「もっと」
鼻にかかる甘い声で言って多輝は恥丘に触れている透の指を手で押さえた。恥丘に押さえつけられた透の指をクリトリスに導く。
「どこをいじって欲しいのか、ちゃんと言えよ」
笑いながら言って透が多輝の手の下から指をするりと抜く。多輝は切ない声を漏らして透を上目遣いに見た。羞恥に自然と多輝の顔が染まる。
「く、クリトリス……」
真っ赤に頬を染めて多輝は小声で言った。
「よし。可愛いぞ。多輝」
軽く多輝に口づけして透がクリトリスを指先でつつく。焦れ切っていた場所に触れられた多輝は掠れた声を漏らした。だがショーツ越しに透は軽くクリトリスに触れているだけだ。そのうちに多輝はまた焦れたものを感じ始めて切ない声を上げた。顔を歪めて掠れた声を漏らした多輝を透が人の悪い笑みを浮かべて見つめる。
「どうしたんだ? 多輝。言う通りにしてやってるのに」
「もっと、もっと強いの、欲しい!」
涙の滲んだ目をして多輝は甘えた声で言った。すっかり濡れそぼったショーツの底布を透の指先が軽く上下に撫でる。
「強いのってどうすればいいんだ?」
秘裂にそってショーツを撫でた透が軽くクリトリスをつつく。勃起しきったクリトリスを軽くノックされるたびに下腹部に熱いものが溜まる。多輝は小さく呻いて唇を噛んだ。
「もっと、力入れて、弄り回して」
恥ずかしさを懸命に堪えて多輝はごく小さな声で言った。
「わかった」
頷いた透が急に指に力をこめてクリトリスを弄り回す。多輝は目を見張って声を上げた。背中を反らした多輝の腰がひくつく。唐突に与えられた強い快感に軽く達してしまう。
「さっそくイったか。さすがに最高級ヒューマノイドの機体だな。いい感度だ」
荒い息を吐きながら多輝は潤んだ目で透を見つめた。ぼやけた視界の中に映る透の姿に優一郎の姿が重なる。多輝は甘えた声を上げて自分から足を大きく開いた。濡れそぼったショーツをずらして陰部を晒す。
「あそこ、に、入れて」
情欲を堪えきれずに多輝はすすり泣きながら言った。
「いい子だ。よく自分から言えたな。本当に可愛いぞ。多輝」
くすりと笑って透がいそいそとズボンと下着を下ろす。現れた透のペニスは勃起しきっている。多輝は片手を伸ばして透のペニスを指に挟んで撫でた。人差し指と中指でゆっくりと根元から先端に向かって擦りながら、親指を亀頭部分に乗せて軽く捏ねる。
「そんなに、ほしいか?」
指と手のひらを使ってペニスを愛撫しながら多輝は何度も頷いた。そうしている間にも焦れたものがこみ上げ、陰唇の間から愛液が零れ落ちる。
「ほら。入れてやるから開脚して、指でアソコを開いて見せろ」
多輝は頷いてショーツを足から抜いた。足を上げて左右に大きく開き、両手の指で濡れた陰唇を開く。左右に引っ張られた陰唇の間で淡い桃色をした膣口がひくつく。多輝は涙を零しながら入れて、と囁いた。
「いや。そういえば、まだ舐めてなかったな。汁の味見をさせろ」
そう言って透がおもむろに多輝の股間に顔を寄せる。多輝はえ、と軽く目を見張った。次の瞬間、痺れるような快感が襲ってくる。びくん、とひくついた多輝の腰を押さえ、透は濡れた膣口を舐めた。
「美味しいぞ。多輝。イチゴ味で」
音を立てて陰部を舐めてから透が笑い混じりに言う。多輝は恥ずかしさに真っ赤になって泣きそうに顔を歪めた。
「そうだ」
透が手のひらを差し伸べて力を使う。何事かと目を丸くした透の手の上に現れたものを見て眉を寄せた。透は手の上にふんわりとした雪を出した。怪訝な顔をする多輝の腰を片手に持ち上げ、垂れて流れた愛液を雪の上にかける。
「や……ば、バカ! なに考えてるんだ!」
慌てて多輝は身を捩った。だが透が殆ど密着しているために足が閉じられない。
「こんなもんかな。ほら食ってみろ」
「嫌だ!」
多輝は真っ赤な顔をしてそっぽを向いた。氷を差し出した透がにやにやと笑う。
「じゃあ、ここでせっくす終わりにするか?」
笑いながら透が言う。多輝は目に涙を浮かべて透を睨みつけた。快感を覚えたために身体はどうしようもなく欲情しているのだ。こんなところでやめられたらじれったさでどうにかなってしまう。
「あらん。じゃ、アタシが代わりにしましょうか?」
唐突に第三者の声が割り込んでくる。多輝ははっと目を見張って声のした方を見た。いつの間に現れたのか、階段の下には学が立っている。
「多輝。俺より、あいつのほうがいいのか?」
「え? いや、あの」
急に真面目な顔で言った透と学とを交互に見てから多輝は困惑の顔をした。
「いや、ええと、別にどっちでも……」
要するに性交渉すればこのじれったさはおさまるのだ。多輝はそう思いながら正直に答えた。まあ、と微笑んだ学とは対照的に透が目を吊り上げる。
「そうか。わかった」
そう言った透がその場に硝子の器とスプーンを引き寄せる。何をするのかと多輝はじっと透の手元を見つめた。透は手の上の雪をカップに入れた後、軽い力をかけてかき氷に変化させる。多輝の股間から力を使って愛液を集めて氷にかけた後、透は静かに離れて行った。
多輝の状態では、相手がどーこーではないのですw
それにしても前はえげつねー感じだった多輝が……(遠い目)