【俺の女は】ハイスクールハックアンドスラッシュの世界に転生したけど、なんか質問ある?【俺のもの】 作:笛吹き用
6月24日(金)
前日、後半
で夜の8時ごろ、股間にとろけるような快感を感じて目を覚ましたらかのんが俺と俺のちんこを睨みつけながらものすごい勢いでフェラしていた。かのん曰く浮気おちんぽ様に別の牝がなすりつけた牝汁の味と臭いがするから消毒中らしい。
それだけ言って再び鬼気迫る勢いでえぐいフェラを続けるかのん。
こういうとこが俺の女の可愛いとこよと思いながら、嫉妬するかのんの口からちんこを抜き取ると押し倒し、飯も食わずに夜中過ぎまでお互いを貪りあった。
そのまま抱き合ったまま繋がったまま寝て、朝一番の射精と共に腹の鳴る音で起きた俺は昨日の昼飯からなんも食ってないということでさすがに空腹が勝ったため、いつもの朝のイチャイチャを今日だけやめていち早く食堂に行ってたらふく食って腹を満たした後登校した。
「あ〜ねむ。みんなおはよー」
「おはよー、一平くん」
「おはよう」
既に登校していた真面目なクラスメイト数名との挨拶の後、机に鞄を置いて同じく既に登校済みで昨日面倒ごとをぶん投げた修斗のところに謝りに行く。いつものような仏頂面だが今日は若干イライラというか落ち着かない雰囲気だ。どうした? もしかして昨日と今日、エロいことしてないのか?
「おはよ、修斗。昨日はすまんかった。機嫌悪くね? なんかあった?」
「おう、おはよう。昨日はお疲れ。……いや、気にすんな。それより放課後、話があるからお前放課後は絶対ジム行く前に先に部室に顔出せ。いいな?」
「り、了解」
真面目な顔で言うなよ。怖いじゃん。そう思いながらも素直にうなづいて戻って席に座るとちょうど今日もいつもの儀式が始まるとこだった。
「ん〜、今日もかのんのおっぱい様に参パイしないと〜。パイ神様、おかげさまでDからEにカップ数が上がりました。ありがたやありがたや」
「ありがたや〜ありがたや〜。Gなんて贅沢言いません! Fまで! Fまで何とか! パイ神様、何卒何卒〜!」
「ちょっとやめてよみんな! 毎朝毎朝!」
朝の参パイ。女子の間でいつの間にか定着したおっぱいの大きな女子にあやかろうとする謎の儀式である。男ってのは馬鹿なもんで基本おっぱいがデカい方が男子の食いつきが良くなる。男子から求められる女になることが自分の充実した学園生活に直結しがちな女子にとっておっぱい問題は結構な死活問題になりがち。それを反映してこの毎朝の参パイは習慣化していた。
で、かのんは平均Eカップを超えるうちのクラスでも達郎さんのパートナーの一人であるゆみりさんと並んでツートップであるⅠカップ(成長中)。ということでかのんは熱心な参パイの対象であり、毎朝毎朝何人もの女子が並んで参パイしているのだ。まぁ、気持ちはわかる。しかもかのんの場合ただデカいだけじゃなく、身長150cmに満たないのにメーター越えのデカパイでおまけにウエストも引き締まっててるとかいうアニメキャラのフィギュアみたいな体型してるからな。
うんうんと頷きながらその様子を見守る俺。今ここだけ切り取れば話してる内容や女の子たちのおっぱいの大きさはともかく外の普通の高校と大差ないんだろうなぁと思い、俺はその光景を尊いなぁと思いながらニヤニヤみていたんだけど、そのうち俺の視線に気づいたかのんがこちらに小さく手を振るとそれを女子が囃し立てた。平和だねぇ。
「……ていうかかのん、またちょっと育ってない?」
「えッ……、留衣ちゃん、そんなこと……ないよ?」
「嘘だね、他の人間の目は騙せてもこの上級おっぱい
「ちょっとぉ、るいちゃん、待って、あぁん!!」
なんだよ、上級おっぱい
そして唐突に始まるサービスタイム。さっきまで参パイしていた女子の一人で俺と同じ【
途端にジャケットの合わせからこぼれ乱暴に揉まれることで左右の乳が交互に上下する
お〜、絶景かな絶景かな。ブルンブルン、ばいんばいん、って擬音が聞こえてきそうだわ。いいぞ、もっとやれ。
俺が止めずにニヤニヤしていることに気を大きくした留衣がさらにかのんのおっぱいを責め立てる。そしてやがて騒ぎに気づいた教室中の視線がかのんの乳揺れ一点に注がれ、男子も女子もしばし羨ましそうにそれを見つめているのに気づき俺は圧倒的な優越感に浸る。
いいだろ、俺のだぞ。なんかいい気分だから見る分にはお裾分けするから拝むだけなら拝んでいいぞ。女子はともかく男子が触ったら殺すけど。
そんな馬鹿騒ぎことをしている間に教室に入ってきた留衣のパートナーである哲人がその光景を見るなり大きくため息をひとつ吐いてかのんたちに近づき、自分のパートナーの頭を軽くはたいて馬鹿騒ぎを止め、振り返って俺に「すまん」と小さく謝ってきた。
実はこう言うの大事。女にエロい意味で手を出すのが当たり前の学園だからこそ男同士がコミュニケーションをきちんと取らないと些細なことをキッカケにあっという間に殺し合いになるからな。で、俺と哲人、力関係では俺の方がレベルが上だから実は留衣はノリに任せてヤバめの橋を渡っていたのだ。俺はこんなもんじゃ怒んないけど、人によっては、ね? 純くんとか京介くんとか達郎さんのパートナー相手だと誇張なしに死ぬから。
まぁその場合はまず殺しにくるのは本人だけどな(笑)
というわけで、『こちらこそすまんな、哲』という気持ちを込めて俺もその場で小さく手を振り気にしてないアピールを返す。その後は大した騒ぎもなく、金曜ということで半分以上のクラスメイトの席は予定通り埋まることなく、やがてチャイムが鳴り我らがひなちゃん先生がやってきてHRが始まった。
なおこの日の最初の授業は【迷宮概論:中級】。本来は2年の同時期にやるらしい授業内容だが、うちのクラスはGW明けすぐに学園指定の【特別指定クラス】とやらになっているためにこうしてかなりレベルの高い内容の授業が行われるのだ。それからも淡々と時間は過ぎていく。
そんなこれ以上は何もいうことのない平凡な金曜の午前中であった。
○ーーーーーーーーーー○
で、放課後。かのんと食堂で飯食った後、朝から一発しか抜いてないせいでムラムラしてきたからそのまま食堂近くの女子トイレに連れ込んだ。
この学園内には『ヤッていいトイレ』っていう最低ランクのインスタントでチープなやり部屋が点在しており、その中の一つでクソ狭い個室の中でタンクを背に便器に座ったかのんはショーツを足首に引っ掛けたM字開脚姿で大事なところを全て俺に曝け出していた。ぶっとい二本の太ももの真ん中にあるモリマンのパイパンまんこはあれだけ俺とのセックスを繰り返してもまるで処女のままのようにキレイなままだったが、元々重度のマゾの上この1ヶ月ちょっとで俺に徹底的に躾けられたかのんの大事な部分は、その持ち主の今の気持ちを反映して今のシチュエーションだけで興奮しぬらぬらと濡れそぼっていた。
さらに煽る。
「おら、かのん。なんかいうことあんだろ?」
普段はちょっと出さないオラついた言葉が口をついて出た。どうやら昨日あの大ゴブリンを倒した時にレベルが上がったようで昨夜からのセックスだけでは精力の発散がまだ完全ではなくこの日の俺はオラつきキャラ全開であった。まぁ、キャラは作ってんだけど。
そしてこういうふうな時にどうすると俺が喜ぶのか、俺とパートナーになってから嫌というほど躾けられてきたかのんは俺の期待に見事に応えた。
「ひッ! いっ、いっくんの専用の淫乱マゾ牝彼女のかのんのまんこはいつでもどこでもいっくんの硬くておっきくて熱いおちんぽ様を突っ込まれたら喜んでイキまくる欲しがりマゾまんこです! どうかそのパンパンに大きく垂れ下がったキンタマ様の中の熱くてくっさい最高に気持ちいい精液をかのんのいやらしい肉便器にコキ捨ててください!」
「よーし、よく言った肉便器! 使ってやるから感謝しろ! オラああああああ!!!」
「ひぐううううう!! きたああああああ!! ありがとうございます! おちんぽ様、かのんの肉便器まんこの奥までいきなりきてくれてありがとうございますぅぅ!!」
一気に感情のリミッターが外れた俺は一心不乱にかのんのアソコめがけて腰を振る。精力の発散不足の時のちんこはなんというかオナ禁を一ヶ月単位でやった後くらいには死ぬほど敏感になってしまうのでそれこそ童貞の時のように三擦り半であっという間に我慢できなくなる。もう散々エロいことしてきて普段はちょっと堪えられるようになってきたけど今は無理だ。
「おら、かのん。もうイくぞ? 出すぞ? そういう時はなんていうんだっけ?」
「ください! いっくんのくっさくて熱い精液、かのんの肉便器まんこにください! かのんはいっくん専用の性奴隷でマゾまんこで淫乱彼女だからいっくんの好きなだけ、いっくんがしたいだけいつでもどこでもお好きなようにザーメン出してくださいぃぃぃ!!」
「いい子だ! かのん! おっ、イキそうイキそう、あっ、イった。おー、気っ持ちいい。出てる出てる」
「あああああ!! きた! 熱いのきた! ザーメンきたぁ! いっくんのご主人様ザーメンきたッ! 気持ち、気っ持ちいいいいいいいよおおおお!! ありがとうございます! 肉便器にご主人様ザーメンありがとうございます! ひぐううう!! こんなにすぐ? すごいよぉ! ピストン再開ありがとうございます! ああ、もっとください! もっと強くかのんのおまんこ壊すくらいセックスしてください! かのん、肉便器壊れるまでザーメン搾りますから! いっくんのザーメンは全部全部かのんの
「よく言ったかのん! おら二発目出るぞ出るぞ出るぞぉぉぉ!!」
てな具合で食後1時間ほどひたすらクソ狭いトイレの個室で肉便器プレイをした俺たち。
抜かずの15発ほど出したところであまりのハードさにかのんが気絶し、そこでさすがに正気を取り戻した俺は制服を上から下までぐっちょぐっちょにしてしまったかのんを背負って一旦茶鴨寮へと帰り、気絶したままのかのんをシャワーできれいに洗ってからベッドで寝かせて、俺自身はジャージに着替えてもう一度今度は部室棟の方へと向かって歩き出した。
内心に満ちるのは罪悪感と後悔とそして深い満足感。
またやっちまったなぁ……、と思いながらもこういう時の俺はこれ以上なく充実した時間に満足と幸福を覚えてしまう。こういう性癖なんだ、俺。中学の頃、エロいことに興味を持ち始めてからずっと今日かのんとやったようなセックスをいつか本当にやってみたいと思うながら生きてた。エロ漫画やエロゲーとかによくあるこういう馬鹿らしい寸劇や台詞、AVみたいなイきかたをする女がどこかにいるんじゃないかといつも思っていた。全部フィクションだとは分かっていても世界のどこかにこんなこと言ってくれる、俺の趣味に付き合ってくれる女がいるんじゃないかとずっと妄想してたのが俺だった。
だから頭の上から足の先まで何をどう考えてもクソオブクソなこの学園だが、気持ち悪いバカなエロガキだった俺の夢を叶えてくれたかのんと出逢わせてくれたことだけには感謝をしなくもないとわけのわからないことを考えながら、俺は部室への足を早めるのだった。
○ーーーーーーーーーー○
年に3回開催される倶楽部対抗戦の結果により、俺たちの【グループ】の選抜メンバーで構成される倶楽部【
うちの倶楽部、俺より強いやつなんて片手じゃ足りないくらいいるはずなのに、俺も一応なぜだかレギュラー、しかも先鋒だったからその試合出てたんだけどすんごい悔しかった。対戦相手は2年の戦士系第三段階職【
試合後「お前ホントに【
でもな〜、正直確かに【
少なくてもあの先輩の攻撃は俺見えてたし途中までは防御できてた。それに比べて達郎さんの攻撃はそもそも見えないし防御なんて絶対出来ない。で、俺が曲がりなりにも防御できてたし、それなら俺より上位の盾職であるブーさんは余裕で防ぐだろうから美亜子ちゃんなら勝てただろうし、純くんのアレを先輩に初見で防げるとは思えないから少なくてもこの三人のうちの誰かなら先鋒戦は取れてただろ。
というか別にその三人じゃなくても京介くんか梅っちか大ちゃんなら少なくてもいい勝負できただろ。あいつら先輩と同じ第三段階職だし。あー、絶対俺がスタメンだったせいで負けたわー。補欠枠で交代で出る度に当たり前みたいに勝ち星取ってきた達郎さんもBランク決めてからは試合にでなくなっちゃったしさ〜。
まぁ、そんな経緯でめでたくBランク倶楽部になった俺たちは部室をもらえたわけだ。これがCランク以下だとプレハブ棟のプレハブなんだけどBランク以降はちゃんとした建物が使える。聞いた話だとSランクはホテルかマンションみたいな建物、Aランクは地上3階建て地下1階のオフィスビルらしいんだけど、Bランクの部室もそう捨てたもんじゃない。
Bランクの部室は色々だ。田舎のでかい平屋、お屋敷みたいな家、でかい公民館みたいな建物etc。そんなのが48軒学園の各地に点在してて、その中から選んだ一件を部室として使うことができる。で、俺たちの倶楽部が選んだのが学園の中心部から少し離れたところにある古いお屋敷。かなり広い敷地の中に塀に囲まれた日本庭園付きの木造の平屋の家だけで三軒ある部室というかお屋敷で、さらに蔵まであってしかもその蔵の地下には立派な工房というすげーとこだった。
なんでも昔々、大正時代に建てられた華組関係者のお屋敷らしく古いながらもきちんと整備の行き届いたお屋敷であった。
そこに拠点を移してはや1週間。完全にうちら【グループ】全体の溜まり場と化した部室(という言葉のイメージからはあまりにもでかいけど)に到着した俺は、門の入り口でそこだけ最新式の網膜認証を抜け、母家の玄関をくぐるとそこには上がりかまちに腰掛けて足を組んだ修斗の姿があった。その顔にはわかりやすい苛立ちが浮かんでいる。
「う〜い、お待たせ〜」
「おせえよ、一平。今まで何してたんだよ……、なんでジャージ?」
「飯食ってナニしてた。……そん時やりすぎたから着替えた」
「マジでボケが。俺ら待たせてんの分かってただろ、そういう時は何もなくても早く来いってんだよ」
「ごめん、ってなんでそんなイライラしてんの?」
「……来ればわかるよ。急ぐぞ」
「なんだよ、待てよ」
いそいそと本当に急いで母家の奥へと進んでいく修斗を追う。
そして宴会場や集会場として俺たちが使っている旅館かよと思うほど広い一番奥の座敷の襖を開けるとそこには【グループ】の主要メンバーがずらり勢揃いしており、そして一番上座には真っ白な髪に火(誤字にあらず)に焼けた肌の色黒な男が左目は閉じたまま、珍しく十分睡眠をとった後の穏やかな顔で座っていた。
「おはよー、一平くん。お疲れ様ー。なんでジャージ?」
「達郎さん!? ウッソ、今日金曜日なのに、なんで!?」
この甚平姿で白髪の褐色男こそ俺たち【グループ】の実質的なNo.1にして【相談役】という謎ポジションに君臨する達郎さんである。しかも両隣に並んで座るあやかちゃんとエリカ、美亜子ちゃんに美園さん、アンナちゃんに佐和子ちゃんに
え? なに? 普段月曜にしかほとんど姿を見せない達郎さんまで部室に揃ってるとか今日幹部会か何か? という気持ちを込めて呆れた顔で驚く俺の顔を見ていた修斗に説明プリーズと目で合図を送ると、ことの始まりから修斗は丁寧に教えてくれた。
「昨日、お前が先に抜けてから購買での精算だの女の子の
「……朝の時点でわかってたならちゃんと教えろよ!? 達郎さん待たせちゃったじゃん!」
「気を遣わせると申し訳ないからゆっくりでいいって言われたんだよ! 俺もホントなら放課後即連れてきたかったわ!」
「二人とも気にしないで。ほんとに大丈夫だよ〜。元々俺が頼む側だし今日は完全な休養日だしね〜。それより座って。お話しよう」
そう言われたので頭を下げてからでかい座卓の達郎さんの対面に座る俺たち。そして達郎さんが机の下から問題の真っ赤なバスタードソードを取り出して話し始めた。
「まずはいつも引率ダンジョンダイブお疲れ様。ほんとうに助かってます。ありがとう。で、あらかた話は聞いたけど今回は災難だったね。まぁ、前置きはここまでにして本題。コイツの性能カタログスペックから説明するね。まず等級は王級、その中の上。【
言い終わると拍手し始める達郎さん。それに合わせてその場のみんなが拍手してくれる。嬉しいけど恥ずかしい。それより剣のことだよ。なんちゅう剣だったんだ。通りで昨日最初の一撃受けただけで盾が溶けたわけだ。それにしても1億5000万!? あの剣、そんなに高価な武器だったの? みんなの拍手を受けながら動揺する俺。1億5000万ってことは売ったら一人5000万!? そんなん宝くじじゃん! めっちゃ嬉しいけどなんだろ? いきなりすぎてどうしたらいいのかわかんないぞ! これが高額当選した人の気持ちか?
しばらく拍手に対してありがとうって返しているとやがて拍手の音が静まった頃を見計らって達郎さんが再び話し出した。
「で、コイツをどうするのかな? って話なんだ。自分達で使うのか? それとも換金するのか? でここにいるのは換金するなら買いたいって人とその結果がどうなるか見届けたい野次馬の皆さんです」
おいおい、ダンジョンファックで膣痙攣起こされて逃げられなくなっただけなのにいきなり
「達郎さん、えっと昨日俺たちが引率してた彼女たちへの取り分は?」
「それは『引率される側はその日のダンジョンダイブにおいて手に入れたドロップアイテム、【
「ありがとうございます。次は……、修斗、なずな先輩、使う?」
「……俺は剣より金が欲しい。というかモンスターカードが欲しい」
「私も修斗さまと同じでお金がいいです。特殊効果持ちの短剣を揃えないといけないですから」
分配先も俺たちだけ、勿体ない気もするけど二人も金がいいならもう悩むことないかな。俺は【
「達郎さん。なら売ります。俺は【
そう俺が答えると待ってましたと言わんばかりに達郎さんがニヤリと笑った。
「売却決定と。じゃあ次に俺からの提案。この剣、3億で俺に売ってくれない?」
は? 3億? 相場の倍? 俺が再び驚いて修斗の顔を見るといつもの仏頂面のまま。なずな先輩も苦笑いを浮かべてる。なんだ? なんで二人とも動揺ひとつしてないの? どういうこと? 一人1億だよ? えっえっ、俺がおかしいの? なんなの? この状況。
「別に他意はないよ。一平くんさえよければ3億でよければ俺にこの剣売ってほしい」
「う、売ります! 売らせてください!」
「はい、商談成立♪ 毎度あり〜♪」
うおおおおおお!! 3億ってことは1人1億! みんなにバレないように心の中でガッツポーズをする。1億! 1億銭! それだけあればなんでも買えるし(なんでもは買えない)、なんでもできるぜ(なんでもはできない)! 本当に宝くじの一等が当たったみたいなもんじゃん! すげー! と俺が驚きながらも喜んでる間に今までずっと無言で俺たちのやりとりを見ていた純くんが動き出した。おもむろに立ち上がり、自分の傍に置いていたアタッシュケースを机の上に三つ、俺たち三人のすぐ目の前にそれぞれ一個ずつ並べてから順番に中身を開きそこに詰まった大量の銭を俺たちに見せつけた。
うわぁ、言葉でねぇわ。これが大金ってやつか。
なんなんだろうな、この気持ち。普段学園でのお金の決済は電子決済が普通で、よっぽどのことがなければこんな風に日本円のように札束で見ることはないんだけどこうして改めて見てみると、なんていうかヤバいな。これが億単位の札束の放つ物理的な破壊力。これが億万長者だけが見ることを許される景色か。
それにしても何買おう、何しよう。どんな贅沢でもできるだろ。とりあえずかのんとも相談して何買うか色々考えないとな。あと札束だからこそできることもあるじゃん。札束床に並べたり、その上でクロールしたり、他にも札束風呂とか札束ビンタとかかのんの乳の間に札束どれだけ挟めるかとか夢が広がりすぎるんだが? 部屋に帰ったら思いつく限りかのんと色々やってそれから何するかゆっくり考えよう。
あれもいいなぁこれもいいなぁああいうのもしたいなぁ、と俺が目の前の幸せな1億銭の使い道に思いを馳せていると唐突にアタッシュケースの蓋が閉まり俺は現実に引き戻された。
俺の目に飛び込んできたのはひどくイタズラっぽい笑顔で邪悪に笑う達郎さんの顔だった。
「じゃあ……、イイ夢も見れたようだし、そろそろいいかな? ではまず修斗くん」
「はい」
「今君が手にすることが決まった1億でこの【
「喜んで買わせてもらいます。ありがとうございます!」
「はい、こちらこそありがとうございます。次、なずな先輩」
「はい! 相談役様!」
「今あなたが手に入れた1億で『あなたのクラスチェンジ後に俺が5本の能力付きの忍び刀を打つ権利』、買いませんか?」
「喜んで買わせていたただきます!」
ん? なんだ? ちょっと待て、この展開? ちょっと周りを見るとこの場の全員が笑いを堪えてる顔してる気がする。いや、この場の俺たち以外の全員が大なり小なり達郎さんと似たような顔してる!
「じゃあ最後に一平くん」
「ハイ!」
「この今俺が買った【
「え? 買います買います買います! 絶対買います! 達郎さんの作る武器ってことはヤバいやつですよね! 絶対ヤバいやつですよね? 京介くんの刀の閃熱王刀【
「よく言った! 毎度あり♪」
うおおおおおお!! 達郎さんの武器とかヤバいに決まってんじゃん! なんなら3億でも絶対安いわ! それを1億ぽっちで買えるなら喜んで買うに決まってるだろ! そういえばさっき俺臨時収入あったな。それを使えば……、と視線をあげればニッコリとまるで天使のような悪魔の笑顔を浮かべた純くんが俺の目の前から1億銭の入ったアタッシュケースを持って行ってしまうところであった。
「じゃあ一平くん。残念ながらこのお金は没収ということで♪」
えっ?
その一言に俺は思わずその場で立ち上がって絶叫した!
「あっ、あーーーーー!!! 俺の1億! 俺の札束クロール! 俺の札束風呂! 俺の札束ビンタ成金プレイがああああ!!」
「「「「「「アハハハハハハハハハ!!!」」」」」
俺の魂の絶叫とともにその場の全員腹を抱えての大爆笑が始まった!
ひどい! これ、ドッキリだ! コイツら、商談に便乗して俺の事をハメやがった!! 全部仕組んでやがったんだ!!
それから約10分間奴らの笑い声が収まることはなかった。
悪質すぎるドッキリの罠にハマり、みんなから笑われ、からかわれ、慰められた俺はゆみりさんが作ってくれた美味しい晩御飯をいただいてから、帰りを待っててくれているかのん用のお土産に三種の混ぜご飯おむすびとお味噌汁の入った魔法瓶を入れた袋を片手に寮までの道をベソかきながら帰り、目覚めて俺のことを待っていてくれたかのんの胸に飛び込んだ。
その日の夜はあまあまにかのんに甘やかしてもらうラブラブセックスで盛り上がりました。
感想、評価良ければお願いします。
一度ミス投稿しました。ごめんなさい。
敵データ
侮蔑し狂乱するゴブリン王 グスタフ14世 LV 82 狂乱(固定)/低瘴気状態(極)
━━その王は己が侮蔑したものに敗北し、永劫に癒えぬ狂乱に苛まれる。
━━その剣は真なる魔剣の影。しかし狂乱すれどもかの王が持つ剣はその剣以外になく、故にこの世に落ちた影法師。