時は群雄割拠の乱世。有象無象の勢力が入り乱れる激動の時代で、一人の傑物が台頭する。
不遇な青年期を過ごした向厳に一人息子・
「いずれ父に劣らぬ名君になり、天下を一統し安寧をもたらすであろう」誰の目から見てもそう評されるまでになった向誕。そんな彼に対し、一族の命運をかけたもう一つの『英才教育』が始まろうとしていた……
「向誕様、お早うございます。お食事をお持ちしました」
その日も朝から勉学に励む向誕に、きらびやかな桃色の衣装を纏う美しき女性が声を掛けた。彼の世話役の一人・貂蝉である。向誕の性の目覚めを促し多くの子を作らせるため、世話役、教育役、護衛といった彼の周りはその全てが美女で固められていた。
「あっ、おはよう貂蝉!」
少年の整った顔立ちが屈託のない笑みを浮かべる。彼は朗らかに返事をすると書簡をしまい、貂蝉の持ってきた膳を受け取る。可憐で優しく、どこか妖しげな魅力を持つ彼女に向誕はよく懐いていた。
「こんなに早くから、今日も精が出ますね」
「僕はいずれ、父上の後を継がなきゃならないからね。家臣や民の事を考えれば、当然の務めだよ」
そう答える向誕の瞳には、一切の曇りがない。
「いつもながら素晴らしい心がけでございます。時に向誕様」
「ん、なに?貂蝉」
「向誕様の日頃の頑張りを労う為に、今夜催しを予定しております。精いっぱいおもてなしさせていただきますので、どうかいらしてください。向厳様にもお話は通してありますゆえ……」
「催し……?どういうこと?それに父上に話って……」
「それは夜になってのお楽しみでございます。場所は、後ほどお教えいたしますので」
分からないことだらけだった。それでも貂蝉直々の誘いとなれば、彼女を慕う向誕としては断る理由がない。
「うん、わかった。楽しみにしてるね」
「ええ。私も楽しみです、それではまた……」
いつになく妖しい微笑みを浮かべて、貂蝉は去っていった。
やがて、夜が来た。向誕は貂蝉に指定された場所へ赴く。そこは城の奥深く、豪華な扉の前。自分の住まう城ながら、あまり奥の方に足を運ぶ機会のなかった向誕にはなじみのない場所だった。
(こんな部屋があったんだ……)
おそるおそる、向誕は重い扉を開ける。そこには、湯殿と寝台が一体化した風変わりな場所があった。たちこめる湯気の熱気を前にますます戸惑う向誕を、貂蝉が三つ指を突いて出迎える。
「ようこそいらっしゃいました、向誕様。今宵はこの特別な湯殿にて、向誕様をおもてなしさせていただきます」
「貂蝉……ねぇ、これって」
「向誕様も、そろそろ良きお年頃。世継ぎを作ることを見据え、色を知っていただきたいのです……」
聡い向誕は、貂蝉の言の意味を察し生唾を飲む。
「
貂蝉は立ち上がると、向誕にそっと口づける。幼い口唇をねちっこく唇で味わうと、その隙間に舌をねじ込み歯列から舌まで全体的に撫で回す。直に感じる貂蝉の息遣いと色香は、少年にとっての初めての接吻には余りにも強烈な体験だった。
貂蝉が唇を離すと、向誕は鼻息を荒くしながら目をとろんとさせている。その反応に、彼女は愛らしさを覚える。
「ふふ……初めての接吻、愉しめましたか?」
「うん……貂蝉の唇、とてもやわらかくて、なんかすごい幸せな気分……」
「それは何よりでございます。それでは、次は湯浴みにて身を清めるといたしましょう」
彼女に導かれるままに、向誕は湯殿へと向かった……
赤面しながら俯く向誕を横目に、貂蝉は彼の小さな背中を丁寧に流していく。無論、二人とも一糸まとわぬ姿で。
「こうして、向誕様のお体を洗わせていただくのも久しぶりでございますね……」
「いいよっ、貂蝉、自分で洗えるから……」
貂蝉が正面に回ると、向誕は顔を逸らす。その様にくすくすと笑いながら、胴体や腕、足を洗っていく。そして。
「これが、向誕様のお珍宝……とてもご立派にございます……。それに、もうこんなに先走りの汁を……♡」
物心ついた時から包皮を剥かされ、更に名医により長茎術を施された向誕の男性器。それは長さ、硬さ、反り返り、太さと全てが一級品、幼い身体には不釣り合いな文字通りの「逸物」であった。
「なんか、今朝からずっとおちんちんがムズムズしてるんだ……。貂蝉の裸見てからはもっと酷くなるし……」
実は貂蝉は、向誕がより快楽を享受できるよう今朝運んだ朝食に媚薬を混ぜていたのだった。それも、即効性の強力なものを。効果は覿面で、ただでさえお年頃である向誕はこの日ずっと、胸と股間が熱くなるのを感じながら過ごしていた。
「それで、私の身体からずっと目を背けていらっしゃったのですか?」
「そうだよ……直視してたら、おかしくなりそうだもん……」
「そのような事を気にされていたのですね。ふふ、おかしくなっても構わないのですよ?向誕様に思い切り気持ちよくなっていくのが目的なのですから。しかし、これだけいきり立っていると洗っている内に暴発しそうですね……では、こういたしましょう」
そう言って、わなわなといきり立つ剛直を躊躇なく口に含む。
「ふぁあぁぁっ!?」
突如として股間を襲うあたたかな粘膜の感触に、向誕は声にならない悲鳴を上げる。
「あむ……っ、こうやって味わうと、より立派さがわかります……♡」
向誕の逞しさを口腔で確かめながら、舌で丹念に拭いていく。雁首への心地よすぎる刺激、そしてよく知る世話役の口で男性器を犯されているという状況に、向誕はわけもわからず泣きそうになる。
やがて、男根から口を離した貂蝉はソレをしっかりと見回し、汚れが取れたことを確認する。美女の唾液と粘膜で磨き上げられた逸物は、より一層妖しい輝きを放っていた。
「向誕様のお珍宝、すっかりきれいになりましたね……それでは、ここからが本番です」
「え?本番って……ひゃああっ!?待って、なんでまた……っ♡♡」
今までのは、序の口でしかなかったというのか。激しい音を立て、本格的な口淫が始まる。
「じゅる……じゅっ、じゅぽっ、じゅぷじゅぷっ……」
「あっ、やめてえっ♡貂蝉っ♡ほんとに、おかしくなっちゃうからぁっ♡♡♡」
幼い主が必死に声をあげても、貂蝉は口奉仕をやめない。それどころかその速度をより早め、さらに舌で雁首をねちっこく撫で回す。百戦錬磨の美女の舌技が、多感な海綿体に容赦なく襲いかかる。
いくら立派なナリをした一物でも、その持ち主は未だ女を知らぬ未熟な男児。大の男をも容易く狂わせる程の快楽に幼い身体で耐えられるはずもなく、絶頂はあっという間に迫り来る。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……貂蝉、だめっ、もう、でるっ、でる……っ、わあああああっ♡♡♡♡♡♡」
ビュルビュルビュルッ!!ドピュッドピュドプッ、ビュルビュルブビューーッ!!!
「うああっ、すごいっ、すごいよ貂蝉っ、まだ出る……♡♡♡」
熱く長い放精を、貂蝉は口内で受け止め続ける。その残滓まで全て吸い尽くしてようやく口を離すと、少年の男根は年相応の姿まで萎れていた。
貂蝉は若い白濁で溢れる口内を向誕に見せつける。極上の口奉仕による強烈な快楽で放心状態の彼だったが、その淫靡な光景に我を取り戻す。
「これが……僕のおちんちんから……」
貂蝉は、それをごくりと飲み干し笑顔を浮かべる。
「ええ。子作りについては、もうお分かりですね?この子種を、向誕様のお珍宝を通して直に
物心ついた時から周りを美女に囲まれており、人一倍女体への憧憬が強い向誕は、そうした知見はそれなりに得ていた。書物由来の知識と貂蝉の生々しい解説を、頭の中で漠然とすり合わせる。萎れていた向誕の股間は、またも熱を帯び始めた。
「これほど濃い精液なら、
図星を突かれ赤面する向誕に、貂蝉が優しく語り掛ける。
「向誕様、恥ずかしがることなどございませんよ。それは殿方ならば誰しも抱いて当然の願い……。国の未来を背負う向誕様には、それを叶える権利がございます。さぁ、寝台へ参りましょう。向誕様の燻ぶる情欲を、この貂蝉が全て受け止めて差し上げます……」
仰向けになる向誕の下腹部に、貂蝉が膝立ちで跨る。
寝台から見上げる貂蝉の裸体は、天女が降臨したと錯覚するほどの神秘的な曲線を描いていた。この曲線美で踊りを舞えば、なるほど、男の目を惹きつけてやまないはずだ。
天女の裸体が地上まで舞い降り、女を知らぬ幼い巨根と幾多の男を悦ばせた女陰が至近距離で対峙する。一切前戯を受けていないはずの貂蝉の女陰は、口奉仕で直に味わった向誕の逞しさと、未熟な少年を快楽で穢す罪悪感ですっかり熱く潤っていた。
貂蝉は、向誕のあどけない顔立ちに似合わぬ肉凶器にははじめこそ畏怖を覚えていたが、口奉仕でその逞しさを直に味わっているうちに、それは武者震いに近い昂りに変わっていった。
「さぁ、しかとご覧くださいませ。向誕様のお珍宝が、女を知る瞬間を……」
「あぁ、あぁ……♡」
蜜壺の入り口が、肉剣の切っ先を捕捉する。限界まで昂った少年の男性器が、いよいよその時を迎える。
ズプッ、ズブブブブ……少年は美女の胎内に沈むように根元まで呑み込まれ、ここに「男」となった。
「んあああああああ♡♡♡」
「向誕様、いかがでございますか?初めての
「はぁっ……♡♡あぁっ、あぁぁぁ……♡♡♡」
貂蝉の淫襞は、まさに踊るように蠢いて少年の肉棒を締め付ける。極上の名器が与える圧倒的な快楽に、向誕は感想を語ることすらままならない。
「ああっ、向誕様……言葉にならないほど気持ちいいのですね♡私も、これほどまでにご立派な初物を頂けて、女冥利に尽きるというものです……♡」
自身の胎内へ迎え入れて、貂蝉は改めてその逞しさを実感する。向誕の一物は、男を知り尽くした彼女を感嘆させるに足るモノだった。
「さぁ、こちらもどうぞ可愛がってくださいませ……」
貂蝉は前のめりになり、華奢な胴にたわわと実る美巨乳を差し出す。幼い両の手でそれを揉みしだいていると、桃色の乳頭が卑猥に自己主張してくる。向誕は堪らなくなって、その凝り固まった突起物を貪るように吸い立てる。
「んぁっ、とてもお上手ですよ……♡向誕様の熱意にお応えし、私も全力でもてなすとしましょう……♡♡♡」
若君の細腰という小さな舞台の上で、極上の女体が淫らに舞い踊り始めた。前後にひねりを効かせた魅惑的な腰捌きが、向誕自身を熱烈に歓待する。
「んはあああっっ♡♡♡貂蝉っ、すごいよぉっ♡♡きもちいいっっ♡♡♡おまんこ気持ちよすぎてっ♡♡♡おちんちんバカになっちゃうよぉぉっ♡♡」
涙と涎を垂れ流し、年不相応の悦楽に我を見失う向誕。普段の聡明さは微塵も見られない乱れぶりを見届けた貂蝉は、一思いに頂へ導かんと腰使いを早める。
「あ゛あ゛っ♡♡♡ちょうせんっ、またでちゃうよぉぉっ♡♡♡」
「ええ!向誕様の子種、貂蝉がしかと受け止めます!どうぞ、思い切り中へ……!」
「あああああああんっっっ♡♡♡」
ビュプウーッッッ!!!ビュルブブブブブブブドプドプドプッ、ビュルルルルウウゥゥッ!!!
幼気な咆哮に似つかわしくない濃厚な灼熱が、貂蝉の女性器内部へ盛大に放出される。子宮口にへばりついて離れようとしない粘っこい牡汁の熱に、貂蝉はうっとりする。
「はああっ……♡私の子宮に……向誕様の子種がたっぷりと……♡」
(子宮……子種……そっか、僕は貂蝉と、子作りしているんだ……)
向誕は、突如として貂蝉の腰を鷲掴みにする。
「えっ?向誕様、いきなり何を……」
「僕……。もっと中に、おまんこに出したい……。貂蝉の事、しっかり孕ませたい……♡♡♡」
刹那、少年の苛烈な突き上げが始まった。屈強な肉剣の切っ先が、何度も何度も奥を抉る。
「ああん♡そんな急に動いたらぁっ♡だめええっ♡♡」
「貂蝉っ♡妊娠っ♡妊娠してっ♡♡僕の子妊娠してぇっ♡♡♡」
「いやあああっ♡向誕様っ、お加減をっ♡♡私の方がっ♡♡おかしくなってしまいますぅぅっ♡♡♡」
寝台の下で、向誕はもはや小さな猛獣と化していた。貂蝉の制止も耳に入らず、生殖本能のままに彼女を下から犯しまくる。
「ああっ、だめっ……わたくし、もう……♡あっ、あっ、あっ、あっ、ああっ…………」
不意打ちをまともに喰らい、一転されるがままの貂蝉。やがて、子宮口へのひときわ深い一撃がとどめとなった。
「アアアアアッッ♡♡♡♡♡イクっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
全身を駆け巡る甘美な電流に、貂蝉は大きく弓なりにのけぞる。同時に、もはや圧迫に近い膣の蠕動が向誕を襲う。
「ん゛あ゛あ゛♡♡♡そんなにっ、締めちゃらめぇっ……ふううううっっっ♡♡♡♡♡♡♡♡」
ドクドクッ!!ドピュッドピュルルッ!!!ドプドプッドプゥッ!!
絶頂した胎内へ、追い打ちとばかりに白濁流が押し寄せる。最奥に再び味わう熱い迸りに、貂蝉は放心状態となっていた。
「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ……♡♡♡」
一方の向誕は、犬のようにだらしなく舌を突き出し口呼吸をして、虚空を見つめながら悶絶していた。貂蝉は今度こそ力尽きた少年の分身を股から引き抜くと、貂蝉は彼の横に添い寝する。
(私としたことが、幼い男の子相手に気を遣ってしまうなど……)
数多の交わりで感覚が麻痺し、久しく得ていなかった絶頂をまさかの幼君のモノに味わされた。
かつてない多幸感に入り混じる、僅かな敗北感。しかしそれはおくびにも出さず、鮮烈な初体験を終えた向誕を労う。
「お疲れ様です、向誕様……。いかがでしたか、男女のまぐわいのお味は……?」
「はぁ、はぁ、はぁ……すっごく気持ちよかったよぅ……♡僕、貂蝉が初めてでよかった……♡♡♡」
「そのお言葉が、何よりの褒美にございます。さぞお疲れでしょう、後はゆっくりお休みなさいませ」
そう言って、貂蝉は向誕を抱き寄せる。最高級の女体布団に埋もれながら、向誕は初めての交わりを回顧する。
(僕、本当に貂蝉と子作りしたんだ……。そしてこれから、色んな女の人と……。あんな気持ちいいことを、何人とも何回でもできるんだ……。こんなの、癖になっちゃうよ……)
無双の美女と一つになり、その肉体を内側から己の遺伝子で染め尽くすという官能の風味絶佳を、多感な幼い身体で覚えてしまった向誕。彼はこれからどんな美女とまぐわい、そしてどんな男に、どんな君主になっていくのか。
天下と一族の未来を背負った少年の奮闘記が、ここに幕を開けたのだった……。
翌朝、幼い主人の激しい愛を享受した貂蝉は、不覚にも腰を痛めていた。向誕は泣きべそをかきながら、城の一室で甲斐甲斐しく彼女を看病する。
「申し訳ありません、向誕様自らこのような……」
「謝るのは僕の方だよ、自分が気持ちよくなることばっかりで、貂蝉の事、全然考えられてなかった……」
「よいのです。これくらい、すぐに治ります。それにこの痛みもまた、向誕様に愛された証ですから」
貂蝉は本心でそう言うが、向誕の表情は晴れない。見かねた彼女は、叱咤するように幼主へ呼びかける。
「向誕様」
「う、うん!」
そして、うって変わって慈愛に満ちた声色でこう話す。
「これに懲りず、これからもどうぞ私の事を愛してくださいませ。この貂蝉、これよりはあなた様の孕み妻として、身体はもとよりこの全てを、向誕様にお捧げいたします……」
「貂蝉……!!」
美しき世話役の健気な決意を聞き届けた向誕は、衝動的に彼女を抱き締める。
「ありがとう、貂蝉……これからも、ずっと大切にする。大好きだよ……!」
「向誕……様……」
貂蝉は気が付くと、左手を彼の腰に、右手を彼の頭に回していた。向誕の熱い思いと抱擁に、応えずにはいられなかった。その裏で、ある野心を葬り去りながら。
『若君の筆おろしか……責任重大よな』
『ええ。ですがうまくいけば、向誕様のお心を掴み、意のままに操る事も出来ましょう』
『…………。苦労を掛けるな、貂蝉……』
『いいえ、これも天下の為。義父上の役に立てるならば、本望でございます』
誰もいない寝室で、貂蝉は目を覚ました。
「……夢、でしたか」
看病していた向誕が公務の為去った後眠りについた彼女が見た夢は、向誕の筆おろしを向厳から命じられた時の王允との会話だった。貂蝉は、誰もいない寝台で彼に詫びる。
「申し訳ありません、義父上の使命、私には果たせません……籠絡されたのは私の方だったようです。私に女の悦びを思い出させてくれた、あの方の行く末を見届けたくなったのです……」
若君の獣を目覚めさせた、夢のような一夜。その裏にあった貂蝉の葛藤を、向誕が知ることはなかった……