アウトロー娘の陛下呼びからしか得られない栄養素があると思うんだ。(アバダニヒロインの孕ませ小説) 作:XX(旧山川海のすけ)
次の日。
文官たちが登城してきた後。
昨夜あった出来事についての緊急会議を招集した。
「宮殿の警備体制はどうなっていたんだ!?」
「巡回していたはずの警備兵は寝ていたのか!?」
私の前で、青い衣装を身に着けた文官たちが激しく議論している。
まぁ、当然だろう。
原因を究明しないと、あまりにも危険だ。
バレンヌ帝国議会は、100人程の文官たちが話し合うことで成立している。
文官になるには、高難度の登用試験を受け合格しなければならない。
登用試験は難しい上、受験資格に年齢制限があるため、ここにいるのは本当に賢い人間たちだ。
私は皇帝として、議会の成り行きを見守る義務があり、そこで出た結論を吟味し、判断を下すのが仕事だ。
100人程度収容してもまだ余裕がある大部屋で激しく議論する。
私は皇帝の鎧を身に纏い、そこに用意された玉座に腰を下ろして、見守っていた。
……隣に、キャットを控えさせて。
今日の彼女は、いつも通り。
露出が多めの、活動的な衣装を身に着けている。
側室になったとき、止めてしまうかもと思ったのだけど、彼女は
「陛下の寵愛を受け取れるよう、あまり変えたくありません」
と言ってきて、そのままだ。
君が愛おしいのは、別に衣装のせいではないんだけどな。
文官たちは真剣に宮殿の警備体制について話し合い、問題点を洗い出そうとしていたが、どうにも答えがでないようだ。
「……もはやこれは、陛下の護衛の人数を増やすしかないのでは?」
「いや、しかし……」
「キャット様だけでは……」
そして。
問題点がどうしてもわからないので、私の護衛を増やすしか対処法が無いという結論に向かいそうになっている。
私の護衛として相応しいのは、術士か、体術使い。
加えて、性別が女であること。
……理由は、先についてる専属の最終護衛がキャットであるためだ。
男が来ると角が立つ。
私はちらりとキャットの表情を見る。
……本人的には隠そうとしてるんだろうが。
少し、不満の色があった。
彼女は演技が出来るわけだから、顔に感情が出ないようにすることが出来ないはずはないのに。
……それぐらい、嫌か。
あまり褒められたことでは無いが。
私はそれが少し嬉しかった。
そして
「陛下」
議長を務めている上位の文官が、私に結論を報告する。
「上奏致します。……現在の最終護衛のキャット様の他に、テレーズ様とエメラルド様を加えることになりました」
その言葉ととともに、一歩前に出る2人の女たち。
片方は金髪ロングをポニーテールに結った美女で。
もう片方は悪戯っぽい目つきの、胸の豊かさが特徴的な、黒髪の美女。
それぞれ、己の役職に相応しい弓兵の衣装と、魔術師の衣装を身に着けている。
テレーズは帝国猟兵の腕利き女兵士で。
エメラルドは宮廷魔術師の有能な女魔術師。
テレーズは水の術を。
エメラルドは火の術と風の術を使える。
なので素手でも戦えるため、私の護衛としては最適だ。
……拒絶する理由は無いし。
皇帝は、余程の事がない限り、臣下の上げて来た結論を拒否してはならない原則がある。
なので私は
(すまない、キャット)
彼女に詫びながら
「分かった」
その結論を承認した。
その言葉を言ったとき。
……テレーズとエメラルドが薄く嗤ったような気がしたのは気のせいだろうか?
これで
このR-18小説は純愛なのでェー
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