ケモミミ貴族令嬢にTS転生したら、ふたなりたちに玩具にされた 作:ぐらんぐらん
クラブへの入会初日は何もされなかった。
そう、初日は。
数日空けた2度目の活動日に王女はさっそく本性を現した。
「シてもいい?」
「おひとりでどうぞ」
「やだ」
そういう相手になると認めたのだ。距離が近くても仕方ない。
錬薬術どころか調薬の基礎中の基礎、鉢ゴリゴリをしているマフィと……その後ろから抱き着く第四王女ジャスリン。
この2人こそ現在の錬術薬研究会メンバー。
部屋は城の7階、迷路のような道を抜けた先にある。人などまず来ない。
だから殿下みたいな王族がいても誰もかしこまらないし、殿下が誰に何をしていても誰も見ることはない。
「クーリュスの種は擦らずに上から潰すように。こうやって……」
すりこぎを持つ小さな手の上から王女の手が重なる。
まるでメロドラマのワンシーンのよう。
「丸いから粉々にするには圧力をかけるのがいいんだよ」
「はぁ……そろそろ離して……」
「今日はもう終わりにしてボクの相手をしてくれないか?」
終わり? まだ学びは始まってすらいないというのに。
こんなゴリゴリは子供にだってできる。お遊びみたいなものだ。
いちいち中断してたら製薬なんていつになることやら……
という抗議をしようとしたマフィだが、殿下に「棒を置いて。今日は終わりだって決めたから」と言われると従うしかない。
彼女の言葉通り、置けと言われたら箸でも棒でも素直に置かなければならない。それが安全のために決めた条件なのだから。
「大丈夫、肩の力を抜いて。君は軽いから体重かけてもいいよ」
この部屋で唯一のふかふかプレジデントチェア。王女専用らしいそこに腰を下ろした彼女の上に座る。
……最後にリアリスとシた時のことを思い出した。
「いい匂いがする。キミは魅力的だ」
「クロンコスのトリートメントです……」
「あそこか。化粧品が人気の商会だね、ボクも使おうかな」
耳の間に頭を埋められたり、手をぷにぷにされたり、まるでじゃれついてくるようだ。
「あの……そういうことするんじゃないんですか」
「そんなに楽しみなのかい?」
「違います! 早く終わらせたいだけです!」
「言っただろう、ゆっくりお互いのことを知っていこうとね。だからキミのことを教えてほしい……例えば、好きなものとか」
「好きなもの……」
前世なら買った株が値上がりする様を見るのが好きだった……けど今じゃ株式なんてものは無いから他に好きなものといえば……
「ちなみにボクは女の子が好き」
「ああ、そういう……なら私はアヤで」
「ムラムラしてきた……それは誘っているのかい?」
「なんで!?」
「こんな状況で婚約者の名前を出すなんて、今からその人を裏切ります宣言も同然だよ」
意味の分からない理屈だが、いきなり会話の選択肢を誤ったらしい。普通にお菓子とか言えばよかったのだろうか。
「おかし……? 犯してほしいってこと?」とか言われそうだ。やめておこう。
「入学してそれなりに経つけど、友達はできたのかい?」
「親ですかあなたは……できましたけど、紹介するつもりはありません」
「つれないなぁ」
頭上から包んでくる柔らかい声。後頭部に当たる柔らかな感触……
居心地が悪いとは言えない。背中を包まれるとなんとなく安心する。今から手を出してくる相手なのに。
「なんかお見合いみたいだね。見合ってないけど」
「上を向けば見合えますよ」
「はは、それは名案だ。目が合ったら思わずキスしてしまいそうだよ」
「なんでそっちばっか考えるかな……」
「そっちのことをするからだよ」
ふにょん。
王女の手がマフィの胸に触れる。
覚悟していたけれど、思わず息が漏れた。
「服の上からもいいけれど、直に触ってもいいかな?」
「ダメって言っても、触るんでしょ……」
「そうだね。その代わりキミはこっちを触ってほしい」
マフィを乗せたままジャスリンが器用にズボンの前を開け、中身を出す。
そこには当然、前に見たアレがあるわけで……
「っ……」
このまま逃げてしまいたいけれど、逃げるわけにもいかない。まぁ彼女はいきなり無理やり襲ってくることはないだろう。
ぐいぐいと下から押してくるイチモツを太ももの間に受け入れた。
スカートを上げれば。まるで自分にソレが生えているかのよう。マフィは生唾を呑むより先に戦慄した。
「(近くで見ると、本当に大きい……)」
太もも越しなのに、亀頭どころか竿まで丸見え。
直近で見たモノと比較すると、ブリュンヒルデのモノが近い。
「ボタン、外すよ」
脇の下から回されたジャスリンの手があっという間にブラウスを開け、ブラをずらす。
そう、マフィはブラを付けている。
入学前に方々から「付けた方がいいよ」と言われて渋々付けるようにしたのだ。
小ぶりなおっぱいが外気に触れて、少しひんやり。
すかさず王女の手の温度が流れてくる。
「ん……っ」
「小さいけど柔らかいね。良いおっぱいだ」
前にアンニャにされたようないじめる手つきではなく、純粋に感触を堪能している感じ。それだけでもマフィの気持ちを高める材料になり得る。
「ほら、ボクのも触って」
「さ、触るって……もしかして、手で、シろってことですか……?」
「うん。できる?」
この巨根を触れというのか。しかも手コキしろと。
迷ってるうちにジャスリンが急かしてくることはない。しかし股間のソレは正直にピクンと動き、無言の急かし。
「…………」
マフィは手を伸ばし、ソレに触れる。
「どう?」
「熱い……それに、大きいです」
「もっと詳しく言ってほしいなぁ」
なんだそれは。いちいちどこの形状がどうとか言わなきゃいけないのか。
……そういうことなのだろう。マフィは指を這わせながら口を開く。
「長くて、太くて、先っぽも膨らんでて、もう全体的にグロい……怖いです」
「怖がらなくていい。みんなからの評判も良いんだよ」
「評判って……」
「それに、まだ半分ちょいってところかな」
「え、まだって、ひっ!?」
内ももを圧迫する感触、目の前に飛び込んでくる光景、悲鳴をあげる理由としてはじゅうぶん。
背後からの優しい声とは真逆。血管が隆起しカリも張った凶悪なデカオスチンポ。
間違いなく今まで見てきたモノの中で一番大きい。
脚の間から腕みたいなモノが飛び出せば誰だって声もあげよう。
前屈すればフェラだってできるかも。
なんだこの世界は。偉くなればなるほどチンポもデカくなる法則でもあるのか。
こんなのを挿れるなど、土下座してでもやめてくださいと懇願する代物だ。
「呆けてないで、お願いね」
「っ……」
このアングルは前世で覚えがある。
普通にシコるように手を動かせばいい。
……でも大きさが違いすぎる。間違いなく前世で持っていたモノなんか指も同然。
まるで「お前の言う"男"など、ここではオスに数えんわ」と言われているみたいだ。
おそるおそる触れ、動かす。両手で。
「硬い……」
本当に同じ人間のモノなのだろうか。表面を皮膚で覆っただけの金属ではないか。
それほどの硬さ。ビキビキという音が聞こえてきそう。
「そうそう、上手。もっと強くしていいよ」
同時にジャスリンからの胸責め。
ピンと主張する乳首に指が触れ、甘く痺れる。
カリカリと爪でひっかかれれば、くすぐったさではなく仄かな快感がこみ上げてくる。
「(こんなのどうやったら射精させられるんだよ……)」
掌から伝わる熱と脈動。
先端から透明なものが溢れてきた。おそらく順調だというのは分かる。だが王女は余裕そう。終わりが見えない。
「早く出してくださいよ」
「全然足りなーい」
「むっ……なら思いっきりやりますよ!」
これでも元男だ。どういう風にシコればすぐ出せるかは心得ている。
大きさは違えど同じモノ。できない道理はない。
さっさと射精させて帰ろう。
しゅっ、しゅっ、しゅっ……
「へぇ……経験あるのかな?」
「別にっ。どこが一番いいんですか?」
「弱点を訊くとは強気だね……んっ、そこ、いいかも」
ジャスリンが明かした場所はカリの少し下……ならばとそこを指わっかで握り、重点的に責める。
次第にカウパーの量も増えてきた。
透明な汁が亀頭を伝って落ちてきて手を汚す。潤滑剤にもなり、ちゅこちゅこという音が鳴り始める。
だが責めているのはマフィだけではない。
「っ、殿下!」
「んー?」
「胸、あんま触らないで……ください」
「やだ。ボクとキミどっちが先にイクか勝負しようか」
「胸でイクわけ……んっ♡」
発情期後も触られ続けたおっぱいが「そんなことないぞ」と言っている。
否定はしたものの本当にイケそうだ。急がねば負ける。
勝負と言われてその気になるのはマフィの中に負けん気が残っているからだろう。健気な。
王女の手練は本物。
乳房全体、乳輪、乳首……それらすべてを意地悪に触ったり握ったり摘まんだり。
心臓と呼吸の間隔が短くなっていく。
胸のピリピリが背筋を伝うように体中に流れ、手が覚束なくなる。
「声漏れてるよ」
「うる、さいっ♡ っ♡ ふっ♡♡ んぅっ♡♡」
「ずいぶんと感じやすいんだね。まるで生娘ではないみたいだ」
胸の責めが激しくなってきた。このままでは射精させる前にイカされてしまう。
負けじと手を動かして、どくどくと出てくる濃厚カウパーの量を増やす。
これだけでも孕むんじゃないかってくらい粘っこくて、熱い。
「でん、か、っ♡ 手、止めて♡」
「さっきからパンツもぐちゃぐちゃだね。もうイキそうかい?」
「イク、から、止め……!♡」
「いいよ、このままイッて」
ジャスリンの唇が首筋に触れ、甘く吸われる。
指も乳首を摘まんで引っ張り、強い刺激を与えてくる。
まずい。
そう思ったマフィは上体を前に倒して脱出を試み……目の前までやってきた亀頭を捉え、一瞬だけ躊躇して口をつけた。
「んっ!?♡」
突然のことにジャスリンの手が止まる。その隙に舌を動かす。
触れる舌先が熱い。ぴりぴりするような感覚。
鈴口やその周りをベロベロじゅるじゅる、ストローから吸い込むようにちゅうちゅう。
その間にも手も激しく動かす。
「(はやくイけッ♡ イけっ♡ イけっ♡♡)」
ジュルルルッ、ぐぷぐぷっ、ちゅーーッ!♡♡
「待っ、くっ……♡」
トドメに亀頭をぱっくり咥える。
実家での英才教育(?)が役に立った。生娘だったらこんなデカ亀頭をいきなり咥えるなど無理だっただろう。
みっともなく大口を開けて、歯を立てないように口の裏側で刺激を与える。
第四王女さえ予想だにしなかった不意打ち。その効果はてきめん。
──びゅぐっ♡♡
「っ!? う、ぷはっ!」
びゅーーっ♡♡ びゅぐぐるるるっ♡ ぶびゅっ♡ びゅっびゅっびゅるるるっ♡♡♡
とめどない狼ザーメンが飛び、マフィの顔と制服を汚す。
咄嗟に口を離したけど最初の一ドピュはまともに受けてしまった。
「うええぇぇぇっ……」
舌を出して口を開き、でろぉ……とコシの強い伸びを見せる精液を排出。
生臭くてまずくて、こんなもの長く口の中に留めておけない。
その間にもジャスリンの射精は続く。
「(うわっ……どんだけ出るんだよ♡)」
元気な射精に勝利の愉悦を感じる。敗者に「おらおら~」すべく太ももを上下に擦らせて吐精をサポート。
とても前世では見たことのない白の噴水はしばらく続き、収まる頃には余韻よりも「いつまで出るんだ……」とドン引きしていた。
無遠慮に飛び散ったせいで腹はもちろん胸まで汚れ、閉じた太ももの間には少し柔らかくなったペニスと、顔を突っ込んだら溺れそうなザーメン溜まり。
それにしてもなんて濃い種汁だ。
服や肌にこびりついたものは流れ落ちず貼り付いてるし、太ももにはずっしりと重さを感じている。ほとんど固形、ゼリーも同然。
こんな状態でどうやって帰ればいいのか……でぇじょうぶだ、神術で綺麗にできる。
「どーですか殿下、私の勝ちってことで」
勝負を思い出したマフィは今の自分がどれだけ魅惑的かを分かっていない。
渋々セフレになることを了承した後輩が、一方的に口走っただけの勝負に本気になって手コキした挙句、フェラまでしてきて射精を嬉しそうに眺めて……ハッキリ言ってエロ漫画の住人だ。
お前本当は好き者だろとツッコまれても反論できない。
「殿下?」
「…………」
無言。しかし──
「っ、ちょっ、殿下っ」
今度は胸だけではない。精液に浸かって使い物にならないショーツにも手が伸びる。
「なに、をっ……! んあっ、ちょ、やめっ♡」
「『晴天、吹く風、靡くシーツ』」
汚れを落とす神術。
マフィの体にこびりつくねばねば精液が消えていく。
果たして王族の高貴な子種を汚れとカウントしていいものか、本人がやってるんだからいいんだろう。
「はえ?」
「これで指を挿れても心配ないね」
つぷっ──♡
「ひっ!?♡♡」
「キミが負けず嫌いなのはよく分かったよ。お揃いだね、ボクも負けず嫌いなんだ」
だからイカせるね──耳元で囁くジャスリンの声からは、少しだけ甘さが消えていた。
「やっ♡ くっ、お゛……っ♡♡」
「指に絡みついてくるよ。こんな膣を持っているとは驚きだ」
「や゛めっ……♡」
「感度もかなりのもの……やっぱり処女じゃないみたいだね。あんな顔してアヤ嬢はかなりのものなのかな?」
中指が一本だけ。くちゅくちゅとわざとらしく音を立てて第二関節まで沈む。
「初めてはキツそうだからゆっくりほぐしてあげようと思ったのに……この調子なら今すぐ挿れてもよさそうだね」
ぞっとする。
虎ならぬ狼の尾を踏んでしまったのだ。
浴びせられる視線と声色は間違いなく捕食者のそれ。一位官令嬢と同じく、格下の純潔など気にせず問答無用でチンズポできてしまうのが彼女の立場だ。
やめてください、挿れないでください──そう言おうにも、膣を舐めまわす指の動きがあまりに気持ち良すぎて言葉にならない。
薬指も加え、本格的に手マンとなる。
「い゛っ、イギますっ♡ だか、ぁ、ゆび、とめ゛っ゛♡♡♡」
「もう? もっと耐えないと勝負は引き分けになっちゃうよ」
「まけっ、負けでいいからっ♡♡ や゛っ゛、もうゆびやらっ゛♡♡」
指への締め付けからジャスリンは絶頂が近いことを悟り、さらに指を折り曲げてお腹の裏から圧を与える。
それは女の子なら誰でも気持ちいい場所で……開発済みマフィが耐えられるはずのない場所。
「イッ゛ぎゅっ……うぅ~~~~~~っ゛っ゛♡♡♡」
ここは学院。誰も来ない部屋とはいえ大声を出したら何が起こるか……今さらそんなことを思い出したのか、マフィは必死に声を抑えようとして、失敗した。
狐なのに鷹の鳴き声のような甲高い悲鳴。周波数の高いそれが部屋に響き……
ややあって脱力。完全にジャスリンに体を預け、それをしっかり受け止められる。
「よくできました。可愛いよ、マフィ」
肩で息をして恨めし気な狐少女の睨む先は、誰もが見惚れる微笑みだった。
その後は有言実行で犯された……わけではなく、お開きとなった。
「よかった……」と思いながらも「え、いいの?」と訊けば……
「週末空けておいて。ボクの部屋に招待するよ」
マフィの具合が思った以上に良さそうだった──
反応も可愛いし、ここでサクッとヤるのは勿体ない──
ヤッてしまったら歯止めが効かないかも。だから翌日を気にしないでいいように──
とまぁ恐ろしいことを並べ立ててきた。
まるで執行猶予だ。日本の裁判と違って猶予期間が終わればきっちり執行される。
「こんな気持ちは久しぶりだよ。その中に挿れたらどんな感じなんだろう、どれだけ気持ちいいんだろう……初体験の時を思い出すなぁ……!」
無邪気に言われては怒るに怒れない……いや怒る。心の中で。
口に出せないのは相手が殿下だから。
「最低……」
ちょっと出た。
「大丈夫、前に言ったように痛くしないし、素敵な思い出にしてみせるよ」
「望んでもない相手と寝るのに素敵も何もあったもんじゃないですけどね」
漏れた感情は怒りと嫌悪。
いくらビッチ街道を歩き始めたマフィにもまだこんなことを言える常識はあった。
でもこんなこと言っていきなり不敬だって罰されないよな……? と内心ビクビクも併せ持つのがマフィの小物っぽさ。
心配せずともジャスリンは笑って流している。
いや、これは「ふぅん……」と嗜虐的な笑みだ。
マフィはまた自分の首を絞める発言をした。あーあ。
ブラを戻し、ボタンを閉めて王女を一瞥。
こうして甘い空気も無くさっさと帰り支度をしている時が一番セフレ感ある(主観)。
「『いつかの言い忘れ、届けて伝えて、渡り鳥よ』」
「何の神術ですか?」
「離れたところに簡単なメッセージを伝える術だよ」
淡い黄緑色のスズメっぽい鳥が現れ、窓から飛び去る。
なるほど、伝書鳩的な。
「収まらなくて帰れそうにないから適当なセフレに鎮めてもらおうかなって」
「いちいち言わなくていいです!」
マフィは怒鳴って出ていった。
やはり最低だ。女を性処理道具にしか思ってないんだ。
「(なーにが素敵な思い出だ、できるわけないだろ!)」
あんな放蕩ふたなりにメロメロになるわけがない。
こちとら錬術薬さえ学べればいいのだ。
あくまで契約。知識と手腕の引き換えにちょっと体を許すだけ。確かにチンポはとてつもないが、愛のないセックスで堕ちるわけがないのだ。
■TIPS 伝え鳥の神術
難易度が高く、扱える者が限られる
そのためこの術を知らない者も多い
伝えられる内容は一言か二言