※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編   作:CHACOとJAGUAR

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ここからが『本編』となります。
聖王編から10年ぐらい後のお話となります。


『聖王編』のこのエピソードの続きです。
https://syosetu.org/novel/341495/220.html


第一回

 ナントブルグ王宮の内堀に面した塔の5階部分の開け放たれた窓から、ちいちゃなお尻がひょい、と現れた。

 

 そのもちもちとした小さなお尻の同じようなふわふわとした陰唇の上にある、とても愛らしく柔らかそうな窄まりが、ぐにゅ、ぐにゅ、と動いて、少しばかりくわっと開いた。

 

 ぷすうっ、ぷすうっ、とおならを鳴り、茶色くぬめった飛沫が飛び散った。

 

「ふんぬぬぬぬぬ!」

 

 童女の可愛らしいいきり声と共に、肛門は大量の便がぶちゅぶちゅと音をたて、堀の中へと落ちていく。

 

「ふんんぬぬぬぅ!」

 

 うんちはもっと出る。およそ極太の茶色い、お芋の様なものが50センチもひねられると、可愛らしい肛門がぶちっと切った。

 

 しかしその尻穴は、腹に溜まったものを出し切れていなかった。

 

 茶色く染まった肛門が、再びくわっと口を開き、奥に詰まっていたものをのぞかせた。

 

 こともあろうか、ふんわりとした真っ白な大陰唇がぐにゅりと動き、少しばかり開いて女の性器のミニチュアを顕わにしだすと、その奥からとろとろとした蜜をこぼしだす。

 

「んぬーっ!!」

 

 またもや、景気良いぶりゅぶりゅが掘の中へと落とされていく。

 

 きわめて極太な、おこさまのうんちであった。その尻のあるじがため息をつく。大層に可愛らしい、色っぽい声色だった。

 

「うひひひひ~♡ ふふうっ♡」

 

 きれいなピンク色をした小型の女性器が、少しばかり口を開いてとろとろとよだれを垂らした。この童女はまだ喘いでいた。排便により絶頂を覚えたからだった。

 

 堀に肛門を向け、うんちをしていたこの童女こそ、アーノンレンシ姫であった。しかし姫はこの時、素っ裸であった。

 

 何故なら服を着せると、「ちくちくするから、いや!」と叫んで脱いでしまうからだ。

 

 3歳となり、王家の姫としてそろそろ将来の婿候補を探す頃合いだというのに、いまだにその習慣を改められなかった。

 

 しかし一番目を引くのは、彼女の頭だ。うんちで汚れているぷりっとしたオケツと同じく、頭がなぜかつるつるだった。

 

 この姫は生まれてこの方、眉毛も髪の毛が全く生えて来なかった。体格も小柄で、がりがりだった。

 

 食べさせられるのは雑穀と野菜。それも朝と夕の二度のみ。ホーデンエーネン王国の姫としてはあるまじき、食事内容であった。

 

 ただ医師はこの姫に、かのような診断を下していた。

 

「ある栄養素が足りておりません。それがあれば粗食でもしっかりと育つことでございましょう」

 

 その栄養素というものが、男性の精液であった。それさえ補えば粗食でも耐えられる身体だという。

 

 姫は、サキュバスが祖にいる一族だった。

 

 父はジョーケイン=ホーデンエーネン。先代のセイン王とトーリ=カモセンブルグとの王子。

 

 母はトリーネ=ホーデンエーネン。この人物もまた、先代のセイン王の息女であった。母はローザ=カモセンブルグと言い、イズヴァルトとかつての侍女、マイヤ=カモセンブルグとの間の子であった。

 

【ギルバート=カツランダルク注:サーガは誤って伝えている。ローザ=カモセンブルグことロゼ=カツランダルク父親はイズヴァルトでは無かった。】

 

 カモセンブルグのその姉妹だが、その祖にサキュバスがいた。精液で栄養を、あるいは魔力を得る特質を持っていた。

 

 そして彼女達の血を色濃く継ぐアーノンレンシ姫もまた、吸精魔の素質を持っていた。ゆえに成長には精液が必要だった。

 

 だが、それを許さぬ者がいた。姫の養父であり時の国王・ジューンショーン=ホーデンエーネンの後妻となった、後妻となったレーア=カツランダルクがその人だ。

 

 彼女は『おじょうさま教育』と称してこの養女に、ちんちんから出る栄養剤を一切飲ませなかった。この頃病気がちとなり、宮廷の実権を後妻とその後見らに奪われていた国王は、どうすることも出来なかった。

 

 とはいえ、アーノンレンシ姫はまだ元気が有り余っていた。おケツからあらかた便を出し終えると、紅い瞳を目の前にいる侍女に向けた。

 

「ねーねー。ショリィのおしりをあらって!」

 

 この姫は自分のことを何故か、そう名乗っていた。

 

 ショリィとは何なのか。一説によればこの娘の前世の名前だと言うが、明らかではない。

 

 ひどくのろまそうな顔立ちのその侍女は、アーノンレンシ姫の身体を持ち上げると、足元に置いていた湯桶に尻をつかせた。

 

 下半身をその中に漬かせて、無言で柔らかい尻穴を指で拭った。念入りに、茶色い汚れが落ちるように丹念に。

 

「ひゃふ♡ はふっ♡」

 

 アーノンレンシ姫はまたも喜悦の表情を浮かべてしまった。この姫の尻穴は、クリトリスのように敏感だった。

 

 侍女が皺穴の表面だけでなく、そのふんわりとした肉穴の中に指を挿れ、ぐりぐりとひねって中の汚れも落そうとすると、「うぐっ♡ あぐっ♡」と呻きだした。

 

 指が肛門の中でくるくると回るだけでなく、上下にぐちゅぐちゅとされるようになると、姫の女陰はまたしても大きく広がり、ねばっとした愛液を垂らして湯の中に溶け込ませてしまった。

 

「ひゅへへへぇ♡ しょれ、もっとして♡」

 

 しかし侍女はそれ以上を為さなかった。別のぬぼっとした顔立ちの侍女に姫を引き渡し、身体を拭かせた。

 

 姫はこれらの侍女らに「たいぎ!」侍女に声をかけ、姫は書棚に向かった。手に取ったのは異世界から流れてきたという、『そんし』と呼ばれる兵法書であった。

 

 それを持ってソファに飛び込むと、ページを開きながら読み始めた。

 

 足を広げ、もう片方の手でおまんこやお尻の穴のまわりをいじくりまわしながら、はっきりとした口調で朗読しだした。

 

「いくさ上手というものは、再び軍をしいらせず、食糧は三度は運ばさせぬ……」

 

 元気の良い大きな声が続いた。この姫、体つきこそ貧弱で、頭は毛が生えておらずつるつるであったが、すこぶる活発で恐ろしく頭の良い幼子であった。

 

 部屋の書棚にずらりと並ぶ、おおよそ500近くの本の半分以上をその歳で読み終えていた。しかしその中には子供向けの絵本や性の芽生えを高める児童向け官能小説や絵巻物は無かった。

 

 どれも兵書や政治の本、歴史書、数学書、科学書に、築城術の本ばかりだ。

 

 それらを姫は読みふけっている『そんし』の様に、おまたを指で弄り、くちゅくちゅとさせながら読破していた。

 

 そして時折朗読を止め、姫は鼻を近づけてすんすんとにおいを嗅ぎだした。満面の笑みを浮かべてこう叫んだ。

 

「んん! いいにおい!」

 

 侍女たちはこの様子を毎日見ていた。姫は本棚にある書を1冊1冊、においを嗅いで喜ぶ奇癖があった。

 

 しかし活字の墨や紙のにおいを嗅いでいるのではなく、そこに染みついた元の本の持ち主の匂いを嗅いでいた。

 

 『そんし』を含む書棚にあるこれらの本は、姫にとって曾祖母と祖母にあたる人物が遺したものだった。

 

 この時の姫には、これだけしか残っていなかった。親たちの財貨や土地など、あらゆる財をレーアに奪われ、相続が出来なかったのだ。

 

 侍女らは姫の行いを、はしたないだのかわいらしいなどとは思わず、ただただ黙っていた。姫は国でもっとも位が高い人物を除き、誰にも避けられていたからだ。

 

 アーノンレンシ姫はこの時、近親相姦で生まれた子として、幽閉に身にあったのだ。

 

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 アーノンレンシ=ホーデンエーネン。

 

 王国暦371年に生を受けた彼女は、生まれてまもなくして父母と生き別れ、ジューンショーン王に養女として引き取られた。

 

 一応は王女であり、当主不在となり王の直轄地となった、王都近郊のオルガスムナ領を引き継ぐはずだった。

 

 しかし、ジューンショーン王の前妻・フレッダの死後にケノービ=ソーローが新たな妃にと推挙した、レーア=カツランダルクがそれに異を唱えた。

 

 レーア=カツランダルクはケノービの養女だが、『カツランダルク家』という一族の中の本家筋にあたる人物だった。レーアの父母は一族伝来の屋敷を旅籠屋にして営んでいたという。

 

 しかしレーアが幼い頃、内戦で父母と旅籠屋は焼けて滅んでしまった。ケノービがレーアを引き取った。彼女は蒼にも見える黒髪の、おそろしい程に美人に育った。そして国王の後妻となった。

 

 ケノービは王の『義父』として国政を掌握。実家のスカルファッカー=カツランダルク家を継いでいた弟のアナキンと手を組んで、王国の権力を握った。

 

 レーアは国王との間に男児・ジュンサインを産んだ。

 

 同時期に病気がちになったジューンショーン王は政治の場から追い払われ、押し込められた。

 

 そうして義父であるケノービらとともに王国の実権を握ると、国王の前妻・フレッダが産んだ国王の子4人を城の隅に追いやった。

 

 それに異を唱えたのが、トーリからアスカウ公の座を継いだコリアンナ=シュミットだった。コリアンナはフレッダの姉。妹が産んだ子供達の庇護者でもあった。

 

 フレッダが産んだ4人の子の待遇の改善を求めただけでなく、もしジュンサインの王位継承に不安があれば養子として引き取り、4人にアスカウ領の後継者にするとまで言い出した。

 

 だが、レーアは権力を盾に頑としてはねつけたばかりでなく、勅命を無理やりにこさえ、コリアンナからアスカウ地方の一部と、アスカウ公がアーノンレンシ姫に譲るつもりだったタカイチゲンシュタットを奪ってしまった。

 

 こうした迫害の理由だが、トーリ=カモセンブルグが『カツランダルクの一族』の本家出身のふりをしたからだという。

 

 トーリとマイヤは先祖をたどれば、カツランダルクの一族の出でもあった。しかしたくさんある分家の1つに過ぎなかった。

 

【ギルバート=カツランダルク注:ここはサーガの間違い。トーリとマイヤは、もともとが本家筋である。彼女の祖母フロリーナは、カツランダルクの惣領として当時の宮廷に出入りしていた。】

 

 本家を騙ったトーリの一族を、レーアは容赦しなかった。

 

 アスカウから離れたくないトーリの一族は、アスカウに留まれることを条件に、王家に連なる者であることを捨てた。

 

 よってナントブルグにいたアーノンレンシは、後ろ盾を失って見放される格好となってしまっていた。孤立無援の立場だった。

 

 義父から十分な庇護を受けられず、継母には冷遇されるがままに。幼いゆえの養育のため、ナントブルグ城にとどめ置かれたが、姫としての教育は為されなかった。

 

 飼い殺しにされて幼くして死ぬか、あるいは適当な貴族に嫁としてぶん投げられる未来が待ってるはずだった。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 そしてアーノンレンシ姫がお股のまめをいじりながら『そんし』を読んでいた同じ時。

 

 ホーデンエーネン王国暦374年1月の某日の午後のこと。

 

 ナントブルグの城下は、騒然となっていた。

 

 国を捨てたはずのあの男が、50人ばかりの亜人の集団を引き連れ、南門の前に現れたからだ。

 

「拙者、シギサンシュタウフェン伯の一子、イズヴァルト=シギサンシュタウフェンでござる!」

 

 イズヴァルト=シギサンシュタウフェン。

 

 王国の聖騎士で、かのパラッツォ教団の司祭騎士団長でもあった。

 

 ところどころ錆びたりほつれていた鎖帷子をまとい、鋼の肩あてや兜は凹んだり穴が空いていたりしていたのは、数々の激戦を一緒にくぐり抜けてきたがゆえにであった。

 

 身長は1メートル85センチの、がっしりとした体格で女が見れば誰もが濡れる美男子。

 

 髪とあごひげこそ白かったが、この年44の老年間近であったのに、顔立ちは25にもならぬ若者のようであった。

 

 何故なら16の時に大病を患い、『はんぶんエルフ』の改造手術を受けたからである。

 

「本日は約束通り、さるお人の身柄を引き取りに参った!」

 

 雷鳴のごとき大音声。これにビビらぬ武者などいなかった。

 

「初代のアスカウ=タカイチゲンシュタット公、トーリ=カモセンブルグ=シュルツ様のご嫡孫にして、拙者の元侍女の曽孫、アーノンレンシ=カモセンブルグ様を引取りに参ったでござる! 国王陛下には文にてお伝え申した通り! ヨーシデンにて拙者が養育し、我が子として慈しみ育てる所存。ナントブルグの騎士らよ、門を開け給え!」

 

 南門の櫓から伺っていた武者らは皆が皆、震えおののき小便をちびっていた。

 

「あの無双の騎士、イズヴァルトが戻ってきた!」

「あれが伝説のイズヴァルトさんか、おっそろしく強そうだ!」

 

 本当は酒や女を寄越しての大歓迎を、あるいは、猛者にケツアナをほじくられてまでお近づきになりたいというところであったが、今ではナントブルグの実質的なあるじ、ケノービ=ソーローに固く禁じられていた。

 

 兵士達の一部が門を開けようと声をかけた。同調する者があちらこちらに現れて、やんややんやと歓声の声をあげた。

 

「それはならぬ!」

 

 兵士達にそう叫んだのは、守備騎士団の隊長だ。

 

「我ら、ナントブルグ守備騎士団は丞相・ケノービ=ソーロー様よりこう申し付けられている。イズヴァルト=シギサンシュタウフェンを決して通すなと!」

 

 彼は門の壁に乗り出し、眼下に見えるイズヴァルト達にこう叫んだ。

 

「出て行け! ナントブルグは王の御座所! 謀反人にくぐらせるつもりは無いわい! 丞相閣下からもお達しがあった!!」

「馬鹿なこと抜かしてんじゃねえぞッ!」

 

 返したのはイズヴァルトの隣に騎乗する大男だった。

 

 彼よりも一回り縦に長くて横に広い。いかつい顔はかの聖騎士に劣らぬますらおであると、人々に思わせただろう。

 

「ケノービなんざ、レーア様のきったねえ腰巾着だろうがッ! ここにおわすは、チンゼー南部で数多くの領土を持ち、サイゴークでは一小国に匹敵する地位にある男、イズヴァルト! 俺はこいつの親友で、ライナー名誉元帥閣下の一番の部下、ルートヴィッヒ=ベートーベンだ!」

 

 櫓の者が次々と、「げえっ!」と声を上げた。

 

 ルートヴィッヒ=ベートーベン。

 

 ナガオカッツェ家の家宰であり騎士団の元締め。ナガオカッツェ家の剣であった。

 

「ナガオカッツェ公ヨーシテルシウス様より、ことづかっている! ここにいるイズヴァルトとひめさまを会わせろとな! 俺は王家筆頭の代行だ! 俺に逆らうというのはホーデンエーネン王家に逆らうのと同じだぞ!」

 

 ベートーベンは鋼鉄の棒を振り回して威嚇した。

 

 それでも、守備騎士団の面々はここを通すなと命じられている。使いを出したが、通せという命令ではなく、死守せよ、であった。

 

「ぐぬぬぬう……」

 

 守備騎士団の団長は歯噛みした。こうなったらやるしかない。伝令より東門から聖騎士百余騎がこっそりと出たと知らせがあった。勝てるかもしれない。

 

「皆のもの、備えよ! 雷管式銃でもってあの裏切り者らを撃て! 殺して構わん!」

 

 騎士団長の号令のもと、城壁上に鉄砲を持った兵士たちがずらりと並んだ。

 

「構え!」

 

 対するイズヴァルトらも準備する。

 

「土壁魔法にて鉄砲を防ぐでござる!」

 

 エルフやドワーフ、ゴブリンらの亜人らが印を切った。

 

「撃て!」

 

 城壁からの一斉射撃。

 

 マイア=テクニカ産の最新鋭雷管式銃の射程距離は三百メートル以上であった。

 

 弾丸は十分に届き、イズヴァルトらを穿つはずだったがその寸前で防がれた。

 

 亜人達の魔法による土の壁が、すべての弾丸を吸い取ったからである。

 

「反壁面攻撃でござる!」

 

 イズヴァルトが呼びかけると弓矢に長けたエルフやゴブリンが前に出て、箙に入っていた数本の矢を地面に突き刺すと、弦にかけていた矢の先を高くあげた。

 

 彼らは瞬時に城壁のあたりまでの距離を計算し、角度と張りをつけると一斉に放った。

 

 矢は城壁の数名を射抜いた。

 

 亜人の弓は鉄砲の最低でも3倍、1キロ離れた相手を射殺す。しかも連射だ。

 

 次々と撃たれて死ぬ部下たちを見て守備騎士団長はおののいた。

 

「せ、せいきし……聖騎士団の突入はまだか!」

 

 その叫びが届いた。次の射撃を行おうとしていた時、王国最強の聖騎士団がイズヴァルト達の背後を襲った。白兵戦で聖騎士団に敵う相手はいないはずだ。

 

 壁の向こう側で激戦が繰り広げられた。そして聖騎士団員らは兜をへこまされ、わんわんと泣きながら馬とともに逃げていった。

 

 土壁が壊され、指揮棒を持ったイズヴァルトが怒号を放った。

 

「世界最強を自称する王国は、なにゆえ『よわよわざーこ!』を送り出したでござるか! たかだか百騎で拙者の首を刎ねられると思われては片腹痛し! ほまれあるエルヴィン団長を呼んで、全軍で持ってかかって来いでござる!」

 

 ベートーベンは困った顔になった。横からぼそりと。ロンメルは既に引退して隠居生活を送っていると。

 

「なにっ! それは初耳! ではでは、当代随一の荒武者たちを拙者の相手と致せ!」

 

 でなければ、圧倒的な差での力攻めあるのみ。

 

 イズヴァルトは馬から降り、先陣をきって駆け出した。重い具足に身を包みながらも全裸で走るように速かった。

 

 あっという間に城門前までたどり着くと、指揮棒を両手剣のように構えて楼閣の武者らに呼びかけた。

 

「今すぐこの門をぶっ壊すでござる! 避難いたせ!」

 

 そして、その指揮棒から巨大な氷の塊が現れた。20メートルに及ぶだろう。さながら氷山。

 

 イズヴァルトがそれを振ると、南の城門は押しつぶされ、崩れ去った。

 

「ひえ、ひええええ……」

 

 辛くも生き残り達とともに逃げおおせた守備騎士団長らは、小便どころかうんこもちびって腰が抜けてしまった。

 

 数百年の長きにわたり、補強され、改良されたぶ厚い南の城壁と硬い門が、あっけなく壊されてしまったからだ。

 

「それでは通させていただく! 邪魔立てする者は1人残らず、容赦なくおしりぺんぺんでござるぞ!」

 

 猛き元聖騎士は親友ベートーベンと亜人の戦士らとともに、ナントブルグになだれ込んでいった。

 

 さてイズヴァルトは、なにゆえこうしてまでアーノンレンシ姫を連れ去りに来たのであろうか。その行方は?

 

 その続きについてはまた、次回にて。




ここまでお読みいただきありがとうございます。

セクシーな挿絵をどうぞ。

【挿絵表示】


以下はリンクです。(別サイト)


削除したエピソードはこちらでご確認ください。
題名はSEО対策です。

本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837

外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
 『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728

外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604


以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)

『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/


以下のは、副産物となります。

爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/

サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/
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