ふしぎふしだら ~少子高齢化にキレた神々の淫らな祟り~ 作:大中小太郎
かつては温泉旅館、いまは女子
「ふぅ……」
東大合格を目指して日夜勉強に
「……あれ?」
なるはふと顔を上げると、視界に異変を
湯気が……異様に
まるで
「……な、なに?」
何が起こっているのか分からなかった。
だが、ただならぬ雰囲気が
それこそ、何かの超常現象によって、『神隠し』にでも
(まさか、ね……)
なるは立ち上がり、バスタオルを体に巻いて、足元に注意しながら歩き出す。
雪に顔を突っ込んだように白い視界でも、慣れた温泉だ。少し歩けば脱衣所に
(え? あれ? おかしい……ここの温泉、こんなに広かった?)
しかし、いつまで経っても、温泉の湯船から抜け出せない。
まるで海のように広くなったように、いつまで経っても、脱衣所に辿り着けない。
(なんなの? 私の気のせい? もしかして、お湯に入ったまま眠って夢でも見てる?)
立ち止まり、不安から身を抱いていると――
『――っ♡ ――っ♡』
どこかから、女性の声が聞こえた気がした。
「っ!?」
その瞬間、なるの体に異変が起きる。
――性感だった。
バスタオルを巻いただけの体に、突如として性感が走り始めたのだ。
(なにこれ……っ! 体が、急に……っ)
体が敏感になり、バスタオルの感触にすら快感が走る。
お湯とは別の理由で体が
『あっ♡ あんっ♡ ああぁぁぁ……っ♡』
それに加えて、どこかから聞こえてくる女の声。
聞き間違いではない。その声は、まるでいま男性に抱かれているかのような、悦楽の
(ど、どうなって……)
「んあっ♡」
一際に強い刺激が、なるの体を襲った。
お湯に浸かった足から上ってくるように、されてもいない
胸に、尻に、背中に、太股に、誰かの手が這っている感触を
(だ、誰かが、触ってる……っ!? んっ♡ ち、違う、これ……)
透明人間に痴漢でもされているのかと思ったが、違うと直感した。
『あっ♡ はぁん♡ おじさぁん♡ もぉ♡ あんっ♡』
これは――この声の主が感じているものだ。
理由は分からないが、そう確信した。
なにせ、そうと意識した
○
濃霧に包まれた温泉の一角で――
「ふあっ♡ はふぅ♡ お、おじさん、ってばぁ♡ さ、さっきから……エッチ、ですよぉ?」
前原
成瀬川なるが
親元を離れてひなた荘に暮らしている純朴な中学生の彼女は、なぜか、女子寮に居るはずもない男性と混浴している。
「君の方こそ、どうしてこんなに従順なんだい? ほら、逃げてもいいんだよ?」
「あっ♡ んふっ♡」
男性の手が太股を
忍の口から漏れ出るのは、快感を隠さない甘い声。
恋人など居らず、性に
「ん~、中学生にしては発育がいいじゃないか」
「やぁんっ♡ おじ、さんっ♡ あっ♡ そんなっ、露骨に、触っちゃ……んんんっ♡」
親子ほどに歳の離れた中年親父に品の無い言葉を浴びせられても、
「ああ、意地悪してすまなかったねぇ。ほら、大人しくするんだ。子供じゃないんだから分かるだろう? 抵抗したら酷い目に
「あっ♡ んふっ♡ くふぅっ♡ やんっ♡」
中年男のごつごつとした手が、太股から尻へと
少女から女へとなりつつある体に、ロリコンと
「んっ♡ ふあっ♡ あふぅっ♡ おじ、さぁん……っ♡」
「気持ちいいだろう? ほら、正直に言ってごらん?」
「き、気持ちいいっ♡ あっ♡ おじさんの、手ぇ♡ ふあっ♡ おっきくて、
「ははっ、そうかそうかっ。なんて男に
「ひぅんっ♡ あっああぁぁっ♡」
中年男性に胸を
体に巻かれていたバスタオルが解け、発展途上にある少女の裸身が
「おじ、さぁんっ♡ これっ♡ 好きっ♡ もっとぉ♡」
「ああ、もちろんだ。おねだりしたらもっとしてやるぞ?」
「あはっ♡ してっ♡ もっと触ってくださいっ♡ 私、おかしいんですっ♡ ずっとっ♡ こうしてっ、欲しかったんですっ♡ 男の人にぃ♡ エッチなことぉ♡ ああぁっ♡ もうイくっ♡ イっちゃうっ♡ ふぁあぁぁぁっっっ♡♡♡」
忍は乳房を揉みくちゃにされながら、恥じらいを捨てて更なる性感を要求する。
言葉の途中で絶頂を迎えた忍は、半ば放心した顔を掴まれ、唇を奪われる。
「んっ♡ ぢゅっ♡ あむっ♡ ぢゅるっ♡」
○
「はっ、はぁ……っ♡」
なるは湯船に
バスタオル越しに身を抱いて、絶頂の
(な、なに? いまの……っ!? だ、誰かの、エッチな体験が……お湯を通して、体にっ!?)
超常現象に対する驚きは、思ったより小さかった。
この湯気に包まれてからというもの、そういう常識では測れない神秘を感じていた。
そんなことより、問題は自分の体に起きた現象だ。
(イっちゃ、った……いま、私、誰かに胸を触られて……すごく、気持ちよく……っ♡)
謎の共感現象は、自分の体で体験するのと同じ鮮明さだった。
この体には誰も触れて居ないのに、たったいま自分は、過敏になった女体を男性の手指で絶頂に導かれたのだ。
(で、出なきゃ……こんなところに、いたら……おかしく、なっちゃう……っ!)
すぐに湯船から出たいが、異様に広くなった温泉は、なるを解放しない。
『――っ♡ ――っっっ♡』
湯気の中をさまよっているうちに、またどこかから、女の嬌声が聞こえてくる。
なるの体に快感が襲ってきたのは、それと同時のことだった。
○
この温泉のお湯と蒸気は、間違いなく濃密な媚薬だった。
そうでなければ、自分がこのような状態になるはずがない――
古式ゆかしい武士道娘の青山
「はうっ♡ あっ♡ ああぁぁぁ~っ♡」
くちゅくちゅくちゅくちゅ! と、素子の膣内で、男の太い指が暴れ回る。
湯船の中に腰掛けた男の膝に乗り、
「ん~? どうした? もう抵抗しないのかい? さっきは『触るな』とか『斬り捨ててやる』とか言ってなかったかい?」
男性は強気な態度で素子をからかう。
その間も、素子の体を拘束しながら強引に秘所を掻き回していた。
「ひあっ♡ やめっ♡ やめ、ろぉ――」
「そういう言葉遣いはよくないなぁ」
「んあはぁっ♡」
抵抗を試みる素子の口調を聞き
過敏になった女体の、
(ああ……気持ちいいっ♡ こんなっ、こんなっ♡ 私っ、今日、ここで会ったばかりの男にっ♡ 体を、好き放題にされてっ♡ 淫らな、声を……っ♡)
夢でも見ているように、現実感が無かった。
その気になれば素手でも大の男を気絶させられるほど武芸達者な素子が、ただ男に触れられただけで、電流でも浴びたように制圧されている。
「んあっ♡ やめっ♡ はぁっ♡ 止め、てっ♡ あっあぁっっ♡♡♡」
膣で男の指を
困惑する頭が正気を取り戻そうとする度、狙い済ましたように絶頂が起きる。
武術の達人に重心を押さえられ、力尽くでは抜け出せなくなったしまったかのよう。
そのまま締め落とされるように、快感という暴力が、本来の彼女を喪失させていく。
(無理……抵抗、できないっ♡ 体が、言うことを、聞かないっ♡ 男の、手にっ♡ 抗えなくっ、されてるっ♡)
この温泉を通じて体を襲う、神通力のような何か。
それは、人間では決して抗えないほどの強制力で、素子を無力な婦女子に変えていた。
「いまさら何をかまととぶってるんだ? そんなことをしても、こっちにはもう
「んああぁぁぁ♡♡♡ 待ってっ♡ いまっ♡ イ――くぁぁぁっ♡♡♡」
まるで職人のように指の形を組んだ男性は、素子の膣内と陰核を同時に刺激する。
更に別の手では乳房を
ただでさえ常識外の感度で達していた素子は、それを上重ねするような次の絶頂に襲われ矯正を上げる。
「んむぅ♡ あむっ♡」
(あ……キス、まで♡ 私、いつの間に……っ♡)
フィンガリングに
胸を
汚らわしく思うべき男のパーツが、自分の
「んちゅ♡ むふぅっ♡ あふっ♡ ふぁぁぁっ♡」
なぜか素子は自ら舌を伸ばして、男の口を吸い、乳房と膣口を貪る手指を受け入れた。
(嘘、だ……自分から、この男に、応えて……私じゃ、ないっ♡ こんなのっ♡ 私じゃ、ないのにぃっ♡)
自分でも疑問に思うほど、積極的に中年男を受け入れている自分が居る。
男に抱かれるのは最高に気持ちいいことなのだと、
ブレーキの壊れた暴走列車のように、もう素子の身体は、素子の意思による操縦を受け付けていなかった。
「あああぁぁぁっ♡ らめっ♡ お止め、くださいっ♡ んああぁぁぁっ♡ もうっ♡ お願い――あひゃぁぁっ♡」
いつの間にか
それに
「ほら、そろそろ実感しただろう? 大人しくおじさんに任せたらどうなんだ?」
いつの間にか体からバスタオルを外され、湯船に捨てられる。
名も知らぬ男の腕で裸身を晒した素子には、もう手で体を隠す余裕さえ無い。
(あ……無駄、なんだ♡ 私、もう……男の、人に……逆らえないんだ♡)
身をもって痛感させられた。
なにが武士道だ、なにが剣術だ、しょせん女は男に敵わない。
肉体の強弱だとかそういう問題ではない――男が与えてくれる快感に
神がかくあれと命じたこの場で、女が味わう悦楽は、もうそういう域に達している。
(なら……っ♡)
いつしか素子の身体からは、抵抗感の表れであった強張りが抜け落ち、頭が中年男性の肩により掛かる。
(せめて……この、気持ちよさ……もっと、感じたい……っ♡)
男を見上げた素子の顔は、
○
「ふあっ♡ あっ♡ はぁぁぁっ♡」
成瀬川なるは、身体を固く抱き締めて、倒れかける。
また、このお湯を通じて、誰かの性体験を味わってしまった。
思い知らされてしまった。
彼女たちは、自分と同じ状態なのだ。
この不可思議な現象で生殖本能を全開にされて、愛だの恋だのと温いことを言わず、ただオスを欲している。
そんな状態にされてしまった体は、男に指一本でも触れられただけで
それを思い知らされる心身の工程を、味わわされてしまった。
「だれ……か……っ♡」
なるは全身の性感帯が飢えているのを痛いほど感じる。
それこそ、砂漠で水に
探しているのは出口か、それとも『水』か――なる自身にも分からなかった。
○
「はあぁっ♡ んううっ♡」
睦美と男は、共に湯船に浸かっていた。
湯から出た睦美の上半身、あまりに豊満な双丘に、どこか気弱そうな中年男性が吸いついている。
「ふうっ、はぁっ」
男は何も言わず、一心不乱に睦美の乳房を味わっていた。
夢中になるのも当然の豊乳だが、男が元より口下手な方でもあるのだろう。
女性にモテる方でもなく、こういう行為にも経験が無い。
そんな彼が、この不思議な温泉で出会った睦美という美女に、理性を失っている。
「んあぁぁはぁ♡」
睦美も睦美で、そんな魅力的とは言い難い男の性欲を、嬉々として受け入れていた。
固く
「ああぁっ♡ あっ、んんっ♡ ああ……おじさま……っ♡ いい、です♡ 遠慮、なさらないでっ♡」
睦美は男を誘ったことなどない。ましてや性交渉も今日が初めてだ。
それなのに、まるで百戦錬磨の娼婦のように男を誘っている。
「いまだけっ♡ ここでだけっ♡ 特別、ですっ♡ だって、他の皆さんも――んあはぁっ♡」
「ふぅっ! ふぅぅっ!」
男性の手付きと吸い付きが荒々しくなると、睦美は
「ひあぁんっ♡ あっ、くあぁぁっ♡ いい……あはっ♡ 気持ち、いぃ……っ♡」
この温泉はおかしい。
お湯に触れただけで男女問わず発情し、
おまけに、お湯を通じて感じ取れる、他の誰かの性的な興奮と快感。
いつの間にか
「んちゅぅ♡ むふぅっ♡ あふっ♡ ああ……おじさまのキス、美味しいです……♡」
気付けば唇を重ね、そのことに歓喜している。
男の手が乳房を
中年童貞を優しく誘う気立てのいい娼婦さながら、目の前の男に女を味わわせ、自分もまた男を味わっていた。
「あうんっ♡ またっ、おっぱい♡ ばっかりっ♡ あっ♡ 待ってっ♡ ずっと、そこ、されたらっ♡ あっ♡ あっあっあっあっ♡ イクっ♡ イっちゃい、ますっ、からぁっ♡」
キスしながら乳房をこね回され、また乳首を口に含まれ、舌先を踊らされると同時に逆側の乳首を指でくすぐられる。
媚薬温泉の熱に浮かされた体は、容易に絶頂へと上り
「あっ♡ あぁっ♡ あはぁぁぁあぁぁっっ♡♡♡」
湯船の縁に後頭部を預け、声も
腰が勝手に浮き上がって跳ね回り、湯船に半ば浮いた爆乳が
「はぁっ……んんっ♡ お゛っ♡」
胸だけで起きたとは思えないほど、強烈なオーガズムだった。
意識を失いかけ、表情も取り
そんな状態にある睦美を前にして、気弱そうに見えた中年男性が生唾を飲み――彼女の体に残っていたバスタオルを掴むと、温泉のどこかへ投げ捨てた。
○
ぱしゃん! と、温泉に何かが落ちる音。
それは、また誰かの性体験に共感してしまった成瀬川なるが、湯船に尻餅をついた音だった。
「はふっ♡ あふっ♡ あはっ♡ はっはあっはぁぁあ♡」
(気持ちいい……気持ちいい気持ちいい気持ちいいっ♡
なにも、されてないのにっ♡ 他の誰かがしてるだけでっ♡)
度重なる共感絶頂と、非常識な状況。
なるの目からは正気が失われており、思考の隅々まで性感に埋め尽くされているのが見て取れた。
(ずる……い……っ♡)
再び立ち上がり、太股で湯を割って歩きながら、なるは思う。
(なんで……私以外の子、だけ……っ)
自分の
温泉で半裸のまま出くわし、いやらしい視線を向けられ手まで伸ばされることが無い。
本来なら
○
前原忍は、おじさんと対面座位で交わっていた。
「ああぁっ♡ すごいっ♡ 入ってるっ♡ 私の中にっ♡ ああこれっ、だめですぅっ♡ エッチなことっ♡ エッチなことしてるぅっ♡♡♡」
初めて体験するはずの、男根の挿入。
にも関わらず、体は長年ご
「くぅっ、キツいのに絡み付いてくるなっ! なんだこのおまんこはっ!」
「あひゃっ♡ 奥っ♡ 奥にドスって♡ きてるぅっ♡ わたひのおまたっ♡ おじさんにっ♡ 串刺しにされちゃうっ♡ のにっ♡ あああぁぁぁっ♡♡♡ 気持ちいいっ♡ 気持ちいいのぉぉぉっ♡♡♡」
怒張が膣壁を
恋に恋するような年頃だったはずの彼女は、いま生々しいペニスの感触に乱れていた。
「イくっ♡ もうダメッ♡ でしゅ♡ あああっイクっ♡ あひっ♡ わたし、さっきまでぇ♡ 知らなかったのにぃっ♡ 男の人っ♡ 気持ちいいって♡ エッチなこと♡ こんなにっ♡ しゅごいなんてっ♡ あああぁぁぁっっっ♡ きますっ♡ またおっきなのきちゃうぅぅぅっ♡♡♡」
ポルチオで大きく達することさえ、
温泉の魔性がそうさせるのか、体の負担などまるで感じない。
忍はただ、フルスロットルになった性感帯と
「いいぞ、好きなだけイっていいんだぞっ! そういうものなんだっ! 女の
正気を失っているのは男も同じらしい。
乱暴に等しい行為を受けているはずの忍が、果てしない悦楽に
常識や倫理など、とっくに捨ててしまっていた。
「あああっ♡ あはぁん♡ こんなのぉ、だめなのにっ♡ 腰、止められないでしゅっ♡」
「いいんだぞっ! もっとエッチに腰を振って、おじさんのおちんぽに
「んあぁぁぁっ♡ ほんとっ♡ にっ♡ ひあぁうぅっ♡ なっちゃうっ♡ おじさんっ♡ これしゅごいっ♡ わたひっ、はしたなく、おちんぽに媚びてっ♡ イってますぅっ♡」
もはや忍の心身には、異常事態を
男女を
「あはっ♡ おじさんっ♡ そんなっ♡ ぎゅーってしたらぁ♡ 好きっ♡ 好きになっちゃうっ♡ あふっ♡ なるっ♡ 私っ、ここでっ、もっと大人になるっ♡ してっ♡ おじさんのでっ♡ 大人の女にしてくだしゃいっ♡♡♡」
男の興奮を
その期待に応えるように、男は忍の肉体に吸い付き、指を食い込ませ、ケダモノとなって腰を振り続けた。
「んひあぁぁぁっ♡ あっあっあっあぁああぁっ♡ イくっ♡ まらイきましゅっ♡ おじさんもっ♡ イって♡ 気持ちよくなってくだしゃいっ♡ きてっ♡ きてきてぇっ♡」
己の膣内で男根が射精したがっているのを、無意識に感じ取り、何を意味するのかも考えず肯定する。
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁぁっ♡ あちゅいのぉぉぉっ♡ 出てりゅぅぅぅっっっ♡♡♡」
奥で
○
湯気の奥で、男女の影が
影は鮮明になり、髪の長い女性が背面座位で突き上げられる様が浮かび上がる。
「んあはぁ♡ あぁんっっ♡ らめっ♡ これっ♡ 奥っ♡ 太いのぉっ♡ あ゙あ゙あ゙っ♡」
「ははっ! よしよしっ、態度と違っておまんこは素直じゃないかっ!」
青山素子が、中年男性の抽挿を受けてよがり狂っていた。
乳房を
(わたし――なに、して――いま――男と――交わって――なんで――無理っ♡ 気持ちいいっ♡ イってるずっとイっててなにも考えられないっ♡)
素子の中に残る
その誇りはとっくに肉体を操る権利を失っており、彼女の誇りに反する雌の本能だけが、体を突き動かしていた。
「ほぉら、もう一回キスしような?」
「れろっ♡ ちゅう♡ あむっ♡ ちゅうぅっ♡」
求められるままキスをして、夢中になる。
手は勝手に彼の首を抱き、口を開いて舌を受け入れ、己の舌を
(気持ちいい気持ちいい気持ちいいっ♡ エッチなことされるのもっ♡ するのもっ♡ 何もかも気持ちいいっ♡)
乳首をコネ回されるのが心地よかった。
乳輪をなぞるようにくすぐられるのが快感で、乳首を強く引っ張られるのが刺激的だ。
(私……なんて、愚かだったんだろう……男に、男性に、身を預けるのがっ。こんなにっ♡ 気持ちいいことだったなんてっ♡ いままで、知らずにっ♡ 遠ざけてっ♡)
剣に
そんなことより、この若い体を最大限に活かして、殿方を誘うべきだったのだ。
「うおっ、なんて腰使いしやがるっ! 生意気なっ、
無意識のうちに
「んあはぁっ♡ やっ♡ おじ、さまっ♡ 待って、くださっ♡ あひぁぁうっ♡ おくっ♡ 奥はぁ♡ もう許してっ♡ ずっと♡ 私さっきからずっとぉ♡ お゙っ♡ おおおぉぉぉっっっ♡」
弱々しい言葉で甘えるように訴える。
本音でもあったし、そうすることで相手の情欲を
ほんの少し前の自分なら、最も嫌悪するであろう
いまは、何がそんなに嫌だったのか、まったく分からない。
「気に入っただろう? イクの好きだろうっ? そろそろ正直におねだりしてみろ!」
「おおっ♡ いいっ♡ いいのぉっ♡ これ好きっ♡ 好きですっ♡ おじさまっ♡ もっとぉっ♡」
ろくに思考も保てない連続絶頂の中で、ときおり大きなオーガズムに襲われる。
この時間が一秒でも長引くのなら、何を引き換えにしても構わなかった。
その快感と精神状態が、お湯を通じてどこかへと伝わっていく。
○
露天風呂に響く嬌声。
女の尻と男の下腹部が打ち鳴らされる音。
男の吐息と、二人の足が沈む湯船の立てる水音。
「あはぁぁっ♡ これっ♡ これですっ♡ このおちんぽっ♡ ずっとずっとぉ♡ 欲しくてっ♡ 欲しかったんですぅっ♡ ああ素敵っ♡ 気持ちいいっ♡ いっぱいイかせてくれるっ♡ 素敵なのぉっ♡♡♡」
天然温泉の岩に手をついた睦美は、バックで男に突かれながら歓喜の声を上げていた。
爆乳を無造作に
「いいっ♡ もっとぉ♡ 突いてくださいっ♡ 私のおまんこ、いっぱい突いてっ♡
初対面の男と、欲するままに交わり、快感を
それ以外のことなど、なにもかもどうでもよい。
「はっ、はっ、はっ、はふっ、はへっ?」
男の方はと言えば、こちらはこちらで正気が見えない。
何かの薬物でも打たれて、前後不覚なまま体を別の意思に動かされているように、睦美の両手を掴んで引き寄せ腰を振る。
ただ、目の前の女と交尾して受精させる――その本能のみに従う姿は、もはや獣を越えて昆虫めいてさえいた。
「ああっ♡ 来るっ♡ お精子来るぅっ♡ 熱いのくださいっ♡ 私も一緒にイキますからぁっ♡ あああぁぁぁイくのぉ♡ くるのぉぉぉぉっ♡ あ゙ぁあぁぁあぁっっっ♡♡♡」
睦美を突いていた男が、歯を食いしばって射精する。
子宮口に亀頭を密着させた状態で放たれる熱の奔流に、睦美も目と口を見開いて、甲高い嬌声を上げ続けた。
「あ……すごっ……♡ でてるぅ……♡ 子宮までいっぱい……です♡」
快楽の極みに至り、放心状態にある睦美の目が、湯気の中に人影を捉える。
誰かが――こちらに近付いてきていた。
○
「あっ♡ ひゅっ♡ あひっ♡ はっ♡ へぁぁぁ♡」
それら全ての女たちの快感が、なるの全身を侵食していた。
多数多重のオーガズムを浴びせられ、頭は真っ白、目は虚ろ、口からは涎が垂れている。
(なん、でぇ……♡)
ろくな思考も保てなくなった頭で思う。
自分がいま歩いているのか倒れているのかも分からないまま、なるは願った。
(なんで、私には……誰も、何も、してくれないの……っ?)
この思考のおかしさにさえ、気付くことはできなかった。
○
いつの間にか、温泉には男が増えていた。
男たちは、どこか虚ろな眼をしている。
媚薬温泉でのぼせているのは、女だけではないらしい。
どちらも、正気はすっかり湯に溶けていた。
「おぶむっ♡ じゅぶぅぅっ♡ ああぁぁむっ♡ んむぉぉぉっ♡」
前原忍は、前後から男に突かれていた。
両腕は前に絶つ男の腰を抱き、貪るようにその逸物をしゃぶっている。
そんな彼女の腰を掴んだ男が、華奢な忍の体に遠慮なく剛直をぶち込んでいた。
「くはぁっ! なんてエロい子だっ! しゃぶり方がどんどん上手くなるぞっ!」
「このっ、突けば突くほど絶頂バイブで締め付けやがるっ! これが中学生の体か!?」
「んぐっ♡ あむぁっ♡ おごぉっ♡ じゅぶぅっ♡」
忍は、もはや自分が何をしているのかさえ理解できていない。
どんな体位で、どんなことをされているかよりも、自分の体に生じる快感で頭がいっぱいだった。
「おぼっ……あぶっ……ぷはっ! あああっ♡ だめでしゅぅ♡ イくのっ♡ もうイってましゅからぁっ♡」
背後からの突きが激しくなると、たまらずペニスから口を離して懇願するが、淫らな嬌声が男を昂ぶらせるばかり。
「イったからなんだっ!? おじさんはまだイってないんだぞっ!」
「自分ばかり気持ちよくなるつもりかっ? ほらっ、ちゃんと最後までしゃぶるんだ!」
フェラチオを中断された男が不満そうに忍の胸を掴み、催促するように乳首をこね回す。
「あひっ♡ あへあぁっ♡ あむぅっ♡ あおっ♡ んおっ♡ お゙っ♡」
前後から突かれる少女のシルエットが湯気に浮かび、その動きが加速していく。
近く、別のところでも、男に囲まれる女の輪郭が見えていた。
○
「あはぁっ♡ 中にっ♡ 中にくださいっ♡ 私でっ、よろしければっ♡ ぜーんぶっ、受け止めますからぁっ♡」
青山素子は、恥も外聞も無く男たちに
仰向けになった中年男性に跨り、比較的に若い男がその左右に立ち、素子の両手が勃起した肉棒を
三人もの男に輪姦されている――というには、素子の動きが積極的すぎた。
「こいつはたまげたなぁ。この温泉は痴女ばっかりかっ!?」
「さっきの子も可愛かったが、こういう黒髪美人もいいなぁ」
「まったく、さっきまで乗り気じゃなかったくせになぁ」
男たちは嬉々として素子の痴態を評した。
お互い知り合いというわけでもないのに、息を合わせて一人の女を犯している。
「んぐっ♡ むちゅっ♡ あはぁっ♡ みなさんっ、はやくっ♡」
素子は口を
しゃぶっていない肉棒には指を絡め、剣に捧げている五指が夢中で男根の
騎乗している男のペニスを膣内で絶えず締め付け、自ら腰を振って膣奥へと擦りつけていた。
「おぐっ♡ おごぉっ♡ こ、これしゅごいっ♡ もうイってましゅっ♡ イキっぱなしなんれすぅぅっ♡」
仰け反り、背中を弓なりにしならせて絶頂し続け――その快感を貪る素子。
――男を嫌っているはずの少女だった。
軟弱な男は特に、
よほどの文武両道でなければ射止められないはずの武士道娘は、見る影も無かった。
「あ゙っ♡ んお゙ぉっ♡ あ゙ひぁっ♡ おひっ♡ いひぃっ♡ おぐっ♡ おぐまできてましゅっ♡ ごちゅごちゅしてましゅぅっ♡」
自ら腰の動きを変化させる姿は、覚えたばかりのセックスを急速に習熟していることが見て取れた。
フェラチオも手コキも秒ごと巧みになり、膣は根元から亀頭まで段階的に
放心状態で肉棒を捧げている男たちが、ついに射精の瞬間を迎えた。
「あ゙ぁあぁあっ♡ 中にっ、出してぇええぇっ♡」
瞬間的に膣が収縮し、その刺激で射精へと導かれる。
素子の子宮は瞬く間に精液に満たされて、入りきらなかった分を逆流させた。
左右の手中にある怒張からも白濁液が放たれ、艶やかな黒髪と白い裸身を汚していく。
「お゙……あ゙ぁぁああ……っ♡ おにゃかいっぱいぃ……♡」
中出しされた快感に身を委ねながら、素子はどこか達成感のある笑みを浮かべていた。
なぜなら――
○
――きっと、自分たちはここで『母』にならなければいけないのだ。
乙姫睦美は、神々がそう命じていることを、体で理解していた。
「ああぁっ♡ きてっ、ください♡ 私のおまんこも♡ お口もっ♡ 皆さんのおちんぽっ♡ 気持ちよくいたしますからぁ♡」
睦美は仰向けになって、男たちに豊満な肉体を捧げていた。
正常位で突き入れられながら、左右の手でペニスを愛撫し、顔に近づけられれば迷わず口に含む。
「おぐっ♡ んむぅっ♡」
口も手も膣も、相手に快感を与えることに熱心だった。
――この温泉は、快楽の共感現象を引き起こす。
どこかにいる別の女の快感を受信し、己の快感を送信している。
――その対象が、いつしか女だけではなくなっていた。
自分の体で快感を覚えている男の心地までも、我が事のように感じ取れた。
(こん、なにっ♡ 気持ちいいなんてっ♡ 私の体でっ♡ 男の人っ♡ いっぱい、気持ちよくできてるっ♡ もっとっ♡ させてっ♡ あげたいっ♡ 気持ちよくしてあげると気持ちいいぃぃぃ♡♡♡)
男根で膣内を突かれ、乳房を揉みくちゃにされながら、男たちへの奉仕を止めない。
奉仕することが己の快感に直結しているのだから、行為としては自慰にも似ている。
気持ちよくしてあげるほど気持ちよくなり、それとは別に男たちからの動きで絶頂へ導かれる。するもされるも絶頂ばかりの、快楽の共振だった。
「ほぉ゙ぉっ♡ おごっ♡ おっぐぅぅうっ♡」
もう何十度目になるかも分からない絶頂に達して潮を吹いても、休もうという気にならない。
「頑張り、ましゅっ♡ 赤ちゃんっ♡ 宿していただけるまでぇ♡ いっぱいっ♡ びゅーってしてもらいますからぁ♡」
奉仕しているように見えて、男を
男たちの射精がその身を白く彩っても、彼女の嬌声が鳴り止むことはなかった。
○
「――――」
成瀬川なるは、落ち着いた足取りで、温泉の中を進んでいた。
体はまだふらついており、お湯の
お湯を通じて体感してしまった、幾人もの女と幾人もの男が交わる快感が、体を打ちのめしている。
その割に、表情はどこか静かな微笑だった。
「…………」
運命を悟った――とでも言うべき心地だ。
ここは神々の設えた男女のまぐわう場所。
人の都合など知りもせず、ただこの場で契れという。
これまで共感してきた『彼女たち』は、それに抗うことを止めたのだ。
人知の及ばない力に屈服して、男に子種を注がれる充足感を選んだのだ。
なる自身の体には、まだそういったことはされていない。
しかし共感現象による体験が、順番を前後させる形で、なるをそういう精神状態へ至らしめた。
そう、
空間がおかしくなっているこの温泉なら、時系列だって前後しても不思議ではない。
まだ乙女である体に、女の悦びをすっかり学んで、なるは歩く。
不意に、湯気が晴れた。
なるの心が、この状況を完全に受け入れるのを、待っていたかのように。
「あ……」
晴れる湯気の向こうから、人影が明らかになる。
いつの間にか夜になっていた温泉に、複数の男たちが立っていた。
若く
「っ♡」
ごくりと、なるの
バスタオルを体に巻いた美少女の到来に、男たちも同じ事をしていた。
お湯が――お互いの望んでいることを、如実に伝えてくれる。
「…………」
何も言わず、なるはバスタオルに指を掛けて――開く。
魅惑的な裸身を晒した彼女の元へ、男たちが何も言わずに近付いていった。
○
「はぁ……はぁ……っ♡」
前原忍は、湯気の中をさ迷っていた。
いつものように、ひなた荘の温泉に浸かっていたら、突如として視界を覆った湯気。
温泉の熱気が奇妙に体を火照らせ、それが性感過敏だと気付いたときには、手遅れだった。
(どうなって、るの? どこに、行けば……お風呂から、上がれるのっ?)
おかしくなった体をバスタオルに包んで身を抱きながら、忍は涙目で湯気の世界を歩く。
そんな忍の頭と体に――誰かの『体験』が伝わってきた。
○
成瀬川なるが、二人の男に体を愛撫され、嬌声を上げていた。
「ああっ♡ はぁんっ♡ これっ♡ ああこれなのっ♡ もっとっ♡ もっと触ってぇ♡」
左右から男に詰められた彼女は、乳房と秘所を弄ぶ男の指に歓喜していた。
「ははっ、いいのかよっ、こんなことしてっ」
「ああ、もう知るかっ。こんな可愛い子っ、このまま見過ごせるかよ!」
「ふあああんっ♡ 嬉しっ♡ 吸ってっ♡ おっぱい吸っていいのぉ♡ いま、だけっ♡ なにしてもっ♡ いいからぁっ♡」
なるの豊満な乳房が掴まれ、男の口に吸い上げられる。
二人がかり、四つの腕から体中に刺激を受けて、なるの表情は快楽に
彼女の体に走る快感の強さは、嬌声と痙攣の激しさが物語っている。
「はぁぁぁっ♡ くるっ、きちゃうのぉっ♡ あああぁぁぁあああぁぁあっ♡♡♡」
背筋を
「くそっ、我慢できるかっ!」
「もう、ここがどこかとか関係ねぇ!」
「やるっ、俺もやるぞっ!」
男たちはそんな彼女に興奮を高め、更に人数を増やして彼女に多重前戯を繰り広げた。
「あひっ♡ んあああぁぁっ♡ イってりゅのにぃぃぃっ♡ こんなっ♡ たくさんっ♡ あはぁっ♡ しゅごいっ♡ イクのっ♡ 続いてっ♡ あひぁぁぁっ♡ 皆さんっ、素敵っ♡ ああ気持ちいいっ♡ イクイクイクっ♡ いっぱいイクからもっとしてぇぇぇっ♡」
なるは気絶しかけるほどの悦楽を、なんら
いったいどれほど焦らされていたのか――飢えきった体は何人もの男を同時に歓迎してしまっている。
最初の絶頂から止まることなく、なるの体に響き続けた法悦は、意識が飛ぶまで続いた。
○
「くはっ♡ はっ……! そん、な……っ」
青山素子は、湯気の世界をさ迷う間に訪れた狂気の体験に、言葉を失っていた。
つい先ほどまで、剣の素振りで掻いた汗を流していたはずの剣道少女は、常識が壊れるほどの悦楽を強制的に覚えさせられていた。
(なにが、起きて……だめ……こんな、ところに居たら……おかしく、なる……っ♡)
ふらつく足取り、熱を帯びる横顔と吐息。
体を無理矢理に「雌」にされた彼女は、精神力を尽くして正気を保とうとする。
それを跡形も残すまいと言うように、新たな『体感』が、お湯を通して彼女を襲う。
○
なるは、名も知らぬ男に背後から突かれながら、前に立つ男の肉棒を貪っていた。
「んぶっ♡ むぶぅっ♡おごっ♡ おっ♡ おおぉっ♡ おごぉぉっ♡」
口に突き込まれる男根を、自ら頭を動かして喉奥まで迎え入れる。
背後からは剛直を膣内に突き込まれており、尻に男の下半身が衝突している。
口内も膣内も、男の動きをミリ単位で感じ取り、前後されるたびに全身へ鳴り響くような快感が生じる。
(これっ♡ これこれこれなのぉっ♡ おっきくてっ♡ 太いっ♡ 男の人のっ♡ これ欲しかったのぉっ♡)
実物を見るより前に
ものの長さや形、手や口で快感を与えるコツ、膣内に受け入れ最奥に届いたときの快感。
これによってのみ到達できる絶頂の極みが、女の人生をどれほど変えるのか――
手始めより先に、手遅れになるほど、『体験』してしまっていた。
「くはっ! なんだよこの子っ、エロいなんてレベルじゃねぇっ!」
「すげぇ、熱々のおまんこに溶かされそうだっ!」
「口もやべぇよっ! 最初から吸い付いてずっと離さねぇ!」
「んぶぅっ♡ おっごぉっ♡ おぼぉぉっ♡」
女の繊細さなど考えもせず、男たちは前後から女体を串刺しにする。
膣を
(やっと♡ ほんものっ♡ あはっ♡ 本物の方がっ♡ ずっといいっ♡ これがっ♡ びゅーってしてくれるならぁっ♡ できるっ♡ 私なんでもできちゃうっ♡♡♡)
男と女の間でも共感現象は起きている。
なるの考えていることも、男たちには不可思議な力を媒体に筒抜けだろう。
だから男たちも遠慮せず、『突如として温泉に現れた淫らな美少女』を、存分に味わい、犯す。
「もっとぉ♡ なってぇ♡ わたひでっ♡ きもちよくなってくだしゃいっ♡ そしたらわたひもっ♡ きもちぃのぉっ♡♡♡」
男に快感を与えるほど、なるの快感も鮮烈になる。
ただの絶頂など一合目、この先どれほどの高みへ至るかも分からない快楽の山へ、彼女は上り詰めていく。
○
「あひゆっ♡ はっ♡ ふぁぁぁっ♡」
乙姫睦美は、もはや歩くことも叶わなかった。
お湯を通じて襲い掛かる誰かの性体験が、あまりに過激で、あまりに快感で。
自分の体には誰も触れていないのに、腰が抜けるほどの絶頂が、既に難度も起きている。
(だめ、でしゅ♡ もぉ♡ 意識がぁ♡ まともな、思考が……っ♡)
熱湯に放り込んだ氷が溶けていくように、睦美の理性や常識が温泉へ溶けていく。
○
正常位で突かれ、両手で男根を扱きながら、なるは終わらない絶頂の世界を味わう。
「あはぁぁあっ♡ イってましゅっ♡ もうずっとっ♡ あたままっひろぉっ♡」
目の前に差し出された男根にも、
なるの思考は
無重力空間を遊泳しながら、あらゆる方向から男を受け入れている気分だった。
「くぅっ、手コキだってのにヤベェくらい気持ちいい!」
「美味しそうに舐めてくれるなぁ。そんなにセックス好きなのかいっ?」
「好きっ♡ しゅきっ♡ みんな大しゅきっ♡ おちんぽすきっ♡ もっとなのぉっ♡ もっといっぱいずぼずぼぉってしてえっ♡ してくれたらっ♡ おっぱいでもっ♡ お手々でもぉ♡ 好きなだけっ♡ イかせてあげりゅっ♡ からぁっ♡」
もはや、一本でも多くの肉棒を欲するような、色情狂の極みだった。
無数の男を受け入れ、全身を白濁した粘液でコーティングしても、なお
「みんなでっ♡ わたしに出してぇっ♡ おまんこもぉ♡ おっぱいもっ♡ お口もぉっ♡ いっぱいしてほしぃのっ♡ もうわたしのぜんぶあげりゅからぁっ♡ みんなのお精子っ♡ 私にちょうだいっ♡」
膣内を乱暴に前後するペニスを嬉々として締め付ける。
顔の左右にある肉棒を指で扱く感触にも悦楽を覚える。
馬乗りパイズリをされても、髪を使われてもなお、狂喜の声を上げ続ける。
「はは……っ。これ夢か? なんか、俺、狐とかに化かされてる?」
「どうでもいいっ! この子とヤれるならこの後死んだっていいよっ」
もはや、男の精気を搾り取ることに特化した、美女に化けた妖怪の類にさえ見えた。
「ぐおっ」
「出るっ」
男たちはその魔性に堪えきれず、一人、また一人と、彼女を目掛けて精液を解き放つ。
「はぁぁぁあんっ♡ しゅごいぃっ♡ あちゅいのびゅーってされてっ♡ イってるぅっ♡ ああ中にっ♡ 子宮いっぱいにしゃれりゅのっ♡ あはぁっ♡ しあわせぇ♡」
かつてどのような人間だったのかさえ忘れてしまったような色情の極地が――お湯を通じて、また誰かに伝わっていく。
○
「はっ♡ あ……はぁ♡」
そうして、彼女たちは湯気の世界に立ち尽くす。
「はひっ♡ はぁぁ♡」
成瀬川なるの体験を刻まれた彼女たちは、自分がこれから何をするのかを理解してしまった。
「お? ここにも誰かいるぞ?」
「やーよかった。さっきの子、いつの間にかどこかに消えちゃったからなぁ」
腰にタオルを巻いた男たちが、彼女たちそれぞれの場所に現れた。
欲情を隠さない目線と物言い、バスタオルの股間部に浮かび上がる棒状の隆起。
「あ……っ♡」
無自覚のうちに、彼女たちは笑みを浮かべる。
前原忍も、青山素子も、乙姫睦美も――
彼らに身を預けることでどんな快感を味わえるのかを、予め知ってしまっていた。
お湯を掻き分ける音を立てて、男たちが彼女たちに近付いていく。
逃げ出そうとする女は、一人も居なかった。
○
その日――ひなた荘の露天風呂で、湯あたりしていた少女たちが介抱された。
のぼせて意識を失っていた彼女たちは、我に帰ると周囲を見回し、妙に頬を赤らめたり、逆に青ざめたりしながら、各々の生活に戻っていく。
彼女らが――身に覚えの無い子供を授かっていると知るのは、もう少し先の話だった。
ご一読いただきありがとうございました。
懐かしのタイトル、ラブひなです。
勢いがあって好きなラブコメだったなぁ。