※この作品はR-18です。

まやかしの終わり 一部 二人の水輝   作:伊駒辰葉

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エロシーンです!
BL警報、憑依警報、カオス警報色々です!


亡霊? が出たり入ったり 1

 狭いエレベーターを降りて佑はほっと息を吐いた。地下に広がるあの施設にいるだけで妙な緊張に襲われるのだ。水輝を両腕に抱えた順が佑に続いて紫の部屋に入る。水輝はあの後、青年の姿のままでいる。

 

 順に案内された地下の妙な施設には不気味な気配が満ちていた。もし、気配に匂いがあるのなら吐き気くらいはしていたかも知れない。

 

「わたし、何も知らなかったのね」

 

 落ち込んだ顔で言った佑に順が苦笑してみせる。静かに紫の部屋を出た順に従って佑も廊下に出た。順が隣の部屋のドアの前で足を止める。佑は促されるままにそのドアを開いた。

 

 紫の白い家具の並んだ部屋とはまるでイメージが違う。落ち着いたブラウン系の色で統一された家具が配置された部屋は、じゅうたんの色も渋い茶色だ。順がどうぞ、と気軽に言って部屋に入る。佑は促されるままに部屋に入った。広さは紫の部屋といい勝負だろう。

 

「そーんなね。気にすることないっしょ。水輝ちゃん、すっごくむきになって隠してたんだからさ」

 

 そう言いながら順が静かにベッドに水輝を下ろす。おいでおいで、と手招きされて佑はベッドに近づいた。そこでぎょっとして目を丸くする。裸で横たわる水輝のペニスに無意識に目が行ってしまう。何故かは判らないが、水輝のペニスはかたくそそり立っているのだ。

 

「隠すことなんてないのに……」

 

 唇を噛みしめて佑は悲しみに顔を歪めた。のんびりとベッドに乗った順がそうだねぇ、と呑気に笑う。

 

「ま、水輝ちゃんとしてはだね。怖かったんじゃないかな、正直なトコ」

 

 話を続けながら順は着ていたものを脱ぎ始めた。ベルトを取ってズボンを脱ぎ、下着まで脱いで次々にベッドの下に放る。佑は何となく順の放った服を目で追った。

 

「水輝さんを抱くの?」

「そうでなきゃ眠れないだろうしねぇ。あ、キミも居てね。やりたくなきゃ別だけど」

 

 アロハシャツをはだけて順が水輝を後ろ向きで抱き寄せる。水輝は目を閉じてぐったりと順に身を任せているだけだ。

 

「終わるまで外で待ってる」

 

 消沈した面持ちで佑はベッドを離れた。歩き出した佑の背に順が不服の声を投げる。

 

「えー。つまんないじゃん。オレばっか重労働? これでもけっこー、大変なんですけど?」

 

 嘲笑うような声をかけられて佑は足を止めた。振り返ると意外にも真面目な顔をした順と目が合う。

 

「それなら、あなたが出てく?」

「……ノリ悪いなあ、もう。キミがする時はちゃんと席外してあげるから、拗ねてないでおいでよ」

 

 ふて腐れた顔で言う順にため息を吐いて佑は仕方なくベッドの傍に戻った。よいしょ、と順が広げた足の間に水輝を引き寄せる。まるで眠っているかのように脱力してはいるが、これで水輝は眠ってはいないらしい。

 

「それじゃあ、お言葉に甘えて僕がご相伴しますね」

 

 にっこりと笑って佑は身を屈めて順に口づけした。驚いた顔をした順が慌てたように佑を引き剥がす。ちらりと唇を舐めてから佑は首を傾げてみせた。

 

「急に変わらないでよ、もう。びっくりするじゃん」

 

 困ったように笑って順が水輝の尻に手を回す。その途端に水輝はびくんと身体を震わせて掠れた声を上げた。

 

「何かご不満でも?」

「べっつにいいけどね。アンタ出てきたトコで解決しないしょ」

 

 しっしっ、と虫でも払うような仕草で順が佑に手を振る。困ったような笑みを浮かべて佑はベッドの縁に腰掛けた。もう、とぼやいた順が仕方なさそうに水輝の尻を撫で回す。

 

「見てるくらいはいいですよね?」

 

 手は出しません、と念押しすると順はやれやれとため息を吐いた。指先で肛門を弄られた水輝が腰を浮かせて声を上げる。佑は身体を捻ってのんびりとその光景を眺めた。

 

「じゃ、させてやんない。折角、優一郎くんに添い寝させたげようと思ったのになあ」

 

 ぶつぶつと口の中で言いつつも、順は巧みに水輝の肛門を弄り回している。うっすらと目を開けた水輝が中空を見つめながら荒い息を吐く。

 

「ショックを受けているところに、水輝があなたを抱いているところなんて見せられませんよ」

 

 ただでさえ箱入り娘なのに。そう続けて佑は淡い笑みを浮かべた。どうせ順は優しく水輝を抱くつもりなどないに決まっている。そんな佑の考えを肯定するかのようなタイミングで水輝が悲鳴を上げる。急に肛門に指を突き入れられたからだ。

 

「まったくもう……。やわなんだから、みんな」

 

 顔をしかめて言い放ってから順は抱えていた水輝の身体をうつ伏せに横たえた。尻を掲げた格好にされた水輝はシーツに顔を押し付けている。順は肛門に挿入した指を動かしながら水輝の尻に顔を寄せた。

 

「うーん。すぐに出ちゃいそうだな、これは」

 

 既に水輝の肛門から垂れた透明な愛液が肌に幾筋もの線を描いている。卑猥な水音を聞きながら佑はのんびりと自分の股間に手をあてがった。スカートをめくって下着越しに股間をなぞってみる。案の定、下着の底はたっぷりとした愛液を吸収して濡れきっていた。

 

「きちんと貞操観念躾すぎたかなあ」

「なに。アンタでも後悔することあんの?」

 

 嘲笑うように言いながら順が軽く手首を捻る。するとその瞬間に水輝は悲鳴を上げて背を反らした。何かが零れる音がしてシーツに精液が散る。佑は顔をしかめて首を傾げてみせた。

 

「いいえ。可愛いといえば可愛いですし」

 

 こういった場面での実用性には欠けますけどね。そう言って佑はひょいと肩を竦めた。確かに、と苦笑して順が指を前後に揺する。嫌がるように首を横に振りながら水輝が途切れ途切れの声を上げる。射精したばかりのペニスは萎えることはなく勃起しきっている。水輝の身体の下を覗き込んで佑はなるほど、と頷いた。

 

「セックスがなんぼのもんだってぇんだよ。ねー」

 

 歌うような口調で言って順がいきなり水輝の肛門に二本目の指を挿れる。切羽詰った声を上げた水輝が全身を緊張させる。顔を上げた水輝の表情は快楽に緩み、虚ろな眼差しはどこか知れないところを見つめている。

 

「オリジナルの優一郎くんならもっと耐性あるんでしょうけどね」

 

 この娘は本当に箱入りだから。そう言って佑は自分の股間を軽く指先でなぞった。それだけでぞくりとするような快感がこみ上げてくる。どうやら佑はあの地下での光景を見ながらショックを受けたにも関わらず、身体だけはしっかりと欲情していたらしい。下着の濡れ方もただ事ではない。

 

「もっと! 奥まで」

 

 甘いすすり泣くような声でせがんで水輝が腰を振る。はいはい、と苦笑した順が膝立ちになって肛門から指を抜く。

 

「大体ねえ。アンタはドーピングしすぎ。無茶ばっかしてっから、このコとかおかしくなるんしょ?」

 

 しかめっ面で言いながら、順は萎えきっていた自分のペニスを指でつついて強引に勃起させた。濡れそぼる水輝の肛門に先端をあてがってから一気に腰を押し出す。ぬめる音を立てて水輝の中にペニスが納まっていく様を眺めながら、佑はスカートの中に入れた手を動かした。濡れた下着越しにクリトリスを指先で弄る。




佑の肉体に時々、違うのが入っています。
きっと気になって仕方ないんですね!w
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