ケモミミ貴族令嬢にTS転生したら、ふたなりたちに玩具にされた 作:ぐらんぐらん
ホウジョウ二位官家はパング族の中でも上から数えた方が早いほど偉く、神事を司る由緒正しき超名家である。
そんな家に嫁入りするマフィも、夫の仕事について色々知っておかなければならない……というわけでもない。
パング族はふたなりと女で役割が明確に分かれている。
前世なら昭和までの「男は外に出て稼ぎ、女は家を保つ」という風潮が顕著なのだ。
もちろん中には女だてらに~と揶揄されながらも身を立てる者もいるが、ホウジョウに関してはその限りではない。
つまりマフィは花嫁修業だけをしていればよく、礼拝クラブの見学はぶっちゃけしなくてもいい。
でも最近知己を得たリングフィールド家の双子様に誘われれば乗るのもやぶさかではない。
マフィや2人の性格的に打ち解けるのに時間はかからなかった。
今では互いにタメ口で話せる仲だ。
というわけで礼拝クラブに訪れた。
城下町のはずれにあるめちゃくちゃ広い敷地面積に、和洋折衷を通り越してカオスと言いたくなる様々な様式の建物が並んでいる。
ここにカミガリの宗教が集結しているのだ。数も多くなるし広い場所も必要になる。
島という限られたスペースでひとつのクラブがここまで土地を与えられているのは、それだけ人々が宗教を重要視し、各氏族の神々とのつながりが強いことを意味している。
まぁ国の成り立ちからして王権神授が絡んでくるので、この扱いも当然だ。
さて、難しい話で頭が沸騰する前に話を戻そう。
マフィが赤毛ロリ双子に連れてこられたのは、建物たちの中のひとつ。
このジャパニーズ・アトモスフィアを感じさせる木造建築こそ、パング神を奉る神社である。
「いい? 中では静かにね」
「もし騒いだらー……神罰が下り四肢が千切れ飛ぶー……」
元日本人としてはなんてことない忠告だ。
門と鳥居らしきものをくぐり、石を敷き詰めた道を歩いて建物の中へ。
神具による灯りは無い。窓から差し込む光と、背の高い燭台で燃えるロウソクがいくつも並んで光源となっている。
静謐という言葉が似合う空間で、他の生徒より一歩前で祭壇に祈りを捧げていたのがアヤである。
巫女装束チックな着物を纏い、御幣のような棒を掲げている。先端に紙垂の付いたアレだ。
仰々しいが、この礼拝の意味するところは「神様いつもありがと~」的なやつ。
さすがにクラブ活動で日頃から重要な儀式はしない。
「いや~、アヤちーってばかっこいいー」
「ウチじゃああいう動きとかしないからねー……」
アンジーたちの小声にマフィも頷く。
見た目や動きは可愛いのに、どこかキリッとしたかっこよさもあると感じたのは、婚約者としての色眼鏡ではなかったようだ。
やがて儀式が終わり、一息ついたところでアヤがこちらに気付く。
「マフィ!」と笑顔を見せて駆け寄ってくる様はさっきのかっこよさから一転、ただの可愛い少女。
「どうしてここに?」
「2人から誘われて。おかげでアヤのかっこいいところを見れたよ」
「う……知っていればもっと力を入れたのですが」
婚約者にかっこいいと言われて照れないアヤではない。
恥ずかしそうに縮こまり、その手をマフィが取って「力を入れても入れてなくてもかっこいいよ」と言えばラブラブバカップル空間の出来上がりである。
ひとしきりイチャついたところで、双子がマフィの裾を引っ張る。
「ねぇねぇ、次はウチらの見に来てよ」
「よければアヤちーもー……」
今日は特に予定も無かったのでマフィは頷くが、アヤは残念そうにする。
「ごめんなさい、まだ途中なので……また日を改めて見学させていただいてもいいですか?」
「ありゃ、そうなの?」
「致し方なし―……マフィちも今日はやめとくー……?」
仮にこれがギャルゲーなら選択肢が出るところだ。
『じゃあ俺だけで行こうかな』『そうだね、やめとくよ』的な。
だいたいこの選択で共通ルートから分岐する。
前者を選べば双子ルートのポイントが貯まる。
もちろんアヤルートをひた走るマフィは……
「じゃあ俺だけで行こうかな」
何故か肉食獣の巣に飛び込むような選択をした。
まぁここに案内してくれたのは彼女たちだし、せっかく仲良くなった後輩の誘いを無下にできないというものもあったのだろう。
「アヤも今度一緒に見学行こ」
「はい。それじゃあマフィ、また明日」
クラブの敷地内を移動し、リカン神を奉る建物に着く。
ファンタジーモノで見るような石造りの礼拝堂だった。ドラクエならセーブポイントになれる。
中に入れば神具の灯りが照らしている。
中央奥に祭壇と聖書台があり、脇にはオルガン。
信徒は木製の長椅子に座って祈るスタイル。
双子がシスターチックな恰好をしていたところからなんとなく察していたが、やはり前世でも馴染み深いあの宗教に似ているのだろう。
「ウチはお祈りする時にあのオルガンで音楽を奏でながらするんだよ!」
「あれ聞くとちょっと眠くなるー……」
ほえー、と周りを見渡すマフィ。
小さな建物ではあるが、それを埋め尽くす生徒たちは双子のように紺色のベールを被っていて、本当に教会に来た気分になる。
「だいたいこの時間は毎日お祈りー……」
「朝と夕方と寝る前にやるんだよ!」
ここではせっかく集まっているから、と皆でお祈りをするんだとか。
マフィは双子に挟まれるように長椅子に座らされ、形だけとして目を閉じる。
基本的に各氏族の教門は開かれている。他の神の眷属が建物に入ったり祈る素振りを見せても咎められたりはしない。
神の実在が当たり前として信じられているから、別に眷属が他の神に祈ったとしても親戚の家でご飯食べてきましたくらいのノリだ。その辺は緩い。
オルガンの音が鳴り始める。
パング族と違ってワイワイガヤガヤしていた堂内から話し声は消え、一気に真剣な気配。
何分経っても演奏は止まらない。
アンジーの話の通りなら、お祈りは演奏の間ずっとだ。
「(いつ終わるんだこれ……)」
もはやお祈りというよりただ無心になる時間。
感覚が研ぎ澄まされ、自分の右隣──アンジーがごそごそと席を立つのを肌で感じる。
「……?」
「ごめんマフィち、ちょっと外すね」
ひそひそ声もそこそこに、アンジーは見知らぬ女生徒と一緒にどこかへ行ってしまった。
お祈りの最中にいなくなるのはアリなのか。
左隣にいるジェシカは変わらず座ってて……寝てる。
「おいっ……!」
「むにゃ…………意識飛んでたー……」
いいのかそれで。
まぁ演奏長すぎるし、オルガンのみで他の楽器も歌唱も無いソロパートだけだとさすがに飽きる。
特にジェシカはちょっと不真面目さんのようだ。
マフィに寄りかかって肩を枕代わりにし始めた。
年下の頭をどけるわけにもいかず、マフィは甘んじる。
ジェシカも、彼女と同じ顔であるアンジーも、アヤほどではない(主観)にしろ美少女だ。ついつい許してしまう。
やがて、ようやく演奏が止み、お祈りの時間もおしまい。
静かにしていた生徒たちも伸びをしたり談笑したり。ガヤガヤが戻ってきた。
「ジェシカ、ジェシカ」
「ん……あ、終わったー……?」
「終わったよ。アンジーが戻って来てないんだけど」
「えーバックレー……? めんどうだなー……家の評判下げるのはダメって言われてるのにー……」
礼拝中に寝るのはいいのか、と問いたくなったが我慢。
「探そっかー……」と気だるげなジェシカについていく。
建物の中にはジェシカと同じ赤毛はいなかった。
ということは出ていったのか。そうなると今日中に合流するのは難しいかもしれない。
アンジーは「ちょっと外す」と言っていたから帰ったというわけでもないだろうが……
「マフィちー……あっち探そー……」
「うん」
ジェシカと一緒に向かうのは礼拝堂の裏手。
掃除用具とかを入れる小さな倉庫がある辺りだ。
人目に付かず、密談なんかをするには持ってこい。
アンジーはそこにいた。
が……見つけるべきではなかったかもしれない。
「えっ……」
「あっ……マフィち見ちゃだめー」
まるで殺人現場を見つけたかのような空気。
実際にはそんなことはないが……ジェシカの言う通り見るべきではないものだ。
「っっ゛♡♡♡ ンム゛~~~~っ゛ッ゛ッ゛♡♡♡」
「うるさい、声出さないで」
アンジーと、もうひとり。
ボロ小屋の中で2人が密着していた。
制服をはだけ、壁に抑えつけられた女生徒。
その後ろから彼女の頭を掴み、もう片手で腕を掴み、自身の腰を彼女の尻に押し付けるアンジー。
まぁぶっちゃけて言えば、アンジーが壁押し付け立ちバックで女生徒を犯していた。
「ねぇ分かってる? ウチもう精通してんの。赤ちゃんデキちゃうよ?」
「い、いい……♡ デキてもいいからっ……♡♡」
「ふーん……責任とらないからねっ!♡」
「お゛っ゛!♡♡♡ おぐ……っ゛♡ やっば……♡♡♡」
なんか1年前もこんな光景見たな。
ちょうど壁立ちバックというのも一緒だ。
あの時はジャスリンとセフレ先輩の情事だったけど今度は後輩かぁ。
……呆けるマフィはジェシカに袖を引かれてその場を離れる。
「ごめんねー……変なの見せちゃったねー……」
「あ、いや……別に……」
目に焼き付いた光景に、マフィはドキドキしている。
相手の女生徒はそこそこの立っ端。160cmは超えていた。
それより身長の低いアンジーが一方的にブチ犯す体格差セックスは、実際に見るとなんというか……思った以上に新鮮でエロかった。
ちょっと不機嫌っぽかったアンジーに犯されていた女生徒の歪んだアヘ顔……これまでの自分もきっと同じような顔をしていたのだろう。
「マフィちー……?」
「っ、なんでもないよ」
「ほんとー?」
さりげなくジェシカの小さなおててがマフィの指を捕まえ絡む。
「あの子は同い年でー……入学前もちょくちょく会ってた子なんだー……」
おそらく犯されていた生徒のことを言っているのだろう。
同い年ということは双子と同じく今年入学。
「ジェシカたちの家は、ほとんど教会みたいなものだからー……色んな人が来て仲良くなるー……同年代も多くて、あの子もそのひとり―」
「そ、そうなんだ」
「でもー……体つきがえっちだからー……セフレにしてるー……」
「ブッ!? せ、せふ……」
「ぷぷ、マフィちキョドりすぎー」
そして小さなおててに力が籠り、マフィは引っ張られてジェシカの口元へと誘われる。
一瞬キスでもされるのかと思ったが、彼女の口は顔を通り越して頭──耳へと向かった。
「マフィちもなるー? セフレー♡」
狐耳が震え、ピンと立つ。
ダウナー赤毛イタチの囁き声は甘く、まるで愛する人に向けるものだった。
「なっ、なにを言って!?」
「だってマフィち、結構遊んでそうだしー」
王女の調教の弊害。
媚びるようなエロ仕草が板についてるせいでそういう人間だと思われがち。
まぁそういう人間だけど。
「今だってアレ見た時もー……羨ましそうだったよー……?」
図星を突かれ、見るからに動揺する。
あらかじめ用意していた嘘を吐くのは得意だが、突然のことには弱い。
それでもなんとか嘘を吐く。
「そ、そんなわけないじゃん……! だいたいアヤがいるのに」
「そうだねー浮気だねー……浮気してみたくないー?」
「しない!」
「そっかー……」
力が緩み、2人の距離が離れる。
「からかってごめんねー?」
「……冗談じゃ済まないことだってあるんだぞ」
「ごめんてー」
その後はアンジーと合流することのないまま、お開きとなった。
マフィは帰り道をひとり悶々としながら歩く。
「(次会う時どんな顔すれば……)」
相手はアヤの友達。今のところ目上の二位官家。
それがまさかあんな、ジャスリンやブリュンヒルデみたいな放蕩っぷりを見せるとは。
アヤは付き合う人間を考え直すべきだ……と、かつてのイリーゼのようなことを考える。
「(アヤに言うべきなのかな……)」
友達の婚約者にセフレになろうとか言ってくるような人間だ。
ジャスリンやブリュンヒルデやイリーゼみたいな、アヤと関係がなく後腐れのない立場というわけでもない。
2年という学院生活を共に過ごす中で、悪い影響があるかもしれない。
「(でも……)」
小さい頃からアヤを知っているからこそ、少しだけ躊躇われる。
アヤは神事を司る二位官家の跡取りとして、かなり厳しく育てられてきた。
その成果は彼女自身の真面目な性格にも表れている。
厳しいのは勉強とかだけではなく、友達付き合いだってそうだ。
他氏族のマフィを除いて、アヤの同年代の交友関係は家の繋がりによるものばかり。半ば義務みたいなものだ。
貴族である限り、子供とはいえ令嬢同士の付き合いは公的なものとなる。
家柄が偉ければ偉いほど、何のしがらみのない友達というものは得られなくなっていく。
学院に入学してもそれは変わらない。
高位貴族は高位貴族としか付き合わない、ということも珍しくない。
五位官と七位官という家柄の令嬢と友達になったマフィが珍しい方なのだ。
だからあの双子がアヤの友達になったことには、マフィにとって親心にも似た嬉しさがあった。
彼女たち明るくて親しみやすい。
アンジーは言わずもがな、ジェシカだって雰囲気がダウナーなだけで本質は陽キャだ。
本当に、あんな一面さえなければ……手放しで良い学友だと言えるのに。
マフィは悩んだ。
アヤに言うべきか、言わざるべきか。
言えば憂いを絶てるが、アヤは友達を失う。
言わなければ、これからもあの双子はアヤと良い友達でいてくれるかもしれない。
悩んで悩んで、だんだん後者へと傾いていく。
「(だ、大丈夫だよな……俺がちゃんとしてれば。今日だって断れたし!)」
アンジーとジェシカがセフレを抱えてるのはまぁいい。
ヤリチン殿下とか、何人も妻がいるチュラント族とかが普通に通えるのがこの学院だ。
リカン族は色々と開放的で大らかな氏族だというし、個人の性関係を他人がとやかく言うもんじゃない。
問題はその矛先が自分に向くこと。
それは自分が断ればいい。
断れば何も起こらない。
最悪アヤに言いつけるぞと言えばいい。
何気にああいう展開になってちゃんと断ることができたのは初めてだ。
もう流されて体を許すマフィ・モフテイルはいない。
これからはNOと言える狐になるのだ!
さっきのアレを見てちょっとムラムラしてるけど部屋に帰って第二王女特製のオナニーグッズを使えばよし!
「大丈夫だ、大丈夫……っと、おわっ……」
ひとり頷きながら歩いていると、ちょっとフラついた。
眩暈ではない。体が──お腹が重いのだ。
神術で姿形をごまかそうと、2人も入ってるお腹の重さは変わらない。
「気を付けないとな……」
断り切れずにズブズブになって挙句の果てに妊娠までした浮気の塊みたいな自身を棚に上げて、マフィは今日のことを忘れるべく体勢を立て直す……
「ちょっと、大丈夫ですの?」
狐の背後から声がかかる。
2年生になってから初登場、縦ロール豹族の三位官令嬢様だ。
「あ、イリーゼいたんだ。ありがと、大丈夫だよ」
「前を歩いていたと思いきやいきなり大丈夫大丈夫と言い出してフラつく人の言葉が信用できるとお思い……?」
「ちょっと足がもつれただけだって」
「それならいいけれど……体調には気を付けなさいな」
セフレになってからイリーゼの態度は少しだけ軟化している。
前なら「あらぁモフテイル三位官令嬢~! 足元が覚束ないようですわね! まるであなたの未来を暗示しているようですわオーッホッホッホ!」とか言ってきてもおかしくなかった。
「そういえばあなた、もう道場には顔を出しませんの?」
「あー……うん。キリのマネージャーはメロリィがじゅうぶんやってくれてるみたいだし」
「そう……まぁ、今までが異常だったものね」
ほんの少しの寂しさを感じさせる声音に、マフィも少し同じ感情を覚える。
同時に、頭の上で豆電球がピコーンした。
「そうだ、イリーゼ……ご飯食べてから時間あるか?」
「えっ…………それは──」
「うん、まぁ……そういう時間」
マジで浮気の塊みたいな奴だ。
オナニーグッズより生チンポを選んだ。
いくらイリーゼのモノが妊娠中でも負担にならないちょうどいいサイズだからって……
「…………分かりましたわ」
イリーゼも拒まんのかいっ。
彼女もまたマフィとのまぐわいを忘れられずにいる。
「婚約者がいるでしょ!?」と咎めるよりも、久しぶりのセックスに期待してしまう。健康的なふたなりだった。
一方、リングフィールドの双子は日が沈んだ頃に礼拝堂を後にした。
アンジーは適度な疲れから「ふぅ」となっており、どことなく満足げ。
「さっきのアレ、マフィちに見られてたよー」
「そうだったの? 夢中で気付かなかったわ」
本来なら秘するようなことを見られても、アンジーは動揺する気配はない。
これはリカン族のオープンな性質も関係しているが、この2人だからというのもある。
さっきジェシカが説明したように、リングフィールド家は聖職者としても高い地位にあり、首都カンナをはじめ多くの教会を運営している。
令嬢である彼女たちも教会は別荘感覚で、持ち前の明るさでやってくる人々は同じ神様を信仰する仲間みたいなところがあった。
そして彼女たちは……どこぞの
10歳を超えたあたりからだろうか。
仲良くなった年上のお姉さん相手に粉をかけて、そういう関係になるのに苦労はなかった。
精通していないのをいいことに、ナマでパコりまくった。
ちなみに童貞卒業はカンナの一番大きな教会にいる当時20歳のシスターで、今じゃセフレ1号。
傍から見れば二位官令嬢が身分にモノを言わせて体を……と見れなくもないが、彼女たちが身分を笠に着たことはない。あくまで仲良くなって合意のもとでだ。
礼拝に来る者の何割かはお祈りついでに双子と気軽にパコるのを期待していたりしたとか。
その内の何割かは恋人がいたり人妻だったりもする……
やっぱりこの国は性に関してなんらかのタガが外れている。
今日アンジーを誘ったのも、入学前にセフレとなっていた同い年の貴族令嬢だ。
同年代にしてはかなり育っている方で、端的に言えば体つきがエロい。双子のお気に入りセフレである。
イタチチンポとテクに完全にメロメロになっている彼女は、入学してからも日常的に誘ってきていた。
双子はマフィと同じ月の生まれなので、もう精通している。
だから避妊具も用意していない突然のパコパコはアンジーもちょっと気が引けた。
でも礼拝中で逃げられない状況の中どうしてもと誘ってきたので、チンイラもピークに達して裏の物置小屋で怒り混じりのファックをしたわけだ。
「そんなに良かったのー……?」
「めっっっっちゃ良かった!」
精通してからはナマでしていなかったせいで、無責任中出しは普通に射精するのとは段違いの快感だった。
力説するアンジーに、「ジェシカもしよー」と目を輝かせる。
相手はあの女生徒だろう。
今日妊娠していなかったとしても、もしかしたら近いうちにおめでたかもしれない。
「あ、そうそうー……マフィち、押せばヤレそうー」
「……マジ?」
「パコってるの見てもー……逃げたりドン引きしたりしなかったしー……なんならモジモジしてたー」
「なにそれいけるやつじゃん!」
「いけるやつー」
「でもアヤちの婚約者だし、さすがにねぇ……」
「まーねー……」
彼女たちにも一応そういう良識はあった。
さっきジェシカがマフィに言い寄ったのは、まぁ本人としてもダメ元だったしからかいの意味もあった。
もしマフィがアヤに今日のことを報告して疎遠になったとしても、その時はその時で謝ろうと思っている。
「でもマフィちめっちゃ可愛いしワンチャンないかなぁ」
「ワンチャン作ろうー」
「えっジェシカめっちゃ乗り気じゃん。惚れた?」
「惚れたー」
「じゃあ作ろっか、ワンチャン!」
まるできららアニメの第1話で部活を作るような空気感の中、双子はワイワイと寮へ戻っていった。