※この作品はR-18です。

雄モンスターダンジョン物   作:いぬ471651

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悪夢を見せるための罠に利用された兵士達

闇を切り裂くように、一条の光が深淵を照らし出した。

 

その空間は、まるで巨大な水晶の内部のように透き通っていた。しかし、そこに満ちているのは水ではない。粘性の高い、ゆっくりとした律動を持つ液体が、壁から天井まで充満していた。光が屈折する様は美しく、まるで夢幻の世界のように幻想的だった。

 

その中に、複数の人影が浮かんでいた。屈強な男たちの姿。彼らは皆、まるで母胎の中の胎児のように丸まった姿勢で、ゆっくりと揺蕩っていた。その数は三十を超えるだろうか。深い眠りの中で、彼らの体からは力が完全に抜け落ちていた。

 

天井からは、得体の知れない生き物が垂れ下がっていた。

それらは緑色の細い円筒状の体を持ち、その先端にはラッパ状の大きな口が開いていた。柔らかな半透明の体は天井に張り付き、それぞれの口は戦士たちの頭部を完全に包み込んでいた。頭部全体が生物の中に飲み込まれているため、戦士たちの表情を窺い知ることは出来ない。

 

突然、最も奥にいた戦士の体が動きを見せ始めた。胎児のように丸まっていた体がゆっくりと形を変え、まるで目覚めるように背筋を伸ばしていく。透明な液体の中で、その体は柔らかな動きで立ったような姿勢となり、静かに漂っていた。

その動きに呼応するように、他の戦士たちの体も同じ変化を始めた。まるで連鎖反応のように、次々と彼らの体が伸びていく。丸まった体が一人、また一人と解かれ、やがて全ての戦士が液体の中で垂直に浮かぶ姿となった。頭部を包む奇怪な生物たちは、その動きに合わせて柔らかく揺れたが、その口から頭を離すことはなかった。その代わり緑色だった体色は鮮やかなピンクへと変わり、まるで血液が循環しているかのように表面が波打ち始めた。

これはある高名な魔術師の作り出した罠であった。眠りに落ちた者におぞましい…それでいて淫らな夢を見せるという罠である。

しかし、その罠の標的は彼等ではない。標的は無謀にもダンジョンに入り込んできた女戦士である。

彼等はその罠を発動させる為だけに利用された、単なる「動力源」に過ぎない。

彼等の中にある「天敵に対する敵意と闘争本能」が、頭に張り付いた化物によって触発されて吸い上げられるみたいに集められていく。

それは静かに、しかし確実に進行していた。

 

暗闇の中で、それは始まった。

何十もの意識が、ゆっくりと一つの場所へと収束していく。誰もが夢の中で同じ光景を目にしていた。広大な空間の中で、ただ一つの存在がそこにあった。

それは彼等が憎む「敵」が大股開きのポーズで磔にされた光景だ。

誰かの中で芽生えた違和感が、やがて激しい感情へと変わり、その熱は瞬く間に周囲へと伝播していった。それはまるで、乾いた草原に落ちた火の粉のように、制御不能な勢いで広がっていく。

「あれは敵だ」

その認識は、まるで熱を持った風のように、戦士達の間を駆け巡った。心臓の鼓動が早まり、喉が乾く。周囲の熱狂が自分の興奮を煽り立て、その高ぶりが周囲へと伝わり、さらに強く返ってくる。

 

その「敵」は自分を取り囲む男達に怯えているようだ。

だがその美しい姿こそが、戦士たちの興奮を加速させる触媒となっていく。呼吸が荒くなり、体温が上昇していく。互いの昂ぶりが共鳴し、増幅し合う。まるで熱に浮かされたように、戦士たちは次々と高揚していく。

 

だが現実の戦士たちの肉体は液体の中を力無く漂うだけで、依然として外界に反応する気配を見せない。

しかし、彼等の敵意と闘争本能は新たな形へと変容を遂げていた。

憎むべき敵のヴァギナを犯し性的に敗北させるという、卑猥な形へと歪められてしまったのだ。

その異様な闘争本能は彼等のペニスをやすやすと怒張させる。

腹筋を叩く勢いで反り返っていくペニスを隠そうともせずに漂い続ける戦士たち。その様子はどこか滑稽で、しかし淫猥な雰囲気を醸し出していた。

「刺せ!」「もっと力を入れて突け!」 「全力でこの女を辱めろ!」「挿せ!!」「挿せ!!」「挿せ!!」

彼等の夢の中で「敵」に対する怒号が響く。

怒りは熱となり、敵意は渇望となり、そしてその全ては抑制の利かない狂騒へと昇華していく。戦士たちは互いの興奮に煽られ、さらなる熱狂へと駆り立てられていった。

理性や道徳、羞恥心といった概念は、この熱狂の中で意味を失っていた。残されたのは純粋な欲望だけ。その欲望は際限なく膨れ上がり、戦士たちを飲み込んでいく。

 

現実の戦士たちは未だに眠りから目覚める気配はない。しかし、彼等は鋭い槍のように屹立した股間のモノを突き入れるみたいに力強く腰を振り始めていた。

透き通った液体の中に彼等の股間を隠す物は何も無い。何も無い空間に向かって、勃起したペニスが空しくピストン運動を行っている。

その情けない姿を笑う者など、この場所には存在しなかった。誰もが陶酔した表情を浮かべ、戦士の本能に身を委ねている。

やがて彼等は、眠りから覚めることも緑色の触手から解放されることもないままに、絶頂へと上りつめる。

ビュルッ!ビュルルッ!

彼等のペニスから勢いよく白濁が発射された。放たれた液体が、透明な液体の中を舞っていく。

 

戦士達の動きは徐々に緩慢になり、やがて止まった。彼等の体はまるで魂を抜かれたかのように脱力し、本当の睡眠状態へと移行していく。

射精を終えたペニスが急激に萎えていき、平常の状態へと戻った。

やがて、一人…また一人と兵士達は触手の中へと静かに包み込まれていく。それは穏やかな内包だった。

自らの精の塊にまみれながら触手に吸い上げられていく体は、まるで儀式の供物のようでもあった。

ジュルンッと音を立てて、全ての兵士達が触手の中に消え去った。

触手の中を吸い上げられていく裸体。

「用済み」となった彼等は、化け物の糧となる。

彼等は化け物の基部中心へと集められ、夢か現実かも分からぬ空間の中で絶頂に酔いしれる事になる。何もかもがあやふやなそこは彼等の認識までを曖昧にしていく。

集められた兵士達は互いに尻を犯し合い、「敵」の奥底へと濃厚な精を撃ち放つのだった。

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