無事、精神支配を受けたシャルティアを解放することが出来たセイタンは、次なる実験を始めていた。
ンフィーレアを攫った連中からは、興味深い情報を得ることができた。ズーラーノーンという組織の詳細や目的、この世界に関する様々な事柄。そして、彼らの中でも特に目を引いたのは、クレマンティーヌがスレイン法国の出身であるという事実だった。
無駄死にされたニグンのようにならないよう、慎重に対処する。僕は事前に用意していた魔法探知のアイテムを使い、クレマンティーヌに仕掛けられていた精神支配を確認した。そして
彼女はクレマンティーヌを初めて見た時から気に入っていたらしい。猫のような身軽な雰囲気や、ねじ曲がった歪な性格がアジーの琴線に触れたようだ。
一方、ズーラーノーンの高弟とされるカジートについては、モモンガさんに頼んでアンデッド化してもらうことにした。カジート自身が強く望んでいたし、約束を告げた時は涙を流して喜んでいたほどだ。ただし、その見返りとして、僕の計画に協力してもらう。『ナザリック♥ラブラブ大作戦』のために……クククッ。
クレマンティーヌは、初めこそ強気な態度を崩さなかったが、アジーによる「指導」によって徐々にその牙を引っ込めるようになっていった。彼女に圧倒的な実力差を理解させるため、アジーは何度も戦闘を行い、時には素手で、まるで大人が子供を教育するかのようにじっくりと彼女をいたぶった。
やがて、クレマンティーヌは卑屈に笑うようになり、表向きには従順さを見せるようになった。しかし、その目を見ればまだ完全には心が折れていないことが分かる。
クレマンティーヌは自身の強さに誇りを持ち、弱者を見下してきた人間だ。だからこそ、自分以上の存在がいるという現実を理解しているのだろう。カジートの話では、スレイン法国には彼女よりも強い人間がいるらしい。「先祖返り」という言葉も聞いた。もしかすると、それはプレイヤーの子孫に当たる存在なのかもしれない──。
* * *
これまでの実験を振り返りながら、今日はクレマンティーヌの様子を見ることから始めた。彼女は媚びへつらった笑顔で僕たちを迎え入れた。
現在、クレマンティーヌはとある個室に監禁されている。当初は皮鎧のビキニアーマーを身に着けていたが、今ではほとんど丸出しの
「……い、いらっしゃいにゃん……っ♥」
彼女は両拳を頭に当て、身体をくねらせながらぶりっ子ポーズを取った。大胆に足を広げ、赤く腫れた秘部を晒している。 その姿から、彼女がどれほど追い詰められてきたかが伝わってくる。
彼女の変化に、僕も舌を巻いた。
「よしよし……もっとセイタン様にその卑しい身体を見せなさい……」
アジーが優しく彼女の頭を撫でながら囁く。クレマンティーヌは瞬間的に身体を震わせ、一瞬怯えた表情を見せたが、すぐに笑顔に戻った。その瞳には、アジーとの戦闘で刻み込まれた恐怖がまだ残っているようだ。
アジーとの戦闘は、彼女にとって屈辱の連続だった。首を絞められ失禁したこともあれば、手足を切り落とされて芋虫のように這うこともあった。 回復魔法で身体の傷は治ったが、味わった痛みと恐怖は消えることはない。
さらに、彼女の首には首輪が装着されている。この首輪には、粗相をすると電気が流れる仕掛けが施されているようだ。アジーはパブロフの犬のように、クレマンティーヌに「主人が喜ぶ行動」を教え込もうとしている。
しかし、恐怖だけで支配しただけでは、真の従順とは言えない。 ここからが、アジーの調教師としての腕の見せ所だろう。
そのため次は、快楽を与えるようだ。
アジー・アシズは堕天使であり、かつては天使だった。完全な存在である天使は両性具有であり、アジーも女性でありながら男性の側面を持つ。
つまり、生えているのだ。
従順化の一環として、僕はスキル『
「さあ……今日も始めましょう。セイタン様にいやらしい雌猫の姿を見てもらうのです」
アジーの下半身には、今までなかった怒張が現れている。それは彼女の高身長に比例してサイズも大きい。クレマンティーヌは揺れる瞳でアジーを見つめた。
「くっ……はいっ……いただきますにゃんっ♥」
少し硬い笑顔で応じ、汗を浮かべた頬をアジーの肉棒に寄せる。先端にキスをして、根本から上下に舌で舐め上げる。アジーに教え込まれた作法通り、迷いなく滑らかな動きを見せる。 アジーは吐息を漏らし、彼女自身も興奮しているようだ。
クレマンティーヌは口を開き、アジーの肉棒を腔内に迎え入れる。深く飲み込みながら、頭を前後にリズム良く動かす。ジュッポジュッポという音が部屋に響く。 彼女は唇をひょっとこのように窄ませ、肉棒を締め付けている。 アジーを熱心に、あるいは挑むように見つめている。
クレマンティーヌの口技に耐え切れなくなったアジーはうめき声を上げ、彼女の頭を両手で掴むと、自ら腰を振り始めた。 アジーは天を仰ぎ、陶酔したように快楽に浸る。喉奥に肉棒を詰まらせたクレマンティーヌは苦しげに抵抗するが、アジーの力からは逃れられない。
しばらくすると、アジーはクレマンティーヌの腔内に白濁した精を解き放った。舌を突き出して射精の快楽を味わう。一方、クレマンティーヌは白目を剥き、アジーの腰に押し付けられながら頬を膨らませている。大量の精液が押し込まれ、徐々に喉を通って胃へと流れていくが、鼻から泡が溢れ、口の端からも飲み込めない精液が零れ落ちていた。
「くぅう……飲めっ……飲み込めっ♥」
アジーはそう言いながら、肉棒を腔内からずるりと抜いた。脱力して呆然とするクレマンティーヌの髪を掴み、電流を流して強制的に意識を戻す。 意識を取り戻したクレマンティーヌは、へろへろとぎこちなく動き、ガニ股で腰を落としながら両手でピースサインを作った。 白濁汁で汚れた顔で歪な笑顔を浮かべ、腰を横に振り始める。
「……っ……雌猫クレマンティーヌのっ……穴乞いダンスをご覧っ……くださいっ♥」
股間で揺れていたスティレットが、クレマンティーヌのりきみとともにガシャンと下に落ちる。てらてらと濡れた赤貝のような秘部が露わになる。 それから、彼女は土下座のような姿勢でしゃがみ込み、尻をアジーに向けた。
「はぁ……自らの武器をそんな風に扱うとは無様なものですね」
そうさせた張本人であるアジーが言う。クレマンティーヌは拳を握り込みながら、媚びた笑顔で挿入を求める。 アジーはにやりと笑い、硬い怒張を彼女の秘部へと滑り込ませた。 その大きさにもかかわらず、何度も経験しているのだろう、クレマンティーヌは問題なく受け入れた。
そして、容赦なく腰を振り始めた。
「ん~♥ 以前は大変でしたが、順調に私専用に育っています……ねっ! 覚えてますか? 手足を切り落として芋虫のようなアナタを玩具のように使った時のことっ♥」
わざと手足を再生させず、死なないように加工した時の話だ。 珍しく朝方まで帰ってこないと思ったら、そんな遊びをしていたらしい。
気づけばクレマンティーヌは涙目になっていた。その表情はとても良いと思った。
僕はしゃがみ込み、凌辱に苛まされるクレマンティーヌの瞳を見つめた。絶望、快楽、屈辱。様々な感情が彼女の中で蠢き、破裂するようにぶつかり合っている。
そんな彼女がたまらなくて、僕はキスをした。 そんな僕らを食い入るように見つめながら、アジーの注送が速度を増す。
そうして、二人は盛大な絶頂を迎えた。壊れた楽器のような、気が触れたような声が響き渡る。 アジーは何度も腰を押し付け、クレマンティーヌの奥を目指した。白濁した精液が溢れ出し、ベッドを汚す。 二人は舌を出し、瞳を裏返してとてつもない快楽に浸っていた。
僕はアジーに感謝のキスをした。
しばらく舌を絡ませながら、アジーが落ち着くのを待つ。 クレマンティーヌがベッドにぼてっと倒れ伏す。アジーが肉棒を抜き、解放したのだ。
「アジーちゃん、良いね。褒めてあげよう。次は僕の番だよ。いっぱいお礼してあげる」
そう言って、彼女の肉棒に触れた。 クレマンティーヌはまだびくびくと痙攣し、蠢いている。
アジーと楽しんだ後、クレマンティーヌでも遊ばなきゃ。 そう思った。
* * *
そして、クレマンティーヌは僕たちのペットになった。
正確にはアジーのペットだが、アジーが僕の従者である以上、体系的に僕のペットとも言えるだろう。
肉の宴は熱狂そのものだった。僕らは何度も交わり、互いを貪り合った。その狂気の果てに、クレマンティーヌの歪んでいた精神は完全に崩壊し、修復不可能なものとなった。
だが、彼女は狂ったままに忠誠だけを残した。皮肉なことだが、これまで彼女が繰り返してきた悪行を思えば、この末路は優しい方なのかもしれない。
もっとも、そんなことはどうでもいい。重要なのは、アジーが望み、僕がそれを受け入れたという事実だ。善悪など遠い彼方に投げ捨てる。
僕が望み、僕が与える──それこそが唯一の真実だ。
足元でじゃれつくクレマンティーヌの喉を撫でながら、彼女から引き出した情報を整理する。
スレイン法国には、『傾城傾国』が存在していた。
そう、シャルティアを精神支配した敵──それはスレイン法国だったのだ。
この情報は計画を大きく狂わせた。まさか、こんなところにそんな重要な情報が隠れているとは思いもしなかった。
スレイン法国は以前から目をつけていた国だ。神を奉じ、か弱い人間種を守護する哀れな存在──だがその裏には、僕らを脅かす『
おそらく、シャルティアへの精神支配は僕たちを直接狙ったものではなく、単なる偶然だろう。ボタンの掛け違いに過ぎないのかもしれない。
だが、そんな事はどうでもいい。
例えそれがミスだったとしても、友人とその子供を傷つけた事実は揺るがない。善悪の判断が消え失せた後に残るのは、ただ純粋な感情だけだ。彼らには試練を与えなければならない。
モモンガさんは今、
今すぐ動き出す必要はない。敵が逃げることなどあり得ないのだから。
──彼らに、僕たちの怒りを思い知らせる。試練を与え、後悔を刻みつけるのだ。
* * *
ところで、研究していたあるアイテムが、ついに完成した。
ナザリック内に湧いたスライムと神経をつなげることで、今までになかった部位を体に「生やす」ことが可能になる。この技術は、僕のスキルと、生産職も持つアジーが作った特殊なアイテムによって実現したものだ。しかし、骨の体でも可能なのか、そして神経をつなぐことで魂にどう影響するのか、安全性は長らく疑問視されていた。
そこで、アンデッド化したカジートを協力者として迎え、何度も実験を重ねた。その結果、男性器を生やすアイテム『
これはとてつもない労力の結晶だった。カジート一人では不十分だったため、仕事が暇そうな適当なアンデッドたちも実験台にした。何度も繰り返し課題を潰し、感覚を持たせる仕組みや、子供を作れる機能を実現するのには本当に骨が折れた。
だが、完成したのだ。このアイテムをモモンガさんに渡すことで、彼に幸せな未来を──そう思うと胸が躍る。僕はウキウキしながら、アイテムを持ってモモンガさんの元へ向かおうとした。
その時、アルベドが現れた。
何でも、「発情したアンデッドが大量発生し、しかも体のあちこちから男性器が生えている」という異常事態が起きているらしい。守護者統括として、こんな状況を見過ごすわけにはいかないとのことだ。
うん、これ、完全に僕が原因だ。
アルベドがこちらをじっと見つめている。その目は笑顔の奥で明らかに怒りの炎を燃やしている気がする。まずい。これは完全にバレている。
観念した僕は、彼女にすべてを話すことにした。
モモンガさんに幸せになってほしいという願い、アルベドが妃候補であること、そして子供を作れるようにするための研究だったこと──。
僕の話を聞き終えたアルベドは目を血走らせながら、興奮気味に問いかけた。
「……そのアイテムは、今どこに……?」
「あぁ、これからモモンガさんに渡すつもりなんだよ」
その瞬間、彼女は「くふーっ!」と興奮のあまり悶えだした。そんな彼女に、僕は念のためアドバイスをしておいた。
「モモンガさんは支配者だけど、意外と照れ屋な部分があるからね。君があまり積極的に攻め込むと逆効果だ。待って、誘い受けするんだ。そうすれば、きっと君の望みは叶うよ」
アルベドはぶんぶんと音が出そうなくらい勢いよく頷き、瞳を輝かせて去っていった。その様子を見送りながら、僕は再び足を急がせる。
ついに、『ナザリック♥ラブラブ大作戦』が動き出すのだ。
これからどんな事態が巻き起こるのだろう。
一体何人が抱かれることになるのか──想像するだけでワクワクしてくる。楽しみだなあ。
そして、それから月日が経ったナザリックでは、風紀が乱れに乱れるという新たな騒動が巻き起こることとなった──。
クレマンティーヌさんの尊厳破壊チャレンジをしてみました。がっつり性描写があるしアジーは生えてるしどうでしょうか。
ちょっと分量が少ないので、次回はもううちょっと増やせるように頑張ります。