今。
経験がない故の、
耐性がない故の、
性知識の無知さ故の、
理性という首輪の外れた野獣が、目の前の極上の獲物に牙を向けるのであった。
「Hasen Jagd!!!」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
これ以上の地獄はないと、そう思っていた。
友達の中に眠っていた怪物に犯され、憧憬としてその背を追いかけ続けた女にも犯され、唯一の希望として信じていた友達さえも……性の虜となって犯された。
最悪の中の最悪。
尊厳は完全に破壊されたといえよう。
しかし誰が言った言葉か……。底辺に堕ちてしまったのなら、登ればいい。これ以上堕ちる必要がないなら、後は登るだけだ……と。
その言葉は、水城ユウの心をほんの少しだけ救ってくれた。
そうだ、諦めるなんて俺らしくない。どんな困難な道であろうとも、挑み続けていくのが俺の生き方なのだから。
川神百代を倒すという目標を、この状況を打破することに置き換えてチャンスをものにする。
そう、一歩一歩……良い方向へと……。
………………だが、まだ底はあったらしい。
じゅぽッ!ずろろぉ……ちゅぷッ❤️れろっ❤️んちゅ、ぢゅる……じゅッ❤️
この音が聞こえるたびに、俺の心が……魂が……下へ下へと落ちていく。
いったい、深淵はどこにあるんだ?
いや、そんなものは本当はないのかもしれない。
背が底についたと思った時には、さらに深い深い闇が広がっていく……絶え間なく……どこまでも……俺は落ちていく……。
一心不乱にぶっといおちんぽを舐め回していた。いやらしい音をわざと立てるように口を窄め、舌を絡み付かせる。
テクニックなどない。当然だろう。彼女に取って、それは初めての口淫なのだから。
だが、大雑把でありながらも必死しな吸引による刺激は強く。ちんぽはみるみるうちに張り詰めていく。
鈴口は決壊寸前となり、先走りの汁が溢れ出る。舌でそれを取り、女は恍惚とした顔を作る。
太さもさることながら、この味わい。塩辛さの中にえぐみか含まれ、大部分を占める苦味は吐き気を催す。
汗で蒸れたちんぽ臭。はっきりと感じる性臭と男性の濃密な匂い。……とてもじゃないが、人が咥えていいものではない。
なのにどうしてか、口を離せない。
味。匂い。全てがマルギッテの脳を蕩けさせ、喉奥まで肉棒を咥え込む。 そのまま一気に引き抜き……ぢゅぞぞぞっ❤️下品な音を立てて吸い上げていく。
下品に窄められた唇はひょっとこのようで、口端から垂れたヨダレが顎を伝いシーツに落ちていく。
根本から先端までを満遍なく舐られた肉棒は、小刻みに震え出す。口でこれまでと異なる反応に、マルギッテの目には涙が浮かぶが……その表情にはどこか喜悦の色が含まれていた。
心の底から求めていた瞬間が来た……。そう察したのと同時に、精液が噴出する。
喉奥に叩きつけられる大量のザーメン。黄ばんだ白濁のマグマは、口内を蹂躙し喉を焼き付くす勢いで侵食していく。
触感はまるでゼリーのような固形物であり、灼熱を孕んだそれはステーキと似た噛み応え。
勢いよく吐き出されるちんぽ汁を喉を鳴らして飲み込む。一滴も零さないように。全て飲み込むように。ごくんっごきゅっという音と共に胃に流し込んでいく。
しかし、なんて量っ……。噴火と見紛う勢いと放出量に、口や鼻から逆流する。だがそれでも飲み干そうとする彼女は健気で淫猥だった。
「んぐッ⁉︎ぉ、お゛ぉぉぉお⁉︎」
マルギッテの脳裏にスパークが起きる。目の前が真っ白になり、膝から崩れ落ちる。そしてそのまま蹲ると、全身を駆け巡る快楽に身を悶えさせた。
(あ゛っ❤️はぁ゛ぁぁッ!にがッ……くさァッ⁉︎これぇッッ……すごいぃいいいっ❤️❤️)
濃密な精液は喉を焼き、食道を流れ胃に落ちる。その熱さを感じつつ、マルギッテは絶頂したのだ。
しかも一度や二度ではない。何度も軽イキを繰り返す。凡そ人の耐えられる苦痛ではない、それなのにまだ足りないと、さらに快感を求めてしまう。
性欲に染まった思考は既に理性的ではなく、本能に従い目の前のモノを求めるのみ。
「はぁ、はぁ……ぁぁ、ユウ❤️」
甘く、媚びるような声。
猟犬とまで呼ばれた女軍人の口から、情けない猫撫で声が溢れ落ちる
普段の凛々しい姿からは想像も出来ないほど蕩けきった雌の貌。自ら進んで四つん這いになると、尻を高く上げ、ふりふりと左右に揺らす。
これを雌犬と言わずしてなんと言う。だがそれも無理はない。極上の雄か生み出す味と匂いは、武神と覇王すらも魅了したのだ。たかだか女軍人風情が耐えられるはずもない。
「マ……ギッ、テ……もぉ……やぇてぐれ……」
もう一人のライバルとして、共に切磋琢磨してきた猟犬の変わり果てた姿に、ユウは涙する。
その切実な想いは伝わらない。卑猥に身を震わせる彼女の股間からは止めどなく蜜が流れ落ち、床に大きな水溜りを広げていく。
「
立ちこもる室内の熱気、興奮に大きく高鳴る心臓の心拍が、体温を際限なく上昇させる。
大量の汗を吸い込み、ぴたりと肌に張り付く軍服に手を伸ばすと、勢いよく軍人の証たる衣を無造作に脱ぎ捨てた。
プルルンっ❤️と豊かな胸が飛び出す。硬い軍服に窮屈そうに押し込められていた柔肉が、解放されて弾むように揺れ動く。
厳しい訓練と鍛錬の末に錬成された、戦士の裸体が曝け出される。中心に位置する乳首は淡い桜色に染まり、ツンと勃起していた。
無駄な脂肪のない引き締まったウエストからヒップにかけての曲線。そして腹部から下半身にかけてのラインは美しく、引き締まった体型は勇ましくも、見た男の興奮を否応なしに高めさせる。
研ぎ澄まされた肉体美を余すことなく見せつけ、マルギッテは左右に脚を開き、M字開脚の格好を取った。
自ら秘所を見せつける行為に羞恥心を覚えるものの、それ以上に期待感が勝り、ごくりと喉を鳴らす。
くぱぁっ❤️と開いた雌穴からは大量の愛液が流れ出し、真下にある雄棒へと標準を定める。
「Yuu……
祖国の言葉で愛を伝えると同時に、イキリ勃つ肉槍を掴み、一気に膣内へ迎え入れた。
ずぶりっ!!メリメリィッ!!ミチミチッ!!
「Ooooooooooooh❤️❤️❤️」
二十を過ぎ、何者にも脅かされることのなかった聖域の侵略。蹂躙され、子宮口を突き上げられた瞬間、喜悦の鳴き声を打ち上げた。
同時に結合部からは処女破瓜による出血が飛沫を上げ、辺りに飛び散る。だがそれもほんの数秒の間だけであり、すぐに快楽に染まった嬌声へと変わる。
全身から沸き起こる快楽は、神経を焼き付くさんばかり。全身の毛穴から汗が吹き出て視界がぼやける中、犬は本能に従うように激しく腰を動かした。
「Hasen……Hasen Jagd!Jagdッ、Jagd❤️」
狂ったように、一心不乱に腰を振り続ける。その度に胎盤へ通ずる最奥部を亀頭の形へと開拓されていく。
生まれて初めてのセックス。経験したことのない情動に、彼女は呆気なく絶頂を迎えた。
しかしそれでもなお、動きが止まることはない。むしろ激しさを増していく。
「Iiebe……Ich liebe dich!Yuu!」
何度も何度も、まるで壊れたレコードのように愛の言葉を紡ぎながら全身の上下運動は止まらない。
飢えた猟犬は一度ありついたものを食い尽くさんと、一心不乱に貪り夢中となる。ベッドは軋み、シーツには大きな染みが広がっていく。
猟犬の牙は、ユウの身体に深く深く突き刺さり……精の解放を要求する。
「あ……あぁ……‼︎」
腹の奥底で、熱いものが爆ぜた。膣内に広がる熱の奔流に、マルギッテは痙攣しながら深い絶頂へと達する。
膣内の肉棒が脈打ち、大量の白濁液を解き放つ。それは子宮口をこじ開けんばかりの勢いで叩きつけられた後、瞬く間に膣内を満たした。
(あ゛ぁ……熱いぃ❤️ユウの
大量の白濁液が、膣内を余す所なく浸透していく。マグマのように熱く粘っこく、それでいて甘美な味わい。
今まで経験したことのない未知の感覚。そして、絶頂の余韻に浸る暇も与えず、すぐに第二回戦へと突入した。
「
剛直が引き抜かれるとともに、どろりと濃厚な子種が溢れ出す。しかしそれも束の間、一息も入れずに次の楔が打ち込まれる。
間髪入れずに始まった激しい抽挿に、マルギッテの意識は再び肉欲に支配されていく。そしてそれはユウも同じだった。
内から湧き出る欲求と言う名の媚薬は、容赦なく二人の理性を蝕んでいく。思考回路は停止し、ただひたすらに腰を振ることしか考えられなくなっていた。
互いを求め合い、精根尽き果てるまで。
「Sex……
淫な笑顔は、もはや軍人とは言えない。娼婦に相応しい様と成り果て、狂乱に身をやつす。交尾を求める獣そのものの姿は、普段の彼女を知る者からは想像もつかない痴態。
そしてまた数分後には新たなる絶頂を迎え、盛大に潮を吹き出しながら果てる。
それでもなお彼女の性欲は収まらず、その後も何度も何度も求め続けた……。
水城ユウのイチモツ、そこから醸し出される魅力は、雌を無理矢理目覚めさせる劇物だ。既に、武神も覇王すらもこれの虜となっている。
麻薬といってもいい。吸えば吸うほど頭がちんぽのことしか考えられなくなって、それを気持ちよくするための動きしかできなくなる。
マルギッテ・エーベルバッハは堕落を喜んで受け入れる。ただちんぽをシゴくための雌となり、ひたすら身体を上下し続ける。
「お〜、想像通り……っていうか想像以上だな」
「軍人といえど所詮は女。一度味わえばこの通りよ。何はともあれ、歓迎するぞ猟犬よ」
一応言っておくが、これは別にレイプではない。
覇王と武神が誘いきっかけを作ったのは事実だが、後はマルギッテ自身の自由意志に委ねた結果である。
目の前で行われる猟犬の晩餐に、二人は不適な笑みを浮かべるのだった。
「「第三夫人ゲット〜❤️」」
マルさん興奮するとドイツ語になるので、混ぜてみました
不備があれば容赦なく報告お願い致します