綾女は、通学路の河川敷で、上半身裸で背中に達する長い髪を束ね、精悍な眼つきのホームレスの男に惹かれる。
得意のクッキーを焼き、男に食べてもらおうと彼の住処を訪れると、突然のゲリラ豪雨にあう。雷鳴轟くなか、男は綾女を自分の住処に引き込んだ。



杉岡綾女 女子校二年生

長門   ホームレス


※短編集「Sex & Situations~セックス&シチュエーションズ」のエピソードとして、ノクターンノベルズとpixivにも掲載しています。

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絶倫のホームレスに抱かれた話~凌辱編

 

 綾女は、いつもの通学路から外れた土手を歩いている。

 残暑が続き、河を渡る風が頬を掠めるが、汗で髪が張り付いてくるのが不快だった。

 

 先日、たまたま友達の家に寄るために通った河川敷で、ひとりのホームレスを見かけた。

 褐色の肌を晒した上半身は締まった筋肉で、背中まで伸びる長髪を後ろに束ねている。

 なにより、遠くを見つめる眼が精悍で、綾女は思わず見とれてしまった。

 彼は、なぜここに住んでいるのだろう?

 何か、事情でもあるのだろうか?

 これまで、彼はどんな人生を歩んできたのだろう?

 興味は、尽きない。

 今日も、河川敷で独特の存在感を醸し出している彼の姿を見るために、遠回りをした。

 

 土手を降りて、住宅街に入っても、胸の鼓動が高まったままなのに綾女は気づいて、はっ、とした。

(私……あの人のこと、気になっちゃってる……)

 女子校生とホームレス。

 通常ならば交わることは、ない。

 家に帰り、綾女は得意のクッキーを焼き始めた。

 

 次の日、綾女はクッキーを入れた袋を持って、土手を降りていた。

 遠くに入道雲が見える。少し強めの風が、今日は涼しく感じた。

 彼の姿は、ない。

 トタンとベニヤ板で雑然と作られた小屋の前に、綾女は立った。

「あの……すみません……」

 恐る恐る声をかけるが、返事はない。

 突風が吹き、綾女の顔に髪が絡みついた。

「すみません!」

 手で髪を払いながら、さっきより声を強くして呼びかけてみる。

 あたりが薄暗くなって来た。

(今日は、どこかに行ってるのかな……)

 踵を返そうとしたとき、小屋の中で気配が動くのを感じた。

「あの……きゃっ!」

 突然の閃光と同時に、耳に轟く雷鳴で、綾女は叫んでしまう。

 いきなり叩きつけるような豪雨が落ちてきた。

 クッキーの袋が濡れないように胸で抱え、傘を持っていない綾女は右往左往する。

 どこにも雨を遮るものはない。

 シャツは濡れて肌に張り付き、ローファーにも水が滲みてきた。

「きゃああっ!」

 再び、閃光と雷鳴。近い。

 綾女は身の危険を感じた。

 その時、小屋の戸が開いた。

「危ないぞ! 中に入れ」

 彼が、叫んだ。

 

 トタン屋根を叩く雨音が強いが、風が遮られているので、小屋の中は思ったより静かだった。

 彼が、綾女の方を見つめている。

 射抜くような鋭い視線だが、威圧感はない。 

「あの……ありがとう、ございます……」

 彼は、返事もせず、こちらを見つめたままだ。

 綾女の胸の鼓動が高まってくる。

 沈黙に耐えきれず、クッキーを差し出した。

「あの……よろしければ、これ、食べてくださいっ! 袋、濡れちゃったけど……」

 彼は手を伸ばすと袋を手に取った。

「あの……私っ、杉岡、綾女って、いいます……」

 彼が後ろを向いて、何か呟いた。

「……はい?」

 綾女が聞き返す。 

「長門」

 彼はクッキーの袋を台の上に置いて、振り返った。

「長門、さん……ですか……」

 何か、言わなくちゃ、と綾女は話題を頭の中で探す。

 ふと、長門の視線が自分の胸に向けられていることに気づいた綾女は、下を向く。

 濡れたシャツに薄いピンクのブラジャーが浮き出ていた。 

 あわてて綾女は胸を両腕で覆った。

 全身が濡れてしまったのと、急激に低下した気温で、綾女は急に寒気を感じ、震えだした。

「はっ!」

 長門がこちらに一歩踏み出してきたので、綾女は息を呑んだ。 

 後ずさった綾女の背中がベニヤの壁に当たった。

 長門が一気に距離を詰めて、手を伸ばしてくる。

「きゃああっ!」 

 激しい雷鳴と振動が小屋を包む。

 綾女は長門の胸に抱き留められていた。

 彼の胸板に当たった頬で、温かい体温を感じた綾女が、はっ、と我に返った。

「は、離してっ、くださいっ!」

 上体を捩って逃れようとするが、綾女の背中に回った長門の腕の力が優っていた。

 彼の腹に押し付けられた乳房が潰れていた。

 綾女は足をバタつかせるが、びくともしない。

「やめて、くださいっ!」

 長門は綾女を抱いたまま、小屋の奥に引きずって行く。

「きやああああ!」

 甲高い悲鳴で綾女が叫ぶが、豪雨と雷鳴の中、外には届かない。

 毛布が重ねてある長門の寝床に、綾女は投げつけられた。

 身体を起こす間もなく、長門が仰向けになった綾女の腕を抑え、跨ってきた。

「嫌っ! やめてっ!」

 足を蹴り上げようとするが、腿のあたりに長門の体重がかかり、動かせない。

 長門の顔が近づいてくる。 

 綾女は首を捩じり、唇を固く閉じて避けようとするが、長門の舌が強引に綾女の唇を割った。

「んんっ、んっ!」 

 舌が差し込まれ、綾女の口内で暴れる。

「んっ、はあっ、んんんんんっ、んはっ!」

 必死に首を振って長門の口を外そうとするが、彼は逃さない。

 突然、長門の顔が離れた。

「助けてえええっ!」

 綾女が叫ぶ。

 頬に衝撃。

 鼓膜に金属音が響く。

 頬が熱くなり、ジンジンとした痛みが湧いてきた。

 殴られたのだ、と思うと、ぶわっと涙が溢れてくる。

 ショックで力が抜けた綾女のシャツのボタンを、長門が外しているのがぼんやり見えた。

 長門が背中に手を回し、ブラジャーを剥ぎ取った。煙草臭い息が綾女の顔にかかる。

 張りのある瑞々しい乳房がひんやりとした空気に晒され、揺れていた。

(私、この人に犯られちゃうんだ……)

 トタンの天井を眺めながら、綾女は乳房を嬲られるに任せた。

 

 綾女は処女ではない。

 カラオケで意気投合した他校の男子グループの一人と付き合うことになった。

 彼は最初は優しかったが、一度関係を持つと豹変した。

 綾女への前戯もそこそこに、すぐにフェラチオさせ、挿入を急いだ。綾女の気分が上がってきたところですぐに体位を変え、自分で勝手に果てた。

 それからは、会うたびに求められ、自分が性欲処理の道具にされているみたいで、嫌気がさし、彼とは別れた。

 

 長門も、綾女を溜め込んだ劣情のはけ口にするのだろう。

 長門にクッキーを渡し、話しができればそれだけで良かった。

 ちょっと訳アリで、クールな感じのホームレスと知り合った、なんて友達に自慢したかったのかもしれない。

 綾女はちょっとした好奇心で近づいただけだ。

 あのタイミングで、落雷と豪雨がなければ、小屋に入ることはなかった。

 制服のスカートとパンティを下ろされながら、脱け殻のようになった綾女は、長門のなすがままに任せた。

 

 長門の頭が綾女の股間に下りていく。

 冷えた鼠径部を熱い舌が這う。

 焦らせて勿体ぶっているつもりなのだろうが、綾女は何も感じていない。

 舌を陰唇に沿わせて一周りすると、長門は熱い息とともに膣口にむしゃぶりついた。

 鼻の先が陰核に当たる。

 やがて舌が蕾に達し、れろれろと嬲り始めた。

 軽い電流が綾女の下腹部に起きた。

 元カレの行為で満たされなかった綾女は、自室のベッドで丁寧に秘蕾を刺激して、昂った気持ちを鎮めていた。

 元カレは、クリトリスにちょこっと触れるだけで、大して刺激しなかった。

 だが、長門は執拗に蕾を責め続ける。

「……あっ」

 綾女から息が漏れる。

 最初は強く感じた蕾への刺激が、心地良いものに変わって行った。

 薄く眼を開けると、舌を出しながら綾女を見上げている長門と眼が合った。

「あっ、ふんっ!」

 思わず声が漏れる。

 長門は綾女の反応を窺いながら、舌先の力を加減していた。

「あっ、うんっ、あああっ!」

 思わず身体を捩り、長門の頭に手を添えた。

「あっ、やっ、ううんっ、うんっ!」 

 下腹部が震え始め、思わず腰を捩った。

 脱け殻のように脱力していた身体が、女の芯を責められて、淫らに蠢き始める。

 長門は尚も綾女が感じてしまう強さで一定の責めを続ける。

「あっ、うんっ、いっ、いいっ……」 

 助けが来ない小屋の中で、無理やり犯されそうになっているこの状況は、綾女にとって嫌なはずなのに、身体が快感を求めて反応してしまう。

 自分自身で慰めていた時に感じていた大きな波が近づいてくるのを綾女は感じていた。

「やあんっ! イっ、イっ、イクイクイクイクうううっ!」

 綾女は腰を浮かせて、痙攣する。

 首を仰け反らせ、肺から出し切ってしまった空気を取り込もうと、口を大きく開く。

 自分で慰めているときは、ここで止めるが、長門はまだ蕾を責め続ける。

「あんっ、おんっ、おおおんっ!」

 ようやく取り込んだ空気も、再びやってきた大きな波に攫われ吐き出してしまい、綾女は、ひゅるひゅると苦しげな呻きをあげる。

 今までに体験したことのない絶頂が綾女を攫って行く。

 股間に顔を埋めた長門を振り落とそうとするように綾女は腰を振り回すが、長門は執拗に責めを続ける。 

 ついには頭を軸としたブリッジのようにからだを反らして、綾女は痙攣を続けた。

 

 ようやく長門は綾女を開放し、綾女は寝床に身体を投げ出し、乳房を大きく上下させ、荒い息をついた。

 元カレとの行為では一度もイったことはなかったのに、長門には舌だけでイかされてしまった。

 綾女の呼吸が落ち着くと、長門が身体を起こした。

 赤黒く、血管が浮き出て反り上がった剛直を揺らして、長門が綾女の肩に跨ってきた。

(やだ……おっきい……)

 元カレより遥かに太く長い肉棒が、綾女の顔の前に突き出された。

 生臭い牡の匂いが鼻を突いた。

 長門が亀頭を唇に当ててくる。

 綾女は眼を閉じて口に剛直を含んだ。

「うんっ……ぐっ!」 

 亀頭が喉を押す。

 口いっぱいに含まれた肉棒が動き始めた。

「んんっ、んっ、んんっ、んごっ!」

 時折、喉に当たるたびに綾女は苦しげにえづいた。

 眼には涙が浮かび、口角からは涎が泡となって溢れる。

 鼻からも水分が垂れてきて、綾女はぐちゃぐちゃな顔で、呻くばかりだ。

「んっ、んっ、んごっ、がはっ! ぐえええつ!」

 長門が肉棒を引き抜いた。

 綾女は、激しくえづき、咳き込んだ。

 

 長門が身体をずらし、綾女の股を開いた。

 反り立った肉棒に手を添え、角度を合わせているのを綾女は見た。

(あのでかいチンチン、私の中に挿入れちゃうんだ……)

「あっ……ふううんっ!」 

 既に愛液で溢れた膣口は、長門を吸い込むように受け入れる。

 にゅぷっ、と水音がして、長門が腰を落として綾女の膣壁を裂いていく。

「ふっ、ふっ、ふうううんっ!」

 長門の剛直の圧迫感で綾女の息が詰まる。

「あっ、はああんっ!」

 ついには長門が綾女を貫き、最奥に達した。

 長門は肉棒を深く突き刺したまま、陰毛を擦りつけるように動いた。

 恥骨が秘蕾に当たり、敏感になっている綾女に電流が走った。

 下腹部が小刻みに震え始めた。

 綾女の膣壁を押し広げている巨根の圧と、摺り鉢を擦るような長門の動きで、綾女は再び絶頂への波を感じた。

「ああんっ、やっ、ダメっ! イクっ、イっちちゃううぅ!」

 綾女が長門を咥え込んだまま腰を激しく捩った。

 挿入されたばかりで、再びイカされた綾女の震えと呼吸が整わないうちに、長門がゆっくりと抽送を開始した。 

 膣口から零れた蜜が泡立ち、溢れ始めた。

「あんっ、今動いちゃ、あんっ、ダメえええっ!」

 絶頂の余韻に浸る間もなく開始された長門の責めは執拗で、綾女を追いつめ、逃さない。

「いやっ、ダメっ! おかしくなっちゃうううっ!」

 綾女は激しく身体を捩るが、両腕をがっしり抑えられ、巨根に貫かれた下半身にも体重がかかり、どこにも逃げ場がない

「あああっ! おおおっ、おおおんっ!」

 動物的な唸り声で、綾女はよがり狂った。

 長門の容赦ない責めに、綾女は連続でイカされ続けている。

 長門が綾女の細くくびれた腰をもち、宙に浮かせた。

 そのまま激しいピストンが続く。

 綾女は腰高の体位になり、上半身を海老のようにのたうち回らせた。

「おおっ、おっ、おおおんっ!」

 突然の浮遊感と肉棒の当たる角度が変わったことで、綾女はさらなる快感の奔流に呑み込まれた。

 突然、膣襞に巨根の蠢きを感じ、子宮がカッと熱くなる。

 長門が射精したのだ。

 なんの躊躇いもなく長門は、動物が牝を孕ませようとする本能だけで綾女に精液を流し込んだ。

 長く熱い射精を終えた長門は脱力し、綾女の上に身体を被せた。

 綾女の乳房が長門の厚い胸で潰されている。

 長門の荒い息を耳元に感じ、胸の鼓動が伝わってくる。

 綾女は無理やり犯されたのにも拘らず、自分を快感の奔流に巻き込んだ身勝手な動物に、愛おしさのようなものさえ感じ始めていた。

 

 どのくらい身体を重ねていたのだろう。

 やがて長門が、身体を起こし、肉棒をゆっくりと抜いた。

 精液と愛液で滑った巨根は、それでも未だに屹立し、大きさと硬さを保っていた。

 綾女は、身体を起こし、上目遣いに長門の表情を窺いながら、巨根に舌を這わせ、咥えた。二人の液に塗れた肉棒を愛おしそうに根本から舐め上げる。

 女体をくねらせ、四つん這いになった尻が艶かしく揺れている。

 膣口からは注ぎ込まれた精液が溢れ、白い腿を伝って流れ落ちた。

 

 雨の音は消えていた。

 小屋の中に、ぱん、ぱん、と規則的に肉を打つ音だけが響いていた。

 長門が、後背位で綾女を突いている。

 細くくびれた腰が、尻の円さを強調している。

 打ちつけられた尻肉が波打つ。

 髪を振り乱しながら上体を揺らす綾女の横乳が、ぶるん、と揺れるのが見える。

「あんっ、長門、さんっ、すっ、凄いのおぉ!」

 長門は昏い眼で、綾女の膣口を出入りしている肉棒を見ていた。

「ううんっ、長門さんのっ、おっきいチンポでっ、もっと、もっと突いて下さいっ!」

 長門は一言も喋らず、黙々と腰を振り続ける。

「あっ! またっ、イクっ、イクイクイクイクっ、イっちゃうのおおおっ!」

 一体何度、綾女は絶頂を超えたのだろうか。

 日が翳り、辺りが暗くなっても、二人の交尾は続いていた。


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