聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・忠烈編 作:CHACOとJAGUAR
題名はSEО対策です。
本編
『聖騎士イズヴァルトの伝説 〜無双の武と凶悪無比なデカチンを持つ英雄の一大叙事詩〜』です。
現在ハーメルン版と同じく聖王編まで掲載。
主人公イズヴァルトがちんちんをぶんまわしながら世界を渡り歩き、マイヤやスケベな女達に搾取されるお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/934913837
外伝1 マイヤとトーリが主軸のお話です。
『前世の記憶を持つ神業尺八使いの狸系美少女の妹と、女帝サキュバスの祖先の才を受け継ぐ清楚ビッチな姉の2人で、搾精の王国を建てちゃいます☆』
トーリとマイヤとそのご先祖について、そのご先祖の家来筋のイーガ魔法王国の王子の物語と、覚醒したトーリがホーデンエーネン王国の実権を握り支配し、凋落するまでのお話となります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/779914728
外伝2 本作の重要人物、魔法戦士ヘラのお話です。
『転生したらあたし、セックス教団の教主の養女でいつでもどこでもエッチがしたくなっちゃう、レベル999のビキニアーマーの美少女魔法戦士でした!』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/872528745/959004604
以下は旧版のイズヴァルト。題名はSEО対策です。
(内容は大体一緒ですが、細部がいろいろと違います。)
『エリクサーみたいに栄養満点の精液を放つ絶倫聖騎士は、転生美幼女淫魔にまとわりつかれておちんちんをチューチュー吸われる。
』
https://novel18.syosetu.com/n3094lt/
以下のは、副産物となります。
爆焔のダークエルフ
https://h.syosetu.org/novel/378655/
サキュバスレストランへようこそ! Hルート
※別サイト。エロをマシマシにした改稿版です。
https://novel18.syosetu.com/n1061iv/
ホーデンエーネン王国暦で言うところの、378年4月の末である。
エルザとアナ、それから枢機卿のカヅノ=セイジの転移魔法でイズヴァルトは2日のうちにアヅチハーゲンに入った。
陣容はイズヴァルトとエレナとブライアン。カヅノに司祭騎士のヴァンケルと巫女フラーナである。
サキュバス達はエルザとアナの他に、教団がつけた者が3名。それにフェアディナントが見物として加わった。
アヅチハーゲンには、ヨコヤマヴァール公名義の軍船が停泊していた。ただし3隻のみである。どれも小型の、エルフが建造した高速船であった。
「これ1隻で向かうでござる。これにパラッツォ教国の旗を掲げ、教国軍として攻め入ったと示すでござる」」
カヅノ=セイジは腕を組んで、ほう、と感心したようにうなずいた。一方、フェアディナントは口が半開きになっていた。
「どうしてですか? 艦隊が停泊しているのですよ? であれば、この戦いはふないくさになるはずだと思われますが?」
「フェアディナントどの。拙者の戦いかたは世の常のいくさとは違うでござる」
イズヴァルトはこれまでの戦いの事をフェアディナントに話した。とかく自分が前に出て突出し、敵の精鋭を打ち破り牙城を突き崩すものだから、若い武者ややる気に満ちた老練達の出番が回らないことばかりである。
「ゆえに少数柄精鋭。遊撃であり奇襲の戦法でもって拙者は敵を打ち破るのでござる。だがこれはあくまで常道では無きいくさ。決して正しき戦場ではないこと、お心のうちにとどめ下され」
「は、はい……」
出航。3日のうちにケイグモ島の海域に入った。そこでカヅノ=セイジがイズヴァルトに申し出た。
「サキュバスどものまんこの世話ばかりではつまらん。俺に暇を潰させろ」
「貴殿が、一番あの者達とのイチャイチャを好んでござらなかったか?」
「『法悦』ばっかりしていたら頭が悪くなる。お前やあの剣士ならこれ以上バカにはならんだろうが、俺様は知性というものがあるからな」
イズヴァルトはにんまりと笑った。神聖術式のもっともすぐれた術者たる、枢機卿の凄腕を見物できるからだ。
船主はサキュバス達と、腹を空かせる為にやるちゅっちゅの真っ最中だったフェアディナントとエレナを船室から引っ張り出した。性のにおいを存分に漂わせていた2人は、船の
「貴殿ら、よく見ておくとよい。カヅノどのこそが最も敵に回したくない相手、というのがもうすぐわかるでござる」
「はあ、敵ですか……セイジさん、僕の子供たちとよく遊んでくれるからあんまり悪人には思えないんですけどね?」
「子供好きの悪党も世の中にはいらっしゃるものでござるよ?」
そんなところだ、とつぶやいて悪い笑みを目線の先に向けながら、カヅノはその場から消えた。
直後、彼の姿は船団の空の上にあった。胸元にかけていた銀の首飾り……十字架にかけられた『預言者』が象られているそれを手に取ると、その像の股間にある立派な男根を口元に寄せ、こう呟いた。
「主の子よ、我に力を……エイメン!!」
口づけた瞬間、船団の周囲にいくつもの爆発が起こり、水しぶきがあがった。。神聖術式の1つ、『アルキメデスの空気砲』である。
この術式は、空気を収縮して一気に開放する。カヅノは敵や馬を弾き飛ばしたり城壁を痛めつけたりするのに用いたが、その真価を発揮するのは、水の上であった。
爆風で船体が揺れて傾ぎ、船板が割れる。船員たちはおののき、中には海の上に投げ出される者も出た。
そしてカヅノが、眼下の船にかけたのは『アルキメデスの空気砲』だけではなかった。混乱した船の間の海に、ぽっかりと穴が空いたと思うとみるみるうちに大渦となった。それも神聖術式の1つである。
この術は『カリュブディスの渦潮』という。のろい船や動力に乏しい帆船であれば、必ず飲み込まれてしまう。
格船の側舷から長い櫂が出された。漕ぎ手にはオーガの水兵もいた。しかし出すには少々遅すぎた。大渦は複数の船を引き付けて海の中へ吸い込んでいった。渦が消えた頃には、すべての船が海の底だった。
「……恐ろしい魔法だ」
その一部始終を茫然とした様子で見ていたフェアディナントが呟いた。イズヴァルトはうなずき、枢機卿に勝てる魔道士はそういない、と言った。
「カヅノどのが戻られたら先に進もう。漂流者の救援は無用でござる」
「どうして……?」
「フェアディナントどの。これは『いくさ』でござる。しかも常ならぬもの。敵に再び力をつけさせるのを防ぎ、恐怖せしめて刃を握れなくすることこそ、肝要なのでござるよ?」
そう告げたイズヴァルトの表情は厳しかった。温情を殺さねばならかったからである。これは仇討ちのいくさでもあるからだ。
スズカルの港町でクボーニコフの手により、数百以上もの住民が討たれたから、それ相応の落とし前をつけさせなければならないのだ。
敵にも同等の被害を与えて、それでことを終わりにする。さもなくば遠征の世論が起こり、イーガが海軍をムーツに差し向ける事になるかもしれないからである。
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イズヴァルトがフェアディナントに語ったのは、いわば『戦略』というものである。
合戦の勝ち負けにこだわるだけでなく、これをやってどのように相手の意思を挫き、和平を申し出させるかを彼は重視していた。
そしてケイグモ島の侵攻である。攻め入るのを夜と決めたイズヴァルトは、カヅノ=セイジに慈悲は不要、と告げた。
「とは言っても武将や船には、でござる。水兵のみなさんは適当にけちょんけちょんにすればよろしかろう」
「オーガがいるぞ?」
「あやつらは拙者とブライアンどので皆殺しに致すでござる」
皆殺しなどとさらっと言ったのを聞き、エレナが顔をしかめた。かつての父ならおしりぺんぺんと言ったはずだからである。半殺しという意味合いだ。
「とーちゃん、それはあんまりにも酷いじゃないかな?」
「そう思われるか、エレナ。だが、強い子が他の人を思いやらずに、乱暴をし続ければおしりぺんぺんでは済まされないものでござるよ。クボーニコフの海賊オーガどのらは、その機会が拙者が知る限りでも、15年ほど前に2度あったでござる」
イズヴァルトの司祭騎士団長時代にあったエチウの侵攻と、軍師ローラを引き連れてのオーミゲニアでの戦いがそれだった。いずれの戦いでクボーニコフのオーガ達は、ものすごくきつい反省の材料を持ち帰ることとなった。
「しかし彼らが選んだのは、飽き足らぬ弱い子いじめでござる。もう3度目は無いでござるよ。これを不屈の挑戦などと思う向きもござろうが、その前に輪廻の理への道の案内板を、拙者直々に立てておくでござるよ」
「……そこまで言われた仕方が無いか」
エレナから見た今のイズヴァルトは、反論できぬ威圧感を漂わせていた。愛する妻を失ってからこの男は、ある種の迷いが消えていた。容赦なく敵を討ち取るのも辞さぬという決意があった。
その晩に作戦は始まった。イズヴァルトは上陸し、『氷雪の栄光』による無数の氷の矢をクボーニコフ軍の陣屋に放った。
それと同時にカヅノ=セイジ炎柱の魔法で船を焼き払う。『シディムの火』という火炎竜巻の魔法であった。
船を焼かれ、寝床を襲われたクボーニコフ軍は大混乱に陥った。イズヴァルトとブライアンは最初にオーガ達を討ち取りに入った。
同衾させていた船娼婦や性奴隷と遊んでいた最中の彼等は、臨戦態勢にも入れぬまま素っ裸のままで武器を取ってイズヴァルト達を相手にしなければならなかった。
この作戦でイズヴァルトは、決して生かして返さぬという気迫でもって次々と敵を葬った。戦いが終わり、雑兵ばかりの捕虜を集めて睥睨すると、皆は一様にイズヴァルトの顔を見てびびった。
「まさか……オーミゲニアの旗手が直々に殴り込みにくるとは……」
「イズヴァルトさん、おねげえだ。おらたち、海賊どもに脅されてこんなことしてただぁ……」
「貴殿らにはもう、危害を加えるつもりはござらぬよ?」
残っている食料を集め、隠してる小舟に積んで近くの基地にゆけ、とイズヴァルトは彼等に告げた。
「それと、問われたら拙者がこう言っていたと申し伝えよ。雪辱を晴らしたくばお相手致す。その時は一切の慈愛を打ち捨て、相討ち覚悟で全力を尽くす所存……こうお伝えなされ」
捕虜たちは隠していた船を海に浮かべて、急いで島を出て行った。このいくさで水軍の武将らは全員討ち死に。中核となるオーガ達はおよそ100人あまりが無残な姿で、野原や海岸で物言わずに横たわっていた。
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その4日のちである。
サカタニアの大臣・ユーギ=ムトーノフは少数の護衛と共に、ナムラ島の秘密の基地を再び訪れていた。王から強い要請を受けてのことだった。
彼は基地の入り口の前に立った。衛兵の代わりに頭をぼりぼりとかきながら番をしていた『バーサーク』達がいた。端正だが間抜けさがいっぱいの顔の彼等が嬉しそうに尻尾を振って寄って来た。
「ムトーノフさま! 今日はどんな御用で来られたんですワン?」
「もちもちドーナツの作り置きならたっくさんあるんだワン!」
彼等の間でムトーノフは、すっかりドーナツ好きの親しみやすいおっさんという評価が下されていた。美味なおやつを想像してじゅるるとよだれを垂らしながらも、ムトーノフは姿勢を正してこう伝えた。
「今日はのんきにドーナツと『えすぷれぅそ』をいただきに来たのではないのだ! テスカトリポカ殿はどこにいらっしゃる! 国王陛下からの緊急の御用を伝えに参ったのだ!」
ユーギはテスカトリポカの部屋に案内された。エーゾ=エルフは門番たちと、妙な対戦型ゲームの真っ最中だった。
『たぶれっとぱっど』の表面についているガラスみたいなものをいくつも並べたような板をテーブルの上に置き、そこから発する光で山や川のような地形が浮かんで現れ、そこに凸の形をした駒がいくつも並べられていた。どれも映像だった。
「……なにをやられているのかな?」
「ふふ。これは『たいせんがたすとらてじーげーむ』というものだ。私と彼等は今、この中央にある『とろいあ』を巡っての戦いの真っ最中である」
「『とろいあ』か。異世界の神話にある、とても守りが硬い街であるな?」
「その通り。で、我らは同じ『とろいあ』の攻め手であり敵でもある。この街を落とすために内輪争いをしている途中なのだよ」
堅い『とろいあ』を攻める為には、他のプレーヤーをやっつけてその装備と兵士を得なければならないそうだ。テスカトリポカは他2人をかなりやりこめていた。
「テスカトリポカ殿。のんきに遊戯に興じてもらっているわけにはいかないのだ。危急の頼みがある!」
「何かね? とうとうイーガが本腰をあげてここに攻め入って来たのか?」
「違う。サカタニアの宗主たる大王からの強い要請があったのだ。我らに持てるすべての力を寄こせ。とな?」
ほう、とエーゾ=エルフは短く言って目を盤上に向けるが、ユーギが続いて言った、絶対に逆らえない命令というものを聞いて手を止め、顔をあげたた。
さて、エーゾ=エルフが聞いたクボーニコフ王の命令とは何だったのか?
その続きについてはまた、次回にて。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。