※この作品はR-18です。

アウトロー娘の陛下呼びからしか得られない栄養素があると思うんだ。(アバダニヒロインの孕ませ小説)   作:XX(旧山川海のすけ)

25 / 27
第25話 離乳の儀とは

「次! インペリアルクロス!」

 

 部隊長の号令に従い、5人の鎧を着けた兵士たちが十字を描く配置で陣形を整えた。

 

「次! フリーファイト!」

 

 その掛け声で、兵士たちが真横に一文字に整列する。

 

「次! インペリアルクロス!」

 

 そしてまた、十字の配置で布陣する。

 

「良いか!? 我らがバレンヌ帝国はたった2つしか戦闘陣形が無い!」

 

 部隊長の力強い言葉。

 その顔は厳しいもので

 

「1000年もの歴史があって何をしてるんだと思う者! 正直に手を上げろ!」

 

 真剣な顔でそう、兵士たちに問いかける。

 すると、全員が手を上げた。

 

「歯を食いしばれ!」

 

 そして部隊長は、その兵士たちを拳で殴りつけていく。

 激しく殴られ血反吐を吐く兵士たち。

 

「そういう疑問を持つ心が兵士として不適格だ! この陣形の数の少なさは、我らがバレンヌ帝国が戦乱に巻き込まれた歴史があまりにも少ないことの象徴!」

 

 殴られて口を切った兵士たちを前に、部隊長は声を張り上げる。

 

「改善も発展も必要無い! 今あるものを愚直に極めるのだ!」

 

「サー! イエス! サー!」

 

「キルキルキル!」

 

 一見、理不尽に見えるかもしれないが。

 これは兵士として必要なことなのだ。

 

 この訓練場で行われる光景は、私が子供のときからずっと変わっていない……

 

「訓練ご苦労」

 

「へ、陛下!」

 

 部隊長が私に気づき、私の傍で膝を折る。

 

「このようなむさ苦しい場所に足を運んでいただきありがとうございます」

 

「うむ」

 

 私は頷き。

 

 ……盆に乗せて運んできたシュークリームを差し出した。

 

「……陛下。これは?」

 

「差し入れだ。取るがいい」

 

 そう言い

 

「お前たちもだ。人数分あるぞ」

 

 そう、フリーファイトの陣形で整列している兵士たちにも声を掛ける。

 

 

 

「美味い!」

 

「とろけるように甘いぞ!」

 

「何という美味さだ!」

 

 そして私は、シュークリームを蝕している兵士たちを置いて。

 

 戻って来た。

 

 一部始終を見守っている后の下に。

 

 ……后は……アシェラ……キャットは。

 自分の身体を抱き締めて、震えていた。

 

 頭の中で、想像しているのだろう……

 

 自分の乳房を兵士たちに、代わる代わる吸われて母乳を飲まれている様子を……

 

 そう……

 

 離乳の儀とは。

 搾り取った皇后の母乳を使ったお菓子や料理を作り、城で働く男の家臣たちに食べさせる儀式。

 

 これにより、皇族の子が離乳により乳を飲まなくなることを願い、そして同時に、余った母乳でこうして疑似的にNTRプレイをする。

 

 とても考えられた、伝統の儀式なのだ。

 

 ……私の方も平静ではいられない。

 

 キャットの乳房をドリンクバーよろしく、兵士たちの水分補給に使われている様を想像し、嫉妬で下半身がガチガチになってしまった。

 

 だから……

 

「アシェラ」

 

 やや上擦った声で彼女に呼び掛け

 

「は、はい! 陛下!」

 

 同じく上擦った声で返して来る彼女を。

 

「来るのだ!」

 

 やや乱暴に、その細い腕を掴んで。

 連れて行く……

 

 私たちの寝室に……!




次回、興奮してビーストモード

本作を読んでいただき感謝です。
続きが気になる、面白かった。
その場合は評価、お気に入り、コメント等を頂けますと嬉しいです。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。