聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編 作:CHACOとJAGUAR
『忠烈編』はこれを前提に話が展開されていきます。
※重複投稿となりますので、あちらを読んでいれば読み飛ばして構いません。
『カツランダルク戦記 第六部』 スカルファッカー家の夜明け ①
ホーデンエーネン王国暦359年、11月。
ロゼ=カツランダルクの遺児マレーネは、とある廷臣の進言により名をトリーネと改められた。こんな理由でだ。セイン王の偉大なる愛妾・トーリにあやかった名に直すべきだと。
それとマレーネというのはホーデンエーネンの貴族が敵視する、イーガ王家の姫の名前と同じだったのもあった。
「私からは異論をはさまないよ。何せこれからはトリーネと呼ぶことにしよう」
国王・ジューンショーンはあっさりと従った。しかしこれが反対派の廷臣らにとって惰弱に映った。特に、マイヤとロゼを深く愛した法務大臣とその一党にである。法務大臣が声を上げた。
「あっさりとお決めに為されまするな! 国王とあろうお方がなぜそうも臣どもに従いまするか? ここは1つ2つ、文句を言ってやればよろしいでしょうに!」
しかしジューンショーンは、こんなことで争いたくなかった。本日の朝議だが他にも決めることが山ほどあった。それに、トリーネという名前は悪くないとも思っていた。彼とてしっくりとくる、と思ったからはい、と答えたのだ。
「そういうことでございますよ、法務大臣殿」
この話の言い出しっぺが意地悪い笑みを浮かべて笑った。文部大臣のワレン=チョメルスキー。貴族内の、カントニアを源流とする一派の頭目でもあった。
そしてこのチョメルスキーだが、とある人物の盟友でもあった。そう、国政を牛耳ってやろうという野望を胸に秘めている、ケノービ=ソーローである。
この数年、ケノービは数多くの仲間を増やす為に様々な工作を続けていた。その内の1人がこのチョメルスキーだ。
他の大陸からの移住組の貴族達は、大臣に任ぜられることもあるが、無意識的に下に見られていた。
彼はそれを利用することにした。ヨーシヒデクスの入れ知恵でもあったが。
「しかしですな、チョメルスキー文部大臣」
法務大臣ヨハン=レマルクの相棒、聖騎士団の副団長、ダリウス=ザックレイが意見する。
マレーネ姫の名をトリーネと変えることで、友邦たるイーガ王国の心象を悪くしてしまうのではないのか?
そもそもかの国のマレーネ姫は、亡きマイヤ様と姉妹同然だった、と聞き及んでいるのだが。
「イーガのマレーネ姫は率先してマイヤ様のうんちのお世話をされたり、ガラガラをもってあやして慈しんでいたらしいですぞ!」
「そ、それは本当なのか?」
「ご本人様から聞きましたぞ、私は! それだけでなく湯あみの後に香油を塗ってやったり、食事の時にはさじを手にして甲斐甲斐しくマイヤ様の介護をなされていたと! イーガのマレーネ様はマイヤ様にとって、まさに『姉』とも呼べるお方でございましょう! その義理の姉様の名をローザ様はちょうだいして名づけられたのでございます!」
聞いていたジューンショーンの顔が青くなった。ちょっと待って。彼は頭を抱えながらダリウスに言った。
「それ……マイヤさんが『黒歴史』だとぼやいていたことだよ? 本当にマイヤさんにも聞いたの?」
「あれ? ええと……そういえば、イーガのマレーネ様とご介添え役のクララ様にだけ、でございましたな。ああそれと、近侍のオットー殿からも、だったか……」
「まあいい。僕はそういうこと、我が国の恥とは思わないから。でも、マイヤさんにとっては君が言ったの、『黒歴史』という恥ずかしい過去らしいんだ。僕もそのお遊びをやってみたいと頼んだんだけど……」
きっぱりと断られてしまった。マイヤはおろかロゼのうんちした後のケツの世話だが、この場にいる廷臣の多くが経験したが、赤ちゃんプレイまではやらせてもらったことは無かった。
そんなこともできたのか、残念だ、という声もちらほらと漏れた。
特に、ダリウスの盟友ヨハン=レマルクは、今にでも泣きそうなぐらいに顔をゆがめていた。
そういう趣味が無く、話についていけないチョメルスキーだけがその場に取り残された。しかし反論のネタは手に入った。盛り返す時だ。
「つまるところ、イーガのマレーネ様はマイヤ様の『恥』、そのものとも言えましょうな」
「チョメルスキー殿、公の場で滅多なことをおっしゃられてはなりませぬ!」
「それはマイヤ様の恥ずかしい行い、にも言える事だと思われまするな。となれば『トリーネ姫様』は御祖母様の人生の汚点から離れるため、マレーネという名前を変える必要がございましょう。しかしトリーネというお名前ならば、姫様は大伯母上に並ぶ偉人となられましょう」
トーリは絶世の美女であり、国政に関与し王国に内乱の無い時期を作り出した女傑、という評価が高いが同時に、どすけべで乱交と搾精大好きで、みっともない姿を見せる淫獣とも人々には見られていた。
弱者や乞食にも股を開くので、良い淫獣である。悪い淫獣は策謀と下剋上の為に股を開くものである。
「ううむ、やはり……」
「トーリ様の名をあやかったほうがよいかもしれんな……」
ジューンショーンがあまり討論する気になれないのと、廷臣たちがトーリにちんちんをむしゃぶりつかれたいい思い出に浸ってしまった事で、この議は決まった。
かくしてロゼの遺児は、こう名を変える事となった。
トリーネ。
トリーネ=カツランダルク=ホーデンエーネン。
薄幸の母に劣らずの不運続きで、若くして命を落とした悲劇の姫、と、後々の人々に記憶されている名である。
□ □ □ □ □
トリーネへの改名。それは些事と呼べたが、大きな流れを作る出来事であった。
この改名計画を立てたケノービ=ソーローは、矢継ぎ早に次の策を仕掛けた。ジューンショーン王の王妃についてである。
あろうことか彼は、『仮想敵』であるカツランダルク本家のフレッダを推薦した。
彼女はロゼと同じ年頃だが、もうすでに生理が始まっているという話が届いていた。
「12,13の歳でお后にというのは気が早くもございますが、トーリ様やマイヤ様、それから、ロゼ様があの歳でお子を産んだとなれば当然、フレッダ様もできなくはない、と思われまする」
朝議で彼自身が王の前で告げた。フレッダは別に悪くない。そもそもがトーリの娘であるし、しかももう一方の先祖は、ホーデンエーネン王家の遠縁にあたる。牧童の村の者は皆、その血が流れていた。
ジューンショーンは思案した。当のフレッダだが、姉と妹と同じ様に自分に懐いていた。とはいえせいぜい仲が良い従妹、という程度だ。
ただし姉妹には、カツランダルク家の血が流れている。
深い裸の付き合いをしたこともざらにあった。
まんこの中のどこが泣き所なのかも知っていた。
「フレッダちゃんか。どうせならコリアンナちゃんの方が年齢的には良いかと思うが……」
「聞けば、陛下はフレッダ様とは何度か肌を重ね合わせ、情も通じているご様子。ここは遠くの国のよく知らぬ姫を御后に貰うよりも、ご近所の可愛いお姫様をお嫁にされたほうがよろしいでしょう」
ケノービに説得され、ジューンショーンは決めた。
アスカウに使者を送ると、フレッダは手紙を寄越すどころか数名の供を連れて王都にやって来た。
身重でアスカウを離れられない、コリアンナからの手紙を携えてだった。
「王様、これ読んで!」
「ジューンショーンでいいよ。ええとなになに、トリーネちゃんのお守りに妹をやったからよろしく頼む。ついでにこいつを嫁さんにしてもいいよ、お嬢様教育は施していないからその辺は勘弁してね……か」
かくして、フレッダはトリーネ姫のお守り兼、ジューンショーンの正妻となった。
国王は子供は数年後にでも、という気分だったが、来た当日の夜にフレッダと寝床を共にしたため、ついつい夢中になってしまった。
その夜の出来事で、フレッダは子ができてしまった。しかも双子だった。
彼女は苦闘しながらも2人の姫を生んだ。ジューンショーンによく似た顔の姫達だった。
切開ではなく分娩で産めたのは、母親から恵まれた身体を与えられたからだった。サキュバスみたいに当然、気持ちよくて苦しい、という経験を味わった。
そのせいか、翌年と翌々年もフレッダは子を産んだ。どちらも王子だった。
しかし彼女は二番目の男児を産んだ直後から急に体調が優れなくなり、その三カ月後に身まかった。
ごく一般的に、早い歳での妊娠と出産は身体に悪影響を及ぼす、とされている。
しかしサキュバスの血が流れるカツランダルクの娘に至っては、その様な悪作用は起こすことは無かった。
フレッダは何故死んだのか?
四人目の子を産んだ後、フレッダは毒を盛られたのだ。彼女を王妃にと推薦した、ケノービの手によって。
彼はカツランダルク本家の力を、着実に削る為にフレッダに目を付けた。
コリアンナはナガオカッツェ公弟・ヨーシアキレウスの通い妻だから手を出せなかった。
叔母の遺領ヨーシデンを継いだザーチャとディークは遠すぎる。
もう1人の男児ロールフは、牧場を継いだので政治には入って来ない。
だから、不確定要素のフレッダを狙った。
残るのは末妹のイルマだが、彼女にはある話があがっていたから標的から外した。
彼女はとある人物との婚約の話があがっていた。
相手はマイヤがイーガに残していた息子、フェアディナントだ。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
セクシーな挿絵をどうぞ。
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削除したエピソードはこちらでご確認ください。
題名はSEО対策です。
本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837
外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728
外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604
以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)
『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/
以下のは、副産物となります。
爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/
サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/