聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編 作:CHACOとJAGUAR
旅芸人のジャンとマリィの『裏側』に言及するお話となります。
コンゴウアミダラデンから来たその魔族は、アーノンレンシ姫の監視の為にやって来たという。悪いことをしているのかを見張るのではなく、危害が及ばないか見守るためにである。
この取り組みは姫がヨーシデンに来てから始まった。魔界でもアーノンレンシを重要人物と見なす動きが出て来たという話は、本当のことだった。トーリ=カツランダルクの死とマイヤ=カツランダルクの失踪、それから、その娘と孫娘の不幸に魔竜はひどく心を痛めてもいた。
そして彼らが配置に着いた矢先に、ゴール連れの魔族によって襲われる被害が相次いだ。
この事件の後、イナンナはヨーシデン近郊で暮らす友人のエルフやゴブリンらに頼み、その女と似たような連中を探させ、取り調べてもらった。
だが、どの魔族も金目当てでゴールを引き連れてやって来たとしか答えなかった。こいつらは何の為にホーデンエーネンまで来て『魔族狩り』を繰り返しているのか。
1か月ほど経って、あの男がイナンナの診療所にやって来た。魔竜がヨーシデンに配したうち半分が被害にあった。魔王と魔竜は、下っ端ではどうにもならないから、中位の魔族を代わりに配することに決めたという。
「サキュバスですが戦闘部隊に所属していた武闘派です。ムーランさんと言えばわかりますか?」
「知っておるズラよ。相当な手練れらしいズラな?」
イナンナはムーランと、コンゴウアミダラデンの城下町で何度か会ったことがある。イズヴァルトとマイヤが『ゆうしゃ』になる為の試練に訪れる前だ。
城下町の亜人たちのコミュニティで、ムーランのことは偉い話題になっていた。サキュバスにしてはエルフみたいにすっきりとした体型の美人で、拍手喝采のポールダンスをステージで見せてくれる。
そのステージではまな板ショーがあり、ちんぽを挿れられて喘ぐ姿がとてもきんたまに来るという。目鼻立ちが特徴的だったからイナンナはすぐにわかった。彼女がもののやっているポールダンス教室で、きわどい衣装でまんこをチラ見せしながら踊る術も学んだ。それぐらいの知り合いである。
「今はゲースティアで旦那さんと娘さんと一緒に旅をして回っているそうですが、来年の春ぐらいにこちらに来るそうです」
ムーランの夫とは曲芸師のジャン=ギャバンのことだ。サイゴークの戦乱で親と死に別れ、ムーランに拾われた。コンゴウアミダラデンにある彼女のポールダンスショーの店で、場内アナウンスから音響機器の操作まで手掛けていた。
転生人で中華人民共和国という国で前世を送った。手品が得な大学の講師だったらしいが、天安門事件という虐殺に巻き込まれて命を落とした。
彼はムーランに大層惚れていた。前世の初恋の相手であった、中学校時代の女の先生に似ていたそうだ。その女は文化大革命という社会運動で命を落とした。その批判の標的となった、黒五類層の出身で紅衛兵と呼ばれる独裁者の走狗に乱暴され、自死を遂げたという。
そのムーランだが、彼と結びつく前はピピン王子に首ったけになっていた。王子を自分のステージに出演させ、公開受精まな板ショーをするぐらいに沼っていた。ピピン王子はイズヴァルトに負けず劣らずの絶倫だった。ついでに受胎力も。
そうして彼女が産んだピピンの子はナディアと名付けられた。その世話はジャンが担った。ちょくちょく遊びに行くといつもこんな風にぼやいていた。
「大体、なんでサキュバスの赤ん坊ってのはどいつもこいつも、母親のおっぱいじゃなくて男のチンポを吸いたがるんだよ!」
「いくらサキュバスだからってちんこをまんこに挿れたがるのはなんなんだよ! おむつが取れたてのガキだぞ! 頭がおかしくなっちまうよ!」
「なんつうかあのがきんちょ、とかく俺にべたべたとまとわりついてくるんだ。ほかの男どものちんぽをしゃぶったり、ちっせえまんこでハメたりしてるのにな。でも俺はあいつが好きじゃない。なんてったってムーランを寝取ったピピンの子だぜ? ふざけんじゃねえよ。俺は寝取られはまっぴらごめんだ」
だがジャンの熱意はムーランに届いた。彼女はジャンの子を宿し、妻となった。その子がマリィだ。ジャンやムーランの様に色白の、目鼻立ちがジャンによく似た黒髪の可愛い女の子だった。それがマリィである。
その娘だが、かなりの魔道の素養があるとイナンナは聞いた。が、ジャンからは彼女の困った性質を手紙で愚痴られた。
「マリィもひでえのなんの。ナディアとおんなじだよ。ムーランからはちんぽから出る汁を飲ませろと言われて無理やりしゃぶらされるんだ。本当に気が滅入るよ」
「マリィのやつ。目を離した隙に巡業先のがきどもとおまんこをやっちまうんだ。ガキだけじゃなくおっさんともだぞ? なんでまたサキュバスってのは下半身が可愛くねえんだ? せめて大人になってから淫乱な性分を発揮して欲しかったよ……」
手紙には書いていなかったが、ジャンは実の娘とも性交をしてしまった。とんでもなく締まりが良くて喘ぐたびに身体からきんたまに来るにおいを放つものだから、彼はなかなか拒めなかった。
しかも暇をすると指でのクリトリスいじりをおっぱじめるという。しかも、おまめのもうずうずが始まると、人前でもしでかしてしまう。ニコチン中毒者みたいにそれがやめられないそうだ。
「性格は大人しくて真面目なんだけどな。これも宿命ってやつなのかね?」
手紙に呆れているように書いたジャンの心情を、イナンナは全く理解できなかった。だいたいのエルフの子は、いつでもどこでもオナニーをするからだ。亜人は『ニンゲン』が唱える節度に、いまいちピンと来ない者ばかりであった。
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ショーゴイン港の桟橋に、彼等を乗せた船が着いた。経由点のアワージランドから乗った船の乗客は香料で多少はごまかしていたけれど、あまりにも汗と尿と糞のにおいが凄まじかった。不潔きわまりないアワージランドの空気のせいだろう。
褐色肌の旅人たちが横を通り過ぎる旅、不健康なにおいばかりだとイナンナは思った。彼等のそのにおいは、病魔に冒されている気配がしていた。
南側はそうではないが、シマナミスタンは疫病ばかりの大陸だ。特に北東部のサヌキスタンでは、毎年の様に疫病が蔓延して、子供が多く死んでいた。
船内はとんでもなく不潔だっただろう。イナンナはそう思いながら待った。しかしなかなかジャンの一家は出てこない。致し方なくその船に入ることにした。
甲板の上でもむわっとしたにおいが漂っていた。よく見れば黄色い、擦り付けられた糞のカスもあった。船員を捕まえて尋ねた。
「この不衛生ぶりはどういうザマズラか?」
「下痢で漏らしちゃったんでしょう。シマナミスタンじゃよくあることです。仕方ないですよ。海水ぶっかけて洗いますんで」
「ところで、サイゴークから来た家族連れがこの船に乗っているはずだけど、まだ船内ズラか?」
船員はうなずいた。えへへへと笑った。
「まだ客室にいますよ。ここまで無事に運んだ船員へのお礼をしているはずです」
「ほうズラか。なら、その部屋を教えろ。行ってくるズラ」」
「二等客室の4号室です。あの母娘にはさんざん楽しませてもらいました。なのにきんたまがいらいらしているんですよ。ショーゴインで娼婦漁りをしたくなるぐらいにですよ……」
その船員は50を越し、老人の域にあった。シマナミスタン人は老いてもあっちが盛んだが、その歳で娼婦を抱きたくなると言ってのけるのは、相当に異なことだった。
「あの母子がサキュバスだから、そうなっちまったズラよ?」
「あ、やっぱりそうでしたか? 甘い独特の香りがしてましたからね。女の子のほうは、肛門のあたりのにおいがすごく可愛い甘い香りでいっぱいでしたよ」
「サキュバスのがきんちょのうんこは絶対食うなよ。下半身に血が集まり過ぎて失神を起こしてしまうズラ」
イナンナは客室に向かった。ハスキーな女の声と可愛い女の子の声が「あへえ♡あへえ♡」と悶えるのを耳にした。
開きっぱなしのドアをくぐるとぐぬぬぬぬ、と歯ぎしりをするジャンの姿があった。その部屋の奥では、壁に押し付けられて相手の船員に尻を向けた、ムーランと9歳ぐらいの女の子の姿があった。
「おーい。久しぶりズラな、ジャン?」
「うぬぬぬ、くそっくそっ……ああ、イナンナさんか。ここまで来てくれたんだね?」
「いつまで経っても船から出ねえから来たズラよ?」
船員たちのぶっといペニスで子宮を押しつぶされ、「あぐぅ♡」と悶える母子に目を向け、イナンナは尋ねた。だいぶ時間がかかりそうか。くそっ、そのようだぜ。1日ずっとああかもしれねえ。
「だったらおまんだけこの船に降りろ」
「やだ。ムーランはともかくマリィが心配だ」
そのマリィは膣内射精実施後の船員たちにチンポを差し出され、小さな口でれろれろと清めだしていた。あれは筋金入りの淫魔娘だとイナンナは思った。将来がすっげー楽しみズラ。
イナンナは結局、糞小便くさい空気が漂う船内で4時間も過ごしてしまった。その間、ムーランとマリィは下半身の精液便器穴からザーメンを漏らしまくりながら、生臭いちんぽを飽きもせず美味そうにしゃぶり、エルフには挨拶もしなかった。
ジャンはすっかり頭をかかえていた。妻を寝取られ過ぎて、娘をおもちゃにされてすっかり気が滅入ってしまったのだ。だがそれこそ、淫魔を妻と子に持つ者の宿命だ
「ふう、やっと終わったわ」
至極満足しきった顔のムーランが、イナンナに挨拶した。微笑んでいたが口元は、チンカスとチン毛まみれだった。
2人の娘で可愛らしいマリィは、初めて見るツックイーのエルフを前に顔を伏せ、もじもじとしていた。彼女は人見知りの性質だった。口元はしゃぶり取ったザーメンと魔羅垢で汚れていたが。
「おまんら淫魔の仕事に精を出し過ぎズラよ。どーせこん船の船乗りどもは、港の船員宿舎で泊るんだから、こんなうんこくせー船の中でやるよりそっちでやれば良かったズラよ?」
「……それもそうね。でも、この船での旅は案外悪くなかったわ」
ムーランはイナンナに、黒糖菓子の袋を手渡しながら言った。確かに不潔な同乗者ばかりだったがみんな親切だった。ハエや小さなゴキブリが浮かぶ
「……俺は嫌だったよ。船に乗っている間は水しか飲めなかった。こんなんだったら旅費をケチらずにサカーイ行きの客船に乗ればよかった」
「でもジャン。サカーイには昔の女が沢山いるから、あまり訪れたくないと言ったのはアナタじゃない?」
「そりゃそうだけどよ……」
ジャンの昔の女とは、旅行先で彼の興行を見てファンになった貴族の娘だった。ジャンより少し年上で、泊っている宿に招いたという。
そこでジャンはその令嬢を抱いた。その晩と翌朝の合計5回で令嬢は受胎した。生まれた子は弟として育てられているそうだが、令嬢はジャンを見つけたら愛人にするから連れてくるように、と各地に触れ回ったという。
「お前とマリィがいればあいつも諦めただろうよ」
「そういう女の子はしつこいわよ? 奥さんや子供いるだけじゃ諦めきれないはずよ?」
「そうかもしれんズラな。で、どこのお嬢さんズラ?」
「ヒラジマッシモ公のご令嬢さ。たくさんいるうちの1人だったがな」
ジャンが子を産ませた相手は、ヨーシヒデクスの娘であった。かの男は認知しているだけでも30人以上子供がいた。ジャンの年頃ぐらいの娘は、かなり後になっての子供だった。
「で、さっそくおまんらには、魔竜さんが言いつけた仕事をやってもらうズラ」
「ああ。任せとけ。俺もムーランもゴール連れの半端魔族に遅れを取ったりはしねえよ。旅芸人の傍ら、魔竜様に頼まれた危ない任務もこなしてきたからな!」
ムーランはともかく、ジャンも武芸をある程度は嗜んでいた。ゴブリンの血を引いているからか、投げ刀子や短弓を用いるのが得意だった。ある程度の魔法も使えた。
「でも、その前にやっておきたいことがあるんだ」
今回の護衛の対象と顔あわせをしたい。
「俺と同じ転生者なんだろ、アーノンレンシの姫ちゃんは?」
「ほうズラ。マイヤさんの前世の娘だったってこと以外、あんまし語りたがらないけど、そうらしいズラ」
その前世でどれだけえぐいことをやっていたのか、イナンナはアーノンレンシから聞いていたが、敢えて言わなかった。
「だったら尚更だな。あの時代を生きていたんだったら、是非ともマリィと話をしてもらいたい」
イナンナはしゃがみ込み、伏せていたマリィの顔をのぞいた。確かその話も、これまで貰った手紙に書かれてあった。
「おまんも転生者、だったズラな?」
マリィはゆっくりとうなずいた。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
次回も『幕間』のお話となります。
以下はリンクです。(別サイト)
削除したエピソードはこちらでご確認ください。
題名はSEО対策です。
本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837
外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728
外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604
以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)
『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/
以下のは、副産物となります。
爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/
サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/