憑依警報です!!!w
「くだ、さい」
「どこに?」
掠れた声で言った佑にすぐに問い返して順はローターを離した。横倒しになっていた佑の身体を仰向けに戻し、足を開いてその間に身体を横たえてから順はもう一度訊いた。
「あそこに、くださいっ! おねがいしますっ!」
「……んな、怒んなくてもいいじゃあん。優一郎くんってばお茶目なんだからもう」
そう言って順はローターを佑の股間にあてがった。クリトリスにまず触れてじりじりとローターを滑らせる。膣口に触れたところで順は手を止めた。
「ここはオレのが入るからダーメ」
笑いながら順は更に手を動かした。もどかしそうに腰をくねらせていた佑が微かな声を漏らす。
「くうっ! んふっ!」
「力抜いて、いいコにしててね」
優しく声をかけてから順はローターを佑の肛門に強く押し付けた。クリトリスに唇をつけて愛撫しながらじりじりとローターを押し込む。だがこなれていないからか、少しローターが入り難い。順は顔を動かして膣口に唇をつけた。顔を傾けて陰唇を唇で割り開き、舌を伸ばして愛液を啜る。すると佑の肛門は僅かに緩んでつるんとローターを飲み込んだ。
「んあっ! くっ、ううんっ!」
「入った入った。もうちょい奥がいいかな?」
指の感触でローターがしっかりと腸内に飲まれたことを確認し、順は指を舐めた。唾液を塗した指を佑の肛門にゆっくりと挿れ、ローターを押す。佑は悲鳴のような声を上げて腰を跳ね上げた。
「あ、ごめん。いっちゃった?」
全身を緊張させていた佑が荒い息をついて脱力する。ごめんねぇ、と詫びながら順はローターのコードを指で辿ってリモコンのスイッチを入れた。その途端に佑が激しい声を上げて腰を跳ね上げる。
「あふっ! きゃふっ! ああんふっ!」
「可愛い声だねぇ。そそるなー」
にやにやと笑いながら順は手早くズボンと下着を脱ぎ、ベッドの外に蹴りだした。すっかり勃起しきっているペニスを握って身体をずらす。毛布から顔を覗かせた順は真っ先に佑に口づけした。嬌声を上げていた佑が夢中で順の首をかき抱いて舌を絡ませる。ローターの動く低いモーター音が響いている。
長く深い口づけを終えて順は顔を上げた。ペニスの先端で佑のクリトリスを捏ねる。
「んふっ! もう……これ以上は、本当に……」
切ない顔で佑が訴える。それを見た順はもっと焦らしたい衝動に駆られたが、何とか欲望を抑えて頷いた。
「んじゃ、いくよん。ローター入りだから意識飛ぶくらい気持ちいいよぉ、きっと」
そう笑って順はペニスの先端を佑の膣口にあてがった。両手に佑の腰を抱いて一気に膣内にペニスを挿入する。柔らかく、それでいて適度な締め付けのある佑の膣壁に擦られて順は微かに呻いた。
「あっ! あんっ! ああんっ! 茜、さあんっ!」
順の背に手を回した佑が高い声で鳴いて腰を動かす。性行為そのものではない、全く別の感覚に囚われかけていた順は慌てて頭を振った。するとそれまで喘いでいた佑がとろんとした目で順を見つめて首を傾げる。
「茜……さん?」
「あっ、ごめーん。気が削がれちゃった? いや、実はねー。今日は気合い入れて肉の器を脱いできちゃっててさー」
あはは、と軽く笑いながら順は頭をかいた。だから性行為以上の快楽があるのだと順は説明した。すると佑が困ったように微笑んで首を少しだけ起こす。佑の方から軽く口づけられて順は驚きに目を見張った。
「それなら、僕が気持ちよくさせてあげますよ」
にっこりと佑が微笑む。それを見た順はげっ、と呻いて慌てて佑から離れようとした。だが佑はがっちりと順の首に手を回している。
「ちょ、ちょっと! オレはアンタと寝る気はないよ!」
慌てて言って順は腰を引いた。だがペニスが抜けきる前に佑が足を伸ばして順の腰を拘束する。
「つれない事言わないでくださいよ。僕とあなたの仲じゃありませんか?」
相変わらずにっこりと笑ったままで佑が言う。姿形は佑でも、いま喋っているのは佑ではない。それを本能的に理解していた順は冗談じゃない、と呻いて佑の拘束から逃れようと身をよじった。だが佑がその瞬間に順の左の肩を強く押す。身体を起こそうとしていた順は唐突に突かれてその場に引っくり返った。
「ヤだってば! うわあん、犯されるー!」
順は馬乗りになった佑を懸命に引き剥がそうとした。だがそうしている間にも佑がさっさと腰を動かし始める。うわ、と呻いて順は歯を食いしばった。肉の器がないために剥き出しの力と力が擦れて、とんでもない快楽が襲ってくる。
「焦らしすぎですよ。彼は女性としては、ほとんど経験ないんですから」
経産婦ですけどね。囁くように言って佑がにっこりと笑う。勘弁してよ、と呻いて順は衝動を何とか堪えた。
「だからって、アンタが出てこなくてもいいでしょ!? ヤ、ヤだよう! 気持ち悪い! 早く退いてってば!」
自由になる腕を振って何とか佑を捕まえようとするが、佑は順の伸ばした腕をいともあっさりと避ける。順の身体はいつの間にか見えないものに拘束され、ベッドに括りつけられているのだ。
「だからと言って、光の標と交わるわけにはいかないでしょう? 僕で我慢なさい」
くすっと笑って佑が背後に手を回す。佑は肛門から伸びていたピンク色のコードをつかみ、あっけなくローターを抜いた。嫌な予感を覚えて順は引きつって首を振った。
「じゃ、最初っからこーなる予定だっ……ちょ、なにしてんのさ!?」
真っ青になって順は早口で喚いた。佑がペニスを膣にくわえ込んだまま、くるりと身体の向きを変えたのだ。
今回は佑を通して、たまに違うのが出てきます……。