※この作品はR-18です。

ケモミミ貴族令嬢にTS転生したら、ふたなりたちに玩具にされた   作:ぐらんぐらん

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56 浮気する女は言った。「寂しかったから」

 狐と豹……2人の仲は普通に悪い。

 

 イリーゼからすれば幼少期に泣かされた因縁の相手。

 公衆の面前で自身の思想に盾突き、五位官令嬢や七位官令嬢と仲良くしてる奴とは相容れない。

 

 マフィからすれば……実はそこまで因縁を感じていない。

 食堂の件は向こうが去ってくれたからそれで終わってるし、キリーネヤとの交友に口出ししてきた時も一回で終わった。

 嫌な奴だなって思うけど嫌うわけでもない。

 どちらかというと無関心。あれ? これ『嫌い』より厳しくないか?

 

 とまぁ中々ひどい関係だが、今となっては別。

 

 マフィにとって孤独と不安を和らげてくれたイリーゼは救いであるし、イリーゼもただ嫌っているわけではない。

 

 だから部屋の空気はなんとも言えないものに。

 

 

「パング族は夫人がお茶を淹れるんだって。だから練習してるんだ」

「それは結構ですけど……病み上がりを働かせるわけにもいきませんわ」

「ご飯食べて元気出たから大丈夫だって」

 

 お茶を出し、椅子ではなくベッドに腰かけるマフィ。それを見るイリーゼのドキドキは止まらない。

 まるでマスコットのようにちょこんと座る狐が思った数倍愛らしいのだ。

 

「……飲まないのか?」

「の、飲みますわよ! いただきます」

 

 シュガーの貴族家にとって、お茶とはある意味名刺のようなものだ。

 家によって使う葉も贔屓にする農園も違う。

 マフィの部屋にあるのも、モフテイル家がいつも使っている茶葉だ。

 三位官家のお茶ともなれば不味いということもない。きっと味わい深く薫り高いのだろうけど……

 

「(ゆ、ゆっくり味わえるわけありませんわ……!)」

 

 口に含んだ熱い紅茶の味なんて今のイリーゼには分からない。

 理由は当然マフィのせい。

 

 いつもの無駄に溌剌とした様子はどこへやら。小柄な体躯も相まって吹けば飛ぶような弱弱しさがある。

 ギャップ萌えというやつか。

 それに加えて所作の端々から醸し出される色気。

 カップに付ける口すら艶っぽい。

 

 それが童貞ふたなりの前でする仕草か……! 誘ってるんじゃないか……!?

 

「イリーゼもさ」

「なッ、なにか!? 別に何も見てませんわよ!?」

「え、何が? 隣座ってほしいって言おうとしたんだけど」

「あ、ああ隣、隣ですわね。よろしくてよ」

 

 これが公式の場なら行儀が悪いにもほどがあるが、今はマナーなんて気にする者はいない。

 

 軽くパニックになったイリーゼは言われるがままに隣へ腰を下ろす。

 ひとり分の体重が追加され、マットレスがその分沈み、2人の二の腕同士が触れ合う。

 

 季節は半袖。つまり肌同士がぴとっ……

 

「っっ~~~~~っ!」

「あ、ごめん」

 

 想像してみてほしい。

 もし薄着の美少女の部屋にお呼ばれして、なんかエロい雰囲気を出してて、さらに肌まで接触してしまったら……

 股間にイチモツを持つ者なら、誰だって同じ反応になるはずだ。

 

 紅茶が零れないよう手の震えを抑え急いで飲みまくったイリーゼのメンタルは褒められるべきだ。

 

 

「ありがとな……付き合ってくれて。さっきのご飯も助かったし……あと昨日も、転びそうなのを支えてくれたし」

「べべべつに大したことああありませんわ!」

「ちょっと色々あってさ、誰かと一緒にいたい気分だったんだ」

 

 本当に安心しきったような声でカップを傾けるマフィに、イリーゼは疑問を浮かべる。

 

「あなた……誰にでもそんな感じですの?」

「どんな感じ?」

「隣に来ておいてなんですけど、婚約者がいるのに他のふたなりをここまで近づけるのは……」

「ああー……」

 

「もう飲み終わったのか。美味しかったか?」──マフィは話を切り、豹の手からカップを取ってテーブルへと置く。ついでに半分ほど飲んだ自分のも。

 

 そしてイリーゼに背を向けたまま、ぽつりと口を開く。

 

「いいじゃん、別に」

 

 

 聞き違いかと思ったイリーゼが何か言おうとして、マフィは自嘲気味に続ける。

 

「キリとメロリィさ、めっちゃ付き合いそうなんだよね。ジャスリン様は他の女と仲良くしてるし、ブリュンヒルデ先輩は奥さん何人もいてこの歳で子供まで作って」

「なにを言ってますの……?」

「私の知ってるみんなって、私以外にも相手がいて……」

 

 振り返ってベッドに近付くマフィの表情を見ても、イリーゼは彼女の内心を窺い知ることはできない。

 というかいきなり第四王女やチン道先輩の名前が出て軽く困惑する。

 

「私だけ、いてもいなくてもいい……みたいな」

 

 再びイリーゼの隣に立派な尻尾の生えた腰を下ろした狐の距離は、さっきよりも少しだけ遠い。

 

 しかし手が……マフィから伸ばした指が触れる。

 

「だからイリーゼが来てくれた時、本当に意外だったし……本当に嬉しかったよ」

 

 

 マフィがやろうとしていることは、これまで以上に言い訳のできないことだ。

 だがそれを言葉にはしない。あくまで婚約者がいる貴族令嬢。

 チュラント族ならストレートに伝えるだろうが、シュガー族は典型的なヨーロッパ風。他家とのやりとりで本音を包み隠さず告げるのはあまりしない。

 

 もっともマフィ自身は明け透けなタイプなので普段から色々と口に出している……ただし今回ばかりは別。

 

「あの……マフィさん……あなた、それは」

 

 イリーゼは既に顔が真っ赤。

 目の前の狐が何を言いたいか、すぐに察してしまえている。

 

 ふたりきりの密室で、婚約者のことを棚に上げて、これでもかと寂しいアピール。

 頬を桜色に染め、イチゴ色の瞳が上目遣いで覗き込んでくる。

 元男だからか、男心──ふたなり心のツボを分かっている。

 

 抵抗も逃げもしないのをいいことにどんどん近付いてきて……瞳の中に映る自分の顔を見ることのできる距離にまで来た。

 

 だがこの豹族お嬢様は自制のできる三位官令嬢。こんな浮気の誘いに乗るわけがない。

 

「イリーゼも、そこ……スッキリしたくないか?」

 

 乗るわけが……

 

 

 

□□□□□

 

 

 

 身も蓋もなく言ってしまえば、マフィは孤独を紛らわせれば誰でもよかった。

 たまたまイリーゼが来ただけ。もし知らない人が来ても部屋に入れていただろう。

 

 メンタルをやられ、折悪くアヤとも話せず、女になってメンヘラの()があるマフィの部屋は、迷い込んだ獲物を捕食するための狩場と化している。ここ肉食獣要素。

 

 神力枯渇の影響で『世界でひとりぼっち』になった思春期マインドは、誰かに必要とされることを求める。

 

 そしてマフィの価値観は、爛れた発情期と学院生活ですっかり塗り替えられてしまった。

 記憶を取り戻してから最も褒められたのは、体の具合。

 メイドにも妹にも王女にも先輩にも言われてきた。『最高に気持ちいい』と。

 

 だからこの体を使えば、誰でも夢中になってくれる。寂しさなど簡単に埋められるのだ。

 

 それに考えることをやめた獣になれば、想像した悪い未来を忘れられる。

 

 

「ん……っ、ん♡ ちゅっ♡」

「はぁっ、はぁっ……! ま、まふぃ、さ……」

「あはっ、硬いの当たってる……♡」

 

 イリーゼもまた、マフィに婚約者がいると知りながら手を出してしまう要因はあった。

 

 幼い頃に泣かされたトラウマの相手。

 久しぶりに再会しても相容れない思考の持ち主。

 

 一度は妻にして自分好みにしてやろうと考えた。

 婚約者がいるくせにチン道の世界に入って、あまつさえ自分たちより身分の低い奴のマネージャーになって日々ヌキヌキ……

 

 そんな相手が、しおらしく体を差し出してきている。

 理性など窓の外に放り投げた。

 

 

 イリーゼのために補足するならば、彼女はこうなるつもりではなかった。

 

 長期休みが明けてからマフィが無意識に色気を振りまいているのは分かってたし、見る度に目で追って股間に血が集まりそうになったのは否定しない。

 

 だからご飯を渡して無事を確認したらすぐ帰るつもりだった。

 そうしなければ今みたいに色気にあてられて娘の衝動に従ってしまうおそれがあったから。

 

 まぁその通りになっちゃったんだけど。

 

 仕方ないのだ。50話にもわたる時間をかけてすっかりエロエロ狐になってしまったマフィの魅力は童貞が抗えるものではない。

 

 イリーゼは婚約者もおらず、マネージャーもいない。童貞だ。

 取り巻きの令嬢たちは家柄に跪いているだけで浮いた関係になどならない。童貞だ。

 目につくカップルにも決して嫉妬せず、ただ己の学院生活を送る高潔なふたなり。童貞だ。

 

 えーマジ童貞!? 童貞が許されるのは発情期までだよね! キャハハハ!

 

 完全に「来て……」してる女の子相手に年頃の童貞が抗えるわけもない。

 

 本能で押し倒してしまった。

 マフィからの抵抗は微塵もなく、むしろ手を伸ばしてくる。

 その手はイリーゼの首に回って引き寄せられ、これだけで射精してしまいそうなじゅぷじゅぷキス。

 

「(だ、ダメ、彼女には婚約者が……!)」

 

 クラシカルなジャンパースカートをたくし上げて顔を見せるのは、今にも暴発しそうな普通サイズのチンポ。

 

「(婚約者が、婚約者……婚約者がいるのに、こんなっ……! こんな淫乱女っ! こんなのに気を遣う必要なんて……!)」

 

 イリーゼは衝動を抑えられない理由にマフィを使った。

 これでwin-winである。

 

「ほ、本当に挿れますわよっ、本当に、今ならまだ……っ♡」

「うん、そのまま……♡」

 

 ゴムを付けていないことを誰も咎めない。

 マフィはショーツをずらし、入り口にズル剥け亀頭が当たるのを感じる。

 こうなることを期待していたから愛液も出まくっている。前戯の必要もない。

 

 数秒の躊躇いがあった。イリーゼの理性が最後の抵抗をしていた。

 

 だが理性ほど頼りにならない存在はないとマフィは知っている。

 

 

 ぐちゅっ♡ ズブ……♡

 

 

「あっ♡♡ そう、全部挿れてぇ♡」

「ぐっ!?♡ うそ、あっつ……!」

 

 亀頭だけでも察する。この膣穴は泥沼だ。

 

 事実そうである。イリーゼもかわいそうに。初めてがこんな最上級マンコだなんて。

 この先、彼女は誰を相手にしようとマフィより下だと思ってしまう。

 

「(な、なにこれっ……!? 熱っ、腰、進めると、で、出ちゃいそう……!)」

 

 入口からきゅうきゅう締め付ける膣は、まるで自ら奥へと誘っているかのように蠢いている。

 ひだひだとつぶつぶにまとわりつかれ、もはやチンポが膣ひだのサンドバッグ状態。

 挿れられたマフィも喘ぐが、挿れている方も高い声を出さずにはいられないのだ。

 

「かったぁ……♡ すごく硬くて、んっ♡♡ 気持ちいいっ♡」

「だ、だめっ♡♡ これ、きもち、いいっ!♡♡ くぅぅぅっ゛!!♡♡♡」

 

 気を抜いてしまえば射精してしまいそう。

 しかし歯を食いしばって堪える。まだ全部挿れていない。

 ここで暴発しなかったのはチン道選手として日々鍛えていたからだろう。

 

 しかし長くはなさそうだ。つい先日年上ギャルを骨抜きにした凶悪な膣内は、今日もその搾精能力を遺憾なく発揮している。

 加えて生挿入……刺激がダイレクトに伝わってくる。

 

「はやくっ♡ はやく奥きてぇ♡♡」

「ぐ……!♡」

「んんんうっ♡♡ あぁっ♡♡」

 

 ややあって豹チンポが根元まで埋まり、マフィのポルチオを捉えた。

 

 イリーゼのそれはジャスリンやブリュンヒルデのような規格外サイズではない。初めて見た時にマフィが思ったように、前世でいう一般サイズくらい。

 

 それでもマフィは膣を埋め尽くす肉棒から快楽を感じられる。元々が小柄な体躯、普通サイズでもじゅうぶんなのだ。

 もし気持ちよくないチンポがあるとすれば、それは指みたいな短小くらいだろう。そんな奴いるわけないさハッハッハ。

 

 

「んっ♡ あっ♡ あっ♡ いい、そこっ♡ 気持ちいいっ♡ もっとぉ♡♡♡」

 

 セックスのやり方など知らないイリーゼも本能で腰を前後させる。

 するとすぐに弱音を吐いた。

 

「な、なにこの、こんなの知らなっ、ううっ♡♡」

 

 腰を引けばつぶつぶ天井がゾリゾリとカリを刺激してきて、押せば子宮口がぶちゅぶちゅとキスしてくる。

 

 マフィも同じだけ気持ちよくなっているのだが、いかんせんイリーゼは童貞。

 まさかの三擦り半で耐えられなくなった。

 

「っ、ぐ、あっ♡♡ でるっ、っ、うぅぅぅっ!!♡♡♡」

 

 なんと彼女の中には理性が残っていたらしい。

 本能のまま種付け射精することは簡単だったのに、ギリギリのところで腰を引いて外出し。

 

 びゅぐっ♡ びゅぐっ♡ びゅぶぶるるるるっ♡♡ と、元気な豹ザーメンを目の前の淫乱狐にぶちまけた。

 

「んあっ♡ あつっ……♡♡」

 

 ビクビクと震えるチンポは元気に跳ね、ねばねば白濁液はベッドシーツやマフィの服を汚し、さらに顔にまで届く。

 

 それを舌で舐めとるマフィは……自分がどれだけ淫靡な表情をしているのか分かっているのだろうか。

 

「いっぱい出したな♡ もう終わりか?」

「っ……」

 

 そんなわけがない。イリーゼの娘はまだ上を向いている。

 

 それを見越して挑発的な笑みを浮かべたのだ。

 負けず嫌いの豹をチンイラさせるのにじゅうぶん。まだまだヤれる。

 

 

 2回目はお互いに服を脱ぎ、再び正常位で行われた。

 

 肌同士がより触れ合い、本当にひとつになれるんじゃないかというほどに抱き合いながら挿入。

 再び自身を貫くかちかちチンポにマフィは喘ぐ。

 

「(やばっ、イリーゼの……ちょっと、イイ、かもっ♡)」

 

 確かにサイズは先輩2人には劣る。

 しかしチントレで鍛えたチンポは一度射精しただけじゃ柔らかくならず、ビンと反って張っている。

 

 なにより硬い。童貞の腰使いも相まってゴリゴリと無遠慮に突いてくるのは思った以上に気持ちよかった。

 

 子宮を潰される暴力的な深イキはないだろうけど、いいところに当たるからちゃんと絶頂できる。

 

「あ、いく、イク……っっ!♡♡」

「ちょっ!?♡」

 

 ただでさえ気持ちいい極上マンコが急に締め付けを増した。

 全方位から襲い掛かる快楽にイリーゼはビビッて腰を引き、チンポを抜く。なんとか射精せずに済んだ。

 後に残るのは軽イキで震える狐少女の肢体のみ。

 

「はぁっ、はぁっ……!」

「なんで抜くんだよぉ」

「あ、当たり前でしょう! あんなの出そうになっちゃうじゃない……」

「ぷぷっ、童貞雑魚チンポには刺激強すぎた?」

 

 このクソ浮気女……! イリーゼは激怒した。

 やっぱり気に入らない。浮気してるくせに

 

 がばっと覆いかぶさり、再び挿入。理解らせピストン開始ッ!

 

 ……のはずが、逆にマフィの極上ひだひだに2回ほど負け射精してしまった。

 

 

 

□□□□□

 

 

 

 日が傾き、部屋も薄暗くなっても2人はまぐわっていた。

 

 あれから「突きやすいようにしてやるよ♡」とマフィが後ろを向き、バックの体勢で獣のようにパンパン。

 角度が変わっても淫乱狐の膣内は気持ちよく、イリーゼは何度目かのザーメンがせり上がってくる。

 

「うぐっ♡ また、出、る……♡♡」

「中ダメだからな♡ 中出し絶対ダメっ♡♡」

「わかって、う、ううう゛っ゛♡♡」

 

 

 びゅるるっ♡♡ びゅーーーーっ♡♡

 

 

 これまで通り抜いてから射精。その勢いは始めた時からちょっとだけ衰えている。

 

 とはいえまだまだ元気。

 勢いよく飛んだ精液は大きめヒップ、健康的な背中、そしてモフモフ尻尾にぶっかかる。

 

「あっ、尻尾……♡♡」

「っ、あ……ごめんなさ──」

「あーあ♡♡ イリーゼのくっさぁいザーメン♡ ごしごし洗わないと落ちない雑魚ザーメンで尻尾汚されちゃったぁ♡♡」

 

 尻尾は貴族令嬢にとって最も誇りの詰まった部位……そこを精液で汚されることも厭わなくなってしまったマフィは、ふりふりと見せつけるように汚れたモフモフを揺らし、ついでに「まだ足りない」と言わんばかりにヒップも揺らす。

 

 この行為は誇り高い貴族令嬢であるイリーゼにとって言葉を失うほどに冒涜的。

 落ちるところまで落ちた淫売のような姿に、出かかった謝罪を引っ込めて代わりに両手で尻を鷲掴み。

 

 こんな女をトラウマにしていたなんて……

 こんな女をライバル視してたなんて……

 こんな女を気遣っていたなんて……

 

 敵愾心が爛れた情欲に変わり、チンポもより硬くなる。

 きっと性豪に分類されるだろう絶倫具合だ。

 

 

 尻を引き寄せて挿入、そして思いきり突く。

 

「んぎゅっ♡♡♡」

「こ、の……変態っ!」

 

 ドチュンッ!♡──

 

「ぁ゛……っ♡♡ そこ、当たっ、っ♡♡ 気持ちいいっ♡」

「このっ、このっ! このっ!♡♡」

 

 衝動に任せた乱暴なピストン。

 幾度もの射精を経ていなければすぐにまた射精していただろう。

 だが今は出したばかり。激しく動いてもそうそう出ない。

 

「やばっ♡ まだこんなに硬いの、すごっ♡」

「なにヘラヘラしてますのっ! 浮気女のくせにっ!」

「んっ♡ あ゛っ♡♡ それ言ったら、っ♡ お前だって♡♡」

「口答えっ!」

 

 勢いあまってベッドに倒れ込み寝バックの体勢に。

 

 イリーゼの腰は止まらず、お尻とお腹が密着してチンポも深く沈む。

 

「あ、これ、奥、すごっ♡ 当たる、当たるぅ♡♡」

 

 マフィは遠慮なく嬌声をあげ、下の口もぐちゅぐちゅぶちゅぶちゅ。

 滴る愛液は既にシーツを汚し、上の口も涎だらだら。

 

「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あ、これイク、いくっ、っ゛♡♡♡」

 

 いまだ硬いチンポのおかげで何度も絶頂。

 

 ぎゅうぎゅう締め付ける膣にイリーゼもぎゅっと目を瞑って耐える。

 なんとか射精は免れた。

 

 

 

 そこから20分ほど、イリーゼは突き続けた。

 重なるように後ろから抱き着き、両者の熱く荒い息が触れ合うほど顔も近づけ、そのまま腰を動かす。

 

 するとマフィにも異変。

 

 一定間隔で突かれ続けて着実に快楽が蓄積し、どんどん余裕がなくなってきた。

 

「イリーゼ、ちょっと、きゅうけいっ♡」

「いいえっ、まだできますわっ」

「そうじゃなくて、お゛……♡♡ おれが、ダメ、またいぐ、いっくぅぅぅぅ゛っ゛♡♡♡」

 

 この20分の間に何度イッただろう。

 サイズは普通でもマフィの感じる部分にはしっかり届くのだ。気持ちよくないわけがない。

 

 膣も締まっているのに、イリーゼのチンポは射精せず硬さを維持している。

 イッてる最中にも動いてるせいで絶頂が止まらなくなる。

 

「わかった、硬いのわかったからっ゛♡♡ ちんぽ強いからっ♡♡ 腰止めて、突くのやめっ、ぇ゛っ゛♡♡」

「ふーっ♡♡ フーッ!♡♡」

「イッてる、イッてるからやめぇっ゛!♡ また、あぁ゛っっ゛♡♡♡」

 

 だめだ、聞いちゃいない。

 

「(くそっ……♡ こんな、はずじゃ、あ、またイク……!♡♡♡)」

 

 マフィとしてはイリーゼ相手にここまで乱れるとは思っていなかった。

 チンポサイズはロマネフ姉妹とそう変わらなかったし、何度かヤッて満足するはずだった。

 だがイリーゼの持続力をナメていた。

 

 度重なる射精でどんどん間隔を伸ばし、こうしてずっと突き続けても射精も萎えもしない。

 しかも普段から鍛えているから体力切れにもならない。

 

 ずっと突かれればいくらなんでもイキまくるというもの。

 

 もはやマフィはイリーゼが射精するか疲れるかしてくれるのを待つだけのオナホ状態。

 

 これまでのあれこれをチンポに籠めた執念ピストンは永遠に続くかのように思われた。

 しかしヤリ慣れたマフィには射精の前兆というのがなんとなく分かる。

 

「マフィさん、マフィさんっ♡♡」

「だ、だめ、イリーゼ離れろっ、外、だぞっ♡ イッてるからっ♡♡ はやく、おわ、そとっ゛♡♡ いぐっ♡ またイッ、ああぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ゛!!♡♡♡」

 

 ごりゅっ♡──

 

「お゛っ、で、でるっ、ぜんぶっでるぅぅっ゛♡♡♡♡」

 

 

 びゅぐぐっ♡♡ びゅるるるるっ♡♡

 

 

 ついに腰が離れることはなかった。

 とっくに狐マンコに頭を溶かされていたイリーゼは最後の最後で前後不覚。

 とにかく気持ちいいところに出したい一心で腰を押し付け、射精。

 

 マフィもまた快楽に冷静さを失い、注がれる熱を受け入れる。

 

 どく……♡ どく……♡ と射精なのか心音なのか分からないものが2人を支配し、ややあって両者ともに脱力。

 

「ばかぁ……♡ 外に出せって言ったぁ……♡♡」

 

 狐の声音は甘く、とても責めているようには聞こえない。

 むしろもっと出せと誘っているようにも……

 

 だがイリーゼは宣言通り全部出しきった。これ以上はできない。

 

 体力も限界。マフィに覆いかぶさるのをやめ、横並びの形で寝そべる。

 

 チンポを抜いた膣穴からはぷぴゅっ♡ と精液が流れ出た。

 

 

 互いに乱れた息を整えながら一休み。

 

「気持ちよかったぁ♡」

 

 マフィの蕩け切った言葉にイリーゼの胸はキュンダメージを受ける!

 

「わ、私も……」

 

 そしてデレた!

 

 しかしデレてばかりもいられない。

 賢者タイムになったイリーゼを襲うのは「やっちまった」。

 

「あ……わ、私、中に……!」

「まぁ別にいいよ一回くらい。今日は大丈夫な日だし♡」

「でも──」

 

 この前のキリーネヤみたいになりそうなイリーゼの口が塞がれる。

 

「ん……ちゅっ、んっ」

「んっ……! マフィさん……」

「お風呂入りたい」

「そう……ですわね」

「一緒に行こ?」

「ちょっと休んでから……」

「お風呂上がってご飯食べたら……また部屋に来て」

 

 その提案にイリーゼは驚き拒否しようとするも……お泊まり浮気エッチという誘惑に抗うことはできなかった。

 

 さすがにもう中出しはしなかったが、それでも生挿入である。

 今日という日をイリーゼは忘れられないだろう。

 

 ちなみにマフィの言ったように今日は大丈夫な日。

 実際には安全日など存在しないが、今回ばかりは信用していい。

 さっき膣内に出した精液も、事前に何度も射精していたからちょっと薄くなってたし。

 

 章タイトルには『孕み堕ち』とあるが、それはもうちょっと後のこと。イリーゼのことではないのだ。

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