※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編   作:CHACOとJAGUAR

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アルファポリス版で掲載している、カツランダルク戦記・第六部のエピソードとなります。
『忠烈編』はこれを前提に話が展開されていきます。

※重複投稿となりますので、あちらを読んでいれば読み飛ばして構いません。


『カツランダルク戦記 第六部』 スカルファッカー家の夜明け ③

 ものの見事にルークは陥落してしまった。

 

 そのあまりの呆気無さに、ケノービは頭を抱えてしまった。

 

 経緯はこうだ。娼館に1週間入り浸ったルークを無理やり馬車に乗せ、『カツランダルク嫡流家』の館に送った。

 

 そこに棲まうやんごとなき美少女、レーアに会わせた。

 

 風呂を嫌い、新陳代謝を促す魔法の使い過ぎですさまじいにおいを放つ、美しくも汚らしい令嬢に顔をしかめたが、そのにおいの虜となってしまった。

 

 それから休暇の終わりとなる今日まで、ずっとレーアの褥の相手を務めている。朝も昼も気にせずだ。

 

「うお! うおお! おおお!」

「あっ♡ ああんっ♡ 凄すぎてこわれちゃう♡」

「ぶっ壊してやるよ! 俺以外のちんぽしか受け付けない身体にしてやるから覚悟しなッ!」

 

 扉の向こうからそんな声が聞こえっぱなし。ケノービはこれにあたまを悩ませていた。しょっちゅう頭痛を起こした。

 

 ただただ、扉の向こうにいる2人の交歓がやかましかったからだ。

 

 食堂で待っていると、しばらくしてルークが現れた。

 

 出会った当初よりも少し痩せていた。レーアを精液便所として扱い過ぎたからだ。

 

 閉じこもってから風呂に入っていないらしく、ひどい脂のにおいを放っていた。

 

「用はお済み、だったかな?」

「……決めた。鞍替えする」

 

 味方につく、とルークは言った。テーブルの上に置いてあった冷えた肉と酒をがつがつと頬張ると、これから聖騎士団のところへ向かうと言った。

 

「どのような御用でだね?」

「退団届を出す。聖騎士団はアスカウ派ばっかりだからな。『マイヤちゅわん』の威光がまだ生きてるんだ」

 

 マイヤ=カツランダルクは、貴族の間じゃまだ支持がある。下々の間では『重税おしゃぶり姫』だと罵られているが。

 

「それから親父と会うよ。まあせいぜい、レーア姫の護衛ぐらいでいい。どうせ俺は武辺者だからな」

 

 レーアの体臭をまとわせていた巨漢が、意味ありげに含み笑いをする。護衛とは名ばかりのセックスフレンドになろうという魂胆が見え見えだった。

 

 ケノービは半ば呆れた。

 

 ヨディアの実家はこの若者を、いささか正直者に育て過ぎたらしい。

 

「わかった。アナキンと話をつけてこよう。でも父親だからと思って感情をむき出しにするなよ? 放っておかれたことに何か思う事があるだろうが、あいつは繊細だからすぐに気を悪くするからな?」

 

 ルークはこれまで、実の父親から避けられて来た。彼の母であるヨディアが原因だ。

 

 政略結婚で嫁いできた彼女は高圧的だった。そのせいでアナキンは彼女と、その腹から生まれたルークを嫌った。

 

「大丈夫だ。自分の中で決着をつけているよ。ピルリアっていう女との子供らをサヌキスタンから呼び戻していないんだろ? それはどういうことか、俺にはわかるよ」

 

 自分こそ、スカルファッカー家の次の当主だよ。

 

 ルークは笑い、巨体を揺らした。

 

 アナキンは妾との間に男児を為していたが、まだ幼い子供だ。跡継ぎは当然、ルークが担うこととなる。

 

「では叔父貴、今から行って来る……それと、気になっているんだが」

 

 レーア姫は顔がどうも、『おしゃぶり姫』と似ているような気がする。

 

 ケノービの心臓の鼓動が早く鳴りだした。

 

 それを押し殺してルークを見つめる。

 

「レーア姫様はご本家だからな。アスカウのマイヤと似ているところがあるのかもしれん」

「そういうことか。わかった」

 

 ルークは蟹股で歩いて出て行った。入れ替わるようにレーアが姿を現した。

 

 彼女はドレスをだらしなくまとい、よた、よた、と歩くたびに乳首がちらちらと見えてしまっていた。

 

 疲れ切ってはいるが表情は明るかった。満足いくセックスを散々貪ったからだろう。

 

「お目覚めですかな、お屋形様?」

「ルークはどこ行ったの? まだ相手をしてもらいたいと思ってたけど、すぐに戻って来るの?」

 

 彼女が近づくとケノービは眉間を動かしてしまった。爛れきった性交のにおいを色濃く放っていたからだ。

 

「聖騎士団を退団し、お屋形様のお側近くに侍ると意気込んでおりましたよ」

「うふ♡」

 

 レーアの顔に活力がよみがえった。近々訪れる、新しい間男を思ってだ。

 

 疲労感はたちまち無くなって足取りが軽くなった。

 

 身体に流れるサキュバスの一族の血が、子宮の中に残る精液から魔力を取り出し始めて活力を与えたからだ。

 

(姫様の『恋人』がまた増えたか。まあ、良いだろう。)

 

 とはいえ、男達が取り合いで揉めるかもしれない。ロゼの暗殺にかかわった下男のほか、レーアの『恋人』は10人近くになっていた。

 

 『ひよこ』が大好きなヨーシヒデクスは、大きく育ってしまった彼女と寝ることはなくなったが、アナキンはまだ、『恋人』の中のうちの1人にあった。

 

(他の女とも寝ているアナキンのやつが、レーア姫に懸想し過ぎていなければよいのだが。)

 

 

□ □ □ □ □

 

 

「ルークとはちゃんと会ったよ。りっぱな騎士に成長してびっくりした。僕よりも英雄に向いていると思ったな。あいつなら、イズヴァルトみたいな英傑になるんじゃないかな?」

 

 ハビキシュッテン領へ向かう馬車の中で、アナキンは兄の前にしてそう評した。

 

 当のルークだが、『お屋形様』のお側近くに侍って、そのにおいを嗅ぎながらおっぱいを揉みしだいている最中だ。

 

「しかしルークには、どう働いてもらうつもりなんだい? 姫様の近衛じゃ暇をするだろう。魔法と武術を学び直してもらって、カツランダルク党の武の中核を担ってもらいたいんだけど?」

 

 アナキンは長男の、聖騎士団内での評判を聞き直していた。

 

 品行はよろしくないが、なかなかの才がある。人としてはあんまり尊敬できないが、聖騎士団にいてもらいたかった。欲を出せば騎士団長の補佐ぐらいにはなれただろうに。

 

「お前が鍛え直すんだ。まずはアドルフ様が教えてくれた、『魔族殺しの剣』を伝授してやれ」

「あれは魔力の多寡がものをいうが……うん。ルークにも扱えるだろう」

 

 レーアの政敵になるはずだった、トーリとロゼは死んだ。王妃であったフレッダもだ。

 

 それでもなお、コリアンナらがいるアスカウ家は残っている。

 

 ナントブルグにはトーリの息子のジョーケイン。それと、マイヤの孫娘とされるトリーネがいる。

 

「コリアンナは中央の政治に興味を示していないが、アスカウ家は未だ健在だ。派閥もある。厄介なサキュバスも擁しているだろう。いつまた、牙を剥いて来るかわからん。『魔族殺しの剣』は役に立つはずだ」

「女(サキュバス)を斬る剣としての用途が無さそうだ……でも、いいか」

 

 本来はこんなことに使うとは思っていなかった、とアナキンは思った。

 

 各地に潜む魔の者を倒し、イズヴァルトのような英名を得る為に覚えたのに。間者を処するだけの用途で終わりそうだ。

 

 数日してハビキシュッテンに入った。この度の来訪は彼と正式に約を結ぶ為にあった。

 

 これまで密書で何度もやり取りをし、領内の農民らから買い取った、召使い用の美少女を10人も贈呈した。

 

(まさか、あの小娘どもを殺して飾ることはしないだろうが……。)

 

 抱いた嫌な予感は的中してしまった。鷹揚に、嬉しそうに出迎えてくれたハビキシュッテン公は、うち6名を連れて来てくれた。

 

 かわいいお仕着せを身に着けた彼女達は大変愛らしかったが、目は怯え、表情は凍り付いていた。

 

(送りだした時は「立派なお屋敷でいい服を着て働ける!」と喜んでいたのだが……何があったのか考えたくも無いな。)

 

「皆、元気そうで何よりです。しかし卿、私がお贈りした数はもっと多かったと記憶しておりますが?」

「わはははっ! そうでありましたな! ……ぐすん、残念なことに、アエーシュマ様に導かれてしまったのでございますよ!」

 

 大公は太った身体を曲げ、しょげながら言った。『不慮の事故』で亡くなった。

 

「せっかくいただいたかわいい子供達だったのに……ただ火葬はしのびなくて、輪廻の理に召される前の姿を保つように致しましたよ。かわいい姿が、100年、200年と人々の目に触れられる様にです」

 

 一目見て、声をかけてあげてください、と大公にすすめられた。ケノービとアナキンは御免蒙りたかったが、大公の熱心な様子に負けて連れて行かれてしまった。

 

 アナキンとケノービは、大公の館のそこかしこに漂う気配に気が滅入った。

 

 まだ昼。太陽は高くあがっていて大きな窓から日の光が差し込んでいるのに、闇の中にいるように思えてならない。

 

 その暗闇の中に自分たちを襲い、喰らおうとする魔の獣が潜んでいるような感覚。それが常に肌に伝わっている。

 

 怨霊が、そこかしこに潜んでいるのだろう。

 

 大公の手で『不滅の愛玩芸術』にされた、少女達の思念が。

 

「まあ、私の館に来られたことですし、いろいろと寄り道をしていきましょうか?」

 

 無論、友好と盟約の為に嫌だとは言えなかった。アナキンは黙っていたが、ケノービは力いっぱい笑みを浮かべてうなずいた。

 

 大公の『コレクション』の間は、すでに3部屋出来上がっていた。

 

 その第一と第二の部屋だが、モナファン海賊団の三姉妹をはじめとする、多くの少女の成れの果てが飾られていた。

 

 黒漆や金箔、螺鈿で飾られた頭蓋骨。

 

 子宮や膣、はたまた、心臓や腸を保管薬漬けにしたガラス瓶。

 

 それと剥製。

 

 遺体を生前そのままに加工されて無理やりに笑顔を作らされ、裸体あるいは乳首や陰部が透けて見える薄い絹をまとっての、煽情的な姿をさせられたそれである。

 

 

 ハビキシュッテン公のコレクションの数だが、数年前に訪れた時よりも増えていた。

 

 モナファン海賊団の三姉妹は相変わらずだが、その他の娘達も負けず劣らず愛らしかった。

 

 はく製はどれもが股を開き、膣口や肛門をしっかり見せている。

 

 彼女らは生前、でっぷりと太ったこのハビキシュッテン公に、心を壊されるまで幼い身体をさんざん貪られたのだ。

 

「ふふふ。なかなかによくできているとは思われませんかな?」

「は、はあ。しかし、子宮や内臓の瓶の数と比べ、いささか数が多い様な気が致しますが……」

「ぬふふ。膣や直腸を抜きとったコは、代わりに動物のそれを挿れて再現しておるのですよ」

「は、はあ。そうなのですね?」

「そういうことですぞ。ふふふふ。しかしそれをやるとどうにも色合いが違ったりするので興が削がれる。そこで最近のコ達には、マイア=テクニカの新技術を用いておるのですよ」

 

 その新技術とは、その細胞を培養して人体の一部を作る医療技術のことであった。

 

 但し、今のところは不完全な技術だ。皮膚や腸壁や膣壁など、一部のものしか再現できない。

 

 手や足は形だけは再現できるが、動かせないそうだ。

 

 肝臓や陰核といった神経が集まっていたり、重要な機能がある部位や臓器は、それっぽい形のものは作れたが、同じ機能は望めない。

 

「その話は聞いたことがございますよ。どうやら、マイヤ姫が禁書図書館にあった人体修復の書を読み、イーガの医療魔道士に研究を託していたそうで……」

「ヨーシデンのトリシア大学には、これを用いた美容整形医を育成する学部があるそうですなあ。マイヤ姫様の肝いりだったのでしょうかねぇ?」

「……今となったら、この私でもわかりませんな」

 

 ケノービは、もうそれ以上は言わなかった。

 

 彼が大公に贈った4人だが、大公の『コレクション』の第三の部屋にいた。

 

 内臓を取り抜かれ、特殊調合の樹脂で固められ、生前の姿を保っていた。

 

 素足でピンクを基調とした侍女の服を着て、作り物の芝を敷いた土台の上に座り、楽しそうにおしゃべりをしている様に組まれていた。

 

「どうです? 亡くなる前の姿そのままでしょう? 農民の娘と聞き及んでおりましたので、靴を履かせないようにしてみました。健康そうな足をしておりますなあ?」

 

 今にでも立ち上がって駆け出しそうだ、と大公は言う。

 

 しかし笑顔の中の眼に光は無かった。死体の眼だ。

 

「……生前は、いかがでしたかな?」

 

 兄の横顔から目をそらしたアナキンが、他の娘達の顔を見る。あきらかに怯えきっていた。

 

「それはそれは、とても元気で可愛らしい女の子達でしたよ。あああ……」

 

 大公はこの娘達との思い出にひたる。甘美な時だった。

 

 全身を舐めまわして悦ばせた後、自分のものを股の間の穴に咥えさせ、やめて、と言わせて喜ばせた。何度もだ。

 

「このコたちとの愛の求めあいも、たいへん素晴らしいものでしたなあ。私の上でぴょんぴょんと跳ねて、覆いかぶさった私を小さな体で支えてくれましたよ。本当に、健気で良いお嬢さんたちでしたぞ……」

 

 そう言って大公は娘のうち1人のスカートをめくった。程よく太くて健康的な両脚の奥にある、加工して固めてあった、やや広がりがちな割れ目を撫でる。

 

 優しい手つきで撫でるが、つるりとして硬かった。生きていた頃の様にふにっとしていない。大公の表情が曇った。

 

「……しくしく。大変悲しいですぞ」

「あの、ハビキシュッテン公殿?」

「あ、いやいや。これは失礼しましたな。ところで『盟約』の話でございまするが……」

 

 大公ははく製のスカートをめくって割れ目をさすり続ける。

 

 アナキンはそれに忌まわしさを覚えながら、やっと本題を持ちかけて来たか、とつぶやいた。

 

「もっと、こう……位の高いお嬢さまと知り合えたらいいのにな、と思うのですがねぇ?」

 

 新たな『コレクション』の素体を寄越せという意味だ。

 

「例えば……あのローザ姫様の様な、たいへんに可愛らしく、気品あるお方の様なお嬢様を、ですよ?」

 

 ケノービとアナキンは、何も考えられなくなった。

 

 ようはカツランダルクの姫の誰かが欲しい、ということだ。

 

 玩具として遊び倒した挙句、はく製にする為に。

 

(本当にろくでもない奴だ、ハビキシュッテン公は……。)

 

 暗澹たる思いだった。しかしケノービは嫌とは言えない。この大公を味方につけないと。

 

 ハビキシュッテン公はアジール河流域の諸領主から支持を得ている。

 

 それと、『コレクション』の趣味を持つ者達にも影響力がある。

 

(と、なると……。)

 

 自分やアナキンの娘以外を考えた。アスカウの一族の姫達に思い当たるところがあった。




ここまでお読みいただきありがとうございます。

セクシーな挿絵をどうぞ。

【挿絵表示】


以下はリンクです。(別サイト)


削除したエピソードはこちらでご確認ください。
題名はSEО対策です。

本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837

外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
 『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728

外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604


以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)

『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/


以下のは、副産物となります。

爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/

サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/
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