【俺の女は】ハイスクールハックアンドスラッシュの世界に転生したけど、なんか質問ある?【俺のもの】 作:笛吹き用
4月18日、月曜日。
ようやく一段落ついたと感じた俺は今更急いでダンジョンに潜る気にもなれず、誰もいなくなった教室で一人ぼーとしていた。何しろこの二週間はほぼ毎日ダンジョン通いだったのだ。さすがにいろんな意味でヤりすぎた。そう思い教室の天井をぼーと眺めていたのだが、そうこうしているうちに、誰かがバタバタという足音を立てながら走ってコチラに向かってくる音が聞こえた。足音の軽さからおそらく女。なんとなくトラブルの匂い。とはいえ今更同じ一年で今の俺をどうこうできる奴がいるはずもない(原作主人公及び他の転生者などを除く)のだが、まぁ、人が歩けばエロくてやばいイベントに当たるこの学校である。念のために心構えだけはした俺が教室のドアを眺めているとそのドアが勢いよく開いた。
そこには息を切らせて肩で呼吸をするまだあどけないクラスメートの美少女が立っていた。確か名前は『あやか』さん。美女、美少女揃いのこの学園の俺のクラスの中でも目を引くセミロングの髪に目鼻立ちが整った将来の美女の卵。そんな一般社会にいたら同じ高校の男どもが毎日並んで告白ラッシュだろうなと思わせる女の子であったがその時の姿は見る影もなかった。
必死で走って逃げてきたのだろう、髪は乱れ、顔に張り付いており、吐く息は荒く、そして学校指定のブレザーに本来あるはずのブラウスもスカートもなく彼女の白い肌を隠しているのがブラジャーとショーツだけ。普通の女の子であるはずの自分でそんなことをするわけもなく本来そこにあったはずのブラウスとスカートが誰かに剥ぎ取られたことを如実に示していた。
なんのことはない。少し時期が早い気もするが、これ自体はよくある学園の日常風景である。ただし、ちょっと趣味が悪い。おそらく逃げたんじゃなく、
そんなよくある出来事の犠牲者である彼女は、俺の姿を見るなり絶望した表情でイヤイヤと首を振りながら床へと座り込んでそのまま泣き出した。そりゃ一縷の願いを込めて逃げ込んだ教室に自分を襲った男と同じ生き物がいたらそうなるわな。そう思いながら流石に可哀想になった俺は席から立ち上がり、彼女へと歩み寄って最低限の手助けの提案をすることにした。もちろん打算はアリアリで。だってこれはエロ漫画とかでよく見たあのシーンを再現するチャンス……!
「ヒッ……!」
「えっと……、クラスメイトのあやかさんだよね? よかったら君を助けるために一芝居うつけどどうする?」
そう言ったしゃがみ込んで顔を近づけた俺を至近距離で見上げる彼女の目に俺はどう映ったのだろうか? とりあえず俺は美少女の超可愛い顔、ドアップでサイコー! である。そんな俺の内心はもちろん知らない彼女は必死でコクコクと頷くことで俺に返事を返した。
その辺りのタイミングで廊下伝いに遠くからバタバタと荒っぽい足音が聞こえた。音からして男。しかも複数人。ほぼ確実に逃げた彼女を追っかけてきた奴らが片っ端から近くの教室のドアを開け彼女を探しているのであろう音が聞こえた。つまりあまり時間はないようなので、まず俺は彼女が開けた教室のドアを閉め、彼女を急いで体育の体操服(なおブルマである)に着替えさせ、彼女を俺の席の下に潜り込むように指示する。そして彼女に「こうして俺たちは元々ここでエロいことしてましたよ〜って形にして追っかけてきてる奴らを誤魔化すからさ、嫌かもしれないけど今だけフェラしてくれるかな? どうしても無理ならそれっぽい音だけさせておいて」といい、ベルトを外してジッパーを下げチンコを出した。
そう、逃げてきた女の子を机の下に隠して「え? そんな女の子、ここにはきてないけど?」っていうよくある漫画でシュチュエーションのエロ漫画バージョンの再現である!
もちろん当たり前のようにフル勃起である。クラスメイトの美少女に合法的にフェラさせられるこんなシュチュで勃起しないやつは学園の男子どころか、普通に男の子失格である。別に俺は聖人君子ではなくエロいことが大好きなただのクズ。奴らの同類。ただ、多少彼女を襲った奴らよりはまだほんの少しだけ理性のかけらがあるだけのクズである。
そんな俺の“お願い”におずおずと上目遣いに机の下、椅子に座った俺の股間の間から俺を見た彼女は怯えるように頷き、拙いながらも覚えたてであろうフェラチオを俺の愚息へとしてくれた。
うお、ゾクゾク感半端ない。フェラ自体は拙いけどめっちゃ股間に来るなこれ、と役得を最大限楽しんでいるとやがてやってきた馬鹿どもが派手な音を立てて俺たちのいる教室に入ってきた。右から金髪、茶髪、金髪の絵に描いたような馬鹿三人。制服を見るに全員同じ一年だが、幸い同じクラスのやつはいなかった。全員目を血走らせて教室へと飛び込んできた。そして俺と机の下でご奉仕中の彼女を見つけニタリとした笑みを浮かべてこちらに近づいてくる。思わず俺のモノを咥えながら硬直しフェラを止めてしまう彼女。
ごめ、お願いだからガチガチに勃起してるとこに歯を立てないで! 敏感になってるのに刺激の種類が変わって出そうになるから! と内心焦っていたがそんなことはもちろん顔には出さずお呼びでない乱入者どもを鬱陶しそうに見てこういった。
「何? なんかよう?」
「お楽しみ中すまねぇなぁ。ちょっと聞きたいことがあってよ。おめえよう、ここに女逃げてこなかったか? 髪がセミロングくらいで、ブレザーの下にブラとパンティだけの痴女みてーな女なんだけどよ」
代表して茶髪がゲラゲラ笑いながら俺にそう聞いてきた。合わせて残り二人の金髪も下品に笑う。その茶髪の言葉と奴らの下品な笑い声に彼女がまたビクリとして愚息に歯が当たる。今そんな刺激を与えてくるのはちょっとやばい! 思わずケツ穴に力を込め出そうになるのを堪える俺。耐えろ俺、堪えるんだ! 流石に今出すのはカッコ悪すぎる。そして内心を完全に隠し切った俺は必死に取り繕った顔のままKOOLに返してやった。
「いや、みてねーけど? 別のとこじゃね?」
めんどくせーからこれで引き下がって他に探しに行けよバカども、と思ったが案の定そうは問屋が下さなかった。
「……じゃあ、念のために今お前の股の下にいるその女の
そういってヘラヘラ笑いのまま三人揃って俺たちの席へと近づいてきた。コイツらの魂胆は見えすいてる。馬鹿は三人。俺は一人。そして俺の見た目はパッと見あんまりイケてない痩せ型のオタクっぽい男。なので彼女が目当ての女であろうがなかろうがお前のものは俺のものとばかりに俺から彼女を奪い取って自分達の巣へ連れていくつもりなのだ。だってそれが学園男子のスタンダードだしね。ともかく小芝居失敗、うまく誤魔化せなかったのでセカンドプランに移行。俺の股の間でガタガタと震え出した彼女の頭を落ち着かせるように軽く撫で、微妙な振動で震えてまたやばくなってきたので、ケツ穴の中でうんこをダイヤモンドに変えられそうなほど強くケツ穴を締め上げながら顔だけはKOOLに俺は馬鹿どもに向かってわざとらしくため息を一つ吐いてから声に
「
俺がそういうと今まで浮かべていたヘラヘラしたにやけヅラは即座にどこかにいってしまい、あっという間に青ざめたツラが俺の目の前に三つ並んだ。はっ、雑魚がよぉ。
まぁ無理もない、どうせせいぜいコイツらのレベルは良くて【
それに対して俺は元々の才能だったんだろうが
次に初回クラスチェンジで【
その後にさらに【
なので今の合計レベルは【
その後、詫びのような捨て台詞の様な「す、すまねぇ! 悪かった! 俺たちは悪くねぇ! 逃げたあの女が悪いんだ!」という言葉を残して奴らはバタバタと教室を出て行った。マジで雑魚乙。
バタバタと先ほど以上に音を立てて離れていく足音をしばし聞きながら深呼吸をひとつ。それから念の為しばらく時間を置いてから彼女に向かってニッコリ笑顔で「奴ら、もう行ったよ? よかったね」と言ってあげた。
俺のちんこを咥えたままポカンとした表情で俺を見上げる彼女。まぁ、無理もない。何が起こったのかわかんないだろうしな。兎にも角にもこれでwin-winだろう。彼女はこの場を切り抜けることに成功して、俺はテンプレ小芝居と美少女からの合法フェラを楽しめたんだから。
そうしてギリギリでイかなかった俺はなんとか小芝居をやり遂げた達成感を胸にちんこを無理やりズボンに押し込みながら(この時にもズボンとパンツに擦れてイきそうになった)席を立ち上がり、さてこの盛りに盛り上がった性欲に関しては今日も俺たちの担任で整った顔立ちなのに何処か地味顔で、だからこそエロいことしてる最中に見せる無茶苦茶にどエロい表情がたまらないドMでドスケベボディのひなちゃん先生にお世話になるかと思い教室を出ようかと思ったのだが、そんな俺の足を誰かが掴んだ。って、相手は当然一人しかいない。
「お願い……、行かないで……、お願いだから私を助けて……」
さすがに目に涙を浮かべ、口元を涎でベタベタにした体操服(なおブルマ)姿の美少女クラスメイトに足を掴まれながらの超絶上目使いアングルで呼び止められては仕方ない。
ごめんよ、息子よ。一旦ちょっとひなちゃん先生キャンセルで。
○ーーーーーーーーー○
言い訳じゃないけど、この時の俺はあやかを別にそこまで積極的に助ける気はなかったんだよ。最初に彼女が飛び込んできた時に助けたのははっきり言えば気まぐれの類。なんかありがちなシュチュエーションのやつができそうってそんなクズそのものの発想だったんだ。
そもそも、とりあえず最初の二週間で一気に原作主人公たちと同レベルの超高速レベリングによってとりあえずの安全圏まで駆け抜けたけどそれでも【ハイスクールハックアンドスラッシュ バトル&バイオレンス&ラブな1Year!】元ガチ勢としてはまだまだ自分の強さに満足してなかった。なんなら割とチャートガバってたし(笑)。それに精力を発散させる女の人に関してはひなちゃん先生や他の同僚の先生方っていうエロの化身がいたからなんとでもなってたし、この時期の学園の一年は自分の女を持ってもセックスする場所の確保なんかの問題があるから、まだちょっとパートナー作りは先かなと思ってた。強さ的にはとっくに俺様できたけどあんまり目立ちすぎんのもなぁ……って思う部分もあったし。
いうか前世からの俺のささやかな願望で、女の子に心の底から求められたかったんだよねぇ。打算込みでもいいから、告白ってやつをされたかったんだよ。女の子から告白されるって憧れない? 俺は憧れる。あなたの女にしてくださいって感じでさ。モテない男の儚い願望ってやつさ。
ともかくこの後GW後を境に強くさえあれば男はそういう機会に事欠かなくなるのがこの学園だってわかってたし、その時期までいけば女子も【第一段階職】にクラスチェンジし始めるから、目当てのクラスの女の子にそれとなくアピールしようかなと思ってたんだ。
だからあやかに関してはとりあえず目の前のトラブルを切り抜ける手助けだけするつもりで助けたんだけど、彼女からすれば俺の存在は地獄に垂らされたお釈迦さまの蜘蛛の糸そのものだったわけで。
まぁ、美少女に頼られたらしゃーないだろ。それは男なら誰でも同じだと思う。
てわけでその後、俺の金で制服を買い替えた後、基本衆人環視の安全圏であるカフェテリアで彼女がどうするべきかのプレゼンをすることにした。
この学園での女の子の取りうる選択肢はそう多くない。
一つ、流されるままセックスされて多数の男の言いなりになって生きていくこと。これが一番一般的な学園女子のスタンダードな選択肢である。
二つ、誰か有望そうな男にアピールしてそいつの【パートナー】になること。メリットはそいつがまともなら比較的いいポジションで学園生活を送れること。デメリットはこの【パートナー】契約自体が女の子にとっては奴隷契約そのもので、さらにその上セックスを続けることになるからその男への魂レベルの絶対服従を強制される【隷属】という現象から逃れる術がないこと。つまり【隷属】先の男次第で天国にも地獄にもなるのがこの選択肢だ。
三つ、彼女自身が頑張ってダンジョンに潜り強くなることで理不尽な運命を跳ね除けること。彼女の自主性を守るのにはこれが一番いいんだけどコイツは単純に難易度が高い。そもそも入学から三週間経っているのに現状でこのルート入りするにはどうしても誰かの手助けが必要なわけで、それがもしあるなら今日みたいなことにそもそもなってない。さらにそれがあったとしてもクラスチェンジの関係上運が大きく絡み、さらにさらに仮にその問題を全部クリアしたとしてもダンジョンに潜れば精力が高まり耐えがたいレベルでセックスしたくなるのは男女共通のため、セックス自体はしないといけない=常に隷属化のリスクはあり続けるという致死級の罠仕様である。
というふうにこのクソみたいな学園の実態に沿った現実的な選択肢を三つほど説明したわけだ。実際には中間や期末試験の課題なども踏まえて今後の展望を含めもっと具体的に詳しく説明したけどそこまで詳しい説明はここでは蛇足だと思うしこのくらいで許してくれ。
その俺の話の最中、健気にも彼女は今後自分に襲い掛かる残酷な運命の説明を一生懸命に聞いていた。己の不幸を嘆いて泣いたり喚いたりはしなかった。そのことに俺は、えらいな、と思った。あれだけのことがあって投げやりになりきってないと思ったからだ。
いきなり現れた人生のターニングポイント。それを前にどうするべきか悩んでいる考えている彼女を眺めながら俺はカフェテリアのアイスカフェオレをストローで飲んでいた。こんな時でもカフェテリアのアイスカフェオレは普通に美味かった。
まぁ、この時点で俺も彼女に多少情が湧いていたのでどの選択肢でもそこそこ良いようにサポートする気にはなっていたし、あとは彼女の選択次第だと思っていた。少なくても俺は彼女にこれ以上何かを強制したりしたくはなかったから。
やがて彼女は顔を上げ、意を決したように俺の目を見ながら聞いてきた。
「どうして……、どうしてさっき助けてくれたんですか?」
「ん? いきなり飛び込んできたクラスメイトがブレザーに下着姿でその場にへたり込んで泣き出すとか、そりゃ手助けのひとつもするさ。ただ何があったのかは何も聞かなくてもおおよそ察しがついたし、さすがにああいう馬鹿どもとの正面切っての揉め事は面倒な場合も多いからああいう風にしただけ。まぁ、助けたこと自体はただの偶然でただの気まぐれかな」
俺は何もかも正直に答えた。ほんとだから仕方ない。俺のことを優しい人だとか正義の味方だとか勘違いされても困るからだ。俺もあいつらと大差ないクズなのは俺自身が一番知ってるから。
俺の言葉を聞いた彼女はもう一度目を伏せてしばし下を向いた後もう一度今度は顔を赤くしてまた俺の目を見ながらきいてきた。
「……あの、あなたのパートナーってもういますか?」
おろ? 割と予想外の方向。まさか俺が有望株に見えたか? ならあの気が動転してるであろう状況の中でちゃんと見てたってことになる。アホどもを一言で追い払ったり、結構な値段のする制服一式をポンと買ってあげたり、別に隠しもしなかったしそう判断できる材料は割といっぱいあったけど。
「ううん、まだいないよ。ダンジョンはそれなりに潜ってるけどその度に先生たちのお世話になってるからね。正直、今は急いでパートナーどうこうとかは考えてないかな」
これも本当。ただちょっとこの時点でこの先の展開に対する妄想が猛スピードで始まり、俺の中のテンションエンジンが唸りを上げて目覚めドラムロールも鳴り始めた。え? もしかしてこれってそういう流れって意味で。
もちろんそんな内心は表情には出さずKOOLを貫いた俺は、彼女の答えを待った。ヤベェ、この前初めてソロで挑んだ第四階層の
「あの、私のこと、どう思いますか?」
「かわいいと思います! 少なくてももろタイプです!」
KOOLさん、さようなら。いらっしゃい、HOTさん。
そして俺のその言葉を聞いて席から立ち上がった彼女は顔を真っ赤にしてこう言ったのだ。
「じゃあ、私をあなたのパートナーにしてもらえませんか!?」
キターーーーーーーーーー!! という内心のガッツポーズとともにかろうじて生き残っていた理性が自分自身に急ブレーキをかけた。何事にも最終確認は大事であるから。
「えっと、あやかさん。嬉しんだけどさ、ちゃんと意味わかってる? パートナーになったら俺のいうことは嫌なことでも聞かなきゃいけないし、セックス続けてしてたらやがて【隷属】しちゃうから、ほんとに俺に絶対服従になっちゃうけどいいの? わかってないかもだから一応言うけど、俺、今日君を追っかけてきた奴らと大差ない人間だよ?」
少なくても別に必要のない小芝居にかこつけて追い詰められてる美少女にちんこ舐めさせる程度にはクズです。
「それはそうかもしれないけど……。それでも、あなたはあの時私を助けてくれたし、今もこうやって私の今後についてきちんと説明した上で私の選択を尊重しようとしてくれてます。だから私、どうせ何かに賭けないといけないなら今日私を助けてくれた優しいあなたに賭けたいんです」
そう俺に言った彼女の目は真剣で、俺が思う「好きだから付き合ってください」的な告白ではなかったけどこれ以上彼女の決意を躱すような言葉を続ける気にはなれなかった。
なんなら俺の方が惚れた。ので、この時点で今日まで考えてたチャートを一旦全部ぶん投げることにした。
「わかった、ありがとう。……これからよろしくね。あやかさん」
なんとかカッコがつくように笑顔で返事をする俺。
「はい! よろしくお願いします! ……えっとごめんなさい、名前……」
そんな俺の精一杯つけたカッコなんてものは一瞬で崩れ去った。所詮俺なんてモブ顔の陰キャキャラだよ……。
「
締まらねぇだろ? 俺なんて所詮こんなもんだよ。
○ーーーーーーーーーー○
その後そのままパートナー登録を最速で済ませた後、俺の手持ちから最低限の装備を渡して残り時間は僅かだったがダンジョンダイブした。彼女が最後に入った場所で【第二階層/既知内領域】中心から少し外縁部に向かって進んだあたりだった。所詮限界レベルが【10】の雑魚【ゴブリン】どもには興味もなかったので片っ端からぶっ飛ばし、ズンズン進むと運よく【
俺にとっては雑魚であるレベル5〜10のゴブリンも【
結果、レベルアップ後特有の精力の異常な高ぶりに顔を真っ赤にし、切なげに太ももを擦り合わせるほどにトロットロになったあやか。レベルアップは最高の媚薬だと俺は思う。
その後俺の腕に縋り付くように彼女の寮である【海燕寮】へとたどり着いた俺たちは、彼女のルームメイトの金髪ギャルにこの時期の一年が一日に稼ぐにしては多めの銭を握らせて一晩だけ他所の寮生の部屋に転がり込んでくれるように頼み込み快諾を得たので、彼女のベッドの上で初めてのキスをしてあやかの部屋で素晴らしい一夜を過ごした。
翌日、早朝の日差しに目が覚めると隣には俺の腕枕で眠るすーすーと寝息をたてて全裸の彼女の姿が。改めて見るとすんげー美少女だわ。顔は言うまでもないんだけど、なんていうか手足がすらっとしてておっぱいもお尻もデカさはともかく形がほんと綺麗なの。
そんな綺麗で可愛い美少女と俺は昨日いっぱいエッチをしたわけですよ。前世でもプロのお姉様方にお相手したもらったことはあったし、今は学園の先生方にお相手して貰って童貞ってわけじゃなかったけどさ、正直こんなに興奮したの初めてだったわ。
だってさ、彼女の癖だと思うんだけどね? エッチの最中にあんなに、
「イイ! イク! もうイっちゃう! 達郎くん! 好き! 大好き!」
「イク! すごい! 達郎くん! またイっちゃう! もうダメ! 好き!好き!好き!大好き!」
「スゴい……、熱いよぅ……。達郎くん、お腹の中、熱いぃ……。堕ちるぅ……、でも私、これすきぃ……」
「イキます! イッちゃいます! ダメ! 堕ちる! 堕ちちゃう! 怖いよ! 達郎くん! でも好きぃ! 大好きなのぉ!」
「……堕ちた。また堕ちた……でも好きぃ……、達郎くん……、ううん、ご主人様ぁ……。もっとぉ〜、もっとしてぇ……」
なんて好き好き連呼されたのは前世でも今世でも初めてで。しかもこんな超のつく美少女に。俺、女の子に好きって言われるのドストライクなのに……。なので夢中になってハッスルしすぎた。レベル差考えず中出し十回(なおまだまだ出せた)はなんぼ何でもやりすぎた。
ごめんねぇ、という気持ちを込めてサラサラの彼女のキレイな髪を撫でるとくすぐったそうに身を捩った彼女がゆっくりと目を覚まし、俺の顔を見るなりほころぶように幸せそうな笑顔を浮かべ顔を赤らめてこう言った。
「……おはようございます。……
「……おはよう、あやかさん」
「ご主人様、どうか私のことはあやかって呼び捨てにしてください。だって私はもう貴方のモノなんですから」
そう言ってその可憐な唇を俺の唇に合わせてくるあやか。一晩で呼び方がご主人様になっていた。ヤベェ、昨夜の時点でうすうす勘づいていたけどヤりすぎて初日に【隷属】させちまった。だがそんな彼女は昨日までの彼女とはまるで別人のように可愛くてそして愛おしかった。だって自分が何をやっても自分を好きでいてくれる超絶美少女だぞ? 男の夢の具現化だぞ? そんなもん、色んな意味で大事にするに決まってるだろ!
そんなふうに内心アタフタしながら俺は自分自身も顔を真っ赤にしながら彼女に一つだけリクエストした。
「えっと、……あやか。さすがにご主人様は恥ずかしいからさ、だから俺も名前で呼んでくれないかな?」
「……はい、わかりました。達郎
あ、様付けは確定なんですね、と思いながら顔を真っ赤にして何度も俺にキスをせがんでくる彩花が正直たまらんかったから、朝からもう三回戦したせいで二人して入学早々遅刻ギリギリになりました。
これが俺と最初のパートナーであるあやかの馴れ初め。
何度思い返しても思うけど、……ホント、あの初めてのフェラの時に暴発しなくて助かった。だってどう考えてもカッコつけて慣れない小芝居してそれがバレそうになってる最中で暴発して口内射精とか最高にカッコ悪いじゃん。
達郎 レベル59 超人→職人(スキップ)→戦闘鍛治師
あやか レベル5 初心者
※ 物語のスタートをダンジョンダイブ四週間目から三週間目に変更。
→ 具体的にはこの日は四月十八日になりました。