婚活での同意ゴムセはスポーツらしい 作:楽しい煉獄
「画像のこれ、妹の友達な。結婚相談所に登録して、婚活してる同僚がいるって話したらこの子が結構興味あるらしくて。……どう?地元の子だし、会ってみるなら連絡先教えるけど」
「そうですね。まずは会って話してみたいので、連絡先を教えてもらっていいですか」
「おお!……じゃあ向こうにも伝えとくわ」
世界の常識がズレると、職場の同僚からもこんな話が来るようになるのかと、少し驚きつつも、なんだか楽しい。
埃をかぶりかけていた筋トレ器具を出して、食事量を制限してボディメイクをすることも最近は苦痛ではなくなって、むしろ調子がよくなっているのを日常のあらゆるシーンで気づくようになって、モチベーションが高いままを継続していた。
いつでも会える距離なのは、社会人にはとても重要なことで、地元の知り合いからの紹介で本命の人との出会いがあれば、理想的だと思う。
「──それで、仮交際じゃないですけど……また会ってみたい気持ちとか、ありますか?」
「正直、顔とか私服の感じとか、めっちゃタイプだけど……。ちょっと、交際するのは違う気がして。友達みたいな関係なら、大歓迎なんだけどね?」
「あー、そうですか、残念。……でもぉ、私もそんな感じだったりして。むしろ、ワンチャンお兄さんとアダルトな友達になって、気軽に遊べる関係になれたらいいな、って」
「うわ、嬉しい。ほんと、めっちゃタイプなんでっ!……僕に都合がよすぎて、これ、夢じゃないです?」
……本当に、今も疑っている。
「ええーーっ?夢かぁ……どうだろ、時間があるなら今から私の部屋に行って、確めてみます?」
「ぜひっ!……と、その前に、薬局かコンビニに寄ってからですけど」
「うんうん、オッケー任せてっ!」
……まるで鏡を見ている気分だ。あっさりと都合のいいセフレを手に入れて、笑いが込み上げてくるのを我慢出来ない。
おっぱいが大きくて、性欲が強くて、個性的なファッションセンスに、厚くても化粧が上手で好意的なんて、最高だ。
「……ねぇ、ハグしていい?」
「いいよっ、お仕事お疲れ様!ぎゅーっ!」
「うわぁ……めっちゃ癒される。元気でた!」
コンビニで買った物をテーブルに置いて、上着を脱いだ時に目があって、俺はそのままの流れでベルトを外すと、スルスルとお互いに布の擦れる音を立てる。パステルカラーな下着姿の彼女が、はにかんで手を広げる光景はいつもは画面の向こうの世界で眩しいほど輝いていて──けれど、今日は手が届く。
ムニョン、と胸板で押し潰したおっぱいは柔らかくて。青い血管が浮いてくる透明感の肌と、距離が縮まったことで感じる人の匂いが、非現実感から現実へシームレスに移行するようだった。
「……あん♡あん♡……そこいい゛っ……んん゛♡ああ゛あ゛いっちゃうぅ~♡……なんちゃって、予行演習?してみたった!」
俺の足にヘコヘコと腰を振って甘い声を出し、目の前の舌を出した寄り目の作ったイキ顔に頭が混乱し、ちょっとした悪戯のネタばらしまでに、カウパーが滲んでいた。
「やっばいなそれ……一つ目標が出来たわ」