えーと、BLとかTSとかカオスなので色々警報です!
真っ白な眩しい光が天井から降り注ぐその部屋の中には何もない。床も壁も白く、綺麗に掃除されている。順はその部屋の中央に水輝をそっと横たえて柵に近づいた。その途端に柵から次々に腕が伸びてくる。細い子供の手が何かを求めるように空気をつかむ。
「はいはい、じゃあ今からごはんの時間でーす」
おどけて言いながら順は柵の横のスイッチを操作した。すると金属製の柵が重い音を立てて床に沈んでいく。それを確かめてから順は部屋を後にした。足早に元の部屋に戻って窓から様子を見る。
我先にと白い部屋に飛び出したのは裸の子供達だ。斑の色をした子供達が床に転がった水輝に次々にたかる。ええと、と順はベッドの傍の机に置かれたリモコンを操作した。ぶつ、という耳障りな音を立てた後、スピーカーから水輝の息づかいが聞こえてくる。
順は通信機を操作して細いマイクに向かって喋った。
「やけによく我慢したねえ。ほら、気持ちいいっしょ?」
喋りながら順はのんびりとベッドに腰掛けた。先に腰を下ろしていた紫を抱き寄せてくすくすと笑う。窓の向こうでは子供達が水輝の身体を愛撫し始めている。どうすれば水輝から力を得られるか、本能的に理解しているのだ。
「あの子たちは……魔?」
窓の向こうの光景を見つめて佑が呟く。順はくすりと笑って通信機のスイッチを切った。
「いんや。どれもこれも欠損してるけどね。ちゃあんと龍神ですよ?」
にやにやと笑いながら順は足の間に紫を抱き寄せた。紫がうっとりとした顔をして順に寄りかかる。スピーカーから聞こえる水輝の息づかいが徐々に変化する。胸や背中だけではなく、股間も子供達に舐めまわされているのだ。
水輝を愛撫している子供達は、例えば片目がなかったり、耳がなかったり、手先がなかったりとどれもこれもが正常な形をしてはいない。
「根本的に世界のバランスが崩れてきてるから。今の世界にはこれはこれでフィットしてるのね」
目を細めて言った佑の雰囲気が変化する。どうやら光の属性を強引に抑えているらしい。おっと、と苦笑して順は紫を抱えて佑に近づいた。
「もしかして直に見るの、キツい?」
そう佑に訊ねながら順はするりと手を伸ばし、後ろ向きに抱えた紫の胸元に触れた。セーター越しに乳房をつかんでゆっくりと揉む。軽い吐息をついて紫は口許に淡い笑みを浮かべた。
「あれでもゆうちゃんの弟たちなのよ? 片方しか血は繋がっていないけど」
くすくすと笑いながら紫が腰を浮かせて手を背後に回す。ズボン越しにペニスを撫でられた順は苦笑しつつ紫のセーターの中に手を入れた。
いつからか紫はこうした異常な光景を見なければ欲情出来なくなってしまった。しかも今日はその光景を佑に見せているのだ。さぞそそられているに違いない。
「違うわよ。わたしのせいで、悪影響与えたらまずいでしょう?」
「あ、なるほど。そゆことね」
渋い顔で告げた佑に頷いて順はしばし思案した。その間にもスピーカーからは水輝の掠れた声が聞こえ始める。
「じゃ、これでどうかなあ」
そう言いながら順は紫の左手を取り、佑に近づけた。紫がそっと佑の肩を撫でると淡い藤色の膜が佑を覆う。不思議そうな顔をする佑に紫が妖艶に笑んでから静かに手を離した。
「紫の盾。まだ今は使えるから」
囁くように言ってから紫がぶるりと身震いする。順はブラウス越しに紫のブラジャーのホックを外した。手早くボタンを外してブラウスの中に手を入れる。ブラジャーをたくし上げて両方の乳房をつかむと紫はか細い声を上げて仰け反った。
「木村さんってば、いろいろと本当に美味しい立場よね。重森も帰って来たみたいだし」
「うっ」
思わず言葉に詰まって順は苦い顔をした。もう、とぼやいて紫が肩越しに振り返る。
「また怒らせたの?」
「いっ、いやあ……。オレはそんな気はないんだけどさあ。あのヒト、何かと言えばすぐに怒るしさあ」
オレのせいじゃないと思うんだけどさ。そう続けてから順は窓越しに水輝の様子を伺った。そろそろ堪えきれなくなった者が水輝の腰をつかんでいる。順はマイクのスイッチを入れて囁くように告げた。
「ほら、欲しいんでしょ? こんなにぐちゃぐちゃにして」
順が煽る言葉を囁きかけた途端、水輝が苦しむような顔で何度か頷く。言わなきゃ、と順が急かすと水輝は悲鳴じみた声を上げた。
『欲しい! 早く、挿れて! めちゃくちゃにかき回して!』
次の瞬間、水輝が激しい声を上げて仰け反る。グッドタイミング、と内心で呟いて順はさっさとマイクのスイッチを切った。一人の子供のペニスを肛門に受け入れた水輝は甘い声で鳴きながら腰を振り始めている。
「あら。こっちがお留守になっているわよ」
くすくすと笑って紫が順の手を押さえる。乳房に導かれた順ははいはい、と苦笑して紫の乳房に直に触れた。
「あれで意識ないんだもんなぁ。よっぽどセックスしたかったのかな」
水輝を眺めながら順は人の悪い笑みを浮かべた。水輝の股間周辺には子供がたかっていてどうなっているかはよく見えない。だがきっとペニスは勃起しきっているに違いない。
「違うわ。水輝さんが欲しいのは……」
言葉を濁して佑が俯く。ありゃ、と呟いて順は紫と顔を見合わせた。
「じゃあ、聞いてみましょうか」
「そだねぇ」
のんびりと言葉を交わしてから順はえへん、と咳払いをした。マイクのスイッチを入れて囁く。
「水輝ちゃん、そろそろ出そうだよね?」
『出るっ、もう、いくっ!』
切羽詰った声で言いながら水輝ががくがくと頷く。実際、犯されながらペニスをしゃぶられているのだ。すぐに射精してもおかしくないほど感じているに違いない。天井を仰いだ水輝の表情は目隠しのベルトのために見えないが、緩んだ口の端からは涎が伝っている。
ちょっと水輝が壊れかけ? みたいな感じですかね!w