※この作品はR-18です。

ケモミミ貴族令嬢にTS転生したら、ふたなりたちに玩具にされた   作:ぐらんぐらん

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53 レベルアップしてた狐

 3人で控室に戻る時にも、マフィとメロリィによる黒猫万歳は止まらない。

 

 たかが一回戦、されど一回戦。

 まして化け物じみた相手に勝ったのは大金星。

 

「まぁ私はキリを信じてたけど!」

 

 と言ったメロリィが不安そうにしていたことをマフィは言わないでおく。優しさ。

 

 

 

□□□□□

 

 

 

 各選手に一部屋ずつ与えられた控室はロッカーにテーブルに椅子、あと何故かベッド。

 

 しかもテーブルの上には淹れたてのお茶。

 なんとサービスが良いのだろう。さすがお偉いさんも参加する大会だ。

 

 3人は思い思いに椅子に座り茶をしばく。

 

「……ん? なんだこの味」

 

 狐の片眉がぴくりとつり上げる。

 普通の紅茶だと思ったのに妙に甘い。午後ティーの無糖を渡されたと思ったらストレートだったみたいな。

 マフィはお茶に甘さ不要派だ。ついでに言うとチョコミン党できのこ派。前世は争いの絶えない人生じゃったのう……

 

 キリーネヤとメロリィはお茶が甘くても飲める派なのだろうか。普通に飲んでる。

 

「次の試合いつからだっけ?」

「2時間後ね」

「空くわねー」

 

 チンを適度に休ませるためにも、一日に何度も試合を行う場合は休憩が重んじられる。

 1回戦の全試合を終えたら全体休憩があるので、前半に試合を終えたキリーネヤの休憩時間はそこそこ長い。

 おそらくベッドがあるのは……マネージャーを使って適度に抜くためのもの。

 ローションに各種サイズのコンドームがあるのもそのため。

 

 だがここで抜きどころを誤ると致命的だ。

 賢者のまま試合に臨むのは言語道断。

 

 試合が終わってすぐに抜くか、そのままにしておくか、選手によって戦略は異なるが……

 

「…………」

「…………」

「…………」

 

 キリーネヤのチンは衰える気配がない。むしろ硬さを増しているような……

 

「なん、だ、これ……」

 

 しかも時が経つにつれて体が熱くなり息も荒くなってくる。マフィだけではない、3人ともだ。

 

 猫は何度も自分で扱きそうになっては「いけない」と首を振り、そんな猫の股間をチラ見する兎は内ももをモジモジさせ、狐はどうにか2人にバレずにパンツの中に手を入れようとしている。

 

「はぁっ、はぁっ……! こ、れ……!」

「ね、マフィ……!」

 

 2人も言葉にするほどの異常。

 

 それは全員にも経験のあるアレに似ていた。

 

「(発情期……!? なんで今、しかもみんな……)」

 

 後先なんて考えず性の発散──子供を作ることだけを考えてしまう時期。

 頭の中がピンク色で支配されて、誰でもいいからヤらせろ状態になるのは発情期をおいて他にない。

 

 しかし何故? 時期でもないのに3人同時に?

 

 それこそが不自然。

 ならこの異常には何か原因があるはず。この部屋、もしくは3人に共通する何かが。

 

「このお茶、誰が……」

 

 共通した行動、それはお茶を飲んだこと。

 部活のスポドリのようにサービスで用意されてるものだと思っていたが、このお茶自体が不自然だった。

 チン道は動きの激しいスポーツで、季節はもう初夏に差し掛かるというのに用意されているのが熱々のお茶なのだ。

 

「まさか、毒……!?」

 

 マフィの言葉にキリーネヤとメロリィもハッとする。

 

 このお茶は明らかに悪意が込められているものだ。

 

「ていうか、媚薬、でしょっ……くっ、あっ♡」

 

 メロリィの言葉は正しい。

 毒は毒でも、命に別状のあるものではない。というか大会で人死にが出たら色々とヤバすぎるし。

 

 しかし射精厳禁である競技の選手に盛るには色々と極悪な一手だ。

 このままでは発情して出したくてたまらない状態で試合時間を迎えてしまう。

 それか誘惑に負けて射精しまくったフニャフニャ状態で……どちらにせよ最悪。

 

「(媚薬……)」

 

 マフィは思い出す。

 そう、あれは錬術薬研究会に入った日のこと。正確には26話。

 

 錬術薬には様々な種類のものがあると色々紹介してくれた中にあった。

 

 発情期のようにエロエロになってしまう薬。

 

「そうか、これ、錬術薬っ……お茶に混ぜ……ぐぅぅっ♡」

「だ、め……耐えられ……ないっ」

「ぐっ……ふーっ、ふーっ!♡」

 

 メロリィは身悶えながら椅子から落ち、キリーネヤは机に突っ伏し涎を垂らす。

 このままでは友達として見てはならない姿をお互いに晒すことになってしまう。

 

 

 どうすべきか。マフィは止まりそうな思考をなんとか動かす。

 

 錬術薬といえば自分の分野だ。とても一人前とは言えない卵状態だけど、それでもできることがあるはず。

 

「(そうだ、対の素材……!)」

 

 たまたま最近読んでいた本を思い出す。

 世の中にある薬の素材には必ず対になるものが存在し、すべての錬術薬にも効果を消す対の薬がある……という内容。

 素材さえあれば、自分でも解毒薬を作れるのではないか。

 

「キリ、メロリィっ! お前ら耐えろよ! すぐ戻るからっ……!」

 

 2人は呻くばかりで返事もできない。

 だが返事を待ってる余裕もない。マフィは部屋を出る。

 

 目指すははるか階上、城の7階。錬術薬研究会のクラブルームだ。

 

 まるでゾンビパニック映画で噛まれた仲間を置いてワクチンを取りに行くようなシチュエーション。

 映画なら上手くいく……わけでもない。間に合わないバッドエンドも多い。でも行くしかない。

 

 

 

「大丈夫、歩ける、くっ、擦れ……♡」

 

 廊下の壁に手をついて一歩一歩、牛歩の如し。

 愛液が溢れまくり、まるで足跡のように水たまりを廊下に点在させている。

 ようやくオムツを穿かずともよくなったというのに、こんなになるなら穿いてくるんだった……と、どうでもいいことを考えなければやってられない。

 

 ショーツのクロッチ部分が擦れるだけでも腰が震えてしまう。

 思わず手でおさえそうになるも、それが逆効果だということは入学前に身をもって知っている。

 

 体感5分くらい経った。

 愛液と同じくらい汗だくになっている。

 頬を伝って顎から滴り、額に髪がくっついて気持ち悪い。

 

 後ろを振り向けば、さっき出てきたはずの部屋がまだ視界内にある。

 

 そんな現実を見ないように下ばかり向いていたせいだろう、前から歩いてくる人物に気付かない。

 

「苦しそうねぇ」

「っ!?」

 

 顔を上げずとも分かる。さっき聞いた声、チョーネヤだ。

 

「わぁ~顔真っ赤! 苦しい?」

 

 顔を上げずとも向こうから覗き込んできたのはジーネヤ。

 

「なんの、用……っ、だっ」

「その様子だと差し入れは飲んでくれたようね」

「作戦成功~!」

「さし、いれ……さくせ……お前らか!」

 

 憎々し気に歪んだ顔を上げれば、キリーネヤに似た美女2人と目が合った。

 

 浮かぶは笑み。ニマニマ~。

 

「おし、えろ……! 錬術薬の主材料はなんだ! メリセンか、アマモ葉か!?」

「知らない~」

「知らないはずあるか! 売る時に薬師が絶対言うはずだ! ラベル見せろっ」

「ホントに知らないもん~」

 

 ジーネヤは掴みかかってくるマフィの手を躱し、「他も飲んだか見てくるね~」と離れる。

 

 なけなしの力が空振りに終わり姿勢を崩したマフィを支えたのはチョーネヤだった。

 

「どこへ行くつもりなのかしら?」

「決まってるっ……解毒薬、作りに……!」

「あら、もしかして専攻は錬術薬? 面白い偶然ね」

 

「けど」──腰に手を回してくるチョーネヤが素直に向かわせるはずもない。

 

「これでも歩ける?」

「っ……さわ、んな……っ♡」

 

 快楽を感じないようにすることが精一杯のマフィはろくな抵抗もできず捕まった。

 

 手近の空いていた控室に連れ込まれ、遅れて「めっちゃ効いてた~!」と笑いながら入ってきたジーネヤを含め3人きり。

 

 ベッドに突き飛ばされて倒れ込む間にも色々と擦れて甘い呻き声を出してしまう。

 

「お姉ちゃんどうする~? この子眠らせる?」

「いいえ。なんてったってキリーネヤのマネージャー様だもの」

「…………あ~!」

 

 悪い2人が悪い笑みを見せた。

 鼠ならぬ狐を追い詰めた黒猫たちは4つの手でマフィの制服を一枚ずつ剥がしていく。

 気温も上がってローブの季節じゃなくなったから上を守るのはセーターとブラウス、下はスカート一枚。

 下着姿になるのに時間はかからなかった。

 

 いくら同性でもこれはよろしくない光景だ。まるでレイプだ。いや"まるで"とか付ける必要もない。しかも正確には同性でもない。

 

「かわい~! 色々小さいね!」

 

 黄色い声をあげるジーネヤ。

 超好意的に解釈すれば年下を愛でるギャルお姉さんなのだが、状況が状況。

 むしろ明るく服を剥ぐ様子にサイコみを感じてしまう。

 

 一方チョーネヤは淡々……と見せかけて、内心めちゃくちゃ興奮している。

 制服から解放された子狐の全身は上気していて、吸っただけでもこっちまでムラムラくる発情フェロモンにあてられた。

 むっつりさんか? やっぱりキリーネヤの姉妹のようだ。

 

「あははっ、どこ触ってもビクビクしてる~!」

「やめっ、ひっ♡ おねが、い、やめ……♡」

 

「知りたいんでしょう? 媚薬の材料」

 

 チョーネヤの言葉に、狐耳がぴくりと揺れる。

 

「大人しくしてたら教えてあげるわよ」

「なに、をっ」

「その代わり……」

 

 白魚がツー……と太ももをなぞり、ぐしょぐしょに濡れたショーツに触れる。

 

「っ……♡♡」

 

 さすがにマフィも悟る。

 こいつら、マジで犯す気だ。

 

「ざっけんなっ! 『水滴、肌の──ンッ!?」

 

 押しのけ神術は不発。前にもこんなことあったな。

 術を紡ぐ口を塞いだものは、同じく口。

 ジーネヤによるキス。それも深い方。

 

「んっ♡ ちゅっ……ちゅるっ……♡♡」

「わっ! ふふ、めっちゃ積極的~」

 

 そして体は受け入れてしまう。

 陽キャギャルの柔らかな唇に吸い付き、恋人のように舌が動く。

 

 言葉で散々拒絶しようと体は正直……媚薬の効き目は強力だった。

 

 互いに窒息しそうなほど貪り合って、唾液の糸を架け橋に呼吸を取り戻す。

 

 マフィの顔はトロトロに溶かされており、そこには抵抗など消え失せていた。

 

「お姉ちゃん、あたしからでいい?」

「好きにしろ」

 

 今から犯される。

 

 どうしてこうなっているのか、それはやはりロマネフ姉妹の仲の悪さから。

 

 姉らにとって、キリーネヤのマネージャーというのはそれだけで妹を突く材料になる。

 

 チン道のマネージャーは専属お世話係という意味が強い。

 だから選手の婚約者だったり恋人だったりする人間がマネージャーを務める。多少なりとも「抜いてあげてもいい」という意識が無いとできないから。

 そんなマネージャーとまぐわうことは、婚約者や恋人がいる女と寝ることと同義。

 

 つまりチョーネヤたちは「お前の女なら俺の隣で寝てるよw」とNTRをかまそうとしているのだ。

 

 

「それじゃあ早速~」

「ま、待って!」

「なぁに~? まさか初めてでもないでしょ~?」

 

 ジーネヤは性に奔放な人間である。

 後継者でもないので勉強も必要なく、持って生まれた顔の良さで周りに人の絶えない環境は、言い換えれば女を選り取り見取り。

 彼女にとって性行為は遊び。仲良くなった女の子ととりま一発パコろっか的なマインドであった。

 

 ヤり慣れた彼女の手にかかれば、発情期と化したマフィなんて簡単に昂らされる。

 

 ブラは揉むのに邪魔だと外されショーツは下ろされ……

「やらか~い」とおっぱいを揉まれ、「スタイル良い~」と締まったお腹をさすられ……

 

「ぐっ♡♡ やっ、そこ……!」

 

 次女猫の手に鳴くマフィの理性はどんどん崩れていく。

 秘所と子宮が切なくなり、種を求めて熱くなる。

 

「挿れちゃうよ~♡」

 

 ジーネヤがマフィの眼前にコンドームを見せつける。

 このレイプ魔たちも貴族。家名も官位も知らない相手にいきなり生ハメ種付けはしないお行儀の良さを持ち合わせている。

 なのに無理やり合体するのかって? そこはチン道という世界の歪さというか……

 

 マフィの心が揺れる。

 

 欲しい、今すぐ欲しい。でもこんなことしてる場合じゃない。

 本能とせめぎ合うほどに友達のピンチを救わねばという心も強く存在する。

 

 くちゅ──♡

 

「ひっ♡♡ い、挿れ、て、はやくぅ♡♡」

 

 理性さんは定時なので帰った。

 

 

 

□□□□□

 

 

 

 発情期というのは残酷だ。

 どんなに貞淑な娘でも、誰にも体を許さない女傑でも、あの子もこの子もただのチン媚び売女と化してしまう。

 

 マフィも例に漏れない。元男であるプライドや性自認などを軽く消し飛ばしてメイドや妹のチンポに負けまくった。あれは酷かった。

 

 そんな彼女が媚薬でまたあの淫乱狐へと戻ってしまった。

 

 するとどうなるか、誰にだって簡単に予想がつく……はずだった。

 

 

「ニャッ!?♡♡ にゃ、ニ゛ャ゛ァ゛ァ゛ぁ゛ぁ゛!!♡♡」

 

 情けなく喘ぐギャル猫族に跨った狐少女は自慢の足腰を使って腰を上下させる。

 

「ほらほらっ♡ もっと出るだろ!」

「にゃ、にゃめっ♡♡♡ おねがいやめぇっ♡♡」

 

 これはどういうことだろう。あのマフィが優位に立って攻めに回っている。

 

「で、るっ♡♡ やめ、出るニャぁぁぁ゛ぁ゛っ゛♡♡♡」

 

 何度目かの射精。

 騎乗位で搾り取る構図となった2人の周りにはいくつかの使用済みコンドームが散らばっている。

 ビクビクと震えるジーネヤからどいたマフィはすかさずチンポからゴムを取って検分。

 

「んー、もうあんま出ないか。さすがに薄くなってきてるし」

「にャ゛……お、おねえちゃ、助け……♡」

「オラ勃たせろよ、ヤリチンなんだろ?」

「むりぃぃっ! ゆるしてぇ……!」

 

 チョーネヤは妹が負けるのを最初から最後まで見せつけられ、戦慄。

 

 

 どうしてこうなったのか。最初は確かにジーネヤがリードしていたのに。

 

 チンポを挿れられたマフィは気持ちよさそうに喘ぎ、ジーネヤはノリノリでパンパンした。

 

 しかしマフィの膣内の搾精性能にすぐ射精。彼女自身も驚くほどの早さだった。

 この時はまだ「お姉ちゃん、この子すっごいよ!」と意気揚々と次のゴムを付ける余裕はあったのだが……何度も射精させられているうちにジーネヤの余裕がなくなり、逆にマフィが調子づき始めた。

 

 しまいにはこれである。形勢の有利不利は逆転し、勃たなくなるほど搾り取られた。

 

「(こ、こんなことが……)」

 

 チョーネヤは美しいかんばせが崩れない程度に眉間に皺を寄せ冷や汗を流す。

 多くの女の子と関係を持ってきた妹が、ここまで手も足も出ずに負けるなんて。

 

「(ふ、ふん……所詮はジーネヤね。この子は昔から色々長続きしなかったし)」

 

 責任のない次女は子供の頃から勉強も習い事も続かなかった……というのは本当だけど今と関係あるだろうか。

 

 

「あーあ、もうダメかぁ。でもゴム使い切ってるの普通にすごいな」

 

 最後の方はお前の方から「勃たせろ♡」と言いながら無理やりフェラで硬くさせて付けてたろ……という言葉をチョーネヤは呑み込む。

 

「で、お姉さんの方はどうする? ヤる?」

「っ……ふん、ジーネヤだけじゃ飽き足らず私とも? あの子のマネージャーはとんだ淫乱ね」

「あれー? もしかしてビビってんの? ジーネヤこんなんになっちゃったし、無理もないけど♡」

「は? ビビってないが?」

 

 嘘だ、チョーネヤ流の強がりだ。内心めちゃくちゃビビってる。

 

「じゃあシようよ♡ まだ全然足りない……お腹が熱くて、おまんこ切なくて……ねぇシよ?♡」

 

 淫靡すぎるおねだりにチョーネヤは「うぐ」と呻いて後ずさりした。

 しかしその股間では娘さんが激しく主張。

 美少女が顔を蕩けさせて誘ってくれば勃起する……それがふたなりという生き物だ。

 

 長女猫としても、あのヤリチン次女猫が絶賛し完敗するほど極上のおまんこに惹かれないわけではない。むしろ今すぐにでも押し倒したい。

 

 しかし自分が負けるビジョンもかなり鮮明に見えている。

 ロマネフ家長女として無様を晒すなんて許せない。

 キリーネヤに「ごめんマネージャー寝取っちゃったw」する予定だったのに「あなたのマネージャー様に負けました……」となってはあまりに情けない。

 

「そうね……でも残念ね、ゴムは使い切ったのでしょう? さすがに生は──」

「あ、それなら大丈夫」

 

 マフィは四つん這いになると、見せつけるように尻肉を手で広げる。

 

「こ(・)っ(・)ち(・)なら生中出ししていいから……♡」

「は……?」

 

 そこには開発済みの菊門。

 ようやくオムツから解放されたそこは早くも縦割れへの道を歩み出している。

 

 突然のご指名にもアナルさんは動じない。

 こんなこともあろうかと……というわけではないけど、マフィは例のスライム召喚術にチャレンジすると共に、プルミリア特製アナルグッズでのアナニーも行っていた。

 スライムを使わない腸内洗浄のやり方も教わっていたので普通に腸も綺麗。ただスライムの方が圧倒的に時短になるから億劫なだけ。

 

 つまるところ、こうしていきなりアナルセックスをしようとしてもできるわけだ。

 

「(こ、この子……どれだけ変態なの!?)」

 

 チョーネヤは当然のようにドン引きした。

 しかし同時に興奮もした。

 アナルへの挿入など彼女にとっても未知の世界なのだ。

 

「ほら、はやくぅ♡♡」

 

 開かれた桃尻が立派な狐尻尾と共に揺れる。

 もはやさっきまでの威勢のいい少女はいない。

 ここにいるのは一匹の淫乱メスだ。

 

「くぅぅ……!」

 

 ええいままよ! チョーネヤはチンポを露出させる。

 

「……ぷぷっ」

 

 同時にマフィが馬鹿にしたように笑う。

 

「な、何よ」

「いやぁ、ジーネヤの時も思ったけど……イキがってるわりにチンポはそうでもないなぁって」

「んなっ!?」

「だってどっちもキリより長くないしぃ? なんていうか普通サイズ的な?」

「こ、このガキ……!」

 

 

 マフィがジーネヤ相手に圧倒した理由……それは経験にある。

 

 性経験は言わずもがな、相手が女を壊すような巨根性豪ばかりだったこと……これはバトル漫画で言うなら常に強敵との戦いだったという表現にもなる。

 

 セル編の悟飯の前にドドリアとかザーボンが出てきても片手でぶっ殺せるだろう。そういうことだ。

 

 キリーネヤは修行パートを経て劇的に強くなった。

 マフィも同じ。ここまでの話が長い長い修行パートのようなものと捉えれば、こうした形で成果が出るのも当然。

 しかもただ強くなったわけではない。新技(アナル)もある。

 

 第四王女と一位官令嬢とのセックスについてけるようになり、ランニングを始めてさらに体力をつけた。

 そんなマフィが疑似とはいえ発情期になればどうなるか。

 答えはジーネヤの惨状である。

 

 並チンポを挿入されても濁点混じりの喘ぎ声はあげず、「あんっ♡」と可愛い声を出すばかり。

 気持ちいいところに当たるからイクこともできるものの、絶叫しながら白目を剥くことはない。

 糸が切れたような気絶もしない。潮を噴いてガクガク狂うこともしない。

 媚薬で感じやすくなっているのを差し引いても、全体的に余裕がある。

 

 その上マフィに余裕があっても膣の具合は変わらず。

 グチョグチョでウニョウニョでギュウギュウな膣内は誰でも早漏となるのだ。

 もはや並みのふたなり相手なら一方的に搾り取ることすら容易くなった。

 

 これが成長……! 主人公が戦いの中で成長する王道……!

 

 

 とまぁ、そうなれば『勝ち』への優越感にイキってしまうのも当然なことであり……

 

「ほ~らっ、はやくはやくっ♡ どうせ負ける大人チンポ挿れちゃえ♡♡」

 

 発情期の昂りと合わさって挑発的な物言いになってしまうのも仕方のないことである。

 

「負けないが? 大人をナメるのも大概にしなさい!」

「あっ♡ 熱いの当たってる~♡」

 

 抜くのに便利な控室にはローションも完備されている。

 おかげでアナルもトロトロ。簡単に挿入することができた。

 

「ぐ、ああぁぁっ!?♡」

「お゛……♡ あ、いい感じ……っ♡ もっと深く、後ろから子宮当てて♡♡」

 

 あの第四王女でさえ絶賛するアナルは、チョーネヤが戸惑うほどの気持ちよさだった。

 

 生挿入だから粘膜同士が触れ合ってダイレクトに快感が来るし、括約筋の締め付けと蠢く腸壁は黒猫長女が経験したことのないもの。

 彼女とて初めてではない。しかしマフィの体の前には童貞さながらへと成り下がってしまう。

 

「にゃ、ニャにこれっ♡♡」

「ちょっとー、動いてよ」

「こ、こんなの……動けるわけ……♡」

「あれれー? もしかしてお姉さん雑魚? ならこのまま射精すればぁ?♡ ぷーくすくす」

 

 この主人公、なんかキャラ変わってないか?

 

 仕方ないのだ。今まで負けしか経験してないから初めての勝利でテンションがおかしくなっているのだ。

 遠慮するな、今までの分イキれ……うめ、うめ、うめ。

 

「こ、こんなもの……っ、私は負けない! 理解(わか)らせてあげるわっ!」

 

 

 

□□□□□

 

 

 

 チョーネヤは頑張った。

 ロマネフ家長女として、現役チン道選手として、なによりキリーネヤに一泡吹かせたい意地悪な姉として。

 こんな、たかが15の小娘に負けるわけにはいかなかった。

 

「出しちゃえっ♡ 出しちゃえっ♡ お尻でぴゅっぴゅしろっ♡♡」

「ぐっ、ニャぁ゛ぁ゛ァ゛……! 出さな、いぃぃ♡♡♡」

「だーせっ、だーせっ!♡」

 

 そう、すべては過去形……

 クールな美人顔は快感に歪み、上から目線が板についていた口からはニャアニャアと素が出て、6回目の腸内射精に喘ぐ。

 

 むっつりで、挑発に弱くて、情けない……彼女はどうしようもなくキリーネヤの姉妹だ。

 

「ふぅ……」

 

 ジーネヤと同じように、チョーネヤもまた勃起できないほどに搾り取られた。

 後に残るのはセックスで発情を発散できた元気な狐のみ。

 

「んっ……けっこう、良かったな……♡」

 

 すっかり柔らかくなったチンポを抜けば、少し広がったアナルから猫ザーメンがぷりぷり吐き出される。

 

「わぁ……」

 

 少し時間が経って回復したジーネヤはその光景をばっちり目撃して娘もちょっと回復。

 あの姉がここまで負けてしまうなんて……

 

 マフィと目が合い、1秒。

 

「……スる?」

「いいの?」

「うん」

「わぁい!」

 

 もはや何のためにここにいるのか忘れたギャル猫は、お言葉に甘えてアナル童貞を卒業。また搾り取られた。

 

 仲良くなってね?




誤字報告ありがとうございます

■TIPS チョーネヤとジーネヤ

チョーネヤ21歳
ロマネフ家の次期当主、現役チン道選手
チン道の家系は子供が成人し親と試合をして認められれば当主の座が移行する。つまり彼女はまだまだである
婚約者兼マネージャーには結婚を待たせている形になるが、学生時代から付き合いのある彼女との関係は良好。なお浮気するとめちゃくちゃ怒るのでこの後お仕置きが確定している

ジーネヤ20歳
誰とでも仲良くなり、オタク君にも優しくできる彼女の交友関係は広い
女友達の半分以上と一度は遊びでセックスした
学院卒業後は早々にチン道を引退し、中流階級の子供が通う幼稚園的な施設で先生をやっている
特定の相手と結ばれるというのが想像できず、上位貴族令嬢では珍しい未婚者

キリーネヤの「語尾にニャとかダサい」というのはこの2人に影響されてのこと
両親は普通にニャで話す
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