――キヴォトスにあるとある巨大なパーティ会場の入り口に天雨アコの姿があった。
「綺麗……」
煌びやかな装飾が施された会場を前には思わず圧倒されてしまう。会場のあちこちに立っている屈強な大柄のガードマンの厚い胸板の一角が妙に盛り上がっている。――恐らく拳銃を持っているのだろう。それほどまでに厳重な警備が配置されていることに驚きつつ、周囲を観察する。
(……あちらには2人、こちらには3人……)
「アコ、どうしたんだい?」
「あ……すみません、先生。どうも仕事病なのか、どうやってこの状況を突破しようかと考えてしまいました」
思案していると、先生が声をかけてきた。どうもこのような状況を見てしまうと『どうやってこの警備を潜り抜けるか』を考えてしまっていた。
「今日はそんなこと考えなくていい。さ、行こうか」
先生がアコに手を差し出す。その仕草にドキっとしながら、おずおずとその手を取る。普段戦闘を指揮している年上の男性である彼の手は、妙に心強く感じた。
「は、はい……」
アコは心細いのか、エスコートしている先生から離れないよう腕を抱きぴったりと身体を密着させている。中に入ると、警備の男たちと同じ風貌の係員がこちらを出迎えた。
「おや、これはシャーレの先生、ではありませんか。ご無沙汰しておりましたが……またいらしていただけるとは思っておりませんでした」
「ははは。以外にもまた来る機会に恵まれましてね」
目の前に来られると、思わず身体を強張らせてしまいそうな男性相手ににこやか談笑する先生。
「今日は僕の連れを紹介しようと思ってまして。こちらのレディです」
「ぁ……え、れ、レディって……」
先生の紹介の仕方に、思わず顔に赤みが差す。
「おやおや、これはこれは……。いったいどこのご令嬢ですか? 彼女のような淑女をお連れになるとは……皆様驚かれるでしょうな」
「ええ。いいサプライズになるかと」
「ふふ……なるほど、最初からそのおつもりでしたか。それではどうぞ、ごゆっくり……」
係員の横を通り抜けながら、アコは抱きしめている先生の腕をより強く抱き込む。
「アコ、キミはもっと自信を持っていい。今のキミは周りの男たちが思わず振り向いてしまいそうなくらい魅力的な女性だよ」
「っ……」
先生からのお世辞でもない、本心からの言葉にアコの心臓がドキリっと大きく跳ねた。
「さ、キミの華々しい社交界デビューだ」
会場に入ると、あちこちに煌びやかな男性たちの姿が見られた。明らかに裕福層の住人たち。しかも、ただ金持ちなだけではない。どこか強欲さを漂わせた下品さが伝わってくる。まるで先生とは違う生き物のようだ。
「おぉっ! 貴方はシャーレの先生ではないですか。お久しぶりですな」
「おや、これはこれは。お久しぶりです」
ふと一人の男性が寄ってきた。柔和な笑みを浮かべてはいるものの、どこか薄ら気味悪さを感じるような表情のこの西堂という男は先生との知り合いらしい。先生もにこやかに挨拶を返している。
「もしかしてそちらの女性は先生の……?」
「ええ、可愛い私の生徒の天雨アコです。今日は彼女に視野を広げてもらおうとここに連れてきたんです」
「なるほどなるほどっ! どうりでお美しい方を連れていると」
チラチラとアコの全身を舐めるように見てくる西堂という男に、気持ち悪さと悪寒が走った。その身の危険から、自然と先生の腕を抱くアコの手に力が入る。
「ここで先生と再会できたのも何かの縁……、私も先生に紹介したい女性がおりまして。ほら、挨拶をしなさい」
そうして男の影から女性が現れた。全裸にリード付の首輪を嵌めた女性が。
「っ……!?」
「わんっ! わっ、わふぅっ!」
「ははは……ちょっと人の言葉をしゃべれないのでいまいちわからないと思いますが」
「いえいえ、大体はわかりますよ」
ぎょっとし、アコは正面の男を見た。しかし、男の表情は変わっていない。男だけではない。一糸まとわぬ女性がいきなり現れたというのに、横の先生も表情を変えていない。本当にペットの犬が現れたかのように、いたって普通に。
(ま、さかっ……)
顔を動かさず、視線だけをパーティ会場のあちこちへ動かす。よくよく見ると、あちらこちらにいる男性の傍には必ず女性が最低一人はついている。
豪華で煌びやかなドレスに身を包んだ女性もいれば、この女性のように犬のような扱いを受けている者もおり、他にも全裸姿に身体のあちこちに下品な文字が書かれた女性もいる。そしてその女性たちは皆、微笑んでいるのだ。今の自分の境遇を心の底から悦んでいるかのように。
「気が付いたかい? アコ」
「っ……せ、先生……」
アコを落ち着かせるように、落ち着いた声色で語り掛ける先生。メガネの奥にある瞳には、主が従属する動物へ向ける色を帯びていた。
「ここは調教師たちが手塩に掛けた牝奴隷たちを披露するお披露目会なんだよ。さぁ、アコ、君の調教ぶりをみなさんに見せて差し上げようじゃないか」
「ひぁんっ!♡」
先生はアコを後ろから抱きしめ、片手で彼女の乳房を揉みしだき、片手でスカートを捲り上げて美脚を撫でまわした。突然始まった披露会に、周囲の視線が一気にアコたちに集まる。
「おぉっ……これは大胆な」
「スカートの裾からあんな美脚がっ……」
「胸と揉まれているだけで大層な感じぶりだ。これは相当調教されているぞ」
「ここまで出来上がっているとは、流石シャーレの先生だ」
「ふっ♡ ぁんっ、あぅ♡ んんっ……♡ うぅ、んんっ……♡ はぁぁっ……♡」
(あぁっ……♡ ま、周りの人たちみな、私たちを見てっ……♡)
周囲から向けられる男たちの獣欲。そして女たちからの欲望と嫉妬の眼差し。それらを受け、アコの身体は一気に熱上げていく。どんなに獣欲を向けられようとも手に入らない男たちの滑稽さ。この会場にいるどの女も受けることはできない先生の調教を、自分が受けられたという優越感が、ゾクゾクと背筋を震わせた。
「ほら、ただ立っているだけじゃギャラリーが飽きてしまうよ。次は……こうだ」
「あぁっ♡ せ、先生ぇっ……♡ あんんっ♡」
すでに蕩けた表情のアコの片足を足で内側から開かせる。むっちりとした脚を下品ながに股に開かれされたアコの股間に手を伸ばし、下着の上から割れ目をなぞり上げると、一際可愛い嬌声が会場内に響き渡った。
「だ、だめですっ♡ 先生こ、こんなところでぇっ……♡ はぁ、あんんっ♡」
「おお……なんという乱れっぷりだ」
「なんだあの愛液の量は。この会場を愛液塗れにするつもりか」
「先生が揉んでない乳を自分から揉みだしたぞ。なんて淫乱な女だ」
「あんっ♡ ああぁぁっ♡ はぁんっ、んんっ♡ んぅうぅ、んふぁあぁっ♡」
自然とアコの手は、先生が揉んでいる乳とは逆の乳房を揉みしだいていた。そしてもう片方の手はアコの背に回り、先生の股間を撫でまわしている。
――アコはこの集団環視の中、完全に発情していた。それは先生の調教がここまで行き届いていることの証でもあった。
淫裂をなぞっていた先生の手はアコの紐下着をするっと解き、今度は直に淫貝を弄り出す。すでにビチョビチョだったそこは確かな水音を周囲に響かせ、アコの腰をヘコヘコと動かさせ、床に愛液をボタボタと滴らせる。
「いつにもましてすごい濡れっぷりだな、アコ。こんなに乳首も勃たせて」
「はっ、ふっ、んんっ……♡ ふぁぁっ、あああぁぁっ♡」
「流石は先生っ、見せ付けてくれますなぁっ!」
「ほうほう……これは勉強になりますなぁ」
「これはあんなに濃厚な汁を滴らせてっ……」
「しっかりと見て参考にさせてもらいますよ、シャーレの先生」
周囲の視線を独り占めにする先生とアコ。この会場は、完全に彼らの独壇場と化していた。男たちはギラついた視線でアコの身体を舐め回し、女たちは愛撫され身悶えるアコに嫉妬の眼差しをより強める。全身に突き刺さる視線の多さに刺激と恥ずかしさでアコの身体は一層熱を増す。
「み、みんな私たちを見て……♡ はぁぁっ♡ 身体ぁ、熱くっ、なってぇっ……♡ くぅううぅっ、んはぁあぁぁぁっ!♡」
「ふふ……よし、そろそろ本番といこうか」
「はぁ、はぁ……♡ せ、先生……? きゃぁっ!?」
アコの痴態に、会場の熱気は最高潮に達していた。皆の興奮状態を察した先生は、ニタリと笑ってアコを抱え上げる。両膝裏から抱えるように持ち上げられたアコ。M字開脚状態――まるで幼子が抱えられて小便をするかのような――の体勢にされ、アコの恥部がスカートの隙間から丸見えになった。
「このまま挿入するよ」
「え、ちょっ……せ、先生っ!?」
いつの間にか剥き出しになっていた先生の巨根。すっかり淫水焼けした長大な肉竿に、男たちも女たちも圧倒される。この会場にいるどの男よりも大きく、長い生殖器は、見るものすべてに雄としての優秀さをまざまざと見せつけていた。そして自慢の肉棒を皆に見せつけると、勃起したソレをアコの膣穴へとずぶずぶと突き入れていく。
「んんぅううぅっ……♡ は、入ってぇっ……♡ うっ、おっ、おぉぉぉっ……♡」
「おぉっ! 入っていくぞ! あんなに太くて長いのが!」
「ほっほっほっ……なんと大層卑猥な穴じゃ」
「これはこれは……最初は淑女かと思っていたが、とんだ淫乱レディだな」
膣穴を押し広げるように入り込んでくる肉棒。肉竿が膣襞を強烈に擦りながら体内部に入ってくる快楽に、アコはタコのように唇を突き出して嗚咽を漏らす。そして肉棒の半分ほど入ったところで、
「さぁここから一気に入れるよ、アコ」
「ふっ、ふぅううぅっ♡ ま、待ってくださいっ♡ こ、ここから一気なんて私っ、絶対イっちゃ――」
どちゅうぅんっっ!!
「――んおおおぉおおぉぉおぉぉぉおおぉっっっ!?!?!?!?♡♡♡♡♡♡♡♡」
ぶしゅうううううううううぅうううぅぅぅぅぅっっっっ!!!
アコの言葉を遮るように、先生は彼女の子宮目掛けて一気に肉棒を突き込んだ。瞬間、アコの目がぐるんと白目を剥いて舌を放り出して顔全体を反らし、盛大に潮を噴き上げた。
「うぉぉっ!? 潮噴いたぞ!」
「なんて量と勢いだっ!」
会場の天井はビル2階相当の高さほどもある。その天井を撃ち当てるほどの勢いと量の潮を噴き上げ、当たった潮が雨のように会場内へ降り注ぐ。
「おっ♡ おぉぉっ♡ せ、しぇんしぇいっ♡ おぐっ、おぐっ♡ ちんぽつがないれ”ぐだしゃいっ♡ ぎもぢよくなっぢゃう”っ!♡ んおおぉぉおぉっ!♡」
「はははっ! みんなキミの卑猥さに目を奪われてるよ、アコっ! この会場のどの女よりも淫乱だよキミはっ!」
子宮を穿ちながら、何度も何度もアコを突き上げる。その度にアコはドレスから零れた乳房をぶるんぶるんと揺らし、何度も潮を噴きイキ狂う。
「はぁっ♡ おぉぉっ♡ んおおおぉぉおぉっ♡ おおおぉおおぉぉっ♡ せんしぇいのちんぽい”い”いっっ!!♡♡ しゅきっ、しゅきいいぃぃっっ!!♡♡」
「だろうね! アコは僕のちんぽが大好きだろう! もうこれ無しじゃ生きられないんだろう!?」
「は、はいいいぃぃっ!♡ アコはもう先生なしじゃ生きられないれしゅうううぅううぅぅぅっっ♡♡」
極度の興奮でタガが外れたアコはアヘオホと情けない嬌声を上げながら、先生への愛を叫ぶ。声だけでなく、膣も締め付けを強め、愛おしい雄のペニスをこれ以上ないほどに愉しませる。
「くふぅううぅっ♡ ひやあぁああぁっ♡ おおぉぉぉっほおぉおぉっ♡ こ、壊れりゅぅ♡ アソコっ、壊れりゅうぅううぅ♡ んほおおおぉぉぉぉっっ!!♡♡」
アコの言葉を示すように、彼女の全身が、膣内が異常な痙攣をし出している。これはアコが本気イキする予兆。これまで以上のオーガズムが放たれようとしていた。
高まる性感の中、アコは汗や涙、鼻水や唾液といった体液という体液を撒き散らしながら、先生がソレをくれるその時を待ち続ける。
「ああああぁぁっ♡ もう、なにも、わからなくなっひゃううぅううぅっ♡ ほぉおおぉぉおおぉぉっ♡」
「はははっ、もう目が完全にイっちまってるねぇ」
「酷いイキっぷりだ。こりゃすごい」
「こんなイキっぷりを見せるとは、流石」
「くくっ……さぁ、クライマックスだ。アコ、最後にキミの魅力を今一度見せ付けてやれっ……!」
「ひぎぃいいいぃぃっっ!?!?♡♡」
先生はアコを抱えたまま、彼女の両乳首を思い切り捩った。その乳首への刺激がトドメの一撃となって、
「はああぁぁっ!♡ くるっ、くるくるくるぐるうぅううぅっ!♡ きちゃうううううぅうううぅううううぅぅぅっっ!!♡♡ ひぎゃああぁああぁぁああぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!!♡♡♡♡」
どびゅるるるるぅううぅっ! どびゅびゅっ! びゅるるるるうるうぅううぅぅっ!!
「へあああぁああぁぁあぁぁぁぁああぁっっっっ!?!?!?!?!?♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
アコが激しくイったのに続き、先生は彼女の子宮内に煮えたぎった白濁を撃ち注ぐ。その灼熱の如き熱さに、アコは立て続けに果てた。もう潮が噴かなくなるほど噴かされていた為、潮はもう出ないが、傍から見ればヤバイと一目で思うほどのガクガクと激しい痙攣をしながら、アヘ顔を晒して絶頂したアコ。
その顔の卑猥さに、男たちも女たちも小さく呻きながら果てた。男たちはズボンの中に子種を無駄撃ちし、女たちはピチャピチャと失禁したように愛液を滴らせる。会場内をイカ臭さと生臭さが充満する中、会場すべての人間が絶頂したのだ。
「はぁっ、はぁっ……最高だよ、アコ……」
「あへ……♡ へ、へぇ……♡」
「なんてことだっ……まさか見てただけで射精してしまうとはっ……」
「周りの女どももイってやがるぜ……」
「ふっ、うっぅ……クソっ……触ってもねぇのに出しちまったっ……」
皆が皆、先生とアコのSEXを見せられて果て、熱く重い溜息を漏らす。
「ふぅ、ふぅ……もう我慢できねぇっ……! おい、お前っ! 今からヤるぞっ!」
「はっ、はぁっ……♡ きゃっ……あぁぁんっ♡」
「くくくっ……私もこんな素晴らしいものを見せられて燃えてきましたよ!」
「あっ、あぁぁっ……♡ お願いしますっ!♡ どうか私とSEXしてくださいっ……!♡」
先生とアコの痴態を見せ付けられ、会場の人たちは触発されて所構わずヤリ出した。そこらへんの牝奴隷に手を出し、己が欲望をぶち当てる。その牝奴隷の主人も、奴隷をほっぽって適当な女を抱き出す。会場は異様な興奮状態に陥っていた。
「ははは……これは壮観だね。キミもそう思わないない、アコ」
「ほひっ♡ ひっ、ひはっ……♡ はぁぁっ……♡」
目の前で繰り広げられる乱交を見て先生はアコに話しかけるも、当のアコは意識を飛ばしていて言葉が返ってこない。
「ふふ……夜は長い。今日は寝かせないぞアコ。最低ノルマは20発だ」
「しゃ、しゃい……♡ ごしゅじんさまぁ……♡」
先生とアコも会場の皆に倣い、SEXを再開する。結局、お開きになったのは日が昇り外が明るくなった頃だった。
その日、アコも先生によって孕まされ、初産から10つ子を産み落とすことになり、以降最低10つ子を産み続けることとなる。そして、アコ以外の生徒たちも次々と先生の調教を受け、全員が毎回出産時に10人以上を産み続け、シャーレは先生と100人を超える生徒たちの子で溢れかえることとなるのは、まだ先の話――