※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編   作:CHACOとJAGUAR

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久しぶりの投稿です。今回はかなり長めです。
(管理が面倒くさいんで今後は長くなっても上下編とか区分けしません。)
とはいえ、ノクターンノベルズ時代のは1エピソードが1万文字というのがちょくちょくありましたけど。


第八回

 アスカウ城をめぐる戦いの決着は、ナントブルグに伝わった。アナキンの兄・ケノービ=ソーローはその知らせを受けて打ち震えた。

 

「そんな、そんな、そんな……!」

 

 5000近くの兵士が死傷。挙句に一門の将来の要となるはずだったルーク=スカルファッカーは戦死。

 

 信じられぬと思って弟に聞き返したが、本当だと返された。ケノービはぜえぜえと荒い呼吸をし始め、腰を抜かして尻もちを付いた。

 

 侍っていた2人の側室が持ち抱えると、彼は額に脂汗をかきながらこう言った。

 

「この事、レーア様にお伝えすべきであろうか?」

 

 アーノンレンシの捕縛と殺害を、何よりも待ちわびていたレーア王妃が、この知らせを聞いて乱心するようなことを彼は恐れていた。

 

 その場にいた下僕や妾達は、誰も答えられなかった。

 

 レーアは賢明さは無く豪胆でもなく、さりとて、我慢強いという性格では無かったのだ。

 

 さあ、どうしようかとケノービが頭を抱えて黙っていると、30半ばぐらいの1人の男が声を上げた。

 

「お妃様には包み隠さず、正直にお話するべきかと存じまする」

 

 男の名はフレデリク=サイモン。元は『カツランダルク党御三家』、オルガスムナ家の従騎士であった。

 

 この者はレーアの従者であり、数多くいる間男のうち1人であった。王妃からは全幅の信頼を得ていた。

 

「フレデリク、なぜそう思う?」

「嘘をつくのはよろしく無いからです。負けたことを包み隠さずお伝えし、次の手で間違えないように務めるべきです」

 

 フレデリクが言ったのは、たったそれだけだった。馬鹿正直なこの献言を、他の者達は一笑し、粗野な見識だとののしった。しかしケノービは真顔で尋ねた。

 

「そうだ。次の手を間違えてはならない。まずはそこが大切だ。しかし王妃様はきっと取り乱し、あらぬことをおっしゃっては勝手なことをなされるかもしれない。その場合はどうすれば良いと考える?」

「誠意をもってお宥めすればよろしいかと。結局はそれ以外にはございませぬ」

 

 フレデリクは言い切った。ケノービの側室らは受け入れるなとケノービに言うが、ソーロー公はフレデリクに任せる事にした。

 

 その一方、レーア=カツランダルクは至極上機嫌であった。アナキンと彼の直属の軍勢が、イズヴァルトとアーノンレンシを討ち果たすだろうと信じていたからだ。

 

 公務は後見役であり腹心でもあるケノービとアナキンに任せきりの彼女は、自室にいて余興を楽しんでいる真っ最中だった。

 

 その時のレーアは変わった形のドレスを纏っていた。

 

 艶がかった生地を萌葱色に染めたそのドレスは、胸元が大きく開いており、王妃の豊かな谷間を見せていた。乳房のあたりは真ん中でヒモで縛って留められていたが、その下はへそのあたりまで長々と空いていた。

 

 まるで娼婦がまとうような格好だったが、シミ一つ無い乳白色の乳房と腹の肌は、他人に見せる為のものであると思わせるほどの美しさであった。

 

 美と豊穣の女神の卵子で造ったというべき、見事な身体と扇情的な形のドレスであったが、風呂に入っておらず、身体からは濃い女のにおいを漂わせていた。

 

 レーアは負けず劣らずの大きい胸を持つ侍女2人と長椅子に座り、じっとそれを観戦し続けていた。

 

「うふふ。なかなかに接戦が続くわね」

「さようでございますわね、王妃様」

 

 レーア達の目に映っていたのは、低いテーブルの上で跳ねながら行き交う軽い玉と、左右にいる下半身素っ裸の屈強な男たちの、ズル剥けの太い勃起ちんぽだった。

 

 軽い玉が近くに飛んでくると、男はちんぽを振ってそれを弾いた。

 

 軽い玉は勢いよく飛び、テーブルの反対側に落ちようとしたが、待っていたちんぽによって勢いよく弾き返された。今度はテーブルの反対側の角に向かって飛んでいったが、ぶっといちんぽはそれをすくって弾き飛ばした。

 

 王妃の右側の侍女ははしゃぎ、胸元からおっぱいを引っ張り出してぶんぶんと回してみせた。好プレーへの称賛の意味でそうしたのだ。

 

「まあっ! ぎりぎりだったのによくやりますわね!」

「ええ、そうね!」

 

 王妃も負けじと激戦への称賛の意を込めた行いをし始めた。ドレスのスカートをめくりあげると、脚をあげて引っ込め、ひと勝負を終えた間男2人に呼びかけた。

 

「お前達、ほら、ごらんなさい♡」

 

 男たちの目には、レーアの女陰と肛門が目に映った。下腹にびっしりと生えていた陰毛は、陰核の手前から下はまばらになっていた。

 

 ムダ毛がまばらに生えていたけれど大陰唇はふっくらとしていた。あまり洗っておらず汚れが見えたが、どれほど男たちを楽しませたのか想像させるほどの張りや色艶であった。

 

 レーアはそれを指で広げると、膣の奥のにおいが放たれた。チーズのような生臭い、古びた乳くさいにおいであった。

 

「まあ♡」

「王妃様のはあいかわらずクッサいですこと♡」

 

 そう言いつつ侍女たちは、にやにやしながら女陰のにおいを吸い込んだ。

 

 奥方らの洗っていない女陰のにおいは悪臭とされているが、レーアのそれはいささか趣が違った。その臭気を吸い込んだ者を発情させるのだ。いわばレーアの熟成させたおまんこ臭は、誘惑の道具であり催淫ガスでもあったのだ。

 

【ギルバート=カツランダルク注:史実のレーア=カツランダルクだが、会陰と肛門周囲は『つるつる』だったらしい。生母と噂される人物と似ていたそうだ。また、彼女の女陰臭だが、侍女の日記によれば焼いたばかりのチーズケーキに似ていたという。】

 

 女陰を見せただけでなく、レーアは背を丸めて尻穴もしっかりと見せた。王妃の肛門は膣と同じぐらい、ちんぽを食い漁る飽食の悪魔だった。

 

「ほらほら♡ ごほうびをはやくおあがんなさい♡」

 

 間男2人は勃起した陰茎から先走り汁を垂らしながら近づいた。レーアを抱き上げて前と後ろから一緒に穴を楽しもうとしていた矢先であった。

 

「御免つかまつる!」

 

 フレデリク=サイモンが現れ、前後から抱きかかえられていたレーアに、アナキンの大敗北とルークの戦死を伝えた。

 

「な……なんですって!」

 

 レーアは顔面が真っ青になった。ルークは彼女が抱える間男達の中でも特に武勇に優れた、『チン騎士衆』のうち1人だった。

 

「ルークが! あの、蒸れたクッさいキンタマのにおいを嗅がせてくれた、あの男が!」

 

 レーアの目に涙が浮かんで流れた。ルークのくっさい陰嚢のにおいと、巨体で押しつぶしながら女陰と肛門にほどこしてくれた肉穴掘りを思い出して泣いたのだ。

 

 それから彼女は腹痛を訴えた。彼女にとって悲しみは、怒りと同じく便意を催すものだった。侍女がおっぱいを丸出しにしながら桶と水差しを持ってきた。

 

 レーアは置かれた桶にまたがってしゃがみ、小便を放ちながら、膨らませた肛門からぶりゅぶりゅぶりゅとうんこを吐き出した。

 

 彼女の糞のにおいは、まんこのにおいよりも強烈な催淫性があり、我慢しきれなくなった間男2人の陰茎から精液がこぼれ出てしまった。

 

「うううむ……イズヴァルトめ、アーノンレンシめ!」

 

 しかしあの当代の強豪と謡われるアナキンと、彼が率いる軍勢を蹴散らしたことにもレーアは恐怖を覚えていた。

 

 その迷いが深紫色の瞳から浮かび上がっていたのを、フレデリクは見逃さなかった。

 

「ここでめげてはいけません。王妃様はホーデンエーネンで最も輝かしいお方なのですから、少しの挫折でへこたれてはなりません」

「だけど、多くの兵がやられたのよね? あのアナキンが打ち破られたのよ?」

 

 またも肛門を開き、生々しくもいやらしい音を立てるレーアに、フレデリクはこう提案した。

 

「イズヴァルトと戦うから負けたのです。ですが、アーノンレンシにだけに狙いを定めれば、千や万の軍勢をよこすこと無く、討ち取ることが叶いましょう」

 

 つまりは、選びに選び抜いた少数の精兵や、凄腕の刺客を放ちさえすれば良いのだとフレデリクは言った。

 

「そのつてが、アナタやケノービおじさまにあるというの?」

「ええ、ございますとも。例え討ち取れなくとも、イズヴァルトの心胆を震えあがらせればよいのです。何も殺さずとも、ホーデンエーネンから立ち退かせればよろしいのですよ」

 

 将来の政敵となる当人が国から出ていくだけでも、レーアとスカルファッカー兄弟の地位は安泰なのだ。

 

 レーアは殺せぬかもしれぬということに不満を覚えたが、信頼するフレデリクの言葉を聞き入れることにした。

 

「成功するあてはあるのかしら?」

「策の準備ができ次第、取り掛かることにいたしまする。王妃様はこのナントブルグで、心安らかにお待ちいただきたい」

 

 侍女に尻を清めてもらいながら、王妃はフレデリクの忠義を褒め称えた。そのお礼を賜りたいと彼は申し出た。

 

「なにかしら? 撃ち尽くすまでおまんこに放ちたいのなら準備ができているわ♡」

「いえ、それについてはそこの2人に。今の私はお妃様のしりあなを、唇で触れるだけで構わないのです」

「そう♡」

 

 レーアは起き上がり、臭いものが積まれた桶をまたいだまま尻を向けた。たっぷりと肉がついた大きくて丸い尻が忠臣の目の前にあらわれた。

 

 桶から漂う淫臭を鼻に吸い込みながら、フレデリクはそれをひねりだした窄まりに顔を近づけた。レーアのそこはとても甘く、悩ましいにおいが漂っていた。

 

 そして大きくて柔らかい女肉の間に顔をつけ、唇から舌を出してねぶりこんだ。レーアの腰と腿がびくっと震えた。

 

「ふあああ♡」

 

 肛門は彼女の身体で一番の泣き所であった。キスどころか丹念でしつこいアニリングスに、彼女は悶え絶頂に至った。

 

 あるじの尻穴を堪能したフレデリクは部屋を出て行くと従者を連れて王城を出てナントブルグの門をくぐり抜けた。

 

 彼がこれから仕掛けようという策において、ナントブルグの外に住む親友の力を借りる必要があったからだ。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 戦いの後、イズヴァルト達は死んでしまった仲間の遺体を火葬し、ヤマート大橋の西側にあるアスカウ城に入った。

 

 アスカウ城の中は複雑だった。中に街道を通すこの城は、その道の両端を土塁や城壁で囲っていた。

 

 しかも出口は西の丸の南側。もともとまっすぐだった街道はぎざぎざになった造りに敷設し直され、全くもって行き来し辛かった。

 

「ううむ……」

 

 鞍にまたがり、ひっついた割れ目と尻穴のあたりをうんしょうんしょとゆすりながら、馬上のアーノンレンシ姫は唸った。

 

「おじいちゃま、またも曲がり角だぞ?」

「で、ござるな」

「一体何度曲がったらヤマート大橋に着くのじゃ? ここまでの備えはやり過ぎというものじゃ」

 

 彼女の背後で馬の手綱を握るイズヴァルトは、ごもっともといった調子でうなずいた。

 

「この縄張りをつくった者は、相当意地が悪い奴じゃ」

 

 苛立ちを覚えながら、姫は馬の首につかまり腰を動かした。前のめりになって鞍にひっついた割れ目が気持ちよくなり、愛らしい尻穴がぱか、ぱか、と開いた。

 

「もどかしくておまたくにくにが止まらぬ。イライラする♡」

「姫、おまんこずりずりばっかりしていると、ひいおばあ様のようになってしまうでござるよ?」

「愚問じゃ。おまたいじいじの何が悪い?」

 

 そう言って姫は股を滑らせるのを続けた。しばらくしてお尻の穴から、ぷす~っという間抜けな音を立てた。絶頂に達したのでそうなったのだ。

 

「う~む♡ おまたいじいじをしたから頭がすっきりした♡」

 

 姫は後ろにずれ、イズヴァルトの股間に己の尻をつけるようにして上体を持ち上げた。それから次の曲がり角の左側の城壁の上にある、小さな穴を見てこう告げた。

 

「つまりは敵を上から撃ちかける為につくったわけじゃな? ああした備えを設けて敵を迎え撃つ、というわけか?」

「ご名答。そういうことでござるよ」

「しかし……本当に性悪な輩が考えた縄張りじゃ。しかもしっかりとした壁も築いておるとは、嫌味なお金持ちそのものじゃ」

 

 据わった目をして憤る姫に、イズヴァルトは苦笑した。後ろにいて狼の魔獣に乗っていたコリアンナも同じ顔をしていた。

 

「アーノンレンシちゃん。この城はね、あたしのかあちゃんが縄張りをつくったんだよ?」

 

 アスカウ城は築城研究もしていたトーリ=カモセンブルグにより設計されたものであった。

 

 家畜に女性器を舐めさせてみたり、浮気相手をつくっていろんなちんぽを体験したりと、この当時の平均的な農婦そのものでもあったトーリは、何故か軍記物や建築の書物を好んだ。

 

【ギルバート=カツランダルク注:現代の農村の女性は貞操観念がガバガバである。ホーデンエーネン性生活白書によると、農村の女性のおよそ89%が、3人以上の男性と関係を持っているそうだ。諸外国でも大体そうらしい。】

 

 トーリは『おしゃぶり』で稼ぐ妹にそうした本を買わせ、独学で学んだ。アスカウ城の他にその北西にあるアスカウ公の邸も彼女が設計して工事に携わった。

 

 セイン王の愛妾時代でも、ナントブルグ郊外の砦や保養所の設計に携わっていたと言い伝えられている。

 

【ギルバート=カツランダルク注:サーガが伝える保養所とは、いわば売春施設だった。トーリは国内のサキュバスをここに集め、働かせていたそうである。宿代と食事代だけしか取らず、とても安い値段で過ごせたそうだ。】

 

 そのトーリがアスカウ城の設計に携わった。それを聞いたアーノンレンシは、随分とよくない音のおならを放った。

 

「……トーリおばあちゃまはとんでもない性悪じゃった、ということか?」

「あはは。否定しないけどね。よくわかんない人だったから。頭もそうだけど身体もそうだったみたいだよ?」

 

 コリアンナはイズヴァルトを見てにやにやと笑った。

 

「とうちゃんいわく、かーちゃんのおまんことけつのあなは、出すのを我慢しているちんぽに、凄い意地悪をしてくると言ってたしね」

 

 それを聞いてイズヴァルトは具合が悪くなった。彼はトーリの浮気相手のうち1人だった。しかも12歳のトーリに初めての男児となる胤を植え付けた張本人でもあった。

 

 彼等の後ろにいたベートーベンもだ。イズヴァルトとベートーベンは、穴兄弟でもあった。ベートーベンはトーリの話をしているのを聞き、股間が熱くなっていた。身体はしっかり、覚えてしまっていたのである。

 

 アーノンレンシ姫を不愉快にさせる曲がり角がいくつも続いた後、水堀と橋が現れた。水堀はヤマート大河から引き込んで作ったものだ。

 

「過剰防衛、きわまりないぞ?」

 

 そうつぶやいたアーノンレンシ姫のお腹が急にぎゅるぎゅると鳴った。うんち、と祖父に言った。

 

「またでござるか?」

「またじゃ! わらわは至極不愉快なものをみると、なぜかうんちがしたくなる体質なのじゃ!」

 

 アーノンレンシは馬から飛び降りてうまく着地すると、橋の縁にしゃがみこんで尻を堀に向けた。

 

 それから愛らしい声でいきみだすと、小さなお尻から茶色いものをひねり出した。据わっていた目が見開かれ、紅い瞳がきらきらと輝き出した。

 

「で、でそう♡ こーもんがびりびりいってる♡ ふうーっ♡ ふうーっ♡」

 

 形が崩れていない尻穴が大きく開いた。そこから水堀に向かって茶色い大便がひねり出た。

 

 ひねり出すのはしっかりと固まった便であった。粘性の液にまみれ、ところどころで透明の糸のようなものをひいており、かわいらしい臭気が漂っていた。

 

「おおっ♡ こーもんがすっごいよろこんでおるぞっ♡ ふうーっ♡ ふうーっ♡」

 

 排便という行為に童女は快感を覚えていた。肛門からの快感は深くて大きく、下半身全体を悦びに包ませる深いものだった。

 

 長く大きな一本だった。それを出し切った時、脚を広げて丸見えになってしまった割れ目の奥からおつゆがとろとろとこぼれ出ていた。

 

「う、うんちをするだけで気持ちよくなってしまうとは、我ながらお得な身体じゃ♡」

「いや、それは誰でも同じでござろうが……姫様はいささか感じる度合いが良すぎるのではござらぬか?」

 

 イズヴァルトがお尻と股を洗ってあげようと近づくと、姫はきらきらと輝く目を大きく広げたまま、「まだじゃ!」と叫んだ。

 

「もっとでるのじゃー♡ ふにゅにゅ……♡」

 

 茶色く染まった姫の尻穴が、ぷすうとおならを放って広がりだした。尻穴が圧迫されるとまた快感が生じてしまったのか、姫の会陰のちっこい『女』は、ぐにゅぐにゅとうごめいてよだれを垂らした。

 

 姫はつるっぱげで可哀想なぐらいやせ細っていたのだが、うんこをしていると妙な色っぽさがあった。イズヴァルト以外の男たちは、なぜか勃起してしまうのだ。

 

 女エルフたちもくすくすと笑っていた。まるで自分たちの娘やサキュバスの童女みたいだと言って、姫の『うんうん』をしている様子に、目をほころばせていた。

 

「イズヴァルトさん」

 

 魔獣から降りたコリアンナが言った。

 

「アーノンレンシちゃんってさあ、あたしやかーちゃんみたいなうんちの仕方なんだね?」

 

 コリアンナとその妹たち、それと、彼女たちの母親であるトーリ=カモセンブルグもまた、脱糞で感じてしまう体質だった。

 

【ギルバート=カツランダルク注:トーリ=カモセンブルグはサキュバスの血が流れていた。言い伝えによると、魔界ではやんごとなき一族に連なる者だったが、尻穴がきわめて弱い淫魔だったという。】

 

 肛門から再び糞棒がひねり出されると、姫は「あふうん♡」と悶えながら小便を放った。びしゃびしゃな飛沫で、潮吹きと言い表せるものだった。

 

「いや……あたしらよりひどいかもね?」

「コリアンナどの、マイヤの血も混ざっているのをお忘れか?」

「あっ、そうか! そういやそうだったね! マイヤちゃんはとにかくぶりぶりひねって、うへぇ〜って気持ちよさそうにため息をついていたもんね!」

「そうでござる……」

 

 またもう一本、ぶっといのをひねった姫が、「しり!」と叫んだのでイズヴァルトは近づいた。姫の会陰は開いてしまい、すっかりどろどろに蜜にまみれてしまっていた。

 

 

□ □ □ □ □

 

  

 アスカウ城の居住区間は、さきほどの戦いですっかり崩れていた。

 

 泊まるのは無理だということで村の北西にある領主の館でとなったが、その前に牧童の村に行きたいとイズヴァルトは申し出た。

 

「一度姫様に、おばあさまとひいおばあさまの故郷を見せてあげたいでござる」

「なんなら、ロールフたちを追っ払って、じいちゃんの家に泊まることもできるよ?」

「それはやり過ぎでござるよ。長居は致さぬ」

 

 ヤマート大河にかかる大橋を渡り、アスカウの宿場町の大通りに出た。東や南へ向かう人々の往来がひっきりなしで、多くの店がひしめいていた。

 

 つるっぱげではだかんぼうの自分をじろじろと見る旅人に目を向け、アーノンレンシ姫はアスカウ公に尋ねた。

 

「コリアンナちゃん、ここは村と呼ぶには少し賑やか過ぎぬか?」

「まーね。とっくにちょっとした城下町みたいなもんになってるからね」

 

 アスカウの宿場町はこの10年で大きくなっていた。イズヴァルトが亡き妻・ローラと共に訪れた10年ほど前より店が増え、人口も多くなっていたのだ。

 

 街道の外にある家屋も、3階建てや4階建ての新築アパートができていた。アスカウの宿場町は交通の要衝として大きく発展し始めていたのだ。

 

【ギルバート=カツランダルク注:この頃のアスカウの人口だが、おおよそ1万人以上と言われている。】

 

 とはいえ街を囲う城壁や土塁の類は無かった。村から市に改称するには、それを築く必要があった。囲いがなければ認められないのだ。

 

「囲いづくりはいつ頃なされるおつもりでござる?」

「近々、って言いたいけど、実はおかーちゃんの遺産がまだ残っているんだよねぇ」

 

 アスカウの宿場の南側と東側は、長い長い空堀が設けられていた。それとあちらこちらに砦や物見櫓があったから、無防備な街とは言えなかったのだ。

 

 アスカウの宿場がここまで発展したのは理由があった。コリアンナの弟2人が治める南のヨーシデンと、東の豊かな諸侯のおかげであった。

 

 東側は鉱山を持つ領主が多かった。特に、イズヴァルトの実家のシギサンシュタウフェン領はとりわけ豊富だった。

 

「東からは鉱物資源、南からは海外からの物資が来るから中継地点として儲かってるんだよ」

「ナントブルグとはどうでござる?」

 

 コリアンナは言葉が出なかった。イズヴァルトに抱えられていたアーノンレンシがこう言った。

 

「ナントブルグは東からの物流を断っているからじゃ」

「……なにゆえに?」

「嫌がらせじゃ。大消費地の王都からアスカウやヨーシデンには、お金を出してやらんぞという意思表示じゃよ」

 

 その代わりナントブルグはアジール河沿いの諸侯と関係を密接にし、東に劣らぬ経済網を構築していた。

 

 特に西端のアジール市は南にある自由貿易港・サカーイとの交流が頻繁だった。

 

「つまりはナントブルグはサカーイも味方につけて東の流通が不要な経済システムを構築しだしておるのじゃ。サカーイと話が通せるのも、ヨーシヒデクスちゃんの本領のヒラジマッシモがあるからじゃ」

「……なるほど。姫様はなんでも物知りでござるな!」

「見たわけではない。ジューンショーンちゃんが教えてくれただけじゃ」

 

 そう言ってアーノンレンシ姫は自分のことをちらちらと見る旅人たちを眺めた。据わった目で見るものだから、たいへん人相のわるいおこさまだと人々はヒソヒソ声で言い合った。

 

 宿場の北側にある分かれ道に入ると、一団は二手に分かれた。イズヴァルトと姫はコリアンナ達と共に東側の、牧童の里への道に入った。

 

 それとベートーベンが、フランツや年若い武者数名と共について来ていた。何故そなたたちも来るのかと姫が問うと、仔山羊の世話がしたいからだとベートーベンたちは答えた。

 

「……不可解なもの言いじゃ」

 

 風景は畑や果樹園、温室ばかりとなった。時期は1月、草はまだ芽吹かぬし獲れる農作物は皆無だった。

 

 とはいえ、あちこちで肥料を撒く農夫や、温室で要らぬ枝を切る老婆の姿があった。

 

 それと果樹園の近くの休憩ベンチでは、その上に脚をあげて寝ころがる少女に少年が覆いかぶさっていた。

 

 厚手のコートから脚とお尻を出して「ふんふん」と唸って激しく盛り合っていたので、姫は不思議で仕方に思えて無かった。

 

「ほう。あのにいちゃんねえちゃんは何をしているのじゃ?」

「あれはおまんこでござるよ。あの年頃は殿方も御婦人も、おまたの抑えが効かぬのでござる」

「いや、おまんこは見てわかる。なにゆえ道が近くにあるところでしているのかを妾は問いたい。そもそもは、人に見えぬところでするものじゃろうに?」

「……この辺の方々は、割とあけっぴろげなのでござろう」

 

 イズヴァルトがすっとぼけた答え方をすると、エルフのオクタヴィアが彼の背中を叩いた。

 

「ガキンチョの質問にはしっかりと答えろずら。嬢ちゃん、この辺はパラッツォ教に改宗したリ影響を受けたやつが多いんずらよ」

 

 パラッツォ教とは『法悦』、つまりは性交の悦びを慎むべきものとはせず、神への祈りそのものと教え、性愛と多産を尊ぶ宗教である。王国で広く信奉されているマハラ教も性愛を尊んでいるが、その比ではない。

 

 産めよ増やせよ。むしろ積極的におまんこをして、神に感謝しろ。乱交も奨励していたから、主な楽しみが自慰と性交以外に無い農村部では、パラッツォ教の教本を携える者が増えてきていた。

 

「ふーん。『しんごんりっせんりゅう』みたいなものかな?」

「アーノンレンシちゃん、それは一体なんずらか?」

「かつてあったらしい宗教じゃ。まあ、邪宗と言うものらしいのじゃが……」

「ほう。おまんは3歳なのにいろいろと物知りずらな?」

「政治から遠ざけられてひまをしているジューンショーンちゃんが教えてくれたのじゃ。しかしパラッツォ教の影響だけではないのじゃろうな」

 

 姫は少年の腰を脚で絡め、やかましい声で悶えている少女をじっと見た。12歳ぐらいの背格好だったが、やけに胸のあたりが豊かだった。

 

「おおかた、女の子のほうがサキュバスちゃんか精霊人の血が濃いかもしれん。いや、あれはサキュバスちゃんのほうか?」

「御名答ずら。この辺は淫魔のあいのこがたくさんおるずら」

 

 オクタヴィアはコリアンナに目を向けた。アスカウ公は姫にこう告げた。アスカウ公領ではスパイや連絡役として、サキュバスたちをたくさん雇っている。

 

 とはいえ、魔界から来た純血種ではなく、その母親が産んだニンゲンとのあいのこたちだ。精液摂取を長く続けて『先祖返り』を果たした者達である。ホーデンエーネンには1万人ほどいた。

 

 デキは悪いが魔法が使えたから重宝していた。アスカウ公はおおよそ100人ほど雇い入れていた。彼女達はこの集落や宿場町の周囲に居を構えていた。

 

「つまりあの女の子は、あたしの家来の娘さんってわけなんだよ」

「ほほう。なるほどな。だからああしておちんちんをあけっぴろげに頂いているというわけか」

 

 その少女の上に乗っていた少年が唸り声をあげた。陰茎が悦びの頂点に達したからだ。少女の膣に精を放ち終えた少年は立ち去った。

 

 しかし女の子は股を丸出しにして横たわったままだった。彼女も絶頂に達してその余韻に耽っていたのである。

 

 すると、先ほどまで肥料をまいていた農夫がやって来て一言告げると覆いかぶさった。

 

「ふうむ。おさかんな限りじゃな」

「アーノンレンシちゃんはおまんこのことを知っているみてえずらな?」

「侍女ちゃんたちがお城の兵士ちゃんを連れ込んでよくやっておった。妾の部屋のすみっこでじゃ」

 

 あの無表情で間抜け面の女たちは、ほぼ毎日男を連れ込んでしっぽりと楽しんでいた。決まって夜明け前だった。

 

 ベッドやソファで大きなお尻を丸出しにし、挿れられたちんぽで肛門をたわませ、心地よさそうなうめき声を漏らしまくっていた。

 

「妾の部屋でというのが、何よりも無礼きわまりなかったがしっかり見せてくれたから勉強にはなった」

 

 それからアーノンレンシ姫は、据わった目でまっすぐとオクタヴィアの顔を見た。

 

「それとオクタヴィアちゃん、妾のことはショリィと呼ぶように」

「……どうしてずらか?」

 

 首をかしげる女エルフに、愛称のようなものだと姫は答えた。

 

 その果樹園を過ぎると牧場の柵がそこかしこに見えた。牛や羊が放たれて草をはみ、その近くには粗末な服を着た、家畜の世話係の若い男がいた。まだ20歳に届いていない様な顔貌だった。

 

 その男だが、まだ10歳にもなっていないような可愛い女の子を持ち上げて、匂いを嗅いだりおでこにちゅっちゅを繰り返していた。

 

「ふう~ん♡ おにいちゃんのここ、かたくてあついよ~う♡」

 

 そう言って女の子が呻くのは、性交の真っ最中だったからだ。短すぎるスカートのせいで下半身が丸見えで、その子の小さな股に男のひょろながいちんぽが、何度も行き来して汁を垂らしていた。

 

 女の子の姿かたちはとても幼げで性愛の経験は無さそうだったのに、男遍歴が豊富な年増女みたいに喜んでいた。姫はその娘にもある種の違和感を感じとっていた。

 

「コリアンナちゃん、あれもサキュバスの子か?」

「まあそうだね。あのにいちゃんはね、あの女の子のお母さんの愛人なんだよ」

 

 つまりこの村の男達は皆、コリアンナが雇っているサキュバスやその子供達の世話をしている訳でもあった。彼女達は良質な精液があれば喜んで定住してくれた。

 

 それとコリアンナもといアスカウ公は、淫魔たちには税を取らぬという法令を敷き、彼女達をできるだけ集めて定住させていた。

 

【ギルバート=カツランダルク注:この法令だが初代の領主であるトーリが決めたものだ。さる古代王国を築いたサキュバスの末裔と言われている彼女は、淫魔たちを手元に置く為の様々な特例を定めたという。】

 

 小さな女の子は夢中になって腰をくねらせていた。そのうち陰茎が脈を打ち、女の子は喜悦の表情を浮かべた。

 

 しかし女の子は1発で満足しなかった。ちょっと萎えがちになったちんちんをとろけきった肉壺で舐め、再び漲らせようとする。

 

 たちまち若者のそれは元気になった。再び、ゆっくりとだが腰を振り始めた。サキュバスの愛液だが、生殖器に擦りつけると疲労回復と精力増強の効果があった。

 

 あと、ちんちんを成長させ、感度を高くする効果もある。その分早漏になりやすいのだが、精液を早く、多めに放ってくれるものを淫魔は欲していたからである。

 

「まあしかし、サキュバスちゃんたちの諜報力を欲しがるのはどういうことじゃ?」

「色々面倒なんだよ。王様から聞いたことがあるかもしれないだろうけど、ここ最近は領主同士の紛争が多くてね……」

 

 ホーデンエーネン各地で、その様な小競り合いが起きていた。カツランダルク党とレーア王妃が国の実権を握ってからだ。

 

 彼等は王家の直轄地であるナントブルグとその一帯の統治をうまくやっていたが、遠く離れたところにいる領主同士の争いに対して無頓着だった。

 

 大体が戦争というより、少数の手勢を引き連れての決闘みたいなものばかりだから、止める気が起きないそうである。争いの理由は農地にひく水の利権や巷で評判の美女は誰が妾にもらいうけるか、という類のことばかりだった。

 

 アスカウ領も同じく、そういった争いに巻き込まれていた。他の領主の息がかかっていると思われる盗賊団や傭兵団の襲撃が随所で起こり、コリアンナもまた対応に追われていた。

 

「そんなわけでたくさんの諜報さんが必要なのさ。味方の領主さんがたもうちに貸してくれと頼むんだよ」

「ふうん。なるほどのう。アスカウはまるで『しのびのさと』じゃな?」

 

 姫がしたり顔で言うのを聞いて、ベートーベンは薄気味悪いと呟きながらイズヴァルトをちらと見た。

 

「姫様、お子様のくせによく知っているなあ?」

「さようでござるな。少々出来過ぎたお子様でござるよ」

「そういや、持って来た本も武将が読む兵書ばかりだったな。まるで幼い頃のマイヤちゃんみたいだ」

「マイヤはもう少しいろんな本を読んでござった。がしかし、もう少し大きくなってからご本を読んでいたようでござる。姫様はいささか、大人び過ぎてござるよ」

「だからうんこをする時にすけべな気分にさせる顔をするんだろうな?」

 

 ベートーベンが姫を茶化すと、イズヴァルトはにらみつけて彼の兜をこつんと叩いた。

 

 聖騎士の親友もまた、彼のかつての侍女と姦通していた間柄であった。言い伝えによれば、初めて尻穴での不貞を為したのは7歳の頃だったという。ベートーベンは姫の祖母だけでなく、曾祖母とも男女の歓びを分かち合う仲だったのだ。

 

 サキュバスの子供と牛飼いとが肉を絡ませ合っていたその牧場を通り過ぎ、くねくねとした田舎道をずっと進むと、割と大きな家が姿を見せた。

 

 平屋建てだがちょっとした財産もちの棲み家のように立派で、あちこちに離れの小屋やらちいさな家屋が建っていた。

 

 背後に林があり、その奥にはヤマート大河の傍流のような小川があった。小川のあたりやもっと奥は昔から、牧童の村の男女のあいびきと子作りの場所となっていた。

 

「ほう。わりかし立派な小屋じゃな。おじいちゃま、どなたのおうちじゃ?」

「小屋ではござらぬよ。貴殿のおばあさまとひいおばあさまの第二の実家、みたいなものでござる」

「実家か。つまりは……」

 

 豪農の、あるいは庄屋のそれのように立派な家こそが、マイヤとトーリの姉妹が暮らしていた、牧童の村で一番の物持ちのシュミット家の屋敷であった。

 

 とはいえ、亡き姉妹が幼少の頃に暮らしていた建物がそのまま、という訳では無かった。5年前に建て替えし、お手伝い兼見守り役となったサキュバスの部屋を2つつけた、とコリアンナは教えた。

 

「ちなみに全室防音加工を施しているんだ。サキュバス2人だろ。うちのロールフとその嫁さんも一緒に暮らしているからね。夜がうるさいったらありゃしないのさ」

「土地が余っておるのだろう? そちらさんたちのは別に建てればよいではないか? 他の家屋はなんなんじゃ?」

「牧場のお手伝いさん達の家だよ。まああっちも夜はお盛んでうるさいけどね」

 

 牧童の里の男女や夫婦は、宿場や農家のよりもセックスの回数が多いとコリアンナは言った。せっかく育てた家畜をシメたりすると何故か、種の保存への欲求が高まるからだ。

 

「コリアンナちゃん、それは俗説というものじゃろう?」

「その俗説がホントになっちゃっているんだよ。少なくとも牧童の村ではね」

 

 そこにオクタヴィアが口を出した。

 

「カントニアでもどこでもそうずら。大体酪農家っちゅうもんは、がきんちょの頃からヤギや羊のまんこやちんちんで遊んで開発しているから、お盛んになるっちゅうこんずら」

「そうか。おばあちゃまもひいおばあちゃまのおまんこは、ヤギさんやひつじさんのおちんちんのにおいが染みついていたというわけか、おじいちゃま?」

「いや、2人からはコリアンナどのみたく、『どうぶつなかよし』をしてたとは聞いておらぬでござるが……」

 

 コリアンナがけらけらと笑った。姫に動物のデカチンにハマったらニンゲンのちんぽが物足りなくなる、と言ってやった。アスカウ公は騎乗した魔獣ほか、家畜や野良犬のちんぽと番うのが大好きだったのだ。

 

 そうして屋敷の中へ。アーノンレンシ姫は60をいくらか過ぎた老シュミット夫妻とその孫で牧場を継いだロールフに挨拶した。

 

 そのロールフが家畜小屋から妻を呼んで来た。女というよりまだ娘といった顔立ちでかわいらしく、太ってはいないが骨太そうなだった。

 

「姫様に紹介します。僕の妻のヨハンナです」

 

 歳は17ですでに2人の子を産んでいた。姫と同い年ぐらいの女の子の手をつなぎ、まだ生まれて数カ月といった赤ん坊を紐にくくって背負っていた。

 

 しかも妊娠しており、お腹がぽっこりと膨れ上がっていた。ヨハンナは義理の姉やイズヴァルト達には愛嬌たっぷりの微笑みを浮かべた。

 

「おかえりなさいませ、イズヴァルトさん、オクタヴィアさんと、ベートーベンさまと皆さん方も」

 

 ヨハンナはイズヴァルトたちのことは知っていた。姫を連れ出しに行くとき、顔を合わせたからだ。

 

 しかし彼等に微笑みを向けていたヨハンナだが、姫を見る時は少し目を引きつらせていた。サンダルこそ履いていたが、はだかんぼうでつるっぱげの異様な姿だったからだ。

 

「コリアンナねえちゃん、どうして姫様は何にもお召しになられていらっしゃらないの?」

「服がチクチクするからいやだ、って服を着たくないらしいんだ。まあでも寒さにとっても強いらしいからね」

 

 ヨハンナは解せぬという様子ではあったが、そうなんですね相槌を打った。そこに手をつないでいた黒髪の童女が口を挟んだ。

 

「いやー、ちがうだろおばちゃん。こいつきっと、ろしゅつきょうのけがあるんだろ?」

 

 あまりお上品でない口調のその娘の名は、ハイジといった。将来が楽しみな顔立ちの娘であった。ついでにお尻の大きな母に背負われている赤ん坊は男の子で、ペーターと名づけられていた。

 

【ギルバート=カツランダルク注:のちにオーミゲニア連邦のヨコヤマヴァール領主となり、盟主となったハイジとペーターの姉弟である。姉弟はナーガハーマ公らの補佐を受け、連邦を発展させた。】

 

 ハイジは遠慮無く姫に、「はだかんぼうのへんたいふしんしゃ!」と罵ってしまった。ロールフが慌てふためきヨハンナが娘を引っぱたこうとすると、アーノンレンシはそれを止めさせた。

 

「不審者で結構! 裸なのは権力も財もはぎ取られた、無一文の流浪の姫だからこれでよいのじゃ!」

「でも、こじきだってぼろいふくぐらいはきているよ?」

「ハイジちゃん、妾は王家の姫として産まれた。そして妾自身の王でもある。しかしなーんもなくてちんちくりんだから裸の王様じゃ。ゆえにこそ裸のままで良いと思っておるのじゃ」

「きっしょくわるいすがたかたちのくせにかよ? でんせつの『おしゃぶりひめ』さまみたいなかわいこちゃんだったら、すっぱだかでもハイジはゆるせるなー」

 

 我が子の暴言に怒ったヨハンナが手をあげようとすると、またしても姫は「待った!」と叫んだ。

 

「じゃがのう、シマナミスタンやチンゼーの、妾やハイジちゃんぐらいの年頃のお子様は、なんも着なくて裸か腰布1枚のおっぱい丸見えであるということをご存じか? お子様は成長がとっても早い。ゆえに、きれいな服を買ってもすぐに着れなくなるのじゃ。もったいない限りじゃて。それと王族や貴族とやらは、とかく服に金をかけてしまう。それは誰の金で買ったか? 下々のみなさんが納めた税金からじゃ」

「えー? でもコリアンナおばちゃん、アスカウのごりょーしゅさまなのにろくなもんきてねーよ?」

「そりゃあ美人じゃからじゃ。美男美女はボロをまとっても輝いておる。素っ裸が一番の勝負服じゃ。引き締まった腹やお尻、バランスのよい体型であれば装いなどちんちんやまんこをあれこれと妄想させる道具に過ぎぬ。それと、ぷりっぷりでむっちりなおちんちんやおっぱいがついているとなお良いぞ?」

「すげーこというなあおまえ。そりゃあコリアンナちゃんはかーちゃんよりもびじんさんだけど、おっぱいぺたんぺたんだからざんねんだけどなー。おっぱいはだんぜんかーちゃんのかちだけど」

 

 姫はもどかしくなっているヨハンナに、「軽くげんこつをしてもよし!」と命じた。ハイジはぎゃんと泣きだした。何故か姫に抱き着いて頬を涙で拭おうとすると、おや、と言って指でつついた。

 

「みてくれはすっげえきもちわるいのに、ずいぶんとぷりっぷりなおはだをしてるんだなー?」

「ふん。何せ妾はそなたのおばあちゃまと、その妹で伝説の『おしゃぶりうんちぶりぶり姫』の子孫じゃからじゃからな! 約束されたつるつるお肌の持ち主じゃ!」

「おお! そーだったのかー! おめえもちんぽぺろぺろしまくってうんちぶりぶりをどこでもかましているのか! まあでも、そのふーてーじゃちんちんをおっきくさせられないだろうけどな!」

 

 がははは、と笑うハイジを、姫はニコニコしながら「よいぞ、よいぞ?」と言って指で彼女の涙を拭ってやった。

 

 なかなかに度量が大きい態度にイズヴァルトはあっぱれ、と叫び、この姫が将来どのような英傑になるかを期待した。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 コリアンナには娘がいた。姉がセレネで妹がメアという。

 

 姉のほうは14歳。妹は12歳。2人とも蒼にも見える黒い髪をなびかせる美少女として評判だった。とはいえ、母に似て着ているものは、多少ほつれやつぎはぎがあっても気にし無かった。

 

【ギルバート=カツランダルク注:セレネとメアの姉妹はアスカウの農家の息子を婿にとった。歴史に詳しい読者諸氏ならご存じだろうが、2人ともアスカウ公の地位を継げなかった。】

 

 二人の姉妹はコリアンナの館で待っていた。割りと粗末な館の娘らしく、色合いが地味でこざっぱりとした、割と質素な服を着ていた。

 

 その娘達だが、ベートーベンとフランツを見るなり駆けだして抱き着いた。身分は違うのに、随分とべたべたと親し気な様子である。アーノンレンシ姫は不思議に思い、大叔母とお守り役の2人に尋ねた。

 

「……でかいおのこが好きなようじゃな?」

「まっ、2人ともちんちんはでっかいしきんたまも重たいからね」

「そっちの意味で尋ねたかったわけではないが、そういうことなのか?」

 

 あろうことかセレネとメアは、ベートーベン達と唇を重ね合わせてちゅっちゅを致しだしてしまった。男たちにとっては間接キスみたくなってしまっていたが、ベートーベン達はお構いなしだった。

 

 2人は男達に抱き上げられ、姫のもとに近づいて来た。素っ裸で頭つるつるの、大変残念な姿かたちの姫様を見てきゃははと笑った。

 

「アーノンレンシちゃん。その恰好なのは、いつでもおまんこおっけーっていう意味なの?」

「いやいや。そうじゃないよメア。まだ3歳だよ? あたしらだったらサキュバスのあかちゃんたちと一緒になって、わんこのちんちんをぺろぺろしていた頃じゃないか?」

「あはは! そーだね!」

 

 何かと生意気なハイジとは違い、2人は素直で優しい子に育っていた。それから姉妹は姫を沐浴場に連れて行き、旅の汚れを落としてやった。

 

 沐浴の後は夕食となった。同時にそれが次の計画をたてる議論の場となった。

 

 貴族にしてはどうにも素朴が過ぎる食事をとりながら、イズヴァルトは西に進むか南に行くかを皆に尋ねた。まずはベートーベンが意見した。

 

「ナガオカッツェの道を行くのは、ちょっと面倒かもな何せレーアの後見役のヨーシヒデクスの息がかかっている。ご領主様はこちら寄りだが、家臣は兄上様のシンパがたくさんいるんだ」

 

 フランツや他のナガオカッツェの武者達も同意した。そこへサキュバス達からの報告を聞いたばかりのコリアンナが助言した。

 

「東も東で荒れちゃいるけど、そっちのほうがまだいいかもしれないね。あたしらの味方の領地を通っていけば安全だもの。マイヤちゃんが襲われた森の街道を行くことになるけど、イーガの王様にも連絡して応援を派遣してもらっているし、こっちのほうがいいと思うよ?」

 

 論は殆ど決まっていた。東の街道を通ってイーガに入る、というルートをとることに決めた。

 

 策士エレクトラの故郷のガモーコヴィッツ伯の領地に着くが、彼女の実家は単純一途な武人肌だから、騙し討ちなどして裏切ることは無い。

 

「それでは、イーガに向かわせたエレナにお願いするでござるよ。娘が説けばガモーコヴィッツも積極的に動くでござろう」

 

 イズヴァルトの娘エレナは、エレクトラの娘でもあった。姫の迎えに一緒に旅するはずだったが、イズヴァルトは事がなった後のイーガからの庇護を引き出す為に、その使者としてエレナを向かわせたのである。

 

 そうして食事と議論が終わり、姫はイズヴァルトと一緒の寝室に入った。そこで持って来た軍学書を一緒に読み上げていると、風呂上りのベートーベンがフランツとともに入って来た。

 

「よう。これから夜の見回りをやるが、一緒に行くか?」

 

 イズヴァルトは首を傾げた。それはオクタヴィアたちの仕事だったはずなのに。それからセレネとメアが2人の後ろから覗いているのを見て、何のことかと察した。

 

「お断りいたすでござる。釣りになら明日にでもご一緒するでござるよ?」

「言ってるのはお前じゃないよ。ショリィ姫様に言っているんだ」

 

 ベートーベンの後ろにいたセレネとメアは熱い視線を姫に向けていた。それに気づかずイズヴァルトは、姫にどうするかを尋ねた。

 

「行ってもよいぞ。何度も読んだご本ばかりでは退屈じゃからな」

 

 姫の紅い瞳は、はっきりとわかるほど潤んでいた。それが眠たいからだと思ったイズヴァルトだが、どうしてもと言ってきかない姫の望むままにさせた。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 見回りというのは方便であった。

 

 ベートーベン達は館を出て少し歩くと、ヤマート大河沿いにある薪集め用に使う小屋に入った。

 

 その小屋だが休憩する部屋があり、ご丁寧にも藁のマットが敷かれていた。ベートーベン達はその上に、さらに柔らかい布を敷いた。

 

「ううん♡ はううう……♡」

 

 喘いでいたのはセレネであった。何一つ身に付けず、ほんのりと膨らんだ乳房かすかに揺らして、脚を広げて身じろぎしていた。

 

 照明石に照らされた真っ白な両腿の間にあったのは、あろうことかアーノンレンシ姫の頭であった。

 

 姫はところどころでぽつぽつと生えたちぢれ気をかき分けながら、小さな舌でセレネのむき出しになったクリトリスをぴちゃぴちゃ、ぴちゃぴちゃと舐め続けていた。

 

 彼女のそこは充血して、すっかり膨らんで仕上がっていた。それと突起の下の陰裂は少し黒ずんでいて形が崩れていた。勃起したちんちんを受け入れ馴れた、経験豊富そうな形をしていた。

 

「す、すごいなめなめがじょーず♡ ショリィちゃん、こういうことどこで覚えたの?」

 

 姫は一旦舌を止めて答えた。

 

「下女が間男ちゃんにやられているとこを見て覚えただけじゃ」

「見てただけ? お風呂で指でくにくにしてくれたのも、見て覚えてたんだね♡」

「あれはのう、妾が自分のをこねて学んだものじゃ」

 

 そう言って姫は、小さな指をセレネの濡れ切った膣口に入れた。

 

 出入口近くの上の壁をゆっくりと撫で、舌は再びクリトリスをなぞりだした。

 

「ふうんっ♡ そこっ♡ そこっ♡」

 

 姫の指と舌は丁寧かつ執拗だった。見ているだけでは身に着かぬ技巧というものが、その舌と唇と小さな指に宿っていた。

 

 ぐにゃりとなってぐちゅっとなった女陰から来る刺激を受けながら、セレネは姫のつるつる頭を押さえつけた。下半身は既に熱くなり、全身は桃色に染まっていた。

 

「ショリィちゃん、すごいよう♡ 『おしゃぶり姫』の名前、襲名できちゃうかも♡」

 

 襲名できるとなれば三代目である。初代はマイヤで二代目は姫の実の母だった。

 

「ふえええええん♡」

 

 姫のしつこい慈しみにやられ、セレネはアクメに達してしまった。但しこの時5回目である。セレネのおまんこは感じやすくて、すぐに果ててしまう淫魔仕様だった。

 

 アーノンレンシ姫は14歳の少女の、ぐちゅぐちゅのふにゃふにゃになったおまんこから指を抜いた。

 

 ぬるぬるとして滑りが良く、小陰唇はどれも肉厚。

 

 それと指で感じた感触だが、押し返してくる力に富んでいた。ちんぽがとても喜びそうな生殖器であった。

 

「ふうむ。そなたもトーリおばあちゃまの血を受け継いでいるのじゃな?」

「そうかもしれないわ……♡」

 

 うれし涙をこぼしながらうなずくセレネを見て感慨にふけるアーノンレンシ姫だが、彼女もまた心地よい快感を享けていた。

 

 何せメアが姫のお尻にかじりつき、舌で可愛い窄まりをしゃぶっていたからだ。

 

 快楽はすぐに最高潮に達していた。姫の割れ目は弛緩して半開きになり、どろりとした蜜を垂らしていた。

 

 尻穴もかすかに黒い穴を開けており、とかくうんちを出したがるそこは、可愛い音をぷすぷすと立て続けていた。

 

「うーん、くちゃい♡ あまくてくちゃい、いいにおいだよ♡」

「うっ、ううん……♡ 言われてしまうと恥ずかしいぞ♡」

 

 快感で姫の目は大きく開かれ、紅い瞳はすっかり潤んでいた。

 

 メアは姫のアニリングスを施し、柔らかて甘いにおいがするうんちあなをなぞりながら、掌で姫のお尻や背中をさすっていた。

 

 姫の肌だがこの年頃のお子様よりもすべすべだった。触るだけで性的興奮を催すような逸品であった。痩せてしまっている為、ふわふわ感に乏しいのが玉に瑕だったが。

 

 セレネもまた姫の肩や二の腕を触って来た。とても厭らしい笑みを浮かべながらだ。

 

 姉妹はお風呂で姫の身体を洗っている時、その身体が中毒患者を生む魔力を秘しているのを知ってここに誘った。風呂場では姫の幼い粘膜を確かめていなかったが、そちらはもっと魅惑に富んでいた。

 

「ショリィちゃんのうんちあな、やわらかくってふわふわしてて、おいちい♡ おいちい♡」

「舐めるのはほどほどにしてほしいぞ♡ そんな熱心に舐められるとうんちを漏らしてしまいそうじゃ♡」

「漏らしてもいーよー♡」

 

 アニリングスが続いてまたしても姫の下半身がびくっとなった。深い絶頂に姫の女陰は熱い蕩け汁をこぼした。

 

 一緒に来ていたベートーベンとフランツはその様子をにんまりとしながら眺めていた。ちんぽをしごきながらである。

 

 但し、自分の手ではなく、向かい合って互いのそれを撫でていた。

 

 2人は男色を通じて一生を誓い合った『義兄弟』であった。

 

「へへ、セレネちゃんが言ったとおりだな? ショリィ姫はすんげえやり手みてえだ。まるでマイヤちゃんだよ」

「そのう、思い出したんですが、イズヴァルトさんがぞっこんだったローラさんは、どうだったんですかね?」

「マイヤちゃんの再来そのものだったさ! いや、マイヤちゃんと比べ物にならねえ程の『聖人』だったさ!」

 

 イズヴァルトの妻、ローラ=ラダトゥム=セアック。

 

 四肢欠損の女軍師で胸と尻がとても大きく、それでいて可愛らしさに満ち溢れた人物だった。赤ん坊みたいに。

 

 聖騎士と旅をしていた時は夫が押す荷車に乗り、うんちとおしっこをしたくなると所かまわず底にあいた穴から、ぶりぶりじょばじょばと放ったという。うんこは決まって下痢便だった。

 

 彼女はまた、『淫乱下痢便だるま女』というのぼりを掲げ、イズヴァルトが手を貸す国や集団の参謀として大いに勤しみ、夫公認の下でパイズリや前後の穴でのちんぽ喰いに励んだ。

 

「とにかく『おしゃぶり』も2つの穴でのちんぽずぼずぼもたまんねえ女だった。それととっても可愛い。イズヴァルトには悪いがさらって嫁さんにしたいぐらいだったさ!」

「はは、そうなんですね。けどマイヤ姫様と比べると……」

「おいおい。ローラさんとお金持ちのお姫様になってから性悪になったアイツと比べちゃダメさ。姫様はローラのようになってもらいたいもんだ!」

 

 そう言うとベートーベンは、いきり立ったちんぽを掴んでセレネの頬に押し付けた。

 

「セレネお嬢さま。いつものように労ってくださいよ?」

 

 セレネはアーノンレンシ姫の身体をさすりながら、ベートーベンの勃起に鼻を近づけた。

 

「うっぷ♡ 雄臭くってたまんない味がする♡」

 

 それを咥えしゃぶり込む。勝手知っているチンポの形状、という様子で滑らかな口遣いだった。セレネはこの男のちんちんと、遊び尽くしていたのだ。

 

「おおっ! すげえ心が籠った労いだ!」

 

 ベートーベンはたまらずセレネを抱え上げた。

 

 唾液がついた男棒で令嬢の濡れ切った膣を貫くと、セレネはお腹の奥で重く響く様な快感を覚えた。

 

「おおおっ♡」

 

 ベートーベンはセレネの尻を抱え、上下に動かしだした。

 

 フランツもまたメアと事を始めていた。メアはでんぐり返しをされて抱え、無防備になった無毛の股をフランツに喰われていた。

 

 舌が割れ目の溝の奥に届くと、肥っていて食いしん坊が持ちうる舌遣いが隠れていたものに襲い掛かった。

 

「フランツさあん! なめなめはほどほどにしてー! いっつも前戯がしつこいんだもーん♡」

 

 そう叫ぶメアは嬉しそうだ。アーノンレンシ姫はベートーベンの荒々しい挿入よりも、フランツのじっくりと味わうような口遣いを懸命に見届けていた。

 

 しかし彼女はすぐに、後ろを振り向いた。ベートーベンがセレネの膣内に盛大に放ち、2人のジョイント器官から、受け止めきれなかったものがこぼれ出た時にだ。

 

「ぬうっ……!」

 

 銀杏の実くさく、青臭いにおいに嗅覚が反応し、本能が動いていた。

 

 期待と喜びとで何も考えられなくなっていた姫は跳びあがるとベートーベンの脚にしがみつき、セレネの股からこぼれ出るものをぴちゃぴちゃと舐め出した。

 

「お、おい、ショリィ姫、なにやってんだよ?」

「ふーんっ!! なめてるのっ!!」

 

 その男くっさく、セレネのおまんこの奥のにおいと味も混じっているそれが垂れている肉栓とその入口を、姫は無我夢中でれろれろ、ぴちゃぴちゃと舐め続けた。

 

 それからきんたまに顔をくっつけ、蒸れ蒸れとしているそこに頬ずりし、「ちょーだいー!」とねだりだした。

 

「な、なにをだよ?」

 

 姫は先ほどまでとはまるで違う、年相応の可愛らしさに溢れた猫撫で声で返事した。目がすっかり大きく見開いていて、雰囲気は愛くるしさというものが前面に出てしまっていた。

 

「しょりぃのおくちに、ベートーベンちゃんのくっちゃいくっちゃいちんぽじるをのませてー?」

「……もしかして、俺はマイヤちゃんの幽霊でも見ているのか?」

 

 それにしては姫はマイヤとは似て非であった。いささか『整った顔立ち』に近かった。

 

 美人の範疇だとしても自信の無い男が俺でもなんとかなりそうかもしれない、と期待を抱ける『おしゃぶり姫』が持っていた安っぽさは、この姫の将来には約束されていなかった。

 

「ねーねー。のませてー? セレネちゃんのおまんこ越しでいいから、しょりぃにちゅるちゅるさせてよー?」

「わ、分かった。セレネ様のおまんこに3発くれてやっから、その後でちゅるちゅるさせてもらえ。それでいいか?」

「しょりぃ、じかがいーよー。おちんちんから出したてのものをごくごくしたーい!」

 

 姫は媚びが籠った視線を向けた。同時に小さな体の首筋やわきの下、割れ目のあたりからいいにおいが漂って来た。それを嗅いだベートーベンはきんたまがイライラしだしてしまった。

 

 しかし彼は意志を曲げずに、『直飲み』の誘いを断固として拒んだ。姫はどうにも幼過ぎたのと、しゃぶらせたり尻穴で飲ませると、イズヴァルトに厳しく詰られると思ったからだ。

 

 そうして彼は姫のおねだりを跳ね返しながら、セレネの膣内にねばねばとした牡汁を3度のみならず4度も放ちこんだ。

 

 ぐったりとなったセレネを寝かせ、アーノンレンシ姫にぽっかりと空いてエキスをこぼす女陰を指さした。

 

「さあ、存分に飲んでくれ。これならイズヴァルトも文句は言わんだろう」

「おじいちゃまがそんなに怖い? しょりぃがいっしょにせっとくしてあげるよー? それともいっしょに頭をまるめる?」

「それだと姫様は無傷じゃねえか? はい、さっさと飲みなよ? まるでサキュバスみてえだぜ……」

 

 股から精液を垂らすセレネは、おいでおいでとアーノンレンシ姫を誘った。小さな体が股にくらいつき、じゅるる、じゅるると汚い音を立ててすすりだした。

 

 膣内の精液とチンカスと愛液の混合物を飲む勢いはとんでもなかった。およそぐいのみ2杯分のそれを10秒もせずに吸いきると、姫は小さな口をみっともない汁と2人の抜けた下の毛だらけにして踊り始めた。

 

「ほわーっ♡ なんだかみなぎってきたー♡♡」

 

 この時になってそういうことか、とベートーベンは思った。姫はもともと、ご先祖の淫魔に近いかたちで産まれたのだろう。

 

 サキュバスの赤ちゃんや幼児は、ミルクの代わりにちんぽの汁を飲むという。ベートーベンはそのことも思い出した。

 

 心なしか姫の身体から漂う、甘くかわいい匂いがより強くなり始めていた。嗅いだ相手に淫気を催す、魔の者の体臭である。

 

 ベートーベンは、我が子に乳を与える母親の気持ちになって、ぬめる陰茎の先を姫に差し出した。それはすっかり硬く大きくなっていた。

 

「姫様。こいつはイズヴァルトには内緒だからな?」

「うん! 内緒じゃよ!」

 

 そう答えると姫はくるりと後ろを向き、小さくてふわふわとした尻を向けた。

 

「こっちにちょーだい♡ しりあなにちそうするのじゃー♡」

「おいおい、それこそイズヴァルトに叱られるぞ?」

「しょりぃはぶっといざやくが欲しい♡ はやくせい♡」

 

 今度は姫のほうが折れなかった。観念したベートーベンは、柔らかそうな子供尻を掴み、その滑りの良さに感激した。

 

 そして亀頭が窄まりにあたると、彼の腰は慎重にその奥に入って行った。

 

「ぬう♡」

 

 亀頭を咥え込んだところで姫の尻がきゅっと締まった。中はとても熱くそれでいてふんだんに濡れていた。姫の腸液は膣の愛液のように潤沢だった。

 

 皺穴はふんわりとしていてそれでいて、それでいてしっかりと弾力があった。それを傷つけぬようにおそるおそる動かしたが、亀頭とその下はしっかりと快楽を覚えていた。

 

 何せ、姫の直腸の粘膜があまりにも心地が良かったからだ。ニンゲンの粘膜ではなかった。別の世界の、吸精専用のナニカと言える様な素材であった。

 

「た、たまんねえや。浅いけどしっかりとしゃぶりこんでやがる!」

「そ、そうじゃったか♡ しょりぃもきもちいいぞ♡」

「姫様の尻穴、しごかれ続けたくなる逸品ですぜぇ……」

「ほめられるほどよいものじゃったか♡ ベートーベンちゃんのちんちんも褒めてつかわす♡ かたくてぶっとくておちりのあなが火傷しちゃいそうな、絶品のばななうんちみたいじゃ♡」

 

 その『肉うんち』を、姫は腹の奥に溜まったものをひねり出す時の要領で絞めつけた。

 

 それをやられながら動かすと姫はお小水をぽたぽたとこぼしながらアクメの声をあげはじめた。

 

 そうなると尻穴とその奥の筒の壁が余計に魔力を帯び始め、亀頭とその下の少しの部位で味わっているだけなのに、ベートーベンの下半身全体が射精前のたまらぬ痺れが包まれていた。

 

 ベートーベンはもはや我慢が出来なかった。ゆっくり動かしていたのに尿道はすっかりパンパンに膨れ上がっていた。

 

 痺れが脊髄に伝わって脳を冒すと、とうとう我慢できなくなってしまった。

 

「この姫様、とんでもねえ吸精魔だぜっ!」

 

 叫んだあと彼の泌尿器官はありったけの力の費やした。姫の直腸に溜めていた全てを吐き散らしてしまった。

 

 姫のぷにぷにとした尻を抑えながら、長い長い射精の快感を味わった後、ベートーベンは姫を抱きすくめてこうささやいた。

 

「今夜だけとは言わず、これからもずっとお乳(ザーメン)を飲ませてやりますぜ?」

 

 尻穴絶頂ですっかり顔が柔らかくなった姫は、まるで曾祖母の幼い頃の様な愛くるしい笑みを聖騎士の親友に見せてやった。

 

 かくして姫は祖母や曾祖母の様な、ちんちんを搾りたてる鬼となる道を歩み始めんとしつつあるが、姿かたちはつるっぱげの異様なまま、

 

 姫は果たして、『おしゃぶり姫』の再来と呼ばれるようになれるのであろうや否や?

 

 その続きについてはまた、次回にて。




ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回からはまた本文は短めになります。

ちょっとした登場人物紹介
フレデリク=サイモン……レーアの側近で愛人。彼女を病的なほど崇拝している。外伝2『カツランダルク戦記』で初登場。
(レーアの実の姉のロゼを毒殺した犯人はこの人です。)

ロールフ……トーリの4人目の息子。父親はルッソ。兄弟姉妹の代わりに牧場を継いでいる。

セレネとメア……コリアンナの娘。父親はナガオカッツェ公の実弟、ヨーシアキレウス。

 牧童の村にサキュバスが棲みついた理由ですが、『カツランダルク戦記』を読めばわかります。
 トーリやマイヤが生きていた頃は古代王国の直臣が生存しておりましたが、コリアンナの代ではその子供やその知り合いがコリアンナの部下として侍っております。 
 しかし魔界で育った親とは違い、子供達やその知り合いはそれほど強い魔法の遣い手ではありません。
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