聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編 作:CHACOとJAGUAR
窓の縁にあがり、侍女に身体を抑えられていたのはつるっぱげで眉も無い、はだかんぼうの女の子だった。
深紫の目をきらきらと輝かせ、つるつるの可愛い割れ目を丸出しにしながら堂々とした様子で立つ。
イズヴァルトは馬から降りて膝をついていた。心が自然とそうさせたのだ。
それから彼の目は神を目にしたかのように緩んでいた。涙がにじみ出ていた。先ほどまでの憤怒はどこにも無かった。
「狼藉ではござらぬ! 拙者、とある御仁をお迎えに参ったのでござる!」
「お迎え?なのに兵どもが騒ぐほど暴れておったのか? ナントブルグでかようなことをするのは、盗賊にも等しき行いじゃぞ?」
「いいや、拙者はただ求めて参っただけのこと。そもそも戦うつもりは無かったでござる。しかし、この都を守る者、つまりは、丞相ケノービ=ソーローどの、王妃のレーア=カツランダルクどのらに邪魔立てされたゆえ、無理を通してここまで突破したまででござるよ」
もし自分がそうしなければ、イーガの魔道騎士団に所属する命知らずのハーフエルフどもが、街を壊してでも姫を奪い取っただろう。そうなれば住民にも被害が出たかもしれない。
イズヴァルトは女の子にそう言い訳をした。
「……イーガが動くとは、誰を迎えに来たのじゃ? ジューンショーンちゃん?」
「……恐れ多くも、陛下をちゃん付けするとは貴殿、何者でござるか?」
「わらわの名は、アーノンレンシ=ホーデンエーネン呼ばれておる! しかしその名でわらわを呼ぶことはまかりならん! 気に入っておりらんからじゃ!」
かなり気難しい童女のようだ。では、とイズヴァルトは呼びかける。
「なんとお呼びなさればよいか!」
「ショリィ! ショリィと呼べ!」
それこそが、真の名だと女の子は告げた。
その名前を聞いてイズヴァルトは平伏した。彼女を求めにやって来たのだ。
「貴殿こそが、拙者が求めていた姫様でござったか……」
そしてイズヴァルトは己の名を告げた。アーノンレンシは聞き覚えがある、とつぶやいたが、窓の下の騎士には聞こえなかった。
「お迎えに参ったでござる。急ぎ支度なされよ」
「ううむ。なんだかえらそーな物言いをするのう。ショリィ、位負けしちゃいそうじゃぞ?」
「そうではござらぬ。拙者はへりくだった言葉がへたくそなだけでござる。田舎騎士ゆえご容赦召されよ」
そして姫にこう告げる。
「姫様には是非とも、叔父上のザーチャ殿、ディーク殿が住まわれるヨーシデンに来ていただきたい。そこには姫様のおばあ様……ロゼ=トードヴェル=キョウゴクマイヤー姫のおしめをかえて面倒を見ていたという、オットー=オーズローどのが、拙者との一子ローザマイヤと共に待っておいででござる。それと、オットーどのは確か、ご母堂のマレーネ姫さまのおしめやうんちぶりぶりのお世話もしていたと聞き及んでござる……」
「うーむ。話が長くてややこしい。まあつまり、わらわを迎えに来たからさっさと支度しろ、というわけであるな?」
おっしゃる通り。イズヴァルトがうなずくとアーノンレンシは「そこで待っとけ」と返し、ドタドタと足音を立ててどこかへと向かった。
城のほうで騒々しい音がしはじめ、1時間ののちに侍女らに伴われて姫が現れた。はだかんぼうでだ。
あばらが浮いていて、脚も細い。まるで飢餓状態の子どもだった。
まゆも頭もつるっつるの姿を見て、同行していたベートーベンが気の毒そうに眺めた。
「こりゃあひどい! 栄養不足でそうなっちまってるのかい?」
「どうもそうらしいようじゃ。ふん。イズヴァルト。これがジューンショーンちゃんの書状じゃ」
姫は手紙を持っていた。正真正銘、ホーデンエーネン国王・ジューンショーン直筆のものであった。
「直筆でござるな?」
「こう書かれておる。イズヴァルトは本日から、わらわの傅役じゃ。これからはちゃんづけで呼ぶが構わぬか?」
3歳の姫に騎士イズヴァルトはこう返した。
「おじいちゃんか、ひいおじいちゃん、がよいでござる」
「別に血がつながっているわけじゃないのに、なんでかな?」
「ひめさま。こう見えて拙者は、ひ孫がいる身の上でござる」
イズヴァルトはこの時40過ぎだが確かにひ孫が存在した。
故郷のシギサンシュタウフェンの村娘たちとの間の子どもらは、もう既に祖父と呼ばれるような身の上になっていた。
それだけでない。イズヴァルトはアーノンレンシ姫の祖母である亡きトーリ姫に男児を産ませていた。長子である。パラッツォ教国の教帝・オルランドゥだ。
パラッツォ教徒の妻妾を100人以上持つあの男は、聖騎士イズヴァルトの孫と呼ばれるものを、毎年のように生産していた。
「というわけでじいちゃんでよいでござるよ。さまとかさん付けはいらぬでござる」
「うんまあ、よくわかんないけどそういたそうぞ。というわけでおじいちゃま」
「……おじいちゃま?」
細かいことは気にするな、とアーノンレンシ姫はきっぱりと言って、イズヴァルトが乗る馬にとび乗った。
やせっぽちで筋肉がついていないというのに、とんでもない跳躍力だった。
「……まるで、エルフやゴブリンのお子様みたいでござるな?」
「がりがりでもわらわは至って健康じゃ! おじいちゃま、急ぎナントブルグを出るぞ! ジューンショーンちゃんが言うには、レーアちゃんとケノービちゃんは、わらわをぶっころしちゃっても気にしないような、ひどい追っ手を遣わしてくるそうじゃ!」
ケノービとレーアは、この幼子が城を出ていくのなら殺すことも厭わないそうだ。
しかしこの城の、都のあるじはジューンショーン王その人ではないのだろうか?
「で、あれば国王陛下にその2人を止めていただきたいでござる」
「むりじゃ! ジューンショーンちゃんは、半分あいつらのいいなりじゃ! もうちょっと気合があったら、おじいちゃま達の歓迎の宴を開いていたはずじゃ!」
さあ征け。アーノンレンシ姫は傅役となったイズヴァルトに命じた。
まずは全速力でアスカウを目指し、それからナガオカッツェ領内を通過して、ヨーシデンへと向かうのだ。
「……わかったでござる。しかし行きはともかく帰りは、ヨーシヒデクス=ヒラジマッシモどのの命が行き渡っているかもしれぬでござるよ。ベートーベンどのとライナー様が、あちらの家臣筋を説得してくれるでござろうが……」
「ヨーシヒデクスちゃんなら気にすること無いぞ? あやつはいわば風見鶏じゃ。状況次第でどっちにでも転ぶ、とジューンショーンちゃんは言っていた」
とにかく自分が告げた通りに行け、と小さな姫は傅役に言い聞かせた。
□ □ □ □ □
イズヴァルト達はナントブルグを出ていった。あろうことかアーノンレンシ姫の部屋にあった、彼女の曾祖母の蔵書をいくつか選んでだ。
どれもまだ読み終えていなかったり、何度も読みたいものばかりだという。
『そんしへいほう』や『くらうぜゔぃっつ』といった、いくさに役立つ兵法書ばかりだった。
レーア=カツランダルクにもその報告はもたらされた。残った侍女からである。彼女専用の便所でだった。
武者の待機所を改造した10畳ぐらいの広さのその部屋だが、壁面に金箔を貼り付け、まんこをおっぴろげた裸体美女の絵画が飾られていた。
飾られているのは、それだけではなかった。
壁のところどころに、様々な形の陽物の模型がついてあった。魔法でぐんにゃりと柔らかくした、樹脂製のものである。
レーアはこの便所に入った時、必ずどれか1本で自慰行為に用いていた。
このように美々しく金がかかった王妃専用の便所だが、部屋の真ん中にある便器は座椅子型ではなく、しゃがみ式であった。
レーアは下は絹の靴下とサンダルという格好だった。
服はスカートの部分が取り外せるようになっていた。
大きく丸い、世の殿方にとって大層魅力的に映る尻を大きな便所穴に向け、肛門を膨らませてびちびちびち、と糞を垂れていた。その最中の報告だった。
「ふんぎぎぎぎぎぃ!」
びちびちびちびち!
肛門から勢いよく液状の大便が放たれた。
この王妃は常日頃、腹の調子があまり良くなかった。洗っていない間男のくっさいちんぽをしゃぶりたがっていたが為である。
「そういった本ばかりを持ち出したとは! おのれアーノンレンシ、イズヴァルトを味方につけ、捲土重来を果たすつもりか!」
びちびちびちびち!
大きく膨らんだアヌスから、またも下痢便が勢いよく便穴に落とされた。
今度はレーアが履いているサンダルにもかかった。床にもだ。
腹を良く下す体質だったが、ここまでひどい下痢便はそれほど無かった。
アーノンレンシに去られたこともあるが、聖騎士イズヴァルトに冷淡にされたことも、大きな屈辱となったのだ。彼女は伝説の『でかちん』をぜひとも試したかった。
その上さらに、イズヴァルトの子を孕みたかった。
自分に自信がある女なら誰しも、英雄の子を生みたいのだ。
しかし「お風呂キャンセル民でござるか、くさい!」と嫌われ、冷たい水をぶっかけられてプライドはずたずたになった。聖騎士を恨むようになった。
「おのれええええ! 討ってやる!」
「は、はあ。でもどうやって?」
「追っ手を差し向けるのよ! ん、んんぐぐぐぐ!」
びちびちびちびち!
またも下痢便が勢いよく放たれた。今度のは靴下を台無しにしてしまった。
レーアは印を切り、花瓶ぐらいの大きさの水玉を2つつくった。
そのうち1つで、大便でぐっちょりになった尻と肛門を水できれいにした後、もう1つにはねっかえりがかかった会陰をなぞらせたあと、肛門に吸い込ませてぴゅーっと汚水を吐き出させ、立ち上がった。
「ケノービお義父様に伝えなさい! タカイチゲンシュタットにいる精鋭銃騎兵団に出撃を命じてと!」
「は、はあ……」
「それと、通信魔道士に伝えなさい。各地の護衛兵団に『転移ポータル』を使い、アスカウ領に向かえと。総勢1万はゆうにいけるはず。この命令に従わなければ、国王の意に背くから急ぎなさいと付け加えて!」
「は、はあいい……」
その侍女は急ぎ通信魔道士隊の事務所へ向かった。
転移ポータルとは、サキュバスや魔族の転移魔法の術式を用いた魔道装置で、離れた場所を行き来することができるものだ。
この頃のホーデンエーネン王国は、ナントブルグとその周辺だけであったが、各兵団の城にとりつけてあった。
【ギルバート=カツランダルク注:イーガのマイア=テクニカとは別の魔道工房で発明されたものだという。しかし用いると身体に悪影響を与え、数々の病気を発症させた。寿命が縮むということがわかり、しばらくして使わなくなった。】
かくしてイズヴァルトとアーノンレンシ姫はアスカウへ向かうが、その途中でレーア=カツランダルク王妃が差し向けた兵団とぶつかることとなる運命にあった。
さて、その結末はいかなるものであったのか?
その続きについてはまた、次回にて。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
セクシーな挿絵をどうぞ。
【挿絵表示】
以下はリンクです。(別サイト)
削除したエピソードはこちらでご確認ください。
題名はSEО対策です。
本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837
外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728
外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604
以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)
『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/
以下のは、副産物となります。
爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/
サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/