美少年ショタ死神がジジに拉致られて性的に屈服させられる話 作:一般滅却師
アニメのジジが可愛すぎて書きたくなりました。
西蓮寺雪。それが彼の名前だった。
雪は霊術院を卒業したばかりの見習い死神であり、それ以上でもそれ以下でもない。市丸ギンや日番谷冬獅郎のように将来が約束された神童ではなく、霊術院生の中でも特段目立つ部分はなく将来有望という訳でもない。死神としての全盛期になっても席官の末席を汚すことすら叶わないであろう。
そんなただの死神である雪だが、特徴が無いのは死神としての能力に関してであり、容姿に関してはそれなりに特徴的だった。
宝石のような綺麗で大きな瞳。体格も華奢で身長も低く、中性的で愛らしい顔付きからはまるで雄らしさを感じさせない。事前に彼の性別を知らなければ、誰もが誰も可愛らしい女の子だと勘違いしてしまう。
「うおっ!? し、新入りテメェ何でこっちの厠にいやがんだ! こっちは男用だぞ!」
「……ボクは男です」
「えっ、マジ?」
「うぉい!新入りィ! てめぇこっちは男湯だぞ! 襲われたくなきゃ出てけ!」
「……ボク男なんで」
「えっ、マジ? あっ、本当だ……ついてる」
男なのに女の子と間違われることは彼にとって日常茶飯事だった。最初のうちはストレスであったが、最近ではその手の話になると心を閉ざす事でストレスからも逃れていた。
とはいえ、ある時耳にした男性死神隊員1000人に聞いた彼女にしたい女性死神ランキングに、自身が上位でランクインしていた時は烈火の如く怒り狂ったとかなんとか。
そんな雪も死神になって1年が経過した。だからと言って任務のレベルが上がることはなく、今日も今日とて雑務や訓練をこなしていたのだが、珍しく副隊長に呼ばれ隊長室へと足を運んでいた。
「お疲れ様です! 平子隊長! 雛森副隊長!」
「あっ、西蓮寺くん。わざわざごめんね」
「きょ、恐縮です!」
隊長室へと赴いた雪を五番隊副隊長の雛森桃が迎え入れる。側から見れば美少女同士の絡みにしか見えないと、五番隊の隊士内ではひそかに人気の組み合わせだ。
「して、本日は何用でしょうか」
「あ、それなんだけど。コレを
「承知いたしました!」
「おー、部下をパシらせるとか悪い女になったやんけ」
「パシっ!? ち、違います! そういうんじゃあまりせんよ!」
「もしかして彼女にしたい死神ランキングで雪に順位負けた事を恨んでイジメとんのか? 女同士の争いはおっかないわぁ〜」
「そんなことしませんっ! ていうか何ですかそのランキング!」
「隊長、ボク男なので」
金髪ロン毛で関西弁の胡散臭い男が副隊長を弄って遊ぶ。しかし何を隠そう、この胡散臭さMAXの男こそが五番隊隊長の平子真子である。
平子と雛森の漫才のようなやり取りは最近の五番隊内ではよく見る光景だ。
「もぅ、隊長は放っておいていいから、西蓮寺くんお願いできる?」
「はい、任せてください」
「はぁ〜、女の子同士で徒党を組んで隊長をハブるとか陰湿やなぁ〜」
「……無視していいから」
「……はい」
その後雪は、ぎゃーぎゃーと心にもない事を喚いては雛森を困らせる平子を無視し、駆け足で流魂街へと向かうのだった。
しかし、雛森と平子はこの時のことを後々になって後悔することになる。何故彼を1人で行かせてしまったのだろうかと。
この日を境に、五番隊隊士の西蓮寺雪は行方をくらませることになるのだった────
………
「────はっ!」
雪が目を覚ますと、眼前には知らない天井が広がっていた。すぐに上体を起こして辺りを観察するが、周りには何も無い。どうやらこの部屋にはベッドしかないようだった。
「……ここは、一体。それよりボクはなんで眠って」
混乱する頭を何とか働かせて記憶を辿る。最後に覚えているのは、流魂街へ向かう最中、近道をと思い人気の無い路地を駆けているとこだった。
「……そうだ、確かいきなり影に飲み込まれて」
ようやく記憶が鮮明になってきた。雪が最後に見た光景は、建物の影を踏んだ際にそのまま影の中へと落ちていく自分の姿だった。雪はまるで底なし沼のように影に呑まれていく自身の足を見ながら気を失い、気がつけばこの部屋にいた。
「ダメだ、訳がわからない」
「あっ、起きたー?」
「!?」
緊張感のない間延びした女の声が響く。素早く声のした方へと顔を向けると、そこにいたのは見たことのない白い服に身を包み、頭頂部から2本の触覚を生やす女だった。
「だ、誰だ!」
「ボク? ジジって呼んで〜!」
「ジジ……」
女の名前を復唱する。ジジがやけに馴れ馴れしい態度だったので敵ではないのかと思った雪は一瞬だけ警戒を解いてしまう。
しかし次の瞬間、目にも止まらぬ速さで距離を縮めてきたジジの顔が目の前に現れた。
「なっ!」
とてつもない速度での移動だった。雪はまるで反応ができなかったと思うと同時に腰に着けた斬魄刀を抜こうとしたが、そこでようやく斬魄刀が無いことに気がついた。
「あれっ」
「……やっぱり可愛い」
「は?」
「可愛い! 可愛いよ!ユキちゃん!」
「んぐっ」
両手を広げたジジに覆われるようにして抱きしめられる。雪はベタベタと体を触りながら頬ずりしてくるジジを引き剥がそうとしたが、2人の間には絶対的な実力差がありまるで引き剥がすことはできない。
雪は息苦しさを感じながらも、やけに甘ったるい香りを漂わせるジジの抱擁を受けながら、一つの違和感を覚えた。
「盛ってんじゃねぇぞクソビッチ」
「うわ、マジで死神拉致ってきたの!?」
「そういう単独行動は良くないと思うのー」
ジジに揉みくちゃにされている最中、部屋の入り口から別の女性たちが入ってくる。全員が白い服を身に纏っているが、よく見ればそれぞれ違うデザインであり統一感のない3人だった。
「おいジジ、あんま勝手な事すんじゃねーよ」
「だってぇ〜! 影の中から
「知らねえぞ。陛下にバレて処刑されることとかになっても」
「はいは〜い」
どうやらジジと今入ってきた3人は仲間らしい。見かけによらない怪力で雪を離さないジジに抱かれながら視線を入り口の方へ向けると、3人のうちの1人で緑色の髪をした女性が近寄ってきた。
「コイツが、最近お前がずっと話してたらユキちゃんか。マジで女にしか見えねぇな」
「だよねぇ! お人形さんみたい! あぁもう!可愛いなぁユキちゃん!」
「……本当にちんぽ付いてんのか?」
露出狂のような服を着た緑髪の女が雪の死覇装に手をかけようとした瞬間、先ほどまでとは打って変わって地を這うような低いジジの声が響いた。
「キャンディちゃん、ボクのだよ」
「……わーったよ。ったく」
「どんまいクソビッチ」
「うっせぇ! 美少年のちんぽ見てみたいのは女だったら誰でもそうだろ!」
「誰でもではないと思うの」
一瞬だけ物凄い圧を放ったジジに対し、慣れっこだと言わんばかりに雑談を続ける他3人。ただ1人、隊長格にも劣らない霊圧を一身に受けた雪だけがガクガクと身を震わせていた。
「というかさぁ! ボク今からお楽しみに入るんだからとっとと出て行ってくれないかなぁ〜!」
「わーったよ。部屋汚しすぎんなよ」
「別に私たちの部屋でもないし汚れてもいいと思うの」
そう言って3人はジジの部屋を後にする。部屋を出ていく間際、キャンディと呼ばれた女性が一瞬だけ雪のことを見て呟いた。
「ご愁傷様」
部屋の扉が閉じる音が無常に響き渡る。2人きりになった静かで不気味な部屋の空気に気圧される雪をジジが押し倒す。ふかふかのベットから軋む音がした。
「本当に可愛いなぁ、ユキちゃん」
「あの、何が目的なんですか…?」
「目的なんてないよぉ。ボクはただ、ユキちゃんを可愛がりたいだけ」
「ひうっ」
ジジの長い指が雪の腹部を弄る。妙に慣れた手つきに雪の体が小さく震えて声が漏れる。そんな姿を見てジジは気色の悪い呻き声をあげた。
「ユキちゃんだって本心では満更でも無いくせに〜! ボクみたいな可愛い女の子に迫られてさぁ〜!」
「えっ?」
「あなた、男ですよね?」
先ほどから違和感は感じていた。輪郭、肩幅、体の硬さ、などなど。抱きしめられた時に雪は薄々とジジの正体については勘づいていた。
しかし、咄嗟に性別を指摘するような言葉を吐いてしまったことを雪は後悔することになる。
「────は?」
先ほどのキャンディに対する牽制時よりも低く重い声が静かに部屋に響いた。
精液臭いジジ可愛いよジジ。
ジジが雪をゾンビにしないのはメタ的にゾンビになっちゃったら反応が面白くないからです。ゾンビ姦を期待してたそこの兄ちゃん、ごめんよ。