※この作品はR-18です。

アウトロー娘の陛下呼びからしか得られない栄養素があると思うんだ。(アバダニヒロインの孕ませ小説)   作:XX(旧山川海のすけ)

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第24話 出産。そして……

 そして。

 その日がやって来た。

 

「き、来たッ!」

 

 宮殿の廊下で后がガクリと崩れ落ち、痛みを訴える。

 私は即座に理解する。

 

「陣痛だ! 準備せよ!」

 

 私の言葉に女官たちが反応し。

 后を宮殿内の分娩室に運び込み。

 

 数時間後……

 

 宮殿内ではこれまで聞こえてこなかった、子供の泣き声が響き。

 

 私は、自分が父親になったことを知ったのだった。

 

 

 

「ご苦労だった。アシェラ」

 

 出産を終え、消耗している后の下に向かった。

 彼女は、白いベッドの上で身を横たえ、白いお包みに入った子を抱いている。

 

「陛下のためですから」

 

 仮面をつけたまま、私たちの子供を産んでくれた。

 

 その心に感動を覚えつつ。

 覗き込む……

 

 私たちの最初の子……

 

 皇子を。

 

 アシェラの腕の中のその子は、目が開いているか閉じているか分かりにくいので寝ているのか起きているのか良く分からなかったが。

 

「寝ているのか?」

 

「いいえ、起きてますわ。……動いてますから」

 

 抱いている人間としてはそう言うのが分かるのか。

 そして見守っていると

 

「陛下」

 

 アシェラが

 

「……抱いてあげてくださいますか?」

 

 ……良いのか?

 そう、目で言うと。

 

 彼女は頷いた。

 恐る恐る、という感じで受け取ると

 

 ……まるで、人の体重と思えないほど。

 信じられないほど軽いものが渡される。

 

 私はそこに、この子の弱さを感じ取り。

 だからこそ、絶対に守らねばならないと思った。

 

 

 

 后の乳房から、母乳が出るようになった。

 そして今、皇子に飲ませている。

 

 母親に乳首を口に含ませて貰い、后の乳首から懸命に乳を吸い上げる我が子。

 

 その様子に、私は至福を感じる。

 愛しい女性に、我が子を育てて貰える……

 

 こんな喜びが、他にあるだろうか……

 

 授乳しているアシェラのその姿は、とても神々しくて……

 

 私の彼女への愛情が、さらに深まって行くのを私は自覚した。

 

 

 

 そして。

 私たちの最初の子・アレスがそろそろ生まれて半年が経過したとき。

 私たちの部屋で

 

「離乳の儀?」

 

「ああ」

 

 私は、ベッドに腰掛け、皇子を抱いている后にその話を持ち掛けた。

 

「初めてお聞きました。それは一体……?」

 

 腕の中でスヤスヤ眠っているアレスを大切に抱きながら。

 彼女は私に訊ねる。

 

 離乳の儀……それは

 

「新しい皇族が、速やかに乳を飲むことから卒業できるように願って、行う儀式だ」

 

「それはどういう……」

 

 これは秘中の秘の儀式で。

 彼女が知らないのも無理はない。

 

 私は彼女の耳にそっと口を寄せ。

 囁くようにして、教えた。

 

 ……彼女は

 

 みるみる、真っ赤になった。

 

 

 

「キャット。搾るぞ」

 

「ええ……お願いします」

 

 私は乳房を曝け出したキャットに近づき、その吸盤のついた道具を乳首に装着した。

 

 彼女は顔を赤らめている。

 

 これは、搾乳機。

 授乳期の女性から、母乳を搾り取るための伝統的道具。

 

「んん」

 

 キャットが悩ましい声を上げる。

 レバーを動かし、圧力を掛け。

 その乳首から、薄い黄色の液体……キャットの母乳を絞り出す。

 

 ガラスの瓶の中に、彼女の身体から出て来た母乳が溜まっていく……!

 

 私は興奮し、下半身が固くなっていくのを感じた。

 

 本音を言えば、この搾り取った者は全部飲み干したい。

 彼女を見ている前で。

 

 だけど……

 

 この儀式は、そんな私個人の欲望を満たすためにするものではないのだ。




果たして離乳の儀とは……?

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