エロシーンがあります。
「んくっ! ゆう、いち、ろうっ! 好きっ!」
掠れた喘ぎを漏らして多輝は全身を震わせた。これまで我慢してきたものがこみ上げ、胸が熱くなる。膣の奥までしっかりと優一郎のペニスを咥え込んだ多輝は欲望のままに腰を揺すった。
「あっ、んっ! くふっ! 優一郎っ!」
優一郎の身体の脇に手をつき、多輝は甘い声を漏らして何度も腰を揺さぶった。膣にペニスが出入りするたびに卑猥な水音が立つ。多輝は俯いて泣きながら腰を上下に振った。これ以上の迷惑をかけたくないと思っていたのに、どうしても我慢出来ない。
膣壁に擦られたペニスがびくん、と脈打つ。多輝は悦びの声を漏らして腰をくねらせた。
「優一郎っ! ごめんっ! おれ、あああんっ!」
多輝が腰を揺するたびにベッドが低く軋む。透や学に犯された時とは比べ物にならないほどに心地のよい快楽が襲ってくる。多輝は絶頂に達しながら背を反らした。ペニスを咥え込んだ膣壁が大きく脈打って締まる。多輝はうっとりと顔を緩め、背を反らしたままで腰をしゃくりあげた。膣の奥にペニスの先端を擦りつける。
「くふぅっ! ああんっ! あああんっ!」
立て続けに快感が襲ってくる。多輝は何度も絶頂に達して腰をひくつかせた。溢れた愛液が二人の肌がぶつかるたびに周囲に散る。多輝は腰を上下に揺すりながら身を屈めた。優一郎の胸に頭を乗せ、すがりつきなから腰を揺する。
「ゆういちろうっ! おれっ! おれっ! また、いくっ! いっちゃうっ!」
激しい声を上げて多輝は身体を震わせた。全身が緊張し、深い絶頂感に襲われる。多輝はすすり泣くような声を漏らし、絶頂に達してひくついている膣壁でペニスをしきりに擦った。こうして交わっているだけでほっとする。多輝は乱れた息を吐きながらゆらりと身体を起こした。多輝の漏らした愛液が優一郎の股間に垂れて流れ落ちる。
「……んっ。多輝……」
掠れた声を聞き取った多輝はびくん、と身を竦めて優一郎を見た。だが優一郎は目を閉じたままだ。そのことにほっとしてから多輝は罪悪感に顔を歪めた。優一郎が眠っているからといって、自分は一体何をしているのだろう。これでは強姦と変わりない。多輝は深い息を吐いてうなだれた。
のろのろと腰を上げた多輝の膣からペニスが抜ける。多輝は静かに動いて愛液に汚れた優一郎のペニスをティッシュペーパーで拭った。垂れて流れた愛液も綺麗にふき取ってそっとため息を吐く。まだ身体は熱いし、優一郎のことを欲しいと思う。だがこれ以上続ければいくら優一郎が疲れているからといっても気がつくだろう。
「ばかだ、おれ」
小声で呟いて多輝は堪えきれずに泣き始めた。必死で声を殺す多輝の目から涙がぽろぽろと零れ落ちる。多輝は泣きながら優一郎の穿いているものを戻し始めた。元通りに下着を引き上げ、ズボンも上げる。ジッパーを上げてボタンを掛け、ベルトを締める。
「……多輝……ごめん……僕は……」
掠れた声で優一郎が言う。どうやらうなされているらしい。多輝は泣きながら身体をずらし、布団を持ち上げた。そっと元通りに優一郎に布団を掛けてからうなだれる。うなされる優一郎の髪に触れようと手を伸ばしたところで多輝は動きを止めた。きっと優一郎は自分を嫌ってしまったのだ。他の男に抱かれるなと約束していたのにそれを破ってしまったのは自分だ。だからもう、優一郎は自分のことなど要らなくなってしまったのだ。夢の中でもきっと自分に酷い目に合わされているのに違いない。
ぐしぐしと泣きながら多輝は手を引っ込めた。ベッドの縁に腰掛けてため息を吐く。もしかして自分がここに居るから優一郎はうなされているのだろうか。いや、それどころか自分は無断で優一郎と交わってしまった。多輝は暗い顔をして考えを巡らせた。
「やっぱ……もどろ」
多輝は鼻を啜って手を自分の胸にあてがった。下手に女になっているから変なことを考えてしまうのだ。多輝は頬を流れた涙を腕で拭って頷いた。
「多輝! そばに居て……僕には……君が……」
呻きのような声に多輝は目を見張った。慌てて優一郎を見やる。だが優一郎はまだ眠っているようだ。多輝はしばし優一郎を見つめてから首を傾げた。
「え。だって要らないっつったじゃん」
思わずごく普通の声で喋ってから多輝は慌てて口を手で塞いだ。多輝は首を傾げながらもう一度優一郎を見た。苦しそうな顔をした優一郎をまじまじと見つめてみる。
「多輝……話だけでも……聞いて! 多輝……」
うなされる優一郎を見つめながら多輝は口を覆っていた手を外した。腕組みをして首を傾げる。優一郎が自分の夢を見ているらしいことは判ったが、何でうなされているのだろう。しばし考えを巡らせてから、多輝はぽんと手を叩いた。
「そうか。夢の中でもおれが他の男に抱かれてるのか」
そう言ってから多輝はまた首を傾げた。それだと優一郎の呟きはおかしい気がする。多輝は考えを巡らせながら無意識に股間を弄り始めた。焦れるようなものを感じてしまってから慌てて股間から手を離す。
「くそー……やっぱりまだ欲しい……」
眉を寄せて呟いてから、多輝は優一郎の髪をそっと撫でてみた。
「多輝っ……待って……」
「ここにいるんだけどなあ」
眠っていると知りつつも多輝は優一郎の呻きについ答えてみた。それからしばし考えを巡らせてぽんと手を叩く。優一郎が力を消耗して疲れているのなら、自分がそれを足せばいいのではないだろうか。単純なことをうっかり忘れていた自分を恥ずかしく思いながら、多輝は恐る恐る優一郎に身を寄せた。
静かに唇を触れさせる。多輝は意識を集中させて唇を介してゆっくりと力を送り始めた。だが慣れないからか、なかなか上手くいかない。多輝は眉を寄せて無意識に優一郎の唇を割り開いた。舌を滑らせて深く口づけながら自分の中の力を優一郎に少しずつ移す。
寝ぼけてるっていうか気付けよ!!!www
(作者の心からの突っ込み)