※この作品はR-18です。

呪いで獣耳娘にTSした親友の冒険者と色々あって結ばれる話   作:うきつねこ

8 / 8
8 結ばれた二人(エロシーンあり)(完)

「本当にその、するのか?」

キスを終えて、キヨヒコが不安そうに言う。

 

「いいだろ。嫌なのか?」

 

「嫌ではないけど…心の準備が」

 

「準備って言うけど、さっき自分でしてたじゃないか」

 

「そ、そんなこといったって、さあ。やっぱり、、恥ずかしいんだよ!」

 真っ赤になり言いながら俯き、自分の身体を腕で抱いて身もだえるキヨヒコ。

 

「…」

それを見たトシアキの目に加虐の火が灯る。

 

 どんっ!

 トシアキは無言のままキヨヒコをベッドに押し倒し、両腕を押さえつける

「ちょ、痛っ!なにすんだよ」

 

「どうだ?俺の身体は?」

 言いながら、体重を掛けるトシアキ。ベッドがきしむ。

 

「な、何言ってんだよっ!重いっ」

 

「男の身体は強いだろ?デカいだろ?自分の非力さを感じるか?」

 

 キヨヒコには、トシアキの言っている意味が分からない。

「非力?何言ってんだよお前、ちょっ、離せよ」

 

 しかしトシアキは手を緩めない。

「こうやって組み敷かれて押さえつけられたら、お前は抵抗できなくて、相手のなすがままになるしかないよな」

 

「なっ、ふざけんなっ」

 キヨヒコは手足を動かして逃れようとするが、岩のようなトシアキの身体はびくともしなかった。首筋に冷たいものが流れる。

 

「でも、お前は……それが好きなんだろ」

「はぁ!?…ひゃうっ♡!?」

 突然獣耳に息を吹きかけられて思わず声が出てしまうキヨヒコ。

 

「無理矢理にされるのが好きなんだろ」

「何いって、ちがっ♡んひゃっ♡やめっ♡」

 否定しようとしたが、今度は獣耳を甘噛みされて甘い声が出てしまう。

 

「毎晩、一人でオナニーしてただろ。魔物に負ける妄想でさ」首に舌を這わされる。

「!?あぅっ♡あれ、毎晩き、きかれてっ♡」

 

「魔物に負けて、押さえつけられて」

 薄い胸をやわやわともみしだかれる。

「あっやめっ♡」

 

「なすすべもなく、こうやって」首筋をなぞられる。

「だめっ♡それっ♡」

 

「身体中を、弄られる妄想で」秘所に指をすべらせられる。

「やだっ♡やだっ♡それっ♡だめっ♡」

 キヨヒコは、もうどこに何がされているのか分からない。体中を舐められ、触られ、指を入れられ、その度毎に声を上げるだけしかできない。

 

「こうやって、尻尾も、獣耳の中も、体の奥も弄られて、最後には魔物の眷属になって、ただ快楽を求めるだけの獣になってしまいたい、それがお前の欲望じゃないのか」

 

「そう♡そうだったけどっ♡、でも、違っ♡」

 キヨヒコが言った途端、ピタリとトシアキの動きが止まる。

 

「何が違うんだよ?」

 

「い、言わせるのかよっ♡」

 

「言わなきゃ分からないだろ」

 

「お、おれは、お前と、だから…いい。トシアキだから、したい…♡トシアキ以外としたくないよっ♡」

 真っ赤な顔で、涙をためながら、トシアキを睨み付ける。

 

「ごめんな、余りにも可愛かったんで、意地悪してしまった」

 笑顔になって言うとキヨヒコを抱きよせて唇を奪うトシアキ。

 

(あ、これすき♡トシアキにギュッとされるのすき…♡)

 被虐の喜びが大好きな人に抱き締められる喜びで塗り替えられていく。

 

 

「いいか、いくぞ」

 トシアキの物がキヨヒコの秘所にあてがわれる。キヨヒコが無言で頷いた次の瞬間。

 異物が入ってくる感覚と共に僅かな痛み。だがそれよりも

「~~っ♡!?♡♡ッ!〜〜♡♡!?」

 

 圧倒的な快感で目の前が真っ白になっていた。

(なに♡今ッ♡!?入れられただけでイって…♡!?)

 

「だ、大丈夫か?」

「ら、らいりょうぶ♡らいりょぶらから♡」

 気遣われるが、頭も舌も回らない。

 

「俺ももう限界だ、動くぞ」

トシアキの腰が動き始める。

「あ♡あっ♡あんっ♡あんっ♡いいっ♡あっ♡」

 突かれる度に声が漏れてしまう。一人でしていた時は出したことのない、甘いねだるようなような声。

(おれ、ほんとの女みたいな声でてる…♡でも声出すのきもちいい…♡)

 

「あん♡これいいっ♡すごすぎっ!?んむぅ♡」

 深く口づけされ、舌を入れられる。

 その間も腰の動きは止まらない。同時にトシアキの手が尻尾をしごき上げる。

(にげっ♡られないっ♡全部っ♡よくなって♡トシアキのことっ♡すきになるっ♡)

 

 突き入れられるごとに、未知の気持ちと快楽で自分が塗り替えられていく感覚。キスから解放されたキヨヒコは思わず叫んでいた。

「ぷはっ♡トシアキっ♡まって♡こわいっ♡こわい♡」

 

「どうした」

 

「こわい♡♡おれっ♡これしらない♡♡おかしくなる♡おれがおれじゃなくなる♡♡」

 

それを聞いて、トシアキがキヨヒコを見つめる。そして、

「いいよ!お前は俺のものなれよ!」

 上気した声でいい、腰の動きを速めた。

 

「!?なにいって♡なにいっへっ♡おれはっ♡おま♡あっ♡」

 俺はお前のモノなんかじゃ…などという思考は一瞬で快楽に塗りつぶされ、キヨヒコは叫んでいた。

「なるっ♡なりゅ♡トシアキのものになりゅ♡♡」

 

「じゃあ、このふわふわ尻尾も」

 付け根を握り絞められる。

「ひゃうっ♡」

 

「この可愛い獣耳も」

 強めに甘噛みされる。

「いぎっ♡」

 

「この身体全部俺のものだからなっ!いいなっ!」

「ひゃいっ♡ひゃいっ♡」

 

「じゃあイくぞ!」

 トシアキが叫び、キヨヒコの中で絶頂する。

 

「!!♡イクっイクッ♡♡♡!~~~♡~~~♡!!」

 刹那、体内に流れ込む熱い奔流の快楽に押し流され、キヨヒコも達した。

 

 快楽の海の中、遠ざかる意識の中でキヨヒコは感じていた。

(あ、おれ、トシアキのものにされちゃった…♡)

 

 

 

翌日。

「昨晩はお楽しみで…」などと軽口を叩く宿屋の主人を適当にあしらい出発した二人は、クエストの目的地への道を無言のまま並んで歩いていた。

 太陽はもう高く上がり良い天気で、峠への山道を風が吹き抜ける。

 

「昨晩はあの」

「……おかげで体中が痛いんだが」

 トシアキの尻を、尻尾でひっぱたくキヨヒコ。

 

「すまん」

 

「女の身体って繊細なんだからな。好き勝手しやがって」

もう一発。

 

「本当にごめん」

 

「なにが『俺の物になれよ』だよ。調子に乗りすぎだろ」

今度はヒジが飛んできた。

 

「ごめん。でも、良かっただろ」

 

「そういうことじゃねえよ!」

 叫ぶキヨヒコ。

 さらなる一撃を覚悟して身をすくめたトシアキに飛んできたのは、優しい頭への尻尾のタッチだった。ぼふっと音を立てる。

 

「まあ、昨日のことはさ。お前が俺のことを思ってくれてることが分かったから許すよ」

 少し照れたような笑顔のキヨヒコはトシアキの手を握って言った。

 

「これからもよろしくな相棒!さあ、目的地はもうすぐだ」

 




書き散らしたものの改稿です。
冒険者が獣耳娘になって親友と結ばれる話が書きたいと思って書きました。

あと、自分の弱さを受け入れて囮になって勝利するTS獣耳娘いいよね、ということと、敗北して魔物にやられる妄想でオナニーするTS獣耳娘いいよね、ということが書きたかったことです。
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