【俺の女は】ハイスクールハックアンドスラッシュの世界に転生したけど、なんか質問ある?【俺のもの】 作:笛吹き用
6月25日(土)。
「《
「オーライ! 《
「《
「うるせぇ一平! お前、戦うか拗ねるかどっちかにしろ! そして待たせたなぁ! 全員衝撃に備えろよ! 《
「敵オークソルジャー集団、残存5だが全員瀕死! 慎之助! なずな!
「ラスト1匹は俺がもらうわ! そおい! ……よし、敵全滅確認! お疲れさん! だからってみんなでドッキリはひどくないか?」
「みんな〜。いい加減に真面目にやんないとみゆ怒るよ〜? エッチさせてあげないからね〜?」
ここはダンジョン第六階層既知内領域中層〜外縁部の間にあたる領域。
レベル帯は40後半から50前半ぐらいのこのあたりの領域は【オーク】、【
今日の俺たちはいわゆるガチパーティ。【
で、このパーティの要は間違いなく美由である。
現に今もーー
「ハァハァ、あ、きつい、無理。みゆ悪い、ヤラせて」
「あっ、蓮ちゃんきつそうだね。いいよ〜、いつでも挿れて❤︎ あぁん、せっかち。でも気持ちいぃよ、蓮ちゃん❤︎」
「あぁ? みゆの癖に舐めやがって、クッソ気持ち良すぎんだろ、お前の
「あぁん、きたきた❤︎ 蓮ちゃん、イっちゃったね〜❤︎ ほんと蓮ちゃんのイった後の顔って可愛い〜❤︎ でもまだまだ出るでしょ? がんばれ❤︎ がんばれ❤︎」
「くぅううう!! ちっくしょう! 悔しいけど気持ちいいわ!」
今も複数の【オークソルジャー】をいっぺんに倒してレベルが上がったのだろう、精力の増大に耐えられなくなった蓮をあっという間に美由が搾り取っている。しかも小さな子供をあやすようにだ。絵的には蓮が美由を襲っているんだけど実情は逆。遊び人系第三段階職【
そしてそれは男が複数人がかりでも変わらない。俺たちなんて比喩でもなんでもなく三擦り半で昇天させることができるし、しばらく勃たないくらいに搾り取るのもお手のもの。
だからこそこんな男4女2なんて男女の数が偏ったパーティが組めるわけだ。
基本学園においての実力の格差は圧倒的に男子>女子なので、単純に強力なメンバーだけでパーティが組みたいなら全員男子にするのが分かりやすいんだが、それを実際にやると今の蓮のようにモンスターを倒して精力が高まった時に発散できる相手がおらず詰むことになる。
逆に精力増大時のことを考えて男子一人に対して女子が多めのパーティにすればするほど戦力である男子の数が減りパーティの実力は下がる(傾向にある)。
なのでそれらへの一つのアンサーとして、こうして性処理能力特化である【
達郎さんが最初のあの勉強会では伏せていた【
そんな今4回連続で瞬殺してお掃除フェラで追加の1回出させた上に床でびくんびくん震えて情けないこと極まりない蓮のちんこをウエットティッシュで優しく拭いている美由だが、勉強会前は元々蓮のいいなりの取り巻きをやっていた女の子で、その後の最初のクラスチェンジで【
なおかつ当時の彼女はどうしてもダンジョンダイブや戦闘に馴染めずさらに【
それをGW終了以降、毎週月曜日に達郎さんがずっと開いてくれている相談会で打ち明けた彼女に対する達郎さんの返答は「全然OK」であった。そして美由に「こういうやり方は嫌かな?」と遠慮しながらこの学園で生き残る術を説明し、美由はそれを実践した。
具体的には同じく第一段階職が【
で、今彼女はダンジョン内外での精力解消担当という役割を得て、別人のような笑顔で自信を持って俺たちのダンジョン攻略パーティのメンバーの一人としてこの学園で生きている。ついでに栄光も無事【
このパーティ組むときに『それぞれに役割があるだけで誰が偉いとかそんなのはないから』と言われたけど、こういうときにほんとその意味を実感する。ホント達郎さんの【パーティ編成論・中級編】の教えはすげえと言わざるを得ない。ていうかあの人、どんだけの知識をあの頭の中に蓄えてんだよとマジで思う。
そんな達郎さんと純くんを交えたパーティ編成相談を経て5月末から組み始めたこのパーティ。結成ほぼ一ヶ月になるが、実にバランスがいいパーティでこのところ俺たちは絶好調。さらに達郎さんが作ったらしい『パーティレベル別推奨狩場集』の情報を基に、もう少し浅いところから経験を積み連携を鍛え、達郎さんの作った各種対策武器という上げ底こそあるがダンジョン中級者向けのこの場所ですらほぼノーダメージで安定して戦えるようになってきたのだ。
この場所の何がいいって難易度が高い分当然経験値の効率もいいし、他の学園生もほとんど寄り付かないため【
代表的なところでいうと、【オーク】や今戦っていた上位種の【オークソルジャー】が落とす【オーク】の武器防具、【
この【
このメインに【
そんな【
なぜか? これに関しては何をどうしたのかは知らないが達郎さんがある日生徒会と話をつけてきたらしく、「華組に1セット2000万で卸すからよろしく。最低で……100セット」とか言ってきたので現在うちらの【グループ】は【
おかげでそれを
ドンマイ、英太郎くん。【
そんな可哀想な英太郎くんの話はさておき、じゃあなぜそんなカッチカチの【
で、あの人がその程度で諦めるわけがないわけで。
さて少し話は変わるが第七階層以降に出てくるモンスターに【
それが俺が今日持ってきている短刀、名前を【
で、この仕事は基本ダンジョンに同行するタイプの【職人】クラスか、【モンスターカード】育成のためにレベルアップの速度が遅い【文官】クラス、もしく前衛で防御するのが仕事でどうしても他の火力職に比べて成長が遅れがちな俺のような【
そうして周囲の警戒をしながらおよそ五分で再度戦闘可能状態に復帰した蓮。これってめっちゃ早いのよ。普通なら二十分くらい余裕でかかるから効率が段違いだし、このぐらいの休憩時間なら待ってるメンバーの気持ちがダレることもない。
本当に美由さまさまである。元々は割とオドオドした可愛らしいただのクラスメイトだった美由は、今では立派にデカい胸を張るあざとさ満載の清楚
「蓮ちゃん❤︎ またムラムラしたらすぐエッチしようね❤︎ 一平くんも慎ちゃんもエッチしたくなったら我慢しないでいつでもみゆに言ってね❤︎ すぐスッキリさせて、あ・げ・る❤︎」
そう言って黒髪セミロングの見た目の清楚さを完全に裏切るビッチ感満載のイタズラそうな顔つきで長い舌をぺろりと出してピンク色の唇をゆっくり舐める様に、やる気が噴き出した俺は早速次の獲物を求めてダンジョンの奥へと向かうのであった。
○ーーーーーーーーーー○
で、ひたすら敵を見つけては戦うのとその後のセックス休憩を繰り返しながら3時間ほど経った頃。
「……どうする?」
「……アガリ的には間違いなく旨い。ざっと見積もって最低でも1億。内容次第でそれ以上も全然夢じゃない」
「このまま突っ込もうぜ! ……駄目?」
「駄目とは言わねーけど……、実際キツくね? 【
「今から間に合うか微妙じゃないか? いっそのことスパッと今日は諦めて、明日一番にメンバー揃えてからにするのは?」
「それは前にやって失敗した。翌日入ったらもうどっちの部屋も消えてたの覚えてるだろ?」
「……あー、そうだった。どうすんべ」
こんな感じで男四人が鼻面突き合わせて相談中である。なお、こういう場合女子はあんまり意見を出さないのが学園流なので二人は警戒しながら俺たちの話し合いの結果を待ってる。
何をこんなに悩んでいるのかというとダンジョンに稀に存在するアレを見つけたのだ。【
両方文字通りの存在で、【
そんな儲け話を俺たちが前に悩んでいる理由は当然、リターンはでかいがリスクもでかいのでそれでも突っ込むのか否かであるの相談である。
【
で、やり過ごすやり方は最低でも専門の第二段階職以上の【
この最初の敵からの総攻撃を受け切る耐久力と、その後更なる追撃を受けて一気に押し切られる前に逆に一気に相手を皆殺しにする殲滅力が要求されるのが【
レベルは階層規定値よりも全員こっちの方が上。メインの敵であるオークへの対策装備も十分な数持ってきてる。やってやれないこともないとは思うけれど……、それでも死に戻りのリスクは相応以上にある。
基本どんだけ稼いでも死んだらその日の稼ぎがパーになるから無理は禁物がうちの【グループ】の基本方針。で、俺はこういう場合【グループ】の基本方針通り、消極的で安全策を取る傾向あり。
ともかくとりあえず意思表示しないと何も始まらん。まずは俺から口火を切って意見を言うことにした。
「俺は消極的賛成。撤退すべきだとは思うがみんなが行きたいなら行く」
次に口を開いたのは蓮だ。こいつは基本イケイケの性格だけど実は結構ビビリでもある。
「俺は本音は行きたい……。でもやめとくべきかなぁ……とも思う。あとは任せる!」
慎之助。コイツは脳筋寄りで欲望に素直。
「行くしかなくないか? ここで勝つだけで収入一億超えとかヤバすぎるだろ」
最後に修斗。コイツはクソほど慎重かつ稼ぎも諦めない粘り腰が信条の頼れる俺たちのパーティリーダーである。俺たちの意見も踏まえて答えを出した。
「……撤退しよう。で、今残り時間がおおよそ一時間半。逆に言えば時間的に他のダンジョンダイブのパーティもぼちぼち脱出し始める時間だろ。ということは外で少し待てば既に第三段階職になってる奴らの誰かを捕まえられるかもしれないし、ワンチャンもう誰かいるかもしれない。もしいなきゃ待つのと並行してなずなを速攻部室に走らせて誰か連れて来させればいい。最低でも第二段階【
おお、なんというリスクとリターンを考え抜いた末の最高の提案! 心の声が思わず口から出た。
「「「「異議なし!」」」」
「えーーーー! 俺らだけで勝てるってー!」
勝てるか勝てないかじゃない、誰かが死に戻るようなリスクは冒せないって話なんだよと修斗がぐずってぶーたれる慎之助を叱りつけた。しゅんとする慎之助に笑う俺たち。
話が決まったので即脱出。全員【帰還珠】を使ってダンジョンから出る。あっという間に景色が変わり見慣れた赤い鳥居のある広場に出た。急いで手分けをしてメンバー探さないと、と駆け出そうとした俺たちに声がかかる。
「あれ? 一平くんたちじゃん。どうしたの? なんかあった?」
「「「「「「京介くん(さま)!?」」」」」」
そこには自分達のダンジョンダイブが終わったあとなのだろう、腰に愛刀を二本差し呑気にアイスクリームを舐めながらその場に立っている俺たちの倶楽部【
けれど今の俺たちにとってはこれこそ天佑。第二段階【
速攻修斗が京介くんを人がいないところへ連れて行き説明を始める。およそ5分で商談成立。
その間に残った全員水分補給とトイレを手早く済ませ、合流した京介くんも交えて事前にダンジョン内での立ち回りを確認。ここで一つだけ問題発生。火力枠が京介くん一人で埋まったためにこの場に残していくのが一人になり慎之助と美由のどちらを連れていくのか僅かに揉めた。ここで俺も中に入って活躍したい! と慎之助が主張し時間を惜しんだ修斗がそれを了承。やり方次第で7人でいく事もできたが残り一時間ほどあるので万が一のことがあって【
ここまで脱出から20分の早業である。
再突入するとそこにはちゃんと先ほどの【
途端に優に100近い数のモンスターが一気に俺たちの存在へと気づき行動を始めるその瞬間、まずは俺がいつものように【
くっそおおおおおおお!! 極限まで硬くなったとはいえダメージや痛みがゼロになるわけじゃない! だから痛てぇし冷たいし熱いし痛てぇよぉ! でもこれが俺たち
さぁ、とくと御覧じろ! 達郎さん謹製対オーク用絶対殲滅武器【
俺、慎之助、なずな先輩、修斗の4人が一斉にその濃桃色の刃を鞘から抜いた瞬間、敵の主力たるオークたちが【オークキラーⅡ】と【殺意の波動Ⅰ】の効果の四重奏で大混乱に陥る。その隙を京介くんが見逃すはずはなかった。
いつの間にか俺の背後から側面へと立ち位置を変えていた京介くんが
奴らとはまだ10m以上の距離があったがそんなものは京介くんと【
返す刀で大絶賛混乱中の敵オークナイト部隊前衛の身体が紙でも切り裂いているかのように上下にズレそのまま消えていく。さらに数匹、ついでとばかりにその場に転がっていた【
これこそが
こうなれば後はワンサイドゲームである。
さらに混乱を増しながらあっという間に数を減らす敵オーク集団。そこに蓮による渾身の範囲魔法攻撃が炸裂しもはや完全に壊乱状態に陥った瀕死のオークの群れに慎之助、なずな先輩、修斗の【
こうして俺たちは無傷で【
切り抜けたんだが……、お約束のようにここで問題発生。
「うおおお、やばい、エグいぐらいちんこ勃つ! ダメだ、我慢できない。だ、誰か女! ッ、修斗、早くなずな先輩を奥に逃してくれ! 今の俺に女見せるな! 襲っちまう!」
「俺もやべぇ! 無理! なんとかここで耐えてるからお前らで【
「お、俺も! きっつ! ちんこヤバい! ごめん、二人とも! 俺が行きたいって駄々ごねたばっかりに!」
「アハハハハ! 超ウケる! アハハハハ!! お前ら三人、俺を笑い殺す気かよ!!」
戦闘力重視で美由を残してきたこととあまりに早く京介くんという火力が見つかって【帰還珠】の補充ができなかった弊害がここで出た。俺、蓮、慎之助の三人が急激なレベルアップで精力爆発。三人とも地面に蹲ってその場でしこり始めるのを見て腹を抱えて笑い出す畜生の京介くん。
そのままえぐい精力増大に気が狂いそうになりながらも時間切れまで耐えた俺たちは、無事【
○ーーーーーーーーーー○
その日の深夜のこと。【
「じゃあ、お先」
そう言って【
一人になった俺はあれだけ出したのに未だに止まることなく湧き上がってくる性欲をなんとか抑えながら目を閉じてしばし待つ。そうしてしばらくすると陽気な声が聞こえてきた。どうやらいい結果が得られたようだ。
「たっだいま〜。クラスチェンジ先、順当に【
【
「おめでと、蓮。第三段階祝い、いいのが貰えるといいな」
「サンキュー、一平。ホントだよ。月曜、達郎さんに報告したら何作ってもらえるかな?」
今のところ俺たちクラスメイトや倶楽部主要メンバーが第三段階職にクラスチェンジした時に達郎さんは装備を作ってくれており(本人曰く「気が向いた時だけなので期待しないでね」との事だが今のところその確率は100%である)、その中の一振りが京介くんが今日振るっていた閃熱王刀【陽炎】だといえば俺たちが静かに未来に興奮するのも理解できると思う。威力増幅系かな? 魔力回復系かな? としばしそんな少し先の楽しみに思いを馳せる俺たち。
そのまま話を続けてもよかったが、クラスチェンジ前の経験値の
「じゃあな、一平。お前もいいクラスになれるといいな」
と言い残し蓮は前屈みになったまま部室に向けて帰っていった。
大方、美由と他数人の女子を待たせているのだろう。その足取りは軽かった。
あんだけ抜かれた癖にアイツも好きだねと思いながら人のことより自分のことと気持ちを切り替えた。元々俺も今日のダンジョンに入る時点で既にレベル59。そこにこの日の戦闘で倒したモンスターの経験値と【
思うとかハズとか言ってるのは、この辺は生徒手帳の表示も曖昧で信用できない部分も多く、感覚の部分はあくまで感覚なのでそれはそれで信用できないので断言できないんだよぉ。
「さてと……、俺も行くかね」
誰にするでもない言い訳を口に出さずにしてから、誰に聞かせるわけでもなく言った独り言の後、俺は【
ーー俺は俺が俺以上になったことを理屈でなく魂で理解した。
いつの間にか【
【
ともかく今までと大きく立ち回りを変える必要がなさそうなことに安堵しつつ【
さぁて、今夜はこれからパーティだ!
部屋には既にクラスチェンジを経て今この時かつてないほどビンビンに反り返ったこの俺のちんこが落ち着くまで相手をしてくれる約束の、可愛い俺のかのんと助っ人の【
その期待感にどうにも我慢できなくなってきた俺は最初歩いていた足が徐々に早足に、やがて自然と駆け足になり、最後には気持ちそのまま全力疾走で奇声を上げながら茶鴨荘へと向かって走り出したのであった。