※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編   作:CHACOとJAGUAR

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第十回

 出発の前の日である。アーノンレンシ姫は『ザーメンおちゅーしゃ』を献上してくれたアスカウの変態不審者らにお礼がしたいとイズヴァルトにねだった。

 

「……仕方ござらん。あまりやり過ぎて切れ痔にならないようお気をつけてくだされよ?」

 

 姫のことを、ちんぽとそこからびゅるるると出るものの虜になる星の下に産まれたのだと諦めていた。

 

 コリアンナが館の一部屋を提供してくれ、姫やハイジの尻穴に肉棒を挿れてぶっとくて丁度良い硬さのうんちを何度も肛門括約筋の間を行き来する快感を献上した男達が集められた。

 

 イズヴァルトはちらと顔を見せてもらったが、どの男らも爛れ腐った生き死人では無く、はつらつとして良き面構えであった。武者なり文官なりきっちり仕事が出来そうな男達だった。

 

 聖騎士は彼等の経歴について聞きだした。トーリやマイヤがホーデンエーネンの政治の中枢にいた頃、平民の身分から彼女達に見出され、その下で働いたという。

 

「ううむ……なにゆえこんなところでサキュバスのあかちゃんやお子さんのおまんこを、好んでなめなめする浮浪者をしているのでござるか?」

 

 どの男もこう答えた。カモセンブルグの姉妹の死後、王都を追い出されたり、カツランダルク党が実権を握ってから冷遇されて自分から職を辞したのだと。

 

 イズヴァルトはこのことをコリアンナに伝えた。彼女は彼等を、アスカウの役人や弟たちが治めるヨーシデン領主の家来に取り立てようと約束した。

 

【ギルバート=カツランダルク注:この部分のエピソードは創作らしい。アスカウ公とヨーシデン公は、トーリ=カツランダルクの遺臣を全て引き継いだという。】

 

 しかし今は、彼等が再び辣腕を振るうや否やを決める時ではなかった。姫のお別れの挨拶を受け、幼くて小さな女体に心ゆくまで前立腺液をぶちまけたかった。

 

 姫は隣の部屋で待っていた。そのほかに、セレネとネアやおしりエッチに目覚めたハイジ、変態不審者達にいつもちんぽで構ってくれているサキュバスの子供達が待っていた。

 

 彼等が入って来るとサキュバスの女の子達は走って寄って来た。よちよち歩きの赤ん坊は年上の女の子達に担がれてである。

 

 全員がお尻とお股が丸見えの薄い就寝着をまとっていて、「ちょうだ~い♡」とせがみながら彼等の脚に股の割れ目をすりすりとしてきた。

 

 彼等はいてもたってもいられず、股間を子供達の顔に押し付けた。サキュバスの子供らは生臭かったり汗臭かったりする彼等の股間を、可愛い動物の様に撫でたり頬ずったりし始める。

 

 セレネ達とベッドに腰かけて見ていたアーノンレンシ姫が、その様子を見てにっこりと微笑んだ。

 

「さあ、その子らにおちんちんからぴゅーぴゅーと出るものを余さずご馳走いたすのじゃ♡」

 

 サキュバスの童女をこよなく愛し、淫魔の血を受け継ぐ男達は奮起した。下に履いているものを脱ぎ、汗臭い逸物をぼろりと出した。

 

 どの陰茎も人一倍大きく太く、亀頭は赤々として肥っていた。陰嚢も大きくて中身が重そうだった。常日頃サキュバスの童女の体液を浴び、第三次性徴が起こってしまったのだ。

 

 それが露わになるとサキュバスの子供達は「かまってー♡」とねだって舌でぺろぺろとしだした。中にはちんぽではなく、彼等の肛門にちゅぱちゅぱとする子もいた。

 

 それらの愛撫はちんぽや皺穴に、ぴりりと痺れる快感をもたらした。男達皆が腰を振りたいという欲に駆られ、女の子達の膣や肛門にちんぽをねじこみ、ねとっとした汁でぐっちょり濡れた肉穴をこねくりだした。

 

 サキュバスという種族だが、ちんこにすぐ負けるほど我慢強くない。それと全身が性感帯。性愛については歯ごたえの無いザコばかりである。

 

 口内性愛から下半身の両穴へのシゴキになると、途端にサキュバスの乳児や幼児たちの可愛いイキ声が響きだした。愛らしい口から放たれる喘ぎ声が、合唱となり男達の射精欲を刺激した。

 

 我を捨てた男達の本能から出る声に、小さな淫魔たちの嬌声。その両方が姫やその親族らの欲情を昂らせた。

 

 姫とハイジのぷにっとした真っ白な割れ目からとろりとした露がこぼれ、彼女達よりも発達していささか黒ずんだ女性器になっているセレネのメアの姉妹は、紅い肉襞の上にある小さな亀頭が充血し、シーツや陰毛が触れるたびに震えるようになった。

 

 陰核とその裏側の神経が疼いて仕方が無い姉妹は、アーノンレンシ姫をしきりにちらちらと見た。

 

「あの中に割って入っていい?」

「だめじゃ。順番は守らねばならぬ。あの子らと事前に決めておったじゃろう?」

 

 彼等の最初の『どぴゅっぴゅ』は、あのサキュバスの童たちに譲る。その代わりにその後は姫やハイジ、アスカウ公の娘達がたっぷりとお相手してもらうのだ。

 

 戦場に例えて言えば、サキュバスの幼女たちはいわば前備えで、姫達は本隊。後備えが無かったり側面を護る者がいないのは、そんなにいたら男達の身が持たないからである。

 

 一番槍の功を譲るとなったわけではあるが、男達はこどもサキュバスたちの『包囲殲滅陣』で総崩れとなる訳では無かった。何せサキュバスの兵というものは、敵方を鼓舞してしまうという悪い癖があったからだ。

 

 その内、2歳ぐらいの女児みたいな姿かたちの女の子を抱え、一生懸命おしりをフリフリして喘いでいたその子のまんこに精を放って抜き終えた男が、柔らかい膣から己のものを抜いた。

 

 精液と幼い淫魔液まみれだったそれは、ぬらぬらとしててかっていて、それでいて勃起は硬直したままで天を向いていた。

 

 その男を皮切りに、2名か3名が変態の生殖欲を1度為し終えて、女の子達の穴から己のものを抜き出し、姫達をうかがった。

 

 どれも凄まじいぐらいの勃起を股間につけていた。禁欲を続けて夢精寸前の陰茎の様に、硬くなっていて大きかった。

 

「ほう。囲いが破れたようじゃの♡」

 

 姫は手で腿を打ち、『親衛隊』に号令をかけた。セレネとメアとハイジが前に出て、男達と姫との間にハイジ達が壁となり、遮った。

 

「かかれ!」

 

 姫の号令と共に親族衆3人が攻めかかる。先手をつとめるのはハイジである。彼女は猛然と最初の男に襲い掛かった。抱き止められて組打ちになって後ろから抱えられると、男の匕首が彼女の急所をぐさりと突き刺した。

 

「ぐえっ♡」

 

 牧童の娘、こうもあっさりと討たれるとは情けなや。

 

 しかしまだセレネとメアが残っている。アスカウ公の娘であり、老い武者から幼い頃から軍談を聞かされ、鍛錬を積み重ねた荒武者だった。

 

 それぞれに対し、加勢が駆けつけて来て勢いがました敵勢が、2人がかりで彼女達に襲い掛かった。

 

 いくら鍛え抜かれた若武者といえど、彼女達よりももっと鍛錬を積み、戦場を渡り歩いて来た古豪らには勝てなかった。

 

「ぐおっ♡」

「ひゃううう♡」

 

 突き刺されて放った断末魔の後に、彼女達は物が言えなくなった。もう1人に口は塞がれてしまったからだ。首級は胴体から離れることは無かったが、その代わりに首はぐっぽぐっぽと音を立てて前後に動きだした。

 

 さて、いよいよ総大将の元に敵兵が迫って来た。姫の側には、護ってくれる近衛はいなかった。

 

 しかし姫は怯えたり泣いたりしなかった。豪胆かつ勇猛なセイン王の血が流れる彼女に、泣いて許しを請うという選択肢は無かった。

 

「たった一人でも蹴散らしてくれるわっ! 妾は既に準備万端じゃ! ものども、覚悟致せ!」

 

 姫はベッドの上で立ち上がった。護衛こそいない単騎だが武器ならある。その先を迫りくる敵兵に向けた。一発逆転の大砲であった。

 

「わははは! かかってこんか!」

 

 男達は戸惑った。しかし果敢な彼等はアーノンレンシ姫を取り囲み、砲門に杭を打ち込んで塞いだ。

 

「んぎいいいい♡」

 

 しかも杭には砲内を掃除するブラシがついてあった。彼等のうち1人がそれで搔き出した。

 

「んおおおおお♡ きもぢいいい♡」

 

 総大将は生け捕られた。そして姫は嬲り者となった。

 

 お尻の穴をぐぽぐぽとやられてみっともないイキ顔を晒せば、割れ目の奥をいじられてお姫様の聖水をこぼしてしまう。

 

「ショリィちゃん、お口でも頼むよ?」

 

 そう言われたら「あーん」と口を開けて牡汁くさい亀頭をちゅぱちゅぱだ。

 

 流石にまんこはまだ狭すぎたが、姫は尻穴とお口でたっぷりと栄養剤を摂取した。

 

 事が終わった後、出発の前にこうして付き合ってくれた男達に感謝を述べてまた来ると約束した。

 

「今度はショリィのおまんこも、そなたらに馳走やるからのう!」

 

 かくして、出発である。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 アスカウの宿場町を抜け、東の街道へ出てイーガへと向かうイズヴァルトだが、その旅の途中で思わぬ人物と出会ってしまった。

 

「イズヴァルト! 何故儂のところへ便りを寄越さぬ!」

 

 その声の主はシギサンシュタウフェン公であった。齢は60を過ぎていたが息子の様に体格は立派で、近隣では未だ敵う者無しと言われる豪勇だった。

 

 その父親は300あまりの手勢を引き連れていた。どの兵士も雑兵では無く、国内を渡り歩いていた旅の傭兵を従者に取り立てた者達だった。

 

 それと、イズヴァルトの父だけではなかった。母のセシリアが、彼の弟妹もだった。

 

「ど、どうしてでござる!」

 

 驚くイズヴァルトに父親は馬を走らせ、息子の頭を思い切り殴った。

 

「どうしてもこうしてもあるか! 儂らはコリアンナちゃんから教えてもらい、アーノンレンシ様のもとにはせ参じたのじゃ!」

 

 イズヴァルトは後ろを向いてコリアンナを見た。彼女は全く悪気が無い顔で笑っていた。

 

「シギサンシュタウフェン公のじいちゃんが手伝ってくれたら、すんなりと進めると思ったからね!」

 

 ため息をつくイズヴァルトの父親は尋ねてきた。

 

「ところで、イーガに入った後はどうする? まさか、姫様を手元に置くだけで何もせぬつもりか?」

「……考えているところでござる。拙者は姫様をのびのびと育てたい」

「ならば姫様と共に兵を起こし、ナントブルグからカツランダルク党を追い出せ。オーミゲニアの盟主でもあるおぬしなら、事は容易く為せるじゃろう」

 

 イズヴァルトは答えに戸惑った。その様なことをすれば国王とフレッダの遺児たちに危害が及ぶかもしれないからだ。

 

 このような策を巡らせる為にもついでに引き取れば良かったのだが、出生を秘密にされ、人々からはあまり知られていないアーノンレンシ姫とは違い、フレッダの子供達は世に知られていた。

 

 その王子や王女の評判は、あまりよろしく無かった。

 

 4人ともまだ少年の歳ではあるが、臆病な性格で怠け者ばかり。それでいて贅沢好きで好色だった。

 

 2人の王子は既に侍女との間に庶子を作ってしまっていたし、サキュバスのまんこ汁がちんぽを大きく立派にすると聞き及び、毎晩彼女達を寝床に引き連れて痴態を繰り返していた。

 

 姫達にもまた、ちんぽでの忠義を尽くしてくれる男がいないと寝られない気質であり、しかもサカーイの商人から宝石や絵画を買い求めて散財する、という有様だった。

 

【ギルバート=カツランダルク注:この姫達は2人とも妊娠中だった。嬰児の父親はかなり下賤の者だったという。産まれた子は可愛い女の子だったので、姫達は里子に出さず手元に置いて育てた。】

 

 だが、王の子であり跡継ぎ。戦争などという大ごとを起こせば、彼等の命が危うくなることも考えられた。

 

「それはおいおい、考えて置くことに致すでござる」

「おぬしがそんな弱気になってどうする! ……まあいい。ところで姫様は?」

 

 シギサンシュタウフェン公が尋ねると、イズヴァルトは気まずそうな顔をしてうつむいた。

 

 黙っていてはわからぬと言い詰めると、ベートーベンが乗った馬がこちらの方に近づいて来たのを公は目にした。

 

 見ればナガオカッツェ一の豪傑は下半身の軍装を解き、お尻丸出しで鞍にまたがっていた。

 

 そして彼の股間の上には、足を大きく広げてスカートからめくれあがった割れ目を晒し、後ろの穴をぶっといもので貫かれて喘ぐ、アーノンレンシ姫がいた。

 

「おぐっ♡ おおぐっ♡ しょりぃはずーっと、このままつながったままでよいぞ……♡」

 

 公は驚いた。息子に何をしているところかと問い詰めた。

 

「そのう、お尻の穴で栄養を摂取しているわけでござる。ちんちんから出るものは姫様の身体に、良い作用を与えてくれるらしいでござるから……」

「なんという愚か者じゃ、おぬしは!」

 

 公はまたイズヴァルトの頭をまた殴った。

 

「二度も殴られたでござる!」

「マイヤちゃんやコリアンナちゃんたちを見れば、あのぐらいはどうということでも無い! サキュバスの血を継ぐというのはそういうことじゃぞ! 愚かな倅よ、なにゆえおぬしが姫様のお相手を努めぬのじゃ!」

「それは……出来ぬ相談でござるよ」

 

 イズヴァルトは姫を孫娘の様に思っていた。それと流石に歳が離れすぎているしまだ小さい。姫の足踏まずを洗っているうち、思わず涙ぐんでしまうぐらいに姫のことを可愛がっていた。

 

 しかしちんちんが我が子のヴァギナやアヌスに入ったことはよくあった。

 

 小さい頃のエレナやオリガが、寝ている時の父のそれにお尻の穴を挿れて喜んだり、オクタヴィア達との4人の娘は、父のちんぽで『でかちん』の味を知ってしまったのだ。

 

「マイヤちゃんやローラさんのように、責任をとっておぬしのちんちんで面倒を見ろ」

「嫌でござる。姫様はその者らと同じ匂いがぷんぷんとするでござるし……」

「男は搾られてなんぼというものじゃ。覚悟せい」

 

 それにイズヴァルトの母が相槌を打った。イズヴァルトの母だがそれなりに歳をとった顔貌をしていたが、美しさは未だ健在だった。

 

【ギルバート=カツランダルク注:イズヴァルトの母はスオニアの王族筆頭・キッカワンテス家の姫でもあった。王国一の美女を輩出するという家の出自であったから、その美貌は当時では有名だった。】

 

 シギサンシュタウフェン公は再び姫に目を向けた。ベートーベンはとっくに射精を施していたが、姫はお尻を振って、まだまだ出せそうな肉槍を離さなかった。

 

「おけつの奥がきもちいい♡ 極楽じゃ♡ 極楽じゃ♡ ベートーベンちゃん、ショリィのお婿にならぬか? そうしてずーっとずーっと、妾のおけつを愛でてくれんかのう♡」

「……すまねえ。そこまでやるとイズヴァルトが殺しに来るかもしれねえ」

「そりゃあしかたないのう♡ ショリィは振られてしまったぞ♡ ぐすん♡」

 

 しばらくして、姫の尻奥に精液が送り届けられるのを見届けた後、大公は妻や子供達と馬から降り、姫にあいさつの言葉をかけた。

 

「おけつまんこで感じながら、そなたらについて気づいておったぞ。ショリィはアクメで頭がふっとぶ様なヤワなおこちゃまではない。馬から降りるのは余計なことじゃ」

「だとしても姫様は王家のかた。マイヤちゃんと我が愚息との間に産まれた、ロゼ姫様のお孫様でございます。そのロゼ姫様のご息女であるトリーネちゃんには、亡きセイン王陛下の血が流れておられる。ゆえにこそ姫様は崇められるべきお方なのでございますぞ」

 

【ギルバート=カツランダルク注:アーノンレンシ姫の祖母であるロゼ姫はマイヤとイズヴァルトとの子ではない。あと、トリーネ姫をちゃん付けして呼ぶのは、シギサンシュタウフェン公がお守り役のうち1人だったからである。】

 

 しかし姫は形式ばったことを嫌った。その場で馬から飛び降り、スカートをめくってしゃがみこむと、アクメの連続で緩んでしまった大腸から溜まったものをぶりぶりとひねり落とした。

 

「おじいちゃま、しり!」

 

 はいはい、とイズヴァルトは水魔法で姫のお尻を清めた。お尻の穴がすっかりつるつるになると、姫はシギサンシュタウフェン公に抱き着いた。

 

「ならばそなたはひいおじいちゃまじゃ! ショリィのことを気軽に抱っこしてよいのじゃぞ!」

 

 公は涙ぐんだ。そしてアーノンレンシ姫にトリーネ姫の、あるいは、息子の金魚のフンとして付きまとい、実の娘の様にかわいがってやった、幼い頃の『おしゃぶり姫』の姿を見出していた。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 途中の道中には、アスカウ公とシギサンシュタウフェン公と敵対する勢力の砦がいくつもあった。

 

 その内の1つにこの東街道沿いの小領主・パルベックが所有するものが特に厄介だと言われていた。街道の南北が崖になっていて、その両方に頑丈な要塞が建っていた。

 

【ギルバート=カツランダルク注:キンキ大陸戦国時代に築かれた強固な城を、更に拡張したものだったという。街道の上に連絡橋がかかっていて、実質1つの城とも言える造りであったそうだ。】

 

 更にその周囲にはいくつも曲輪があり、そこを攻め落とすのはなかなかに容易ではないと言われていた。

 

 要塞は全て石造り。新規拡張された城壁や曲輪には全て、石が使われていた。パルベックの領地は石の名産地として名が知られていた。

 

【ギルバート=カツランダルク注:ちなみにだがパルベックはちょっとした観光名所である。原始時代に何者かによって造られた、『パルベック巨石群』と呼ばれる円形に配置された石像がそれである。人の顔を模した石像だが、どれも頑強そうな四角い顔で唇が分厚い、醜悪な顔である。それを実際に見たというマイヤは、『おるめかの像』とそっくり、などと日記に残していた。】

 

 街道を通らず、回り道をすれば良いのだがイズヴァルト達は先を急ぎたかった。会戦にとりかかることにした。

 

 まずはセシリアとイズヴァルトの弟妹たちが、手なずけた野鳥に千里眼の魔法を仕掛け、砦の兵の数を調べた。

 

 おおよそ1000ほどだった。平地であれば容易いが、砦となると抜くにはいささか手こずる数だ。幸いなことに援軍は無かったようだ。

 

 その情報をもとに軍議ではエルフ達とシギサンシュタウフェン公が立てた作戦を練りあげた。自分のことを放って話が進むのに何故かと思ったイズヴァルトが声をあげた。

 

「拙者1人でやればよかろうに?」

「馬鹿かおぬしは! そうなれば新兵どもが、大事ないくさの経験をせずに過ごしてしまうわい!」

 

 イズヴァルトが出ればコバエを部屋から追い払う程度の労力で済むが、そもそも戦いというのはそういうものではない。作戦を練り、鍛え上げた兵士や騎士を奮起させ、血と汗と泥にまみれて勝利を掴んだり、敗北の涙を味わったりするものである。

 

 今回のいくさはイズヴァルトが出ずに戦うこととなった。北の砦をベートーベンやエルフ達が、南の砦はシギサンシュタウフェン公とアスカウ公の手勢でかかる。

 

「先に儂とコリアンナちゃんの軍勢で南の砦に攻めかかる。曲輪を落し、頂上の砦に迫ったところで狼煙をあげる。それまではオクタヴィアさんたちは待っていただこう」

「よい策ずらな。北の兵が早くに門を出たら?」

「その場合は仕留めてもらっても構わんよ。ただ、互いの砦を結ぶ連絡橋から増援が来たら占めたものじゃ」

「まあ、おらたちは合戦に不自由しておらんから、功はそっちに譲るずらよ?」

 

 ベートーベンは不満そうだったが、フランツを含めてアーノンレンシ姫の『直腸おちゅーしゃ係』という誉れある大役を受けたんだからそのぐらい我慢しろ、と言われて大人しくなった。

 

 かくして城攻めとなった。妻と子供達の偵察で城の構造を知ったシギサンシュタウフェン公は、大きく迂回して獣道のような間道を通り、南にある搦め手門から攻めあがった。

 

 狭い道が続いたが、守る側も同じようなもの。公は魔道士や擲弾兵に命じて立ちふさがる櫓を焼き落とし、左右から攻めて来る者がいれば愛用の大剣を振るって相対した。

 

 シギサンシュタウフェン公は猛将であり、武芸達者でもあった。ドワーフの鍛冶師が鍛えたというその大剣がくるりと舞えば、敵の首は兜ごと吹っ飛んだ。

 

 そして南の砦を護る軍勢の、一番の豪傑と対峙した時は一騎打ちを自分から申し出た。

 

 互いに名乗りあうと戦いが始まった。けれども十回の打ち合いで勝負は決した。シギサンシュタウフェン公は息子ほどの歳の相手を討ち果たした。

 

「鬨の声をあげろ!」

 

 公が叫び兵士達が声をあげた。狼煙もあがり北の砦での戦闘が始まった。

 

 勝負はその一刻後に決した。砦を守っていたパルベック公の実弟が白旗をあげ、助命を乞いに現れた。シギサンシュタウフェン公は受け入れる代わりにこう告げた。

 

「ならば今後は、アーノンレンシ姫に忠義を尽くせ!」

 

 姫の元に引き立てられた砦側の大将は、イズヴァルトに抱えられたアーノンレンシ姫のもとに連れて来られた。

 

 彼はシギサンシュタウフェン公にこう迫られた。

 

「臣下の証として、足に口づけをせよ!」

 

 姫がはい、と言って右足を差し出した。食べちゃいたいぐらいにかわいいあんよであった。

 

 それを見た守将は感じるところがあり、姫の足を手にとるとにおいを嗅いだ。

 

「……なにをしておる?」

「あ、いや。とてもいいにおいだと思いまして……」

「そんなことはどうでもよい。さっさと妾に誓うのじゃ」

 

 急かされた守将は姫の足のつま先に鼻を近づけた。すんすん。ほっこりとした様子の笑みを浮かべると、キスではなく親指をべろべろ、ちゅぱちゅぱと舐め出した。

 

「うわああ。きたない誓い方だなあ……」

「それほどいいにおいがするからでございます、姫さま。ああ、おいちい。おいちい。たまらなくかわいいにおいがしておいちいですぞ!」

 

 誓いは延々と続いた。痺れを切らしたイズヴァルトが止め、と叫ぶまで止めなかった。くっさい唾液塗れになった右足をすんすんと嗅いで、姫は泣きそうになってしまった。

 

「うええええ、おじいちゃま、ショリィの足が虫歯持ちのおっさんの口臭でぷんぷんしておる……」

 

 この戦いで勝利し、続くとおせんぼする敵方の陣や砦を落して東へ進む。イズヴァルトが出ずとも連戦連勝だった。

 

 かくしてイーガへと向かう道を征くのだが、果たしてそのまますんなりとことを果たせたのであろうか?

 

 その続きについてはまた、次回にて。




ここまでお読みいただきありがとうございます。

セクシーな挿絵をどうぞ。

【挿絵表示】


以下はリンクです。(別サイト)


削除したエピソードはこちらでご確認ください。
題名はSEО対策です。

本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837

外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
 『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728

外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604


以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)

『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/


以下のは、副産物となります。

爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/

サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/
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