※この作品はR-18です。

ちょっと風紀のゆるいアナグラ   作:弦弾

18 / 20
18:2071-7

 翌日、アキがいつものように任務を終えてアナグラに帰投すると、ロビー内のそこかしこでアーク計画についての議論が行われていた。どうやら、支部長は全員を1人ずつ呼び出し、アーク計画について詳細を説明したらしい。結果、意見は割れた。

 

 箱舟に乗る者、乗らない者。判断を保留する者。

 

 人類のために戦ってきたからこそ、正当な報酬だとして乗船チケットを受け取った者がいた。 

 仲間を犠牲に生き延びてきたからこそ、命を捨てるわけにはいかないと乗ることを選んだ者がいた。

 

 支部長の言動を誇大妄想だと吐き捨てた者がいた。

 最後まで神機使いとして人々を守ると決めた者がいた。

 

 夢の実現と現実を秤にかけ、熟慮することを選んだ者がいた。

 

 その誰にも等しく過去があり、望んでいた未来があった。故に、誰もが正しい。

 アキは誰の否定もしなかったし、出来なかった。生きたいと望むことに誰の許可が必要だろうか。誰かを守りたいと思う気持ちに何の瑕疵があるだろう。アキ自身家族がいれば、コウタのように船に乗ることを選んでいたかもしれない。『もし』を想像すれば、ここにいる誰もがアキにあり得た可能性だ。だからこそ、アキは──。

 

「待っていたよ、霊代君」

 

 支部長室に呼び出されたアキは、悪びれもせずに待ち構えていたヨハネスに詰め寄った。

 

「既にアリサ君辺りから連絡が来たのだろう?……頭の痛い話ではあるが、笹木君から報告は受けている。もし、ここで刃を交えることを望むなら応じよう。もはや私の生死などアーク計画の進行に関わりのないことだが、君には……君達には私を裁く権利がある。言い訳はしない。だが、理解して欲しい。アーク計画が人類を存続させる唯一の方法だと」

 

 榊博士によって終末捕食の説明を受けた今となっては理解できる。つまり、もう地球上の生命は滅ぶ寸前なのだ。どうあがいても滅びは……終末捕食は避けられない。人類はもはや『ノヴァ』によって綺麗さっぱり消えてなくなるしかない。

 

 それに待ったを掛けたのがヨハネス・フォン・シックザール。一握りであろうと人類を次の世界に残す選択肢、それがアーク計画なのだ。

 

 ホムラが救済、救世主と呼んだ気持ちも今となっては理解はできる。

 

「例えば──船が沈没し、君や乗員が荒れ狂う海に投げ出されたとしよう。嵐の海にはたった1枚の板が浮かんでいる……どう考えてもその板には、2人がつかまれば沈んでしまう。さて……君はどうするかね?他の者を押しのけて、1人助かるか……それとも自分が犠牲になるタイプかね」

 

 アキの心にはその情景がありありと浮かんだ。自分たちは今まさに、その岐路に立たされている。例え生存のために誰かを押しのけたとして……その行動を誰が非難できるだろう。誰かのために席を譲ったとして、賞賛する者もどこにもいない。

 

「君は、この『カルネアデスの板』につかまるべき人間だ」

 

 ……その言葉は甘い毒のように染みこんできた。

 

「答えは今すぐで無くともいい。どのみち『特異点』を見つけなければ箱舟は飛ばない。……先ほどチケットを受け取ってくれたコウタ君のように、賢明な判断を下してくれることを心から願うばかりだ」

 

 アキは、何も言わずに退出した。

 閉まる扉……そのすぐそばに立っていたのは、第七部隊隊長笹木ホムラ。

 

「こんにちは、キグルミ5……いや、霊代アキ。少し話でもどう?……終末捕食、アーク計画、特異点。なぜリンドウは消されることになったのか。榊博士とヨハネス支部長の目的とその動機。誰が正しくて、何をすべきなのか……興味はある?」

 

 笹木ホムラ。

 その立ち位置は今をもって不透明だ。

 

 親友だったリンドウを撃ったという。しかしサクヤとアリサの命を奪うことはしなかった。あまつさえ、『勝ちの目は残されている』など、こちら側ともとれる発言も残している。彼が開示する情報はもちろんとして、その目的がどこにあるのか。

 

 興味を抱いたアキはホムラについていくことにした。

 

 

 終末捕食については既に説明されただろうから詳細は省くことにしよう、とホムラは言った。

 

 そこはいつぞやアキが第七部隊と特務について説明されたフェンリルの屋上喫煙室である。いつかとは違い、「煙草を吸わせてもらうね」と火をつけたホムラが一息吸い、ゆっくりと紫煙を吐き出していく。……その所作がどこかリンドウと似通っていて、アキはぼうっとその仕草を眺めてしまう。

 

 ……煙草を吸う男ってなんかえっちだ……こう、淫靡というか……。

 そんな感想がアキの頭を過った。

 

「現状、アーク計画を止める方法が明確に1つ存在する。──特異点を殺し、そのコアを破壊すること。そうすればアーク計画の実行は保留される。………もちろんこれは単なる先延ばしに過ぎないし、何の解決にもならない。終末捕食がある以上、どこかでまた特異点は生まれることになる。それは直後かもしれないし3年くらい後かもしれない。ただしそれを待つ間に箱舟から漏れた人々が自暴自棄になってテロを行う、なんてこともあるかもしれない。いずれにせよ意味がない。オラクル細胞がある限り、終末捕食は起こる。だから終末捕食は行われなければならない。……その点においてリンドウは拙速だった。アーク計画の存在は終末捕食の実在とセットで語られる。そうでなければ陰謀論染みた与太話に過ぎない。終末捕食とそれを回避する箱舟の存在が周知されれば、抜け駆けしようとする者や、リストから漏れるからと自暴自棄になったり、道連れにしようとする者が必ず現れるだろう。にも関わらずリンドウは世界に公表しようとしていたんだ。だから止めるしかなかった。何の支障もなく終末捕食の準備を整え、万が一に備えて存続されるべき人類を残すには、支部長のアーク計画が唯一の道筋だった」

 

 終末捕食の後の時代が、人のものとは限らない。恐竜のものかもしれないし、藻によるものかもしれない。アラガミ人間の時代になるかもしれない。どんな世界が訪れたとしても現行人類が生き残り、その文明と遺産を受け継いでいくには、アーク計画しかない。

 

 だから、撃った。

 煙草の煙を揺らしながら、ホムラは滔滔と語った。

 

「アーク計画は正しくない、そう思うかもしれない。正義感から君が何かの方法で計画を破綻させたとしよう。──では、終末捕食はどうする?その提唱者である榊博士が、20年近くの歳月をかけて、明確な解決策を見出すことのできない難題を、君はどうやって解決するつもりだ?」

 

 アキは反論出来なかった。アーク計画は止めなければならない、そう思って支部長室を後にした。しかし、終末捕食に対する手立ては何も思いつかない。装甲壁、神機、ゴッドイーター。今日まで人類を存続させてきた技術を開発した、フェンリル屈指の頭脳──言い換えれば世界最高峰の頭脳が答えを見いだせていない問題を、四か月前まで何も知らなかった小娘であるアキがいったいどう解決できるというのか。

 

()()()()()()()()()()()()()()。あとは、誰かが生き延びるか、全員共倒れするか。2050年代のアラガミ出現以降、人類はずっとそういう状況にあったんだよ。箱舟が出来たというのはね、『荒れ狂う海のまっただ中で沈没していく船から、誰か一人分だけつかまることのできる板を必死になって作り出した』……そんな懸命な行いだったんだ。その点において支部長は紛れもなく救世主だ。その偉業を誰も否定できない。だからこそ、誰を板につかまらせるか……その選択権を彼は持っている。…………そんな彼が本当は誰を生かしたいのか。たとえ他の人をおしのけてでも板を渡したかった相手。……本来なら生きることを誰も認めないはずだっただろう誰かを堂々と箱舟に乗せるためだ。それが誰か、君にはもう想像がつくんじゃないか?」

 

 アキの頭の中には、頼りがいがあるけど素直じゃない一人の先輩の姿が浮かんでいた。

 

「……榊博士は別のプランを用意していたようだけどね。君も自覚なく手伝っていたのだろうけど。あれはあれで綱渡りではあるし、結局根本的な解決になっていない。そういう意味で、榊博士は初めから敗北していた。……博士らしい世界への信頼の仕方だと思うけどね。まあ、詳しくは彼に直接聞いてあげてほしい。僕の口から語られるべきではないだろうから」

 

 ……では、あなたは。

 あなたはどうすべきだと思っているのか。

 

 アキは尋ねる。

 恐らくは全ての事情を知っていた人物。終末捕食を避ける方法はなく、だからこそ支部長に従い、唯一の解決策のために親友を裏切ったかつての世界最強の神機使いは、この状況に至って何を目的とするのか。何のためにそんな話をアキにするのか。

 

「理由は3つ。1つは君に釘を刺したかった。君が支部長憎さで特異点に手を出したり、あるいは危害を加えられることを許してしまえばすべてが台無しになってしまう。それは避けたかった。2つ目に、リンドウの意志を継ぐ君には、問題を正しく理解して欲しかった。誰かを守るためであっても、間違った手段を取れば予期せぬ事態を呼ぶ。人類の救済に立ち向かうのであれば、考えなしの正義感でも悪意の反逆でもなく、より善い未来でもって正対して欲しい。3つ目には、敵対するかもしれないからこそ、ヨハネス・フォン・シックザールの偉業を理解して欲しかった。彼は嘘偽りなく『誰か』のために力を尽くしたのだと。癒えることの無い悲しみと、それでも揺るがない深い愛ゆえの行いだからこそ……それを否定する重みをただ知っていて欲しい。……あとは、そうだな……個人的にこの機会に君とちゃんと話をしておきたかった。─ァ─として、君が何を思って戦うのか知りたかった……ああ、これじゃ4つになっちゃうね」

 

 ホムラは冗談めかしてそんなことを言った。何、としてと言ったのだろうか、上手く聞き取れなかったが……初陣のときのリンドウのような言い草に少しだけ笑みがこぼれた。

 

 煙草を吸い終えたホムラが、姿勢を正してアキに向き直る。

 その眼差しは、──世界を守ってきた英雄に相応しい鋭さを持っていた。

 

「さて、聞いてもいいかい。──君は、どうする?何のために戦う?」

 

 わたしは────。

 

 その答えに、ホムラはにっこりと満面の笑みを浮かべていた。

 

 

 

「俺が家族を守らなくちゃいけないんだ……」

「だから俺は選んだんだ……」

 

「みんなと引き換えに、か……?」

 

 

「サクヤさん……もう大丈夫なんですか……?」

「ええ。ありがとうアリサ。私は、リンドウの意志を継ぐつもりよ……たとえホムラとやり合うとしても」

「そのときは……私もお手伝いします。例え憧れだった人でも、間違っていることは間違っていると言う……それが私なりの胸の張り方です」

 

 

 

「お?アキだ!よくきたな!」 

 

 ホムラとの会話を終え、博士の研究室に戻ったアキを出迎えたのは、部屋の主のように歓迎するシオの姿だった。どうやら元気になったらしい。手にはフライドチキンのようなもの……おそらくはセクメト辺りの羽素材……をまるで前時代の世界的なフライドチキンチェーン店を彷彿とさせるカラーリングの箱に入れてむしゃむしゃと貪っている。ボックスにはフェンリルのロゴがプリントされており、榊博士の遊び心が爆発していた。

 

「もうわかっているとは思うけど、シオこそが支部長の探している特異点……そう呼ばれるアラガミだ」

 

 無邪気にフライドアラガミを堪能するシオを眺めながら、榊博士は唐突に暴露した。

 

「……ああ、察しはついていた。特異点が何かなんて俺の知ったことじゃないが、俺は親父の邪魔をしたいだけだ。……だがシオを玩具にするつもりなら榊のおっさん、あんたも同じだ」

「わかっているとも。……私も、シオを彼に渡すつもりは無い。私の望みはシオがここにいること、ただそれだけさ。そして君たちがシオに会いにここにきてくれれば、それがいずれは……」

 

 それは、ホムラが示唆していた榊博士の『プラン』の話だろうか。

 

 アキが耳をそばだてたそのとき、アナグラを揺れが襲った。

 ……アラガミの襲撃、にしてはアラートがない。不穏な状況にアキたちが身構える。

 

 それと同時に部屋の照明が落ちた。──停電だ。すぐに予備灯がか弱い光を放って最低限の視界を確保する。

 

「……大丈夫、すぐに補助電源が復旧する。それによって一時的に、中央管理、に、なって……ああああああ‼」

 

 榊博士は話しながら徐々に青ざめ、そして奇声を上げた。

 

「──まずい!ここのシステムは独立していて、それによって安全を確保していたんだけど……中央が管理する今、こちらの情報は筒抜けだ!つまり、バレた!」

『やはりそこか、博士……!』

 

 博士の言葉を裏付けるように、確信に満ちたヨハネスの声が響く。

 ──直後、凄まじい破壊が部屋を襲う。

 

 榊博士の研究室の奥、私室を破壊して、壁の外側からなにかが迫ってきた。

 最初に顔を出したのは女性の顔。次いで狼の顔。──アラガミだ。それも初見……新種のアラガミである。

 

 一瞬、アキの思考が制止する。それほどまでにそのアラガミは異形で、同時にどこか洗練されており、震えるほどに神々しかった。美しい女性の姿をしたアラガミと、巨大な人狼のようなアラガミ。それら2体が高層にあるはずの榊博士の部屋を外側から破壊し、乗り込んできていた。

 

 それらの視線がシオの方を向く。

 

「シオ……!がっ……!!」

 

 察したソーマがシオを守ろうと動き出すも、巨人のほうが、顔の下にある薄紅に輝く穴……砲門からバレットのようなオラクルエネルギーを射出しソーマを吹き飛ばした。それに合わせて女性体のほうが鞭のようにしなる紐でシオの体を縛り絡めとってしまう。

 

「わわっ」

 

 鞭を引き寄せ、シオを奪ったアラガミはうっとりと堪能するようにシオの頭を撫で、そして破壊された部屋の穴に向かってふんわりと飛び出した。巨人はそれに追随していく。当然のように飛んだ2体は、重力に逆らって優雅に天を泳いでいく。……そこに駆け出してく人影がアキの目に映り、直感的に飛びついた。次いで状況を理解したエリックが駆けつけて2人を支える。

 

「シオォオオオー‼」

 

 崩壊した外壁、その一歩手前でアキに抑えられたソーマが、今にも宙に身を投げ出しそうに力を振り絞りながら叫んだ。が、しかしこのフロアはあまりにも高く、たとえソーマが人外染みた耐久性を持っていたとして即死を免れない高度にある。必死に止めるアキとエリックの腕の中で、ソーマが慟哭に崩れ落ちた。

 

 美しく空を往く2体のアラガミはシオを連れ、エイジス島のほうへと消えていった。

 

 

 ソーマが我に返り、シオを取り戻すためにエイジス島へ向かうことを決めた時には、アナグラは既にもぬけの殻になっていた。アーク計画に賛同する者がすでに箱舟に向かったのである。……おそらく、あのアラガミが襲撃する頃にはもう研究室の外では志願者たちが出ていったに違いなく、だからこそ停電にも襲撃に対しても躊躇が無かったのだろう。

 

 そのせいでエイジス島へ向かう手段が消えていたことは、出立を阻む大きな問題だった。エイジス島までそれなりに距離があり、加えて沖合にある島である。輸送班の手を借りたいところだったが、それらの人員すら出払っていたことでエイジス島に向かう方法さえ無かった。

 

 そして、気づいたときには榊博士が消えていたことも頭を悩ませる問題だった。シオのように連れ去られたわけではないことは確認している。襲撃時に足を滑らせた……その可能性も考えたが、落下地点に博士の姿は無かった。この状況でどこかに行方を眩ませた……それは何か企みがある証左に他ならなかったが、アキたちの助けにはなりそうにない。

 

 途方に暮れた3人。そんな彼らに近づく影があった。

 

「こんなところで何をしょぼくれているんですか。これだから軟弱な極東人は……極寒の冬に負けないロシアを見習ってほしいものですね」

「あら、途方に暮れていたのは私たちも同じでしょう?アキに会えて嬉しいからってそんなにはしゃいじゃダメよ、アリサ。……久しぶりね、みんな」

 

 開口一番、挑発を放ったのは逃亡犯としてアナグラを離れていたアリサだった。それをたしなめる同じく逃亡していたサクヤには落ち込んでいる様子はない。

 

 再会を喜んだ5人だったが、すぐに現状を共有したことでエイジス島に海路で向かったとしても厳重な警備によって阻まれることが明らかになる。

 

「きっと……アナグラの地下に……エイジスへの道はあるよ」

 

 八方ふさがりの面々に声を掛けたのはコウタだった。アーク計画説明後は休暇を取って実家に帰省していたはずだったが、アナグラをアラガミが襲撃したというニュースを聞いて、いても立ってもいられず駆けつけてきたのだ。アキたちの情報共有を隠れて耳にしていたコウタはすでに状況を理解していた。

 

 ついてきて、と先導したコウタに連れられた地下には、エイジスに物資を搬入するための地下鉄路線があった。早速乗り込もうとするも、当然と言うべきか扉にはロックがかけられている。

 

「キーなら私が持っている。だから、最大限の準備をして行け」

 

 そんな最後の足かせに対してはアナグラに残っていた数少ない1人であるツバキが、極東支部の支部長代理として第一部隊の後押しをして。

 

 そうして、アキたち6人はエイジス島へ向かう輸送列車に乗り込んだ。

 

 

「……やはり、お前も行くのか……ホムラ」

「もちろん。後輩にあんなことを言われて、知らん顔をしていられるほど僕は大人じゃないんだ……童貞処女のまま死にたくないなんて、当たり前だよ……ツバキさんも分かるでしょ?」

 

 

『わたしは──まだ処女も卒業してない。噂のプレイルームで遊んだこともない。そんな状況で死にたくなんかない。だけど他の人たちを見捨てて生き延びても、罪悪感で気持ちよくなれない。それじゃオナニーも捗らない。だから、アーク計画は止める。……それに、終末捕食のことだって榊博士と支部長だけで考えても、きっといい考えなんか浮かばない。みんなで考えれば、別の選択だって選べるはず。悪用する人もいるかもしれないけど、それは頑張って止める。だから……つまり、わたしはこの日常がもう少し、もっと、ずっと続いて欲しい。みんなと、一緒にいたい』

 

 

「……否定はできん」

「でしょ?それに──僕は『魔弾の射手』じゃなくて、『魔弾』だからね」

 

 

 ──魔弾の射手は、魔弾の悪魔との契約によって得た弾丸を望みのままに当てられる。しかし、最後の弾丸は悪魔の望んだ先へ放たれる。

 

 笹木ホムラが『魔弾』であり『魔弾の悪魔』であるならば────。

 ────では、その射手は誰かという話だ。

 




次話で〆です
26/7/4 誤字修正。報告していただいた方に感謝。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。