BL警報!! TS警報! です!
眩しい朝の光が窓から差し込んでいる。立城は傍に眠る水輝の顔を眺めていた。うつ伏せになって組み合わせた腕の上に顎を乗せる。水輝は立城に腕枕をして眠った格好のまま、右腕を枕の下に投げ出している。
立城は薄く笑って水輝の頬に触れた。微かに呻いた水輝が立城が触れた頬をベッドに押し付ける。しばし立城の指に頬擦りをしてから、水輝は薄く目を開けた。だがまだはっきりとは目覚めていないのだろう。水輝はまた瞼を閉じてしまう。
「水輝、本当に君は役にたつね」
そう言って立城は口許に嗤いを浮かべた。手を伸ばして水輝の唇に触れてみる。指先に温もりを感じて立城は目を細めた。深く潜っていた布団から少し這い出して水輝の唇に自分の唇を触れさせる。
ぴくりと指先を動かした水輝が、投げ出していた右腕をゆらりと上げて立城の頭の後ろに回す。立城はされるがままに唇を開き、水輝と舌を絡めあった。深く水輝と口づけながら、立城は閉じていた目を片方だけ開けた。
時計の針は朝の六時をさしている。
「あれがあんな行動をとった時はびっくりしたけど」
飼い犬に手を噛まれるとはああいうことを言うんだなあ。立城は水輝から唇を離して苦笑した。瞼を擦った水輝が目を開ける。
「……ああ、起きていたのか」
おはようと言いながら水輝が欠伸をする。立城は微笑みを浮かべておはようと挨拶を返した。何時だ、と掠れた声で呟いた水輝がベッドサイドの置時計を取り上げる。
「六時だね。もう起きる?」
そう答えて立城は水輝の胸に頭を寄せた。少年の姿を取った水輝の身体にもやはり昔からの傷痕は残っている。立城は指先で一つずつ水輝の傷痕をたどった。置時計を戻した水輝がそうだな、と掠れた声で答える。どうやら寝起きの悪さは変わらないらしい。返事をした割に、水輝は立城を両腕に抱えてまた目を閉じてしまう。
「水輝?」
寝ちゃった? 囁き声で訊ねた立城を抱きしめて水輝が首を横に振る。それから水輝は立城の髪に口づけをした。髪に何度か落とされた水輝の唇が、立城の瞼に触れ、頬に触れ、そして唇に触れる。立城はくすりと笑いを漏らして水輝の首筋に腕を回した。
「水輝、今日は木龍を。わかるね?」
「ああ。判る」
目を閉じたままで水輝が掠れた声で呟く。立城は首筋に強く抱きついて水輝の耳元で微かに笑った。するとびくん、と水輝が身を震わせる。立城はするりと片手を伸ばして水輝の胸に這わせた。立城の背を抱いた水輝が微かな呻きを漏らす。
本来、想定していた順番とは異なるが仕方ないだろう。状況は常に変化をしているのだ。立城は忌々しさをこめて考えを巡らせた。立城に指先で乳首を引っかかれた水輝が甘い声を上げる。立城は伸ばした足を水輝の腿の間に入れた。
「んくぅっ!」
腿で水輝のペニスと陰部を愛撫しながら立城は指先で肌を辿った。水輝の左の胸の上で指をくるくると回す。水輝のペニスはすっかり勃起していて、立城が足を動かすたびに腿に擦れてあちこちに動く。
「水輝。ここ、気持ちいい?」
そう言いながら立城は水輝の陰嚢の裏側を指先で探った。触れるとじっとりと濡れた女性器が息づいているのが判る。そのことに立城はほっと安堵のため息を吐いた。
「んっ、気持ち、いい」
掠れた声で答えて水輝が頷く。立城は布団の中に身を沈めて片手に水輝のペニスを捕まえ、女性器に這わせた指を小刻みに揺すった。
「もっと、ここが気持ちよくなるようにしてあげるから」
立城は右手で水輝の女性器を弄りながらにっこりと笑った。二人の体温のこもる布団の中に水輝の掠れた喘ぎが聞こえてくる。薄い陰唇を左右に押し開き、狭い膣口を指先で撫でる。立城は水輝の股間を弄りながらじりじりと布団の奥に潜り込んだ。
「指一本しか、無理になっちゃったね」
少し怒りを覚えながら立城は呟いた。立城の指が動くたびに水輝は敏感に反応している。だが水輝の身体が少年のものへ変わったことにより性器のサイズそのものが縮んでいるのだ。しかも立城の身体は昨日よりも成長している。
立城は水輝の狭い膣口に指をゆっくりと挿入した。十分に濡れた膣内に指が埋まると水輝が掠れた声を上げる。
「あっ! んふっ! たつきっ!」
布団を通して聞こえてきた声に立城は目を細めた。身体を捩って布団を持ち上げ、足で跳ね除ける。急に立城が布団を剥がしたことに驚いたのか、水輝が目を見張る。
「僕としたことが」
苦笑を作って立城は呟いた。水輝が何度か瞬きしてから怪訝そうに眉を寄せる。
「……立城? どうかしたのか?」
訝りの顔で訊ねる水輝を見つめ、立城は首を傾げた。
「なんでもないよ。水輝。君が気にすることじゃない」
そう言って立城は膣に挿入した指をゆっくりと上下させた。その途端、水輝が掠れた声を上げて仰け反る。片手にしっかりと水輝のペニスをつかみ、もう片方の手で膣内を弄りながら立城は口許に笑みを浮かべた。右手の中指で膣に抽迭を送りながら、親指でくすぐるように陰嚢を揺する。すると水輝の陰嚢は少しずつ器に沈んでいった。
「痛いかもしれないけど、我慢して」
立城は嗤いを浮かべてそれまで優しく動かしていた指を膣内で折り曲げた。水輝が目を見張って背を反らす。立城は軽く曲げた指で容赦なく水輝の狭い膣内をこじり始めた。
「くあっ! んふっ! たつきぃっ!」
自分から両の腿を左右に大きく開きながら水輝が声を上げる。立城は唇を舐めて乱暴に水輝の膣壁を指で突いた。膣口から漏れた愛液が水輝の股間やシーツに散る。
「痛いの、好きだよね?」
くすりと笑って立城は強引に人差し指を中指に添わせる格好で膣にねじ込んだ。その瞬間、水輝が激しい声を上げて身を震わせる。しっかりと立城の左手が握りこんだ水輝のペニスがびくんと脈打つ。
「二本、入ったね?」
にっこりと笑って立城は膣内に埋めた二本の指を無造作に動かした。相当、痛みを感じているのか、水輝の肌はうっすらと汗ばんでいる。無理やり二本の指を咥え込まされた水輝の陰唇からは血が滴り落ちている。だがそれに構わず立城はきつい膣内を抽迭し、膣壁を抉り始めた。
「いたっ! だめっ! 立城っ! くっ! ああっ!」
甘さの滲む悲鳴を上げて水輝が身を捩る。立城は薄く笑って水輝のペニスを握る手に力をこめた。すると水輝が目を見張って身体の動きを止める。
「やだっ! 立城っ! 無理、むりだってばっ!」
必死の面持ちで水輝が訴える。だが立城はそれを無視して勢いよく指を引き抜いた。血の滴る膣口に勃起した自分のペニスをあてがい、立城は口許に嗤いを浮かべた。目に涙を浮かべて水輝が嫌がるように首を振る。
「おねがいっ! やめ、ぐあああああっ!」
水輝が叫びを上げて身体を弓なりに反らす。立城は傷ついた膣内にペニスを根元まで一気に挿入した。水輝の流した血に塗れた指を舐めながらくすくすと笑う。
「たつ……き」
そう呟いた後、水輝の身体が脱力する。痛みに失神した水輝を見下ろして立城は嗤いを浮かべた。
立城視点の独白混じりのシーンです。