※この作品はR-18です。

アウトロー娘の陛下呼びからしか得られない栄養素があると思うんだ。(アバダニヒロインの孕ませ小説)   作:XX(旧山川海のすけ)

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第13話 ペナルティ

 キャットは私の前でふるふる震えている。

 下半身丸出しで。

 

 ここ、壁尻広場は夜鷹するのが厳しくなったプロの女性たちが、無料野菜よろしく壁尻で稼いでいる場所で。

 10万クラウンの国費を掛けて沢山設置された壁尻穴には、懸命に稼いでいるプロの女性たちの下半身が他にも並んでいた。

 

 この広場の利用には、厳しいルールがあり。

 勝手なアナル使用禁止。

 浣腸禁止……

 

 そしてその中には、当然のことだが、ヤリ逃げ禁止というものがあった。

 

 無料野菜売り場は、野菜を勝手に持っていく輩が出てしまうとアッサリ崩壊する。

 なので、アバロンの民たちは皆、破ったりはしないんだ。

 

 一応壁には、デザインとして巨大な目の絵が描かれているのだけど。

 我が民は、そんなものがなくてもキッチリ規律を守れる高民度であると私は信じている。

 

「テレーズさん、エメラルドさん、陛下ぁ」

 

 ……まだキャットは、嘘ですよね? と言いたげな声で私たち3人を呼んでいた。

 可哀想だ……

 

 名乗り出てやりたい。

 

 でも……

 

 格付けチェックでミスをした以上、ペナルティを負うのは当然のことで。

 いくらあくまで練習の格付けチェックとはいえ、そのペナルティを免除していてはいつまで経っても上流階級の人間にはなれない。

 

 ……私は心を鬼にした。

 

 私はそっと、壁から突き出したキャットの尻を撫でる。

 

「ひゃっ」

 

 キャットが声をあげた。

 驚いたのか、恐怖なのか。

 

「だ、誰ッ?」

 

 動揺し、パニックに陥っているキャットに私は何も返さず

 

 チャリンチャリンと。

 料金箱に1クラウン分の貨幣を投入。

 

 1回1クラウン。

 子供の小遣いよりちょっと多い金額……。

 

 それを聞いたキャットは悲鳴のような声で

 

「や、やめてッ! 違うのッ!」

 

 誰か知らん男に使用される……!

 

 その恐怖か。

 

 私は辛かったが、ギチギチに怒張したモノを、慣れ親しんだキャットの膣にねじ込んだ。

 

「あああっ!」

 

 キャットの悲鳴。

 ……誰か知らん男にやられたと思ってるんだろう。

 

 私が動き出すと、キャットはウッウッと呻いていたけど

 

 やがて……

 

「うえええええええん!」

 

 ……泣き始めたんだ。

 子供のように。

 

 私は思わず動きを止めてしまった。

 

 キャットは

 

「あたしは陛下のものなのに、陛下以外の男にやられちゃったよぉ……うえええええん……」

 

 ……もう限界だった。

 

「キャット、私だ」

 

 名乗らずにはいられなかった。

 

「へ、陛下ッ!?」

 

 途端にキャットの声に喜びが戻る。

 

「……すまなかった。格付けチェックのペナルティとして、こうしないわけにはいかなかったんだ」

 

 私は詫びた。

 

 そのとき

 私たちに恨み言を言ってもおかしくない状況なのに、あくまで私に対する誠を通そうとする彼女に。

 

 私は深い愛情を感じたんだ。

 

「……ダメですわ陛下……それはダメ。ペナはペナとして貫いていただかないと」

 

 少し離れた位置でこの様子を見守っていたエメラルドが、顰(しか)め面で物陰からこっちに歩いて来て。

 

 そして

 

「キャット」

 

 一緒に出て来たテレーズが

 

「これに懲りたら、もう二度とクラゲとゼラチナスマターを間違えるような、底辺層の馬鹿丸出しの醜態を晒しては駄目よ」

 

 そう、厳しい表情で嗜める。

 

 キャットは壁尻のままで

 

「……分かりました。申し訳ありませんでした」

 

 沈んだ声で。

 自らの失態を詫びたのだった。




バレンヌ帝国の臣民は、民度が高いので特に見張りを立てなくても壁尻を無料使用する輩は出現せず。
お陰で人件費が発生しないので、とても安く運営されているのです。

1クラウンは1000円くらいだと思って下さい。

本作を読んでいただき感謝です。
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