【俺の女は】ハイスクールハックアンドスラッシュの世界に転生したけど、なんか質問ある?【俺のもの】 作:笛吹き用
6月23日(木)
ダンジョン第二階層既知内領域外縁部からちょっと中心部寄りに入った
理由は今日引率する相手がこの前の【
「はい、一平。アイサツ」
「俺かよ⋯⋯。はい! というわけで今から今日のダンジョン探索を始めます。俺たちのいうことに従って普通にやれば大体ちゃんと生きて帰れますからみんな慌てず落ち着いてゴブリンを殺しましょう!」
「は、はい! き、きょうはみなさんよろしくおねがいします!」
「私も頑張ります! よろしくお願いします! 一平さま、修斗さま、なずなさん」
「イエー! 後輩くんたちかっこいー! テンション上がってきたー! よろしくー!」
そう言ってダンジョン探索を始める俺たち。今日の引率メンバーは前衛で敵を引きつける役の【
達郎さんがこの話を聞いた時に「両眼持ちの【
で、残った他の三人はというと全部【グループ】に最近加入した女子である。だめだ、これじゃ誤解が出るな。正しくいうと『純くんが最近PKKをした結果の副産物として拾ってきた女子のうちの三人』である。
うちの【グループ】は【
なんならうちらの実力トップ3の三人全員が上から【
で、そんな文官組のトップであり実力ナンバー3でもある純くんだがちょっと困った悪癖がある。
プレイヤーキラー。通称をPKって言うんだけど、純くんはとにかくこのPKするやつが死ぬほど嫌いらしく、どんなに忙しくてもいまだに週に一度は固定のパーティを組めない臨時パーティの奴らが集まる広場に紛れ込んで、その場の弱者をPKが待つダンジョンフロアに誘い込む女子、通称『客引き』にわざと引っかかりにいく。
そしてダンジョン内でPKが出てきた瞬間、本性を表し逆にPKどもを狩って帰ってくるのだ。これを専門用語でPKK、プレイヤーキラーキラーというらしい。そして一応相手次第ではあるらしいのだが、ダンジョン内で返り討ちにする前にそいつらの身元を確認しておいてダンジョンを出た後に速攻で【
何が怖いってそのために純くんは【グループ】全体のナンバー3にも関わらず、【三刀流】のメンバーじゃないのだ。基本【
怖すぎんだろ、ホント。どんだけガン極まってるんだよ。
何よりおっそろしいのが毎週毎週、多い時なら週に2回、何度も同じことをしてるから情報が出回ってPK側も相応に警戒してるはずなのに毎回成功させて帰ってくるその手腕である。
そんな純くんの
学園に舞い降りた『
なおケツ持ちは同じくPKをやるやつが死ぬほど嫌いな達郎くんであるために、正体がバレたところで攻略最前線のAランク以上の倶楽部が相手だろうとどうにもならないだろう。
何しろ俺たちの間では最早伝説となっているGW明けのいざこざを切欠に起きた武闘派Aランク倶楽部で有名なあの【
少し話が逸れたので話を今日のダンジョンダイブに戻そう。つまり純くんの悪癖であるPKKの副産物の一つこそ今日俺たちが初心者引率ダンジョンダイブに連れてきている女子たちなんだ。
先ほど説明した通り、PKを受けにいった純くんはダンジョンの中でとりあえず返り討ちにした後、ダンジョンの外に出てから追い討ちの【
これが特にうちの【グループ】がメンバー募集していないにも関わらず毎週人が、特に女子が増え続けている理由であり、今日のダンジョンダイブに俺がかのんを連れてきていない理由でもある。今から俺たちがやるのはゆみりちゃんの手によって、再スタートを切ったばかりでレベル一桁の彼女たちのレベルを一気にクラスチェンジ可能なレベル10にすることを目的としたパワーレベリングだ。つまり彼女たちは今からめっちゃレベルが上がって精力が爆発するのでそれを収めるためには誰か男とセックスをするしかないわけで。
つまりこれが役得。【グループ】公認の浮気ファック三連発の始まりである!
もちろん本人たちは納得の上だよ。その証拠にダンジョンダイブそのものには緊張しているけど、同時にみんな顔を赤らめて期待してる顔してるからね。改めて俺が
「……あっ、よ、よろしくお願いしますね」
「ダンジョンのこんなに深い場所でこの落ち着き……。本当に一年生と思えない……」
「ん? そっちの後輩くん。今アタシのおっぱい見た? やったー! ほれほれ! もっと見ていいぞー!」
それでもみんな満更でもない反応が返ってきてテンションが上がる。
右から一年でアイドルっぽい雰囲気でタヌキ顔が可愛い巨乳の
全員楽勝でど真ん中ストライクです! この学園でストライクゾーン以外の容姿の女子今まで見たことないけどね! もちろん三食美味しくいただきます!
もしかして今までの話で俺がかのん一筋の純愛拗らせた変態野郎だと思った? 残念! 俺はただちょっとかのんに対して独占欲が強いだけで基本無節操にエロいこと大好き、セックス大好き変態野郎だぜ!
そもそも俺がこの学園に入ったのは中学の教員用女子トイレに隠しカメラ仕掛けたのがこの学園卒業生の担任にバレたのがきっかけだからな(遠い目)。
だから女とセックス大好きです! だって据え膳を食わないのは男の恥! 食っていいなら並んででも食うのが俺の主義だからな!
なお、修斗はいいのか? だけど、アイツは俺と違って基本なずな先輩一筋だから問題ない。そもそもアイツが初心者引率ダイブに積極的なのはこういう役得と関係ないのだ。
アイツの【グループ】内での担当が初心者引率ダンジョンダイブのまとめ役。でそのためにメンバーに率先して見せる意味で週2回の初心者引率ダンジョンダイブをやっている部分が大きい。あとはアイツの趣味は強い【モンスターカード】の育成なんだよ。だから【グループ】への貢献を貯めて強力な【モンスターカード】を手に入れてはレベリングを繰り返してる。そんなわけで今日の三人は何の問題もなく俺が全員いただけるってわけさ。
○ーーーーーーーーーー○
そんな感じで始まったダンジョンダイブ。とにかく何もかもが順調で三人ともに戦闘も反応も具合も大変よろしくて終始俺がウキウキだったそんな引率ダンジョンダイブにアクシデントが起こったのは、ダンジョンダイブそのものが時間的に終わりに差し掛かった頃、順番的には三人目、タヌキ顔で巨乳の千帆ちゃんとの3周目の駅弁ファック中のことだった。
「あッ、あひ、ダメぇ、ホント、腰ぬけて、まだ立てないんですけど? これマジ? マジなの? アタシ、これでも元【
「ダメ、イカされ過ぎて頭おかしくなっちゃった……。何にもされてないのに、またイきそうになってる……。エアイキしそうになってる……。わたしのあそこ、彼の形覚えちゃったかも……」
「イく! イってます! ずっとイったまま! 私、ずっとイったままです! すごいすごいすごい! こんなすごいセックス! こんなに気持ちいいの! 私、生まれて初めてぇ!!」
先輩二人が床に敷いたクッションシートに寝そべって時折びくんびくんしているのに男としての満足感を感じながら、順番的に最後になってじっくりコトコト煮込まれてた千帆ちゃん相手に俺が気持ちよく腰を突き上げて彼女をアヘらせている最中、それでも呆れたように俺を見ながらもスキルで周囲の警戒を続けていた修斗がまず「おい、一平!」と声を上げ、続いて気づいた「まずいです、こっちに来ます!」となずな先輩もそれに続いた。咄嗟にエロいことからダンジョンダイブへと意識を切り替えたその直後、
「GYAAAAAAAOOOOO!!」
と遠雷のように轟き響くモンスターの絶叫。
「いやあああああ!! なになに何がくんの!? え、やばくない? コレ絶対やばいヤツだよね!?」
「嘘……でしょ? もしかして【
先輩たちの震えが快感の残滓によるものから本能的な死の恐怖に対するものに変わる。
大丈夫ですよといってあげたいのは山々だが……。間違いない、今からここに【
既知内領域外縁部とはいえ、第二階層で出ていい相手じゃねー。さてはどこか近くの【
「修斗! なずな先輩!」
即座に修斗となずな先輩とアイコンタクトを取りダンジョンから無事に脱出できるアイテム【帰還珠】をそれぞれ使ってのダンジョンからの撤退を決断。
もう引率してた三人は全員レベルが目標である10まで(おそらく)上がった後だったし、足手まといを連れたまま強敵とリスクを取って戦う理由も特になかったので即座にその決断を行動に移そうとしたんだけど……。
ここでトラブルが発生した。
「ひぐううううううう、なになにあの声怖い怖い怖い!! でも締まっちゃう! 抜けないよお! やばいやばいやばい! 怖いのにこのおちんちんが気ん持ち良すぎて私おかしくなっちゃうよおおおおおおおおお!!」
「え? 嘘? マジで? 締まる締まる締まる。それに、ぬ、抜けないッ!?」
声が轟いた時、俺と繋がったままだった千帆ちゃん。夢見心地でイきっぱなしだった彼女は時差十秒程度だがワンテンポ遅れて【
おかげで【帰還珠】が使用できなくなっちまった。【帰還珠】はあくまで一人用のアイテムだからセックスのようにがっちり繋がった状態になると使用できなくなる。おまけに千帆ちゃんは膣痙攣したことで思いっきり深いところに俺のちんこが刺さったようで恐怖と快感から俺に抱きついたまま白目を剥いて抱きついたまま気絶した。当然、膣痙攣は絶賛継続中であり俺の体は自由にならず絶体絶命のピンチは続いていた。
ヤッバイ。この窮地から脱する方法は三つで実質一つだけ。一つは俺ら以外のみんなを脱出させて残り時間いっぱい走って逃げ続けること。これはまず無理。ほぼ間違いなく追いつかれる。二つ目は千帆ちゃんを殺して自由になったあと、【帰還珠】を使って残り全員脱出すること。いわゆる緊急避難だから普通の世界でも通用するような理屈ではあるんだけど、俺にもバカなりに最低限のプライドぐらいあるのでさっきまでエロい意味で可愛がってた女の子相手にそんなクズ以外の何者でもない真似はできねーと腹を括って俺は三つ目の選択肢、このままの状態で戦うことを決めた。だってどうやっても逃げきれねーもん。
その決定をまずは修斗となずな先輩の二人に口にだして伝える。
「修斗! まずは四ツ葉先輩とちょこ先輩を先に脱出させろ! なずな先輩! 俺の剣と盾を! しゃーねーからこのまま迎え撃ちます!」
「正気か!? 一平!
「残念ながら正気だよぉ! ヤケクソだけどなぁ! またね! 四ツ葉先輩! ちょこ先輩!」
「えっ、は、はい! では、ご、ご武運……」
「ちょ、そんな、こうは……」
「二人の脱出を確認! 少なくてもこれで死に戻っても私たちに何があったかだけはわかりますね。それはさておき一平くん! まずは盾! それから剣は『こっち』ですね!」
「サンキュー、なずな先輩! さすがわかってるうう!! よっし、準備できたし二人も撤退して! あとは俺がやる!」
そういう自己犠牲の精神が垣間見えるカッコ良さそうな台詞を言い放ったその瞬間の俺の姿を説明しよう。右手に紫色のロングソード、左手に金色の星のように見える十字があしらわれた愛用の盾、そして本来鎧を着ているはずの胴体には鎧の代わりに膣痙攣を起こしたまま気絶した千帆ちゃんという珍妙極まりないザマだった。
動きにくい! 視界が狭い! 重心がおかしい! 千帆ちゃんを盾の内側で抱えてないと落ちる! 右腕アホほど動かしづらい! けどそれでもやるしかない!
そう覚悟を決めた俺。
その姿を見た二人が最初は小さく、そのあと大きな声で爆笑しだした。
「アハハハハハ! その姿で『あとは俺がやる!(キリッ!)』とかさてはお前、俺らを戦闘前に殺しにきてるだろ? 一平!」
「ウフフ、修斗さまのいうとおりですね。そんな面白い状態の君たちを残して脱出するのは先輩としてだいぶ面白くないので付き合いますよ! 一平さん!」
そう言って戦闘状態に移行した修斗は手持ちのモンスター最強で相棒でもある【
細かな作戦会議なんて必要なく俺たちの戦術は一致していた。ここに至って取るべき手はただ一つ。長期戦は無理! だから飛び込んでくる【
俺はその初撃を止めるべく使えるスキルは全部使って防御力を極限まで上げた上でおもむろに玄室の出入り口に陣取り千帆ちゃんの体の位置を微妙に微調整しながら盾を構え、やがて大声を上げたまま部屋へと飛び込んできたのは通常なら小学生より小さな背丈が普通のゴブリンにも関わらず俺より遥かにでかい2m越えのゴブリン! それでも俺は臆することなくソイツに対して全力の【
━━【
出し惜しみは一切なし! たった1匹の敵相手に【
あっぶねぇ! 甘く見て一つでも強化スキルを省いてたらそのまま千帆ちゃんごと俺の胴体まで袈裟斬りで真っ二つにされてた! ていうか盾に仕舞ってた【騎士の剣】がなきゃ途中で止まらず死んでたかも! だって盾の表面が溶けてるだろ! 一体どんな熱量だ、あの剣!
そんな一撃に俺が抱きかかえるような形で盾の裏側にいた千帆ちゃんは死にこそしなかったが、物凄い勢いで盾の裏側と俺の身体にサンドイッチされたことになり、ただでさえ深い部分までぶち込まれていた俺のちんこがさらに奥深くに侵入、何かを通り過ぎた感覚があった。「ふぎゅう!」という悲鳴だけあげて気絶したままの彼女をなんとかしてあげたかったがそんな暇は当然なく無情にも戦闘は続行される。
次の瞬間、入り口の壁に張り付くように潜伏していた二人のなずな先輩が背後から強襲! そのまま剥き出しのアキレス腱めがけて攻撃し痛打を与えた。特に【忍刀トリカブト】を用いたなずな先輩本人の攻撃は一撃でヤツの右足首から下を一気に持っていった!
「GYAAAAOOOO!?」
予想もしなかった痛みに声を上げる大ゴブリン。よし、片足死んでこれでヤツの機動力はほぼ無くなった! 続いて俺を追い越す形で身の丈3mを超える【
勝機!
なずな先輩とマーシュの連携による攻撃の刹那の時間に俺はその場でバックステップし、左手に持っていた盾をその場に落として千帆ちゃんを落ちないように抱え込んだ。目の前では上から大剣を押し込んでトドメを刺そうとしていたマーシュの巨躯を体勢を崩したまま状態で大ゴブリンが払い除け逆に弾き飛ばすという離業をやってのけていたが、足首から先が片方無くなり踏ん張りも効かない状態で無理に剣を振り切った代償に土手っ腹が隙だらけだ。俺はここしかないとヤツの腹めがけて右手に構えた【アコニウムロングソード】による捨て身かつ全身全霊の【
恐るべき強敵である大ゴブリンではあるが達郎さんが造り出した必殺の対ゴブリン特攻武器である【アコニウムシリーズ】の力は伊達ではない。それでも一瞬本当にゴブリンなのかよと思うほど強靭な筋肉に抵抗されそうになったがなけなしのSPを注ぎ込んで切っ先に【
「いよっしゃあああああああ!! ……あ、やべイキそう」
その一撃が決め手となり俺と顔と顔が触れそうな至近距離で恐るべき【徘徊する怪物】はでかいモンスタークリスタルとヤツが振るっていた真っ赤な剣を残して
「ちょ、締めすぎだって! イくッ!」
「ふぇ、なになになになにいくいくいくいくいくいくいくいくいくいくいくいくいくイクイクイクイクイク逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝く逝くイっちゃうぅぅぅぅ!!!!!」
結果繋がったまま気絶していた彼女は中出しと一緒にレベル10の彼女に対し推定レベル50以上の【
これがのちに語りつがれ、ことあるごとにみんなにネタとして擦られ続けることとなる『膣痙攣事件』の顛末だ。この一件以来俺は仲間内で【勇者(笑)】って言われるようになった、ちくしょう。
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