【リメイク版】不遇な朝田詩乃に寄り添われた。 作:ヤン詩乃ちゃん( _´ω`)_
「いいか読者。お前みたいな優等生に構ってる暇はない!……で、そっちは?」
「……ヤン詩乃。」
「ヤンなんだって!?クソ!!最高にカッコイイ名前じゃん!!」
「もう行かない?」
「ん……ん?んん?」
目を覚ますと、そこはいつもの寝し……つ?……えーと?
現状把握。デデン!!
1人用のシングルベッド!今俺が寝てる!
2つのアミュスフィア!最近始めた
天井のシミ!!ないやそんなの!!
うん!変わってないな!!!
うーん。窓から差し込む光からして、もう夕方のようだなぁ……
まぁ……そうだね。1つだけ、1つだけいつもと違うのは、俺の体が金縛りにあったかのように動かない事。か、なぁ……?
「あれ……なんで……」
特に縛られてもいないのに。こわいですぅ。なにぃこれぇ?
それも不思議だが、寝る前に隣に居た筈の詩乃ちゃんの姿が見えないのが1番の不思議だ!
はいはい、やめやめ。現実逃避はやめだ!と考えていると、扉がカチャッと開いた*1。眼球しか動かないので分からないが、恐らく詩乃ちゃんだろう。それ以外だったら流石に怖いよねぇ。
「詩乃ちゃん?」
「あ、起きた?貴方、2時間は寝てたわよ。分量間違えたかって心配になっちゃったじゃない」
「そりゃ……え?分量?」
分量とはなんの分量だろうか。そんな疑問が頭をついてまわるが、すぐに詩乃ちゃんが答えてくれた。
「
「……きん……は?えっ、いや、なにしてくれてんの!?」
「あら。初めてじゃないでしょう?」
「初めてだわ!!初めましてこんにちはだわ!!」
「そうだっけ。」
筋弛緩剤は流石に初めましてだが、このムードは覚えがある。
一緒に暮らし始めた頃、同じような事が1度だけあった。あの時は「ヤり辛いから手だけ外して」と言って、まぁ率直に言えばセックスして俺は童貞を、詩乃ちゃんは処女を散らせた訳だが……
これは……
「もうダメよ。もう逃がさない……丸一日分の水分とご飯。後、コンドームなら今買ってきたから。準備万端よ」
「………………せ、せめてムードとか」
「これが私の最高のムードよ」
あぁ、ダメだこりゃ。
そんな諦め混じりの溜息をつき、元々力の入らない体から力を抜く。感覚的にね。
詩乃ちゃんはその場で全裸になり、ゆっくりとベットに腰掛ける。やけに肌寒いと思ったら毛布で気付かなかったが、どうやら俺は既に全裸のようだ。筋弛緩剤って触覚も鈍くなるの?イチモツの感度落ちたら嫌なんだが?
詩乃ちゃんは肌を擦る毛布を剥ぎ取り、俺のイチモツを優しく握る。
「……暖かい」
そう呟き、金玉やイチモツを弄る。愛する人の華奢で細長い指が刺激し、ゆっくりとソレは勃ち始めた。感度は落ちてない……多分。
「おっきぃ……」
よっしゃァ!……やるかぁ……コンドームもあるって言ってたし……
「んっ……はぁ」
詩乃ちゃんの小さい口が俺の亀頭に優しくキスをする。やがて口にくわえ、舐め回される。あぁもう既に限界が近い。前世から好きな魂に刻まれた想いを込めている人にこんな事されて、限界が近くない方がおかしい。
「れろ……んちゅ……ぐちゅ」
ぺろ。ぺろ……じゅっぽっ……じゅぽっじゅぽっ!と、激しさはどんどんと増していく。蠱惑的なその音は、俺の興奮が高まるだけだった。筋弛緩剤と共に発情系の薬でも入れられたのか、頭が気持ちよさでチカチカする。
「もっと……」
「ん……ふふ……貴方から求めてくれるなんて…嬉しい♡」
それからは超ハイペースになり、所謂バキュームフェラというものになる。小さな口を精一杯に広げ、下品な音を鳴らしながらイチモツを舐め回す。
「もう……限界……!」
「だひてぇ……くひにぃ♡」
口はイチモツから離さず、こちらを上目遣いで見る詩乃ちゃんの意志を汲み取る。やがて果てるように、激しく咥内に射精する。
「「〜〜〜〜〜ッッッッ!!!」」
お互いに気持ち良過ぎて、体がビクンビクンと跳ね上がる。しかし、詩乃ちゃんはイチモツから口を離そうとしない。ゴクッゴクッという音と共に、詩乃ちゃんが俺の精液を飲み込む音がする。その音にも堪らなく興奮し、果てたばかりだと言うのにイチモツは固いままだ。
「んぁっ……はぁ……おいし……出雲の味がしゅるぅ……」
だらけきった顔で、イチモツの前に顔を横たえさせる詩乃ちゃん。しかし、本番はここからだ。
「まだよ……本当は前みたいに生がいいけど、流石に子供出来たら困るし……着ける、からね」
生だったの1回だけだけどね。
そう言って、先程持ってきていた買い物袋から、小さなパックを取り出す。パックをあけ、正方形の袋を取りだし、それを破る。
出てきたのはもちろんコンドーム。
「またセックスする時のためにいっぱい勉強したんだから……私達に赤ちゃんは、まだ早いもんね……も、もちろん子供は欲しいけど、時期が…妊娠しちゃったら、出雲とデキなくなるし……」
そんな事をブツブツ呟きながら、詩乃ちゃんはスルスルとコンドームをイチモツに付ける。ぐちゅぐちゅと自身の秘部を弄りながら。どちらも準備万端だ。
「い、入れるから……ね……!」
「あぁ……なんだか懐かしいね。最近なのに。」
「そうね……!♡」
パァッと花が咲くような笑顔をし、俺の太ももに跨る詩乃ちゃん。そして腰を20cm程浮かし*2、秘部にコンドームが装着されたイチモツをあてがう。
「い……グゥ!!」
じゅぽん、と、一気に秘部に飲み込まれるイチモツ。余りの気持ちよさに、詩乃ちゃんはまともに声も出せず、口から唾液が垂れて腹の上に落ちる。そういう俺もコンドーム越しではあるが、愛する詩乃ちゃんのキツキツの腟内に言葉も出ない。
生には生の良さがあるが、コンドーム越しに感じるのもまたいい。
「あっ……!これダメ……!♡子宮口擦れるっ……!♡」
エロ漫画やエロ同人誌などで間違った知識を付けがちだが、子宮口は秘部から真っ直ぐの位置に着いているのではない。秘部を入口とし、天井側、つまりは上に着いているのだ。
普通のイチモツならば
「あっあっ♡……んぅっ!気持ちぃ……グゥ!…………あっ♡」
詩乃ちゃんの嬌声が部屋に響く。まぁまぁ高級なアパートではあるので、隣に聞こえたりはしていないだろう。そもそも広いし。それに、この詩乃ちゃんの痴態と声は俺だけのものだ。他の奴らには絶対聞かせたくない。老若男女関係なく。
やがて俺の筋弛緩剤の効果が切れてきたのか、体がゆっくりと動き出す。詩乃ちゃんのストロークが1番上に来た時に、不意打ち気味に両足を払う。
「オ゛ォ゛ッ!♡」
いつもの本と桜が似合う清楚で上品な詩乃ちゃんとは思えない下品な声と共に、一気に奥まで入り込む。比較的ゆっくりだったストロークに俺が業を煮やし、じゅぷんと奥まで入れさせたのだ。
詩乃ちゃんの体が前に倒れてくる。それを胸板で受け止め、両手で詩乃ちゃんの臀部を握る。
「あっ♡」
また別の快楽に、詩乃ちゃんの嬌声が漏れる。そして、思いっきり秘部を突き上げる。
「あぁっ!♡ちょっ♡まってぇ……♡」
「待たない。」
俺は思い切り突き上げ、重力と力で落下してくる詩乃ちゃんの秘部を受止め、また突き上げるを繰り返す。そのストロークは早く、詩乃ちゃんのペースの3倍はあろうか。
「むりっ!♡これむりぃ!♡」
「詩乃ちゃんがっ……始めたんだろ!」
「でもこれっ♡うそっ!あっ♡」
グッと構え、射精する。ゴム越しだが、詩乃ちゃんの秘部の温かさをゆっくりと感じる……。
その体位のまま数分は経過しただろうか。まだ息も絶え絶えな詩乃ちゃんがゆっくりと「んっ」と声を漏らしながら、秘部からイチモツを抜く。そしてまだそそり立つイチモツからゴムを外し、中にいっぱい溜まった精液を口の中に入れる。
「出雲の……ふふ………ふふふ……れろ……んちゅ。ごくっ」
ゆっくり、ゆっくりと、愛おしそうに精液を飲む詩乃ちゃん。
「みへる……?こへ、いふものだよ……♡」
蕩けきった顔で、ベロの下に溜まる精液を見せつけるように口を開く。舌でそれを弄びながら、少しづつ飲んで行く。それだけで未だイチモツは満足していない。まだ出させろと怒り震え勃っている。
「まだまだ元気だね……♡」
「あぁ……もっと……」
「ふふふ……薬が無くても、やっぱりそれが本性なのね……いいわ……良い……もっと魅せて……まだ私の知らない出雲も!」
そう言って、もう一度秘部にイチモツをあてがう。もう起きあがれるくらいには回復した俺は、起き上がって対面座位の体制になる。
「こうした方が、お互い顔見れるよね?」
「あっ……うん♡」
優しめのキス。そして、咥内を
ぱちゅんぱちゅんと、今度は小気味いいリズムで秘部を突く。
「あっ……あっ……どぉ?私の身体……気持ちいぃ?」
「あぁ……聞くまでもないだろ?愛してるよ、詩乃ちゃん。」
「愛してる」といった瞬間、腟内が思いっきり締まる。大きなイチモツに合うように腟内がうねり、ヒダヒダが張り付く。
「私も愛してる……永遠にっ!ずっとぉ!来世も、その次もぉ!♡」
段々と詩乃ちゃんの方からストロークの間隔を短くして行き、興奮が身体に現れる。
「んれ……キスしたままスるの……気持ちい……♡」
先程よりも気持ちよく、暖かく感じ、イチモツは張り裂けんばかりに膨張する。子宮口を何度も擦り、パクパクと子宮口が降りてきて精液を求めているのをコンドーム越しにでも敏感に感じ取る。
「出して……出してぇ!♡」
「イクっ……詩乃ちゃん……ッ!」
「あぁああぁぁぁっ!!!!!♡♡」
既に3度目の射精にも関わらず、びゅるびゅると絶え間なく精液が発射される。それは詩乃ちゃんの腟内でうねり、パクパクとした子宮口へ…………ん?
「そ……いえば、詩乃ちゃん?」
「んはぁ……暖かい……♡なぁに?♡」
「今さ、コンドーム……付けたっけ?」
「………………………………あっ」
痛恨のミス。かいしんのいちげき!こうかはばつぐんだ!
2度目の射精の時にお互い気持ち良すぎて忘れていたが、コンドームを付けていなかった。しかし時すでに遅し。既に
「……あはっ?♡」
「いや、あはじゃなくて……」
「もー……細かいことは気にしないの……ねっ。もう1回しよ?生で♡」
「また生で!?赤ちゃん出来ちゃうよ!?」
「まぁまぁ、出来たら出来たでいいじゃない?」
「よかないよ!」
いくら金も愛も揃ってるとはいえ、時期が!!
あー高1で身篭ったら親も黙っちゃいないだろうなぁ。
それにさっきまでは身篭ったらセックス出来ないとかなんとか言ってたのに!?
「まぁまぁ。これでも飲んで?」
じゅぷっと秘部からイチモツを抜き、「んっ」と少し嬌声を吐きながら立ち上がった詩乃ちゃんは、ベッドの下に置いてあった見知ったスポーツドリンクをこちらに差し出す。うん、まぁ、確かに少し喉が渇いていたので、それを受け取る。新品のようで、パキパキという音と共に開封……う、上手く力が入らない……
「私開けようか?」
「い、いや……この程度……」
「そう。」
よし!少してこずったが開けたぞ!今度こそパキパキ鳴った!
「はぁ……美味い。」
まぁ、未来の事は未来の俺が何とかするか!*3最悪出来ても良い*4。そうなったら高校辞めて子供と一緒にスローライフしよう。*5金も時間も愛も腐るほどあるんだ。*6
ごくごくとスポーツドリンクを飲んでいると、詩乃ちゃんがペットボトルを押しのけ唐突にキスしてくる。おっとなんだいきなり。思わずペットボトルを落としてしまっ……ん?
ゴロリと飴玉のようなものが口の中に侵入してくる。それは口に含んでいた少しのスポーツドリンクとすぐに混ざり会い、擬音で言えばシュワシュワって感じに溶けていく。
「ん〜〜……んっ……ごく。これ、何?飲んじゃったけど」
小さな飴玉程度の大きさで、スポーツドリンクと一緒に飲んでしまった固体の正体を確かめる。
「えっとねー……バイアグラと〜……赤マムシと〜……プロキオンと〜……」
「ちょちょちょ。早い。えっ?……つまり性欲増強剤?を、固めたの?」
「うん」
まず最初に思ったことは
「飲み合わせとか……大丈夫……?」
ぽかんと、二人の間に静寂がみちる。プッと詩乃ちゃんが吹き出し、詩乃ちゃんが大笑いする。俺は真剣だぞ。
「薬って怖いんだよ!」
「アハハハハ!!!飲み合わせって……笑わせないでよ!アハハ!」
「いや、でも。」
「アハハ!アハハハハ!!!アハハ!……ふぁ…………はぁ……ふふっ。大丈夫よ。そこら辺は調べたから……」
な、ならいいけどさ。なんて声に出したら、詩乃ちゃんがまた笑った。
そんなコントをしてたら、早速薬の効果か勃起が……プラシーボ?いや、ずっとしていたのだが、更に増したというか……うん……控えめに言ってめっちゃ興奮する。してる。やばい。
「それじゃ……」
「うんうん、ゴムがまだだよね?」
「チッ」
舌打ちしたぁ。えぇ?
ハイライトのない詩乃ちゃんの双眼が俺を射抜く。逃がさない。とばかりに。逃げるつもりもないし、逃げる場所もないが。
ギンギンになったイチモツは、湯気でもたつんじゃないかって程発熱している。それに触れながら、こちらを見上げる。
「あったかぁい……ねぇ、やっぱり生で……」
「……………………………………いやダメだって!さっきは、不可抗力だったけど……ちゃんとするの!」
「沈黙が長いわね。色々考えたの?嬉しい♡」
そうして、コンドームの袋を笑顔で開け始める詩乃ちゃんを眺める。
「あ!アレやりたいわ!」
「なに?」
「ほら、エロ漫画であるじゃない。コンドーム口に咥えて、フェラしながら嵌めるの。」
「あぁアレね。別にいいけど……普通そういうのって男側が要望するんじゃないかなぁ。」
「え?ダメ?」
「とんでもありません、お嬢様。」
「そう♡ならいいの♡」
そう言って、開封したコンドームを口に咥える。
「……」
もちろん詩乃ちゃんは喋れないので、そのままイチモツに向かう。なんかシュール。
そしていざ嵌める……嵌め……は……
「詩乃ちゃん?」
無言で顔を上げて、口からコンドームをとる。少し唾液でしなびれてんじゃん……
「ごめんなんか出来ない。生理的にとかじゃなくて、なんか……何?アレどうやってやってるの?角度かな?角度が悪いのかな?」
そう言ってまたやろうとする姿勢は尊敬したい。とても
「ね」
「…………な、なに?出雲。」
「その……薬が、さ?無理そろそろ限界普通にやろう。」
「あ、ご、ごめんなさい……そのぉ……ぅん。(ミスったァァァァ!!!出雲絶対引いてるぅぅぅ!!!もう無理やだ!!私が勝手にやったのに我慢させて!!嫁どころか女として失格よ!セックス中に
「詩乃ちゃん。」
「ハイッ!(声裏返った恥ずかしい……!)」
「ゴム我慢出来ないわ。子供出来たら責任取る。どっちにしろ責任取るけど。」
「え゛っ゛!きゃっ!」
俺は思わず詩乃ちゃんを押し倒し、こちらに背中を向けた詩乃ちゃんの秘部にイチモツをあてがう。
3回目ということもあり、じゅぷりと、容易にイチモツを飲み込む。今度はバックの体制になる。
角度が変わり、今度はまた別の気持ちよさがある。体位は四十八手と呼ばれその名の通り48種類あるらしいが、今度やる時は調べながらやるのもまたいい。今は流石に薬がヤバい。マジで効いてきた。これは確実にプラシーボじゃない。
「あっ♡……これもまた……良いわね♡」
こんな獣みたいなセックス……子供作ることしか考えられない脳と体位で、詩乃ちゃんは感じてくれているらしい。この時の俺に最早理性は無く、聞き間違いじゃなければガチッという音が聞こえた。あっこれ【タガ】って奴か!いらね!
「詩乃ちゃんがそういうなら……良、かった……!」
じゅぷ……じゅぷ…じゅぷ。じゅぷっじゅぷっじゅぷっじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷじゅぷ!!!
「ちょっ♡まっへぇ♡はやいぃ♡」
「無理……これ……気持ち良すぎて……!」
対面座位とはまた違う感覚に、ピストンが止まらない。段々と早くなるピストンに詩乃ちゃんが待ったをかけるが、俺は止まれない。薬の影響もあるだろうが、元々絶倫なのもあるだろう。俺の体詩乃ちゃんとのセックスの為だけに生まれたんだな。*7
「んん……私も……きもぢぃよぉ゛……」
きゅぅ〜〜!っと腟内が締まる感覚がする。詩乃ちゃんが俺を気持ちよくするために頑張ってくれてるんだってだけで、更に興奮する。バックのまま首を回した詩乃ちゃんとキスをし、愛情を確かめ合う。
次に首まで口を落とし、思いっきり噛み付く。
「痛い……っ」
詩乃ちゃんが痛いと声を出すが、お構いなしに。血の味が口に広がる。離してみると、くっきりと歯型と、俺の犬歯が開けた傷跡が見える。
「ごめんね詩乃ちゃん痛いよね。」
そう詩乃ちゃんの耳元で小さく呟きながら、ピストンをし、傷跡を舐める。
「でもね詩乃ちゃん。」
「んぅ?♡な、なに?♡」
思わず口にしてしまう、言ってはいけない禁句。
思わず耳が聞いてしまった、聞いてはいけない禁句。
「君を守って付けた頬の銃痕の方が痛かったよ?」
「え゛ぁ゛」
口にならない声を出した。誰が?
「(わ、たし……?)」
きゅうきゅうと腟内が締まる。
「自分を守って付けられた傷の事聞いて興奮してるの?いけないよねぇ?」
「え゛っ゛。あ゛、う゛え゛……?」
この時の朝田詩乃は、所謂【脳破壊】を受けていた。
チカチカする。
「(ぇ、何……?)」
もう
愛する彼にとって私こそが、他の誰でもない、私こそが、絶対不動的な1番であると信じ疑うことすら遥か昔に忘れてしまっていた。という紛れもない事実に対する【
愛する彼に一生残る傷を付けたのが直接的には私ではなく、実際に付けたのは名も知らぬ、声も顔も覚えず、最早性別しか覚えていない見知らぬ男である。という紛れもない事実に対する【
愛する彼に間接的とはいえ一生残る傷を付け、更には逆レイプ紛いなセックスに何も深く考えず興じていた私。という紛れもない事実に対する【
愛する彼に愛される事に慣れ、日々充実しているとすら感じ、いつしか彼の為の努力を怠っていた。という紛れもない事実に対する【
愛する彼に愛されるだけでは飽き足らず、更に愛を求め、もっともっと、子々孫々に至るまで、それらを超越し、魂で結ばれ来世もその来世もまた彼と結ばれると信じ疑っていなかった。という紛れもない事実に対する【
愛する彼に貪り付き、何億何十億という
愛する彼に褒められたい。血や肉の
愛する彼に永遠はなく、いつか終わりを迎え、数百年後には血液のみ。数千年後には欠片程の遺伝子も世界の何処にも残らない。という紛れもない事実に対する【
そして、何よりも、愛する彼に求められているんだと想い、彼のイチモツを永遠に咥えて離さないとばかりに締まる私でも驚く程の淫力。という紛れもない事実に対する【
遥か昔の海の向こうで、【
「???……?…………?????」
「アハッ……!」
なんなんだ?これは?私の脳はどうなっている?
どれだけの歴史上の罪を犯そうが、彼の為ならばすべてを笑顔で呑んでやる!!!!
やがて、脳のやられた朝田詩乃の首の血は止まり、赤く腫れ上がった跡だけが残った。
「出雲……いずも……い゛す゛も゛ぉ゛!!」
「詩乃ちゃん……いいね……良いよ。魅せてよ、俺の知らない詩乃ちゃんを!」
「ん゛っ゛!♡」
欲望のまま、今度は私がバックの体位のまま、我ながら恐ろしい程柔軟に曲がる身体で、彼の首に噛み付く。その歯は容易く肉を裂き、彼の肉と血が溢れ出す。
「いっ……!」
思わずといった様子で、彼が私の頭を掴む。が、止まらない。ごくごくと血を飲む音が鼓膜ではなく扁桃腺や横隔膜から振動で伝わる。さっきの私の比では無い量の血を流し、私はそれを飲んでいる。数秒か、はたまた数分か。そうして血を飲み、ふと急激に血を失った事で急性の貧血になった彼のかくんと落ちた頭と私の頭がぶつかり、反射的に首から口を離してしまった。
「ぁ……ね、詩乃ちゃんさ……これ、傷跡残るんじゃない……?」
「アハハ♡やり返す時は何倍にもして返すって決めてるの……!♡」
彼の
「嗚呼もう全く、私ったら。本当に……罪深い……♡」
視界に映る一切合切が彼の物である。今ならそう
彼が自分の所有物である私の首にキスを落とした事を触覚で感じ、血を飲んでいる間止まっていた彼のピストンが再開された。
彼と私のお互いの嬌声が部屋に響く。やがて彼のイチモツが限界を迎えたように一瞬爆発的に膨張し、今日何度目かの射精を
もうコンドームなんて無粋なものはない。彼の精液を
「これ絶対薬の影響だよ……」
名残惜しい……本当に名残惜しいが、彼の意思で一旦抜かれたイチモツは、未だに萎える兆しはない。私はそれを見下げながら、呟く。
「あら。元々絶倫なんじゃないの?薬の効果ってそんな早く出るものかしら?♡」
薬を飲ませてから幾許の
しかし彼に動く兆しはなく、私は思わず顔に口を近付け、
「……ねぇ、痛くない?」
ちょっとだけ……ちょっぴり……1
「ん〜……今噛まれた首の方は、ちょっと痛いけど。もう大丈夫かな。」
「ふぅん……頬の方は?」
「これは……正直、刺激受けるとピリピリするね……」
へぇそうなんだ。未だに、舐められたり、触られたりすると、ピリピリと痺れる感触がするんだ。小さいとはいえ骨を砕き、まぁまぁの頬筋を抉り、結果
「……私ね。最初はこの傷、見る度に心が傷んだの。」
私は彼に
「でも今はね。私が……間接的だけど、この
きゅっ。と腟内が動くのを感じた。そこに彼のイチモツはないというのに。
「少し……いや、大分、興奮するの……ごめんね……こんな女で」
舐めるのを辞め、彼の胸に頭を落とし、背中まで手を回し抱き締める。そんな私に彼は、
「良いんだよ……俺も、そう考えたら、この痛みは愛の印なんだなって思えるから……」
「……ふふ。そう?……そうよね。そういう優しい人だもんね。だから、ここまで好きになったんだもの。」
あの日あの時あの病室。忘れない。彼が最初にくれた
「あら?また更に固くなった♡」
私のお腹にツンと亀頭が当たる。あらあらまぁまぁ……♡貴方ったらもうっ。
「ごめん……」
「謝らないで。むしろ……嬉しい」
唇を重ねる。
「ねぇ。」
「ん?」
「私、世界で1番幸せよ。」
「……あぁ、俺もだよ。」
彼の身体の暖かさを感じながら、幸せを噛み締める。
この幸せな日々は、永遠じゃないかもしれない。だが、それでも、なにか
「え゛…………………………なにそれ。」
「「…………」」
後日、学校でキスマーク*9を見た新川恭二にドン引かれたが、朝田詩乃と柊出雲は何とか誤魔化した。いや、誤魔化せてないな、これは……
2人は別クラスなので、めちゃくちゃお互いのクラスメイトに詰め寄られた。
「「アハハ、なんでもないよ。ホント……(こいつら、普段は話しかけてこないくせにぃ……!!)」」
「「
「ねぇ!あたしヤンデレの女の子よちょーやだ。こんなとこ居たくない。だってギャグパートの出雲視点が入ったり?詩的な詩乃視点が入ったりまぁたギャグパートの第三者視点になったりするのよ。今度はどうする?出雲視点続ける?それとも詩乃視点?どう?」
「……答えに困るんだけど。」
「勝っったァァァァ!!!!」
今回の前&後書きネタ【デッドプール】
視点どれが好き?♡
-
柊出雲
-
朝田詩乃
-
第三者